Coolier - 新生・東方創想話

ワシって動物大好きなんですぞ。

2013/06/15 22:24:00
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 酒が!

 飲みたいのう!

 飲みたいのう!

「それが、過ちだったんだのう!」


 もう既に、10合も日本酒飲んでいるのに、まみぞうはそんな世迷言を言っていてさらに酒飲んだせいで大変なことになってしまった。

「もう、朝だぞ起きるんですじゃ!」

「……く、何じゃ? 頭が痛い。飲みすぎたか? てか、半人前なんでここにいるかいるんかいな?」

「ワシは、半人前じゃないですぞ」

「すまんかったのう。妖忌はもう一人前じゃのう」

「いや、ワシは半人半霊ですじゃ」

「まあ、そういう意味で半人前って言ったんだがのう」

「じゃから、ワシは半人前ではないですじゃ」

「もういい、分かった。分かった」

「どいつも、こいつもワシのことを半人前呼ばわり。そんなやつは間合いに入ったら斬り崩すんじゃ」

「悪かった。悪かったのう。もういいじゃろ? それに、お主の横に居るこのまみぞうはどうなるんだぞい? てか? 何で、お主の横に居るんだぞい?」

「なんじゃ、昨日のことは覚えていないのか? 熱い夜だったのですじゃ!」

「ふえぇ!」


 
 まみぞうの、頭の下には妖忌の無駄に逞しい腕の感触がする。

 それに気付いて、まみぞうは大急ぎで起き上がる。

 そして、さらに気付くまみぞうは一糸纏ってない。

「バカヤローだぞい!」

「ど、何処にいくんですじゃ」

 まみぞうは、逃げだした。


 昨夜の余韻、飲みすぎてか今見た新しい一面、命蓮寺でたくさん飲んだことまでは覚えている。


 そういえば、神霊廟の辺りで千鳥足で歩いていると妖忌につままれたようなような気がする。


 まみぞうは産まれたままの姿でどこにいくのだろうか?
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コメント



0.200簡易評価
1.70名前が無い程度の能力削除
マミゾウではなくまみぞうなんですね。しかしわけがわからない一夜の過ち。ただ1つ言えるのは、この2人をカップリングとしてからませたのは恐らくこの作品が初めてだろうということです。

か今見た
4.50名前が無い程度の能力削除
ジジイトババアが出会うべくして出会うたか……妖夢、新しいおばあちゃんじゃよ。
5.70奇声を発する程度の能力削除
この組み合わせは初めて見た…
6.100名前が無い程度の能力削除
このジジババどもは元気ですね
8.60名前が無い程度の能力削除
熟年カップルの誕生である
10.100もんてまん削除
四行目に笑ってしまったw
ジジババが元気でなにより。これで少子高齢化も解決ですね。
11.603削除
わしカップルの誕生か