零日
新しい帳面を買った。
たまには三日坊主にならないような日記を
書きたいから、簡単な覚書だけをしようと思う。
一日
最近の悩みの種はいつもあいつのことばかりだ。
今日も勝手に部屋に入ってきて勝手に一人で喋って
いつのまにかいなくなる。
いい加減にして欲しい。
ニ日
今日は宴会だった。
珍しく紫が片付けを手伝ってくれた。
本当に珍しいこともあるもんだ。
三日
紫は昔の話をたまにする。
私の話らしいけど私はちっとも
覚えていないからその度に
ちょっと寂しそうな顔をする。
なんだかあんまりそんな顔はさせたくない。
四日
月が綺麗だった。
ただ満月の時は星があまり見えないのが
残念だ。紫にそう言ったら
「欲張りなのね」と頭を撫でられた。
子供扱いされてるのに
あまり嫌な気持ちになれないのはなんでだろう。
五日
雨が降っていた。
まあ関係なく紫は来る。
お酒を持ってきてくれたので
邪険にしないであげた。
私は最近寛容です。
六日
今日は紫が来なかった。
その代わりみたいに魔理沙が来た。
まさかの恋の悩みだった。
相手は教えてくれなかったけど、
それって私に相談する話じゃないわよね。
七日
はた迷惑な姉妹が来た。
しばらくは談笑してたけど
途中で姉妹ゲンカになって神社が半壊した。
こういう時にこそ紫がいてほしいってのに。
八日
紫が来た。
久しぶりだったのでついお菓子を
振舞ってしまった(手作り)
二つしか用意しなかったので
藍が微妙な顔をしていた。
そういえばなんでいつもあいつ
紫にくっついてくるのかしら?
九日
紫が来た。
藍もいた。
たまには、一人で来れば?と
言ってみた。
顔を見合わせていた。
私もなんであんなことを言ったのか
わからない。
十日
今日は誰も来なかった。
あの二人のことを
考えていた。
一緒に住んでるんだっけ。
羨ましい。
あれ?
十一日
紫と
今日はやめておく
十二日
十三日
紫だけでいいのに
十四日
十五日
十六日
二週間続かなかった。
読み返すと紫のことしか
書いてない。
馬鹿みたい
十七日
十八日
魔理沙がなんか妙に
優しかった
十九日
言おうかな
言えるわけないじゃない
馬鹿じゃないの
二十日
藍がいなかったら
私のそばにいてくれたのかな
二十一日
二十二日
こういうの私らしくないね
二十三日
二十四日
二十五日
二十六日
二十七日
泣いたら結構すっきりした
二十八日
二十九日
三十日
魔理沙が来た。
妙に真剣な顔してた。
なんにも言わないで帰ってった。
なんだったんだ一体
三十一日
天気が良かった。
気になったから魔理沙の家に
行ってみた。
私のこと
好きなんだって。
吃驚した。
ちょっと迷った。
OKした。
おしまい。
新しい帳面を買った。
たまには三日坊主にならないような日記を
書きたいから、簡単な覚書だけをしようと思う。
一日
最近の悩みの種はいつもあいつのことばかりだ。
今日も勝手に部屋に入ってきて勝手に一人で喋って
いつのまにかいなくなる。
いい加減にして欲しい。
ニ日
今日は宴会だった。
珍しく紫が片付けを手伝ってくれた。
本当に珍しいこともあるもんだ。
三日
紫は昔の話をたまにする。
私の話らしいけど私はちっとも
覚えていないからその度に
ちょっと寂しそうな顔をする。
なんだかあんまりそんな顔はさせたくない。
四日
月が綺麗だった。
ただ満月の時は星があまり見えないのが
残念だ。紫にそう言ったら
「欲張りなのね」と頭を撫でられた。
子供扱いされてるのに
あまり嫌な気持ちになれないのはなんでだろう。
五日
雨が降っていた。
まあ関係なく紫は来る。
お酒を持ってきてくれたので
邪険にしないであげた。
私は最近寛容です。
六日
今日は紫が来なかった。
その代わりみたいに魔理沙が来た。
まさかの恋の悩みだった。
相手は教えてくれなかったけど、
それって私に相談する話じゃないわよね。
七日
はた迷惑な姉妹が来た。
しばらくは談笑してたけど
途中で姉妹ゲンカになって神社が半壊した。
こういう時にこそ紫がいてほしいってのに。
八日
紫が来た。
久しぶりだったのでついお菓子を
振舞ってしまった(手作り)
二つしか用意しなかったので
藍が微妙な顔をしていた。
そういえばなんでいつもあいつ
紫にくっついてくるのかしら?
九日
紫が来た。
藍もいた。
たまには、一人で来れば?と
言ってみた。
顔を見合わせていた。
私もなんであんなことを言ったのか
わからない。
十日
今日は誰も来なかった。
あの二人のことを
考えていた。
一緒に住んでるんだっけ。
羨ましい。
あれ?
十一日
紫と
今日はやめておく
十二日
十三日
紫だけでいいのに
十四日
十五日
十六日
二週間続かなかった。
読み返すと紫のことしか
書いてない。
馬鹿みたい
十七日
十八日
魔理沙がなんか妙に
優しかった
十九日
言おうかな
言えるわけないじゃない
馬鹿じゃないの
二十日
藍がいなかったら
私のそばにいてくれたのかな
二十一日
二十二日
こういうの私らしくないね
二十三日
二十四日
二十五日
二十六日
二十七日
泣いたら結構すっきりした
二十八日
二十九日
三十日
魔理沙が来た。
妙に真剣な顔してた。
なんにも言わないで帰ってった。
なんだったんだ一体
三十一日
天気が良かった。
気になったから魔理沙の家に
行ってみた。
私のこと
好きなんだって。
吃驚した。
ちょっと迷った。
OKした。
おしまい。
魔理沙ちゃんには頑張って霊夢を幸せにして欲しいものです。
やはり妖怪と人間では越えられない壁があるんですかね
面白かったです。
これに尽きる
できればその後の霊夢さんの幸せな日常も読みたいです。
良いレイマリでした。
やっぱりこの魔理沙ちゃんはツインテだったんですかね?
とりあえず魔理沙頑張れマジ頑張れ
ちょっぴり切ない気分になれました。
空白の日にちが特に色々考えさせられて良かったです。
贅沢な話ですが、これに相対する紫サイドとかがあれば・・・とか考えてしまいますね。
妄想するだけでも十分楽しいんですけどね
こういう自由に想像させる文章もいいですね。この日記は現在進行形だったのか、誰かが見返しているのかによっても捉え方が違いますね。とにかく今後はこちらの活動も楽しみにさせていただきます
霊夢の思春期な心情がよく表現されていてGoodでした。
次はゆかりんの!ゆかりん視点のお話を是非!
覚えのある組み合わせ。
まさかと思ったらご本人でしたか!
魔理沙がんばれ、幸せにしてあげてください
恋や愛に打算をつけるという成長物語なんですかね
紫にフられて心傷の霊夢を狙った魔理沙はしたたかかも
霊夢が紫を想うほど魔理沙は本気じゃないのかも知れません
真相はともかく霊夢の揺れる心が上手く描かれてると思いました(小並感
ハマーさん創想話デビューか、イラストとお話で二度楽しめる時が来るのかと思うと胸が熱くなるな、応援してます
いやー、ハマーさんの名前をここで見る日が来ようとは、ついぞ夢にも思っていませんでした。
ハマーさんと電動ドリルさんは、自分にゆかりんの可愛さを教えてくださった方々なので、とても楽しみにさせていただいています。
これからの活躍を期待するとともに、さらなるゆかれいむ(もしくはゆかてん)を楽しみにさせていただきます。
ゆかりん可愛いよゆかりん!!(ぉ
こっちでも紫さんが登場していて安心しました(笑)
頬がゆるむイラストと共に、素敵なSSも期待しております。
霊夢さんが切なくて、でも可愛いかったです。
短い言葉の中から色とりどりな情景が見えてくるのがすごかったです
それに間が本当に素敵で、もう何とも言えません
レイマリ可愛いすばらしい!
絵と文が合わさり最強を目指してください!
何処が悪いとかじゃなく全体的に満遍なく悪い
何故こんなに高評価ついてるのか理解出来ない