Coolier - 新生・東方創想話

ある幻想少女たちの七夕

2014/07/10 02:13:23
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 じめじめとした梅雨の最中、珍しく一日中雨の降らない日があった。
 幻想郷は湿気で蒸し暑い夏を迎えようとしていたが、それまでの雨で気温が下がり、なおかつ丸一日雨が降らなかったことで湿気もそれほど感じなくなったせいか、その日は珍しく朝から晩まで涼しいと思える日和であった。加えて、適度に心地よい風が幻想郷に吹き込み、そのことがじめりといやな感触が燻っていた幻想郷の人妖の心に、ぱっと小さな一輪の花を咲かせたようなのだ。人里は久々に活気を取り戻して夜が更けても賑わい続け、妖魔の連中は真昼間から元気に人を脅かしからかっていた。
 所変わって博麗神社である。久々の日差しにも「あら。今日は晴れたのね」くらいの感慨しか抱かなかった楽園の巫女、博麗霊夢は、幻想郷全体が活気づいていることは肌では感じていたものの、遠くの喧騒を特に気にすることも無く、普段通りの一日を過ごしていた。いつものように社や周辺を整い清め、一通りの奉仕活動を終えた霊夢は、夜が来るまで神社の縁側でのんびりとお茶をしばいていたのだった。幻想郷を優しくしていった風は博麗神社にも吹いて、霊夢の心を穏やかに落ち着かせていった。

「今日は良い日だったのね」

 さらさらと静かに吹き込む風に、霊夢はふっと笑みを浮かべる。軒先には一本の笹の木が、風に合わせるように緩やかに揺れている。さわさわと耳に障らないざわめきが、少し早めに出していた風鈴の音色と相まって、霊夢にこの上ない心地よさを感じさせた。それは幻想郷全体に満ちているものと同じものだ。霊夢は、今日が特別な日になることを予感した。
 空に星が瞬き始めた頃、一条の流れ星が夜空を走った。そしてそのまま流れ星は消えることなく、やがてキラキラと光って輝きを纏った人の形をもって、霊夢の前へ舞い降りた。

「よぉ、霊夢!」
「あら、魔理沙。遅かったじゃない」

 光り輝く普通の魔法使い、霧雨魔理沙は、またがっていた箒からふわりと華麗に降りて霊夢と向き合った。

 今日は7月7日。梅雨の中、珍しく晴れた幻想郷の七夕であった。



「おぉ、ちゃんと笹の木がある! わざわざ用意するの大変じゃなかったか?」
「うぅん、ちっとも。妹紅に頼んで持ってきてもらったのよ」
「ははは。あいつすっかり便利屋みたいだな。前に人里に行ったとき、農作業のオバちゃんを手伝ってるの、見たことがあるぜ。しかも伊達じゃなく様になってて、すごく馴染んでた」

 魔理沙は快活に笑う。魔法の残滓がまだきらきらと彼女の周りを回って、霊夢には魔理沙の笑顔がいつもより輝いて見えていた。

「今まで何してたの?」
「ちょいと人里へな。なんか楽しそうな空気を感じたんだが、これが大当たりだったぜ。なんかお祭りでもやってんのかってくらい、里が賑わってるんだ。屋台の兄ちゃんたちが張り切っててさ」
「本当にお祭りみたいじゃない。さぞ、楽しかったんでしょう?」
「あぁ、いるだけで楽しさが伝わってくるんだ。このところずっと雨だったから、みんな鬱憤が溜まってたんだろうな。それを全部吐き出したくて、みんな興奮してるんだ。ついでにその熱気に河童が中てられちゃって、それならこの感情をまとめて全部空に打ち上げるぞぉー、って」
「あら。それじゃここでも楽しめそうね」

 魔理沙はつかつかと縁側に近づいて「ここ、良いよな?」と尋ねると、返事を待たずに、流れるようにすっと霊夢の隣に座っていた。魔理沙が博麗神社に遊びに来て霊夢が縁側にいるとき、魔理沙がこうやって霊夢の隣に座るのが、完成された形式美のようになっていた。それは二人にとって最も整った形であり、最も気持ちよく、無理のない感覚だった。
 だが、今日はほんの少しだけ違っていた。いつものように座った魔理沙と霊夢の距離は、いつもと比べると今日はほんの少し近かったのだ。こんな些細な違いが、二人の間に流れる空気をより濃密なものにしていっている。言葉に出来ない感慨を覚えながら、霊夢はいつもと違う違和感を受け入れ、むしろ楽しみつつあった。

「魔理沙は七夕に、何をお願いする?」
「んん、そうだなぁ。やっぱり、もっと魔法をうまく使えるように、だな!」
「ふふっ、魔理沙らしいわね」
「それだけじゃない。パチュリーやアリスのような魔法使いよりも、もっとずっと強くなって、そしていつか霊夢! お前に弾幕ごっこで勝ってみせるぜ!」

 魔理沙は挑戦的なドヤ顔で、ビシィッと霊夢に指を突き付ける。ちなみに最近の二人の弾幕ごっこの成績は、霊夢がわずかに勝ち越しているはずであった。もう何十回と戦りあっているから正確な勝敗率は二人とも把握していないのだが、最近魔理沙の負けが込んでいるので、二人の間ではそういう認識なのだ。一方、挑戦を受ける側となった霊夢は全く動じることなく、静かにお茶を啜ってみせた。

「勝ってみせるって、いつも勝ったり負けたりじゃない」
「違うぜ、霊夢。私はまだ、本当の意味でお前に勝ったことが無い。私が勝った時はいつも、私にとって色々な点で運が良かったか、霊夢の調子がどことなく悪かった時だ。だから終わった後はいつも反省ばっかり。あの時、ああすれば良かった、こうすれば良かった、だけじゃない。あの時、もしこんな風にやられていたら、って考えると背筋がぞくっとする。そうならない様に必死で努力して、全部克服して、そして万全の状態で霊夢に挑んで勝ちたいんだぜ」
「それだと、私も万全の状態で行かないとフェアじゃないと思うんだけど?」
「もちろんそうだ。だから霊夢、いつ何時、万全の私に挑まれてもいいように調子を整えておいてくれよ?」

 なんとまぁ無理難題をおっしゃる。霊夢は可笑しそうに独り言ちた。運も実力のうち、とは考えないのだろうか? だがそんなことを言ったところで、魔理沙はきっと納得しないだろう。頭では理解しようとしても根っこの思考部分が理詰めで固まっているから、そういう考え方自体を拒否しているに違いないのだ。努力をすればした分だけ、必ず自分を成長させると信じている人間によくあることである。そして魔理沙はそういう人間だった。だが霊夢は、ともすれば自分とは真反対の位置にいるように思えるこの普通の魔法使いのことが嫌いではなかった。

「ところで霊夢。霊夢は七夕に何をお願いするんだ?」
「そうね……」

 ふわっ、とまた風が吹いた。
 笹のざわめき、風鈴の涼の音色とともに、星を眺める霊夢の心が静かに揺らいだ。いつもはピンと張り詰めた水面の様に動じない霊夢の心が、波打つように揺らいでいる。決して表情には出ない、それどころか感情としても捉え切れないほどの小さな動揺が、優しい風と共に霊夢の心に揺らぎを生じさせていた。今日幻想郷に吹いた風は、人を素直にさせる風だったのだ。
 振られた話題について思うこともあった。だから霊夢は、意識せぬままこんな風に答えていた。

「好きな人ともっと一緒にいられますように、って」

 言ってみてから、自分は何を言っているんだろう、と霊夢は頬を赤く染めた。そしておずおずと魔理沙の方を見ると、魔理沙も自分と同じくらい顔を真っ赤にして、伏し目がちにこちらを見ているのだった。

「お、おぅ。そうか」
「何よ」
「いや、なんでも……ないことはないな」
「どっちなのよ」
「なんでもあるぜ。……最近、雨続きだったからさ」
「だから?」
「寂しかったんだろ」

 そこまで言うと、言わせんなよ恥ずかしい、と魔理沙は呟いて、帽子のつばを下げて顔を隠してしまった。霊夢はすぅと深呼吸をして、大きく溜息を吐いた。

「そうね。きっとそう。私、魔理沙に会えなくて寂しかったのよ」
「……そうか」
「嬉しくないの?」
「いや、いや。嬉しいぜ。この上なく嬉しいんだ。ただ、お前からそんな風にストレートに言われるのは、初めてだったから……」

 ちらちらと帽子の陰から霊夢を覗く様に見ていた魔理沙はそれだけ言うと、もう一度帽子を深く被り直して、今度こそ完全に沈黙した。魔理沙が見せた一連の仕草は一つ一つがいじらしく、霊夢は魔理沙に告白された時以上に愛おしさを覚えるのだった。
 夜空に瞬く星の数が、さっきよりも増えている。星空を見上げながら霊夢は、誰に向けるのでもなく、独り言のように自分の想いを口にし始めていた。

「ここ数週間でね、気付いたことがあるの。ずっと雨が降って、魔理沙が来なくて、当然参拝客もいなくて、私はずっと一人で過ごしてた。それで心にもやもやしたものが溜まってて、それはきっと湿気のせいだって思ってた。けど多分それは違う。きっと魔理沙に長いこと会えなくて寂しかったんだと思う。
 私ね、魔理沙が私に告白した時、正直それってどうなの、って思ってた。人が人を好きになる、ってことがよく分かってなかったの。私のどこが好きなんだろうとか、どういうところが良いんだろうとか、そんなことが疑問に思ったんだけど、貴女に会うたびにうやむやになっちゃって。告白される前と後であんまり生活が変わらなかったから、好きな人がいても自分は変わらないものなんだって思ってた。私も魔理沙のことが好きって実感が、私の中にあんまり湧いてなかった。だから今の今まで直接的な言葉で言えなかったのね。
 だけど、今なら分かるような気がする。魔理沙のことが好きって感覚が、理解できるような気がするの。魔理沙に会えなくてもやもやしてた時、心が時々きゅっと締め付けられるような感じがしてた。あまりにも湿気てるせいで病気になったのかなって思ったけど、それって多分好きな人に会えなくて寂しいって感じることだったんだ。そして今はね、心が安らぐ感じがしてる。魔理沙の仕草がいちいち可愛くて、笑顔が眩しくて、恥ずかしがる貴女に、なんだかほっとするの。これが好きってことなのね。心が辛い感じがしたり、和らいだりする。恋心って不思議ね」
「霊夢、霊夢」
「なに?」
「霊夢、泣いてる。涙が出てる」

 ふえぇっ?と霊夢は素っ頓狂な声を上げた。さっきまで小動物のように帽子に隠れていたのに、いつの間にか魔理沙はその帽子を取って、真剣な表情で霊夢の話を聴いていたのだ。魔理沙に指摘されて初めて、霊夢は自分の頬を伝う暖かいものにようやく気付いたのだった。

「あぁ、どうして? なんで私、泣いてるのかしら」
「さぁ。なんでだろうな」

 魔理沙は手を伸ばして、霊夢の頬の涙を指で拭った。顔に触れる魔理沙の手は暖かい。

「私は悲しいのかしら。でも悲しむようなことだったかしら」
「嬉しいときも人は泣くって言うぜ。でも、それともなんか違う気がするな。強いて言うならば……そうだ、霊夢は感動してるんだと思う」
「感動してる?」
「霊夢の心が震えて、揺れ動いてるのさ。普段の霊夢はさ、何事にも動じずって感じだろ。でも今日は、なんかいつもとは違う、特別な感じがするんだよ。梅雨の中で珍しく晴れて、それでみんなが興奮してるみたいに、そんな風な『いつもと違う』って感じが幻想郷中にあるみたいなんだ。普段人前に出て来ない河童連中が、わざわざ騒ぎまくるくらいだぜ? 霊夢がどうかなったって不思議じゃない。きっとそれで心が敏感になって、今まで気付かなかったことに気付いたり、分からなかったことが分かったりしたんだと思う。
 それで分かったことが、その、『好き』ってことだからさ。誰かを好きだって感覚は、重くて、大変で、緊張することだから。そんなものを真正面から受け止めたら、さすがの霊夢だって動揺するんじゃないかな。まぁでも、人の気持ちは分かっても、人の心までは流石に分かんないから、全部私の推測でしかないんだけど」

 魔理沙の言うことが、霊夢にはなんとなく理解できた。そしてその推測も多分当たっているのだろうと思えるのだった。

「難しいのね。恋って」
「単純だよ。難しく考えるから、ごちゃごちゃと複雑に見えるだけさ」
「魔理沙は大人なのね。私は鈍感よ。自分の気持ちにも気づけなかったなんて」
「それに気づくだけ、霊夢も成長してるぜ」
「私は間違った気持ちであなたと接していたわ」
「気にしてないぜ。そういうのも含めて全部、私は霊夢が好きなんだ」

 人が誰かを好きになったとき、その人は好きな相手の事なら、些細な間違いくらい気にならなくなるものなのだ。恋は盲目、とはよく言ったものである。

「ありがとう。……魔理沙はすごいわ」
「私は普通だぜ。でも、霊夢が好きって感情だけは誰にも負けない」

 魔理沙は言う。『好き』という感情は直線なのだと。想う相手に向かって全力で突っ走る。それが魔理沙の恋理論だ。恋力はパワーなのだ。

「霊夢、約束するぜ。これからは一週間に一度は必ずここに来て、霊夢と一緒にいる。どんなに雨が降っても、風が吹いても、雪が降ってもだ。もう決して、霊夢に寂しい思いはさせないぜ」
「仮に、魔理沙と私の間に天の川があって、一年に一回しか会えないとしても?」
「橋が架かるのを待ってる私じゃないぜ。架かってない橋は自分で架ける。マスパで一気にな」

 魔理沙から飛び出た予想の斜め上の答えに、霊夢は思わず吹き出していた。

「ふふっ。魔理沙ってば、マスタースパークでどうやって橋を架けるっていうのよ」
「簡単だぜ。私のマスパは光よりも速い。撃った瞬間にそれに乗れば、あっという間に霊夢のところに辿り着くさ」

 普段聞いたら一笑に付しそうな魔理沙のトンデモ理論である。だが今の霊夢はそんな魔理沙を笑うことは無く、むしろ自信を持って言い切ってみせた魔理沙に魅力さえ感じていた。
 魔理沙は努力の人間だ。だが、魔理沙の努力は普通の努力とは違う。魔理沙は努力すればした分だけ、本当に成長していく魔法使いなのである。まだまだ荒削りで、引き出しも少なく実力も未熟なところが多い魔理沙だが、経験を積み修練を重ねてきたことで、以前と比べて着実に成長してきていることを霊夢は知っていた。だからこそ、魔理沙の言うことは夢物語なんかではなく、いつか本当に実現しうるかもしれないと期待すらしてしまうのである。そして、それは決して自分が持ち合わせないであろう魅力であるが故に、霊夢は今、この魔理沙という少女にこれ以上ないくらいに惹かれているのであった。

「あぁ、すごく胸がドキドキする。これが恋なのね……」

 霊夢はようやく、恋心というものがどんなものなのか、少し分かったような気がしたのだった。



 ヒューーーンと空気を裂くような音が響き渡り、数瞬後に幻想郷の夜空に大輪の花が咲き乱れた。河童特製の尺玉は、人里から離れた博麗神社からもよく見えるものだった。

「わぁ、すごいじゃない。あれ」
「まったくだぜ。にとりもすごいもん作るなぁ」

 神社の縁側から花火を眺めていた霊夢と魔理沙は、色とりどりの花火が上がる度に歓喜の声を上げた。
 河童の花火はカラフルなものや巨大なものから、やがて特定の形を持ったものに変化していく。猫、狸、狼、果ては誰かの顔を模したようなものまで現れた。

「あれは……レミリアかしら」
「モケーレ・ムベンベっぽいから、多分そうだな。隣で船漕いでるのは美鈴かな?」

 二人は花火が上がる度に、誰かの顔だと言い合い、そして笑いあう。充実した時間が過ぎていった。

「ねぇ、魔理沙」
「なんだぜ?」
「もう少し、近くに行っても良い?」
「……うん」

 霊夢は少し近づいて、魔理沙と肩を並べるように座った。二人の間に、距離は無くなっていた。


 風が静かに吹いた。それは、幻想郷を優しくする風であった。
調べてて分かったんですが、七夕の日は比較的雨が降りやすく、当日にきれいな夜空を見るのは難しいのだとか。そういえば小学校時代の七夕イベントは体育館の中でやる事が多かったなぁ
台風も近づいてますので、皆さん気を付けてくださいね

7/11追記
読了ありがとうございます。当方、ss書きとしては経験が浅く、どこまで皆様に受け入れられるか不安で不安で仕方ありませんでした。
なので作品に残された評価やコメントを見て、とても励みになりました。本当にありがとうございます。
この経験を糧とし、反省して、次の作品へのモチベーションにつなげていきたいと思います。

コメント返信です
>1様
設定を作りこまず、安易に作品を創った結果であると思っています。指摘のコメントを見たときは血の気が引きました。
レイマリ愛だけではどうにもならないこともあるのです。次への反省にします。

>奇声を発する程度の能力様、テル様
7月7日に思いついた勢いで書いたものです。勢いって大事です。その分、ミスが出ないように注意しないといけませんが。
良い発想を思いついた時のアイデアというのは生ものなのです。今回のレイマリはまさにそれでした。

>5様
私も、この二人が幸せになればと思います。作者自身が言うのもなんですが、改めて読み直すと、二人がまさに思春期してて自分が萌え死にそうになりました。

>非現実世界に棲む者様
ちょうどその描写を描いていた時間が真夜中回っていて、もう普段なら夢の中で遊んでいてもおかしくないような時でしたので、とても奇妙なノリだったのを覚えています。
最後くらい、少しはギャグ入れても良いよね → 花火でありえんことしよ → 顔ネタ → ネタ要員レミリア → モケーレッッッ

御理解いただけましたでしょうか。

>絶望を司る程度の能力様
私の霊夢ちゃんはとても勘が良くてありえないほど鋭いのですが、自分のことに関してはとんでもなく鈍いのです。とくに恋心に関しては。
よき理解者がそばにいてくれて、霊夢は幸せ者です。

7/12以降のコメント返信は評価欄にて行っています。

>紅川寅丸様
読了および評価ありがとうございます!
私の中の魔理沙は輝く女の子のイメージがありますので、あのような登場シーンになりました。一番しっくりくる場面だと思っております。
当時の自分の中の最善を尽くした作品でした。未熟で表現に粗が目立ちますが、最近では感じにくくなってしまった新鮮な感性を思い出させる作品で、これを見るたびにそれを忘れないようにと思うのです。
大根屋
http://www.pixiv.net/member.php?id=3114777
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コメント



0.210簡易評価
1.80名前が無い程度の能力削除
レイマリ可愛いのぅ。
しかしマスパに乗るってブレイジングスターじゃ…。
2.無評価大根屋削除
>1
あぁー 言われてみれば確かに!! そいつの存在をすっかり忘れてました。恥ずかしいいいい

修得前ってことで一つ……
3.70奇声を発する程度の能力削除
良いレイマリでした
5.70名前が無い程度の能力削除
二人が幸せそうで何より
6.90非現実世界に棲む者削除
魔理沙のミルキーウェイは引き離すのではなく、引き寄せるものだとこの作品を読んでそう思いました。
にしてもモケーレムベンベは吹いたwww
明らかに喧嘩売ってますよねこれwww
和やかなレイマリをありがとうございました。
7.80絶望を司る程度の能力削除
霊夢の恋が本当の意味で始まりましたね。
8.90テル削除
これは良いレイマリでした
13.100名前が無い程度の能力削除
こう、素直というかストレートなお話は読んでいて心地良いですね
カラッと晴れた日に似合っていると思います
14.無評価大根屋削除
>13様
読み手に心地よさを与えた。この作品において、これほど物書き冥利に尽きる褒め言葉は無いと思います。
読み手に対し、思うままに書き手の望む感情を引き出せる技能を持つ、というのは物書きが欲するものの中でも最上のものであると考えていますから。
15.100紅川寅丸削除
大変丁寧な内面描写で感服いたしました。
また、魔理沙の登場シーンが映画のようで、うっとり。
良質な掌編でございましたね。
16.80ミスターX削除
>1
>2
マスパを後ろに撃って敵に向かって突撃する技だと思ってました。