Coolier - 新生・東方創想話

君の夢を見たと笑う君に

2013/08/18 21:18:10
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君は空を高く飛ぶ、何処までも何処までも



夏の暑い日、風鈴は涼しげな音を立てていた。
空には意味ありげな入道雲が控え、夕立を連想させていた。

「霊夢」
「……あによ?」

全身から噴き出る汗に塗れながら、それでも日蔭の風は涼やかだった。

「……何でもない」
「はぁ?」
「何でもない」
「意味分からないわ」
「ごめんなさい」
「別にいいわよ」
「うん」

魔理沙の額にも玉のような汗がぽつぽつとみられて、茹(う)だっていることがわかった。
お互いが畳に横たわり、暑苦しい熱気の中天井ばかり眺めていた。

「紅魔館とか涼しいんじゃないかな?」

そこで魔理沙が想像したのは紅魔館の人気のないひんやりとした廊下だった。

「……やめときましょう、ただでさえ熱いのにジメジメしててダブルパンチくらいそうだわ」

陰気くさいったらありゃしない。
霊夢はそう零して首を振った。

同じ紅魔館でもお互いに抱くイメージが違うことが魔理沙はおかしかった。

「ならやめとこう」
「そうね、やめるべきだわ」

静まり返った神社に蝉の声だけが騒々しく響いていた。
そういえばと思いなおして魔理沙が口を開いた。

「そういえば萃香はどうしたんだ?」
「暑いからっつって地底に潜っていったわ」

……鬼ですら茹(う)だるとはこの太陽もなかなか小癪である。

「じゃあ地底に行こう」
「嫌よ」
「……どうして?」
「だって灼熱地獄があるのよ?あそこ」
「あ~うん」

確かに想像するだけで死にそうだった。
直射日光はないけれど、太陽のプロミネンスじみた自然現象の脅威に脅かされること請け合いのような印象だった。

「だって普段なにしてるの?って聞いた時に“地下で核融合をしています!”って元気に答えるような娘がいるのよ?」
「それはなんというか……」
「絶対にあの娘アホの娘よ?」
「うん」
「だから地底にはいかないわ」
「……うん」

何か知らないうちに地底に行かない話になっていて、魔理沙は最初何の話からそうなったのか一瞬考えてしまった。

「なんでそんな場所を萃香は避暑地に?」
「知らないわよ、そんなの」
「うん、そうだよな」

霊夢がそんな所に興味を持たないのは知っているから別にそう返ってきても驚きはしなかった。

「じゃあ白玉楼は?」
「やめなさい、あなた死にたいの?」
「いや、うん、死にたくはないかなぁ……」

若干の冗談にかなりの真顔で返されて魔理沙は逆に困った。

「大体、暑さなんて基本どこもかわらないわよ」
「竹林、人里、マヨヒガ、妖怪の山、命蓮寺……」

思いつくところは確かにそんなにかわらなさそうだった。

「湖で水遊びとか」
「主に喰われてもいいなら私は何もいわないわ」
「……幻想郷って怖いな」
「ええそうよ、幻想郷は怖いのよ」

今気が付いたの?みたいに言う霊夢。

「天界はどうだろう、空高い涼しいし、雨だってふらないよ?」

なんせ雲の上だから!魔理沙はちょっと得意げになった。

「紫外線であなたの肌はボロボロよ」
「絶対天界にはいかない!!」
「そうでしょう?」
「うん」

そんな紫外線が気になるところで天人たちは桃を食いながら適当に蹴鞠でもしているのかと思うと、人生の後半戦でくる揺り返しに背筋が凍る思いだった。

「天人はいいのか?」
「だって天人だもの、普段から不老長寿の仙桃喰ってんのよ?肌の沁みなんて目じゃないわ」
「……初めて天人に憧れたね、私」
「でも遊びは蹴鞠くらいよ?」
「……やっぱり天人には向いてないね、私」
「そうよ」
「そうだね」

会話はひと段落して少しの沈黙が二人に下りた。
そこにまたチリンと涼しげな風鈴の音が鳴る。

「夏ね」
「夏だね」

霊夢のしみじみとしたつぶやきとそれに応じる魔理沙。

「そういえば持ってきたスイカは?」
「水につけて冷やしてあるわ」
「いいね」
「そうでしょ?」

空は高く何処までも何処までも抜けるような蒼さがあった。
そうはいっても太陽は少しづつ傾きはじめ、一刻一刻と斜陽を見せ始めていたけど。

「霊夢、最近空飛んだ?」
「ううん」
「なんで空飛ばないの?」
「暑いから」
「ほんと?」
「ほんと」

古臭い博麗神社の畳は寝転がるとチクチクと痛かった。
そこをゴロゴロと転がる魔理沙。

「じゃあ秋になったら空を飛ぶのね?」
「飛ぶんじゃない?」
「ならよかった」

入道雲は段々とこちらに近づいてきていた。

「道具屋はいいの?」
「大丈夫、旦那に任せてきたよ」
「そう」
「そうなの」

暑い暑いこの夏は何時まで続くのだろう。

「最近さ、腰が痛くてたまんないんだ」
「うちの神社階段多いしね」
「うちの小さいの産んだあたりからずっとなんだ」
「もうおばあちゃんね」
「そうなの、私、歳をとったよ」
「そうね」
「おばあちゃんだよ」
「そこまでじゃないわよ」

さっきまで言っていたことと全く逆のことを言う霊夢に魔理沙は嬉しくなる。

「結局霊夢は動きたくないだけなんじゃないの?」
「……そうよ」
「夏は暑いものね」
「そうよ」
「雨が降るわ」

その声を合図にしていたように夕立が軒先を濡らした。

「これで打ち水もいらないわね」
「ええ」
「なによ、うれしくないの?」
「魔理沙、時間は大丈夫なの?」

巫女服の友達が自分の心配をしてくれていたことが魔理沙にはうれしかった。
乾いた空気の中に少し湿った風が入り始めた。

「いいのよ、今日はここに泊まるように言ってきたから」
「……聞いてないわ」
「言ってないもの」
「……そう」
「駄目だった?」
「いえ、別に」

そう言いながら体を魔理沙と反対の方に向けて顔を横たえる霊夢。
彼女の顔は見えなくなったけれど、けして彼女が嫌がっているわけではないことを魔理沙はわかっていた。

「夕飯は私が作るからさ」
「別にいいわよ」
「まかせなさいよ」
「わかったわよ」
「早いなぁ」

苦笑しながらエプロンをつける魔理沙。
大きくなった彼女の姿に霊夢は小さい頃の魔法使いの面影を見る。
もう彼女の姿は昔のエプロンドレスではない。
ぼろっちい布ではあるけれど、白いワンピースを着て、熱さを避けるために置いてあった麦藁帽子はとても昔の何かを霊夢に感じさせた。
背が伸びても彼女は自分で縫って寸法を合わせたエプロンドレスを持っている。

昔と少し違うのは、彼女の胸のあたりがもう少しふくよかになったところだろうか。
赤ん坊を抱き、博麗神社の縁側でお乳を飲ませる彼女を見たとき、霊夢は彼女の中の母親をみた。

「簡単なのでいいかしら?」
「駄目、ちゃんと私をもてなしなさい」
「お客さんは私なのよ?」

苦笑する魔理沙。

「あんたをお客さんにしてしまったら私はずっとあんたをもてなさないといけなくなるじゃない」
「確かに、……それはそれでめんどくさいわね」
「そ、お互いにね」

魔理沙をお客さん呼ぶことは、霊夢自身もなんとなく嫌であったし。
魔理沙は魔理沙で、自分が訪れた時に、自分をお客さん扱いしない霊夢の方がなんとなく好きだった。
それがお互いに分かり合えたみたいで、霊夢の言った言葉に二人は微笑みあった。
台所に引っ込んだ魔理沙を横目で見送った後、霊夢は黙ってしとしと降る雨を見つめていた。

雨音は蝉の声も掻き消して、さぁさぁさぁさぁ落ちていく。
違う、雨が降ったから蝉が泣き止んだのかと霊夢はどうでもいいことを考えていた。

「     」

霊夢は特に何も言わない。
それは沈黙なのではない。
沈黙ではなく、何かと語らっている。
自分の中に沈みこみ黙るのではなく、雨粒を垂らす木を眺めている。
覆いかぶさる雲を眺め、遠くで水の流れ道を作り始めた参道の窪みを眺めている。

自己への埋没ではなく、風景を全体に感じ、その中に自分を感じていた。
そこに何か思考があるわけではない。

「     」

ただ見るのでなく観るに相応しいそれは、何処となく自分が博麗の巫女であることにとても相応しいものなのだと彼女自身を納得させていた。
自己に埋没することなく、風景に呑まれることもなく。
それでいて全ての広い何かに触れるようなそれは、何処となく空を飛んでいるような浮遊感を霊夢に与えていた。

「碌なものないじゃない」

その感覚から唐突に現実に帰ってくる。

「昨日全部食ってやったもの」
「私がこの前持ってきた漬物はどうしたのよ?」
「知らない、妖精がどっか持ってったんじゃないの?」
「食べ物のこと霊夢が忘れると思ってんの?」
「魔理沙がそんな私のこと忘れることはないとは思ってる」
「……食べたのね、まだ漬けたばっかりだからもう少し置いとけっていったのに」
「大丈夫、ちょっと味は薄かったけどちゃんと食えたわ」
「ほら、たべたんじゃない」
「…………」

溜息をつく魔理沙。
決して悪びれたような顔はせず、つんとしたままの表情の霊夢。

「雨が上がったらひとっとびして里で何か買ってきて」
「……魔理沙が行けばいいじゃない」
「私はもう魔法は使えないの知ってるでしょう?」
「…………」

霊夢は黙る。
知っている。
彼女がもう魔法を使えないのは知っている。
とっくの昔に彼女は魔女をやめていて、名前しか聞いたこともないような霧雨道具店の丁稚さんと結婚をして、もう二人の子供もいて、すっかり母親になってしまったことを。
霊夢はちゃんと知っている。

「適当でいいから、買ってきたら後は私が作るから」
「……わかった」

ついでに言うなら自分のこの感情がただのやっかみであることも霊夢は気づいている。
未だに寸法を合わせながら決して袖を通すことのないエプロンドレスに。
いつか返すといったまま、今でも道具店の縁側を掃き続けている博麗神社のほうきに。
昔より頻度は少なくなったけれど未だに霊夢に会いにくる魔理沙に。

雨はいつの間にか止んでいた。

「夕立だもの、降るのが急なら止むのも急よね」

雲間から再び顔をのぞかせ始めた太陽の眩しさに魔理沙は目を細めた。

「行ってくるから」

そういって飛んでいった霊夢に魔理沙は再び目を細める。
少しづつ離れ、小さくなっていく霊夢の姿を掴もうと手を伸ばす。
手に収まるくらい小さくなった霊夢を、ぎゅっと手の中にしまいこんでも再び開いた掌の中には霊夢はいない。
魔理沙にはそれがわかりきっていたから、一度それをやったあと、離れて見えなくなった霊夢を少しだけ目で追って、神社の中に戻っていった。

「―駄目、なんにも見つかりやしなかったわ」
「はやっ!?」

と思ったらさっきまで人里に下りて行ったはずの霊夢の姿が其処にあった。

「人里には?」
「下りたわよ、でも時間も時間で夕立の後だったから大体の店が閉まってた」
「……確かに」
「時間とかなんも考えてなかったでしょ?」
「……面目ない」
「別にいいけど」

何時だって開いている店があるならば、それはそれは便利であるだろうけど、人里にそんなところはなく。
もう日没のこの時間にあいているとなると―

「ただ夜雀の屋台が開いてたから」

そうやって笹でくるまれた包みを出してくる霊夢。
魔理沙もそこを思いだしていたからなんとなくおかしい。
こおばしい匂いが包みから漏れていた。

「ご飯は今炊いているから、出来上がったらご飯にしましょう」

二人並んで一緒にあるく魔理沙と霊夢。
特に話すこともなく二人は黙って歩き続けた。

「魔理沙、やっぱりもう帰りなさい」

唐突にそんなことを言い出した霊夢。

「どうして?」
「……別に、理由なんかないわ」

そうやって表情を変えずに顔をそむける霊夢が魔理沙は愛しい。

「気にしなくてもいいのよ?」
「私は何も気にしてないわ」

つんとすましたようでいて、でもどこかで愛嬌があって。

「子どもなんて旦那が適当にやるんだから」

そうやって笑う魔理沙。
でも彼女がこの世の誰よりもその子どものことを愛しているのを霊夢は知っていた。

額に玉のような汗を垂らしながら子どもを背負って石段を登ってきた魔理沙の姿。
子どもがぐずりだしたら一番に駆けつけてあやしていた魔理沙の姿。
縁側で子守唄を歌いながらふくらんだ胸からお乳を上げる魔理沙の姿。
うんちをしても、お乳の飲みすぎで吐いても、どんなに汚いことでも、それがとても大切なことであるかのように笑顔で変えていた魔理沙の姿。
それを見るたびに狂おしいほどの何かが霊夢を襲い。
それを見るたびに何処か神様に出会ったような神聖な気分になり。
抱きしめたくて、泣き出したくなりそうなほど愛しかった魔理沙の姿。

「ありがとう」

なんとなく、霊夢は彼女にそうつぶやいていた。

「いいのよ」

何へのお礼かわからなくても、頷いてくれる魔理沙が。
“いいのよ”と言ってくれる魔理沙がうれしかった。

できるのなら彼女を抱きしめたかったけれど、抱き締めたとき嫌でも感じてしまう背の違いに霊夢は打ちのめされるから。
霊夢はそれをしないし、魔理沙もそれがわかっているから霊夢にそれをしなかった。

「霊夢、私はもう子どもじゃない」

魔理沙は霊夢に優しく語り掛けるようだった。

「子どもができて、まがりなりにも愛する人ができて、たくさんの“都合”ができちゃった」

太陽を背にしながら歩く彼女の横顔は、眩しくてちゃんと見ることはできなかったけど。
でもちゃんと笑っているようだった。

「今では私を心配する人ができて、こうやって一泊でも外泊しようとすると帰れって言われるの」

霊夢の方に悪戯げな笑顔を送ったのは間違いない、彼女のいつも零す笑い声が聞こえてきたから。

「小さい頃、私は自由で、何でもできて、何日だってあなたと一緒にいてよかった」
「それは居座ってたの間違いでしょ?」
「まぁ、そうともいうかもしれないわね」

魔理沙はそのかえしに少し拗ねたような表情を浮かべる。
といっても霊夢がそう返してくるのを魔理沙はわかっていたから、彼女もそうやって反応しただけ。

「でもね、こんな自分も嫌いじゃないのよ」

それが魔理沙の本音だった。

「今は魔法も使えないし、空も飛べない、あなたに会いに来るために毎日階段を登らなくちゃいけない」
「おまけに腰も痛いし、旦那の足は臭いし、うちの娘は娘で私ににて髪がちりちりになっちゃったから少し不憫だけど……」

最後のはただの愚痴にしか聞こえなかったけど、黙って聞こうと思って黙っているのは霊夢。
娘に関しては少し同情してもいいかもしれないと思ったのは内緒であるがすぐに思いなおす霊夢。
なんせ彼女はその変わりに母親譲りの綺麗な綺麗な太陽の色の髪を手に入れたのだから。

「こんな私が私は嫌いじゃないのよ」

家を目指す二人の足取りは進みもうすぐ玄関につくだろう。
少し立てつけの悪い玄関を開けて魔理沙が台所にいけば、この話は終わってしまうに違いない。

「魔理沙」

玄関に着くまであと石の参道3つのところでなんとか霊夢は声をだした。

「ん?」

その声に立ち止まる魔理沙。

「私も、そんなあんたが嫌いじゃない」

それだけ、蚊の鳴いたようなとても小さな声で零して、霊夢は玄関を開けた。
急いで草履を脱ぎ、走っていく霊夢。
おそらく魔理沙が顔をのぞかせる頃にはいつものつんとすました表情でさっさと飯を作れというんだろう。
その姿は魔理沙にはとても愛おしい

「私も、そんな霊夢が嫌いじゃない」

お互いに好きだとは言わないこの距離感が私たちにはふさわしいと魔理沙は思う。
好きじゃなく、嫌いじゃない。そんな私たちのことをどういう風に表現するんだろう。

きっとこういう風にいうのだ。

「     」

魔理沙のつぶやきは風に乗ってとける。
もしかしたら口にすらしていなかったのかもしれない。

振り返って上から見上げる私のほうを向いてその魔理沙はこう言った。

「あとはあんたが決めなさい」

その笑顔がとびっきり過ぎて見とれているうちに、何時の間にか私は夢から覚めていた。
変な夢を見たと頭を振る。
私は起きて身だしなみを整える。
少し痛んだ金色の髪、帽子の下から覗く猫のような瞳。
箒をもって駆け出すのだ、空へ、私は何処にでも行けるのだから。

今日は何処へ行こう。
夏だし、暑いし、涼しいところがいい。
さぁ何処へ行こう。
考えながら答えは決まっている気がした。

「とりあえず博麗神社で」

呟きながら箒に魔法を込める。
浮き上がり私は空を駆ける。
通り過ぎていく風がとても気持ちいい。

「こんな私も嫌いじゃない」

あの夢を思い出しながら振り返って私はつぶやいた。

「そんなあんたも嫌いじゃない」

夢に向かって語り掛ける私ははたからみたらおそらくとても奇妙だろう。

「どんな未来でも自分が嫌いじゃないのなら、後のことはどうでもいい」

どうにでもなれだ。
後のことは後になって考える。
それはなんというか捨て鉢になっているのではなくて、どう転んでもなんとかなっている自分を想像できるから。

とりあえず―

まずはここから始めないと、物語が面白くない。
私は私。
どう転んでも、あんたと一緒にいるよ。
お互い天邪鬼なんだ、仲良く行こうよ。

なんせあんたのこと、私は嫌いじゃないからさ。

「おはよう、霊夢」

声をかけたその先には、めんどくさそうに私を見る、博麗霊夢の姿があった。

君は高く高く空を飛ぶ、それを見上げて帰りを待つのか、となりで高く空を飛ぶのか。
答えはわからないけれど、でもみんなで幸せになろう。
君の夢を見たよ、私次第とあの私は言ったけど、答えだけは決まってるんだ。

高く高く飛ぶ君を決してひとりにするもんか。
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コメント



0.700簡易評価
4.無評価非現実世界に棲む者削除
結局夢オチ?よくわからん。
なんだか違和感がありすぎてハァとしか言えない。
レイマリは良いとして、魔理沙が色々とおかしい。
もはや呆れしか、抱かない。
5.80名前が無い程度の能力削除
よかった
9.80名前が無い程度の能力削除
よくある夢落ちと言えばそうなのでしょうが、読んでてほのぼのしました。
人間のままでも魔女になっても、果ては魔法使いを辞めても魔理沙は霊夢の隣にいるのですね。
10.80奇声を発する程度の能力削除
良いですね、こういう雰囲気も
13.90とーなす削除
最初、状況を把握するのに少し時間がかかりましたが(魔理沙の口調がおしとやかなので余計に)、中盤以降は引き込まれました。
魔理沙が将来こうなってしまったらやっぱり寂しい感じですが、それでも芯のところでは変わらなそうですね。素敵な雰囲気の作品でした。
14.100名前が無い程度の能力削除
ノスタルジックな雰囲気の夢想、良かったです。
私も魔理沙はいつかこういう感じに落ち着くんじゃないかと思ってます。
17.803削除
最初は正直何を伝えたいSSなのかさっぱり見えてきませんでした。
ですが、中盤で霊夢と魔理沙が実は既に年をとっていることが明らかになってから、
すっと物語が展開するところが面白いですね。