レミリア「咲夜がドゥエってる」
注意
・悪魔城ドラキ〇ラシリーズをご存知の事を前提としております。
更に有名なTAS動画と、普通のプレイ動画を混合した感じです。
・言うまでもなく、キャラ崩壊です。
以上の事が大丈夫なヴァンパイアハンター達はどうぞ。
**************************************************
いつもの朝。 いつもの優雅な朝のティータイム。
私、レミリアスカーレットはこの優雅な朝を満喫する為にいつもメイドに紅茶を持ってこさせている。
ほら、今日も遠くから足音が……
「ドゥ……ドゥ……」
ほら、私の雇う完璧で勝者のメイドの足音が……ん?
んん? あれ? ドゥ……ドゥ?
いやいや、そんなわけない。 私レミリアスカーレットの雇う完璧で瀟洒なメイドはドゥ……ドゥ……って足音じゃないわ……
もっと……こう……カツカツ、とか、コツコツ、とか。 そういう優雅な足音が――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエ!」
あ、違う、これ掛け声だ。 なら別段問題も……
大有りよ。 私の完璧で瀟洒なメイドは寡黙でクールに仕事をこなすのよ?
なんで歩く為だけにドゥエドゥエ掛け声を出すのよ。 というかドゥエドゥエって掛け声おかしいじゃないの。
せめて掛け声といったらソイヤッ、ソイヤッ! っていう感じじゃ――
「ムアッホイ! ソイヤッソイヤッ!」
そうそうこんな掛け声が似合……わないわよ!
ソイヤはまだ許すとして、ムアッホイって何よ!? 歯磨きでオエッってなってる人でもそんな声しないわよ!?
いやちょっとまって、私の雇う完璧で瀟洒なメイドはそんなオッサンみたいな掛け声と共にこっちに近づくわけがないじゃないの。
というとこれは侵入者よ。 間違いない。 まったく門番の美鈴はなにをやっているのかし――
「ソイヤッソイヤッ!」
……扉をぶち破って咲夜が紅茶を持って変態的な上下運動でこっちに向かってくるわ。
これは夢? そうに違いないわ。 だって咲夜がこんなドゥエドゥエしているはずが……いや、何か理由があるのかも。 ちょっと聞いてみれば分かるはずよ。
「ねぇ咲夜? これはなんの冗談なのか――」
「シキソシキソシキソクゼク……」
……あ、ありのまま今起こった事を説明するわ!
私のメイドが残像を残しながら猛スピードで私の後ろに私を貫通しながら移動した後、後ろにあるテーブルに紅茶を置いた……
な、何を言っているか分からないと思うけど私も何をしていたのか分からなかった……
って何を変な事を考えているの私は!? この状況が現実だと分かった以上何か対策を取らなきゃいけな――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ!」
普通に出て行け。
というか出る時にちょっと私を踏み台にするな。
とりあえず早く紅茶を飲み干して……そうね、動かない大図書館ことパチェと一緒に対策を考えなきゃ……
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ!」
廊下の咲夜が五月蝿い……
**************************************************
「咲夜がドゥエってる?」
「そうなのよパチェ……何か心当たりない?」
「いやちょっと何言ってるかわからないわ」
ですよねぇ……
「なんなの? 何をもってドゥエというの? そもそもドゥエってるって事はドゥエは動詞なの?」
「ええ、動詞よ」
「……ちょっと何言ってるか分からないわ」
……全くの正論ね。 というか自分でも何を言っているのか分からなくなってきてるわ。
「いやその……ホントその通りなのよ! 超高速で物理法則を凌駕して私の部屋に迷うことなく飛び込むその姿は見紛う事なき変態だったわ!」
そうよ。 あの咲夜は異常すぎる。 もう完璧で瀟洒とかいうレベルじゃない。
洗練されすぎて気のおかしくなった変態そのものよ。
「いや何を言ってるのよレミィ……貴方紅茶の飲みすぎなのよ……大体咲夜がそんなドゥエドゥエしてるわけな――」
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエシキソシキソシキソドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエソイヤッドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……何が起こったか分からない。 えっと、突然超高速で咲夜らしき何かが変態的な上下運動をしながら入ってきて、気が付いたら目の前に紅茶が二つ置いてあった……
え? 何考えてるの私? そんな事があるわけ……
いや、紅茶がここに置いてある……それは事実……つまりこれはその……ドゥエって事?
「……理解したわ。 いや、理解してないけど理解したわ……」
あ、パチェが理解してくれたみたい。 じゃあ大丈夫でしょ……多分。
「あ、ありがとう……流石私の親友ね。 とりあえず何か心当たりはないかしら?」
「うーん……私には皆目検討付かないわ……何かの病気かもしれない……永遠亭に行ったら?」
やっぱり病人扱いなのね……まぁ同意見だけども
「永遠亭……か。 月の件で恥かかされた事もあるしなんだが行きたくないけど……いくしかないわよねぇ」
今でもあれは忘れない。 あのカッコつけからの転落劇……
あの時以来私は何度枕を涙でダメにした事か……
「まぁそれしかないわよ。 とりあえず行って来なさい。 留守は私と美鈴がいれば大丈夫でしょう。 それにフランも最近正常になってきてるし、もしもの時は――」
「分かってるわよ。 私が親友を理解していないとでも?」
「……ド、ドヤ顔してるんじゃないわよ……むきゅう」
うわっ、かわいい反応。 ちょっと鼻血出そうになっちゃったじゃないの……でも今はそれどころじゃないわね。
「じゃあ留守は頼むわ。 私は咲夜を永遠亭に連れて行くわ」
**************************************************
「美味しい! 美味しい! マズい! 美味しい! マズい!」
……厨房で咲夜が料理を貪っている……え? ちょ、私の完璧で瀟洒なメイド、一体何があったってのよ!?
「美味しい! よくやった、ありがとう」
何熱い自画自賛してるのよ。 ワケがわからないわよ。
いったい何がどうなってるのかしら。 意味が分からないわ。 もしかして異変の一つだったりするのかしら?
ま、まぁ今はそれどころじゃないわね。 早くこの変態を咲夜に戻さないと。
「さ、咲夜? ちょっと話があるのだけれど」
「……了解した」
なんか凄い上から目線なんだけど。 咲夜にあるまじき行為なんだけど。
いやこれも病気のせいよ。 病気が治れば咲夜は普通に戻る……わよね?
「あ、あのね、咲夜は病気だと思うの。 気を悪くしないで? でも治療を受ける必要があると思うのよ」
「……シキソシキソシキソ」
なんか暇をもてあますように残像と共に左右に移動しはじめたわ……いや、この奇行も病気のせい……
だったら尚更永遠亭に連れて行ってなんとかしてあげないと!
「だ、だから永遠亭に行きましょう? ね?」
「シキソシキソシキソ」
話聞いてるのかしらこのメイドは。
「確かに色々と永遠亭の連中は気に食わないけど、今はそれどころじゃないから」
「シキソシキソシキソシキソ」
「今すぐにいきましょう? ね?」
大丈夫、咲夜は完璧なメイドよ。 例え病気の時でも私の命令となればきっと聞き入れてくれ――
「断る」
断られました。
「……え、いや、その、本当に病気なのよ咲夜! 元の咲夜に戻りましょう? ね?」
「……断る」
「な、何がいけないの? 何でも言って? なんならお給料アップするし、休暇だって――」
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
「あ! 咲夜! ちょっと……」
逃げられた。 物凄い速度で上下運動をしながら。
って眺めてる場合じゃないわよ! なんとしても永遠亭に連れて行かないと!
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私、紅美鈴は、この高名なる紅魔館の門番である。
今日も紅魔館の平和の為に寝る!
「羊が322匹羊が323匹……」
たとえ眠くなくても、寝るのが仕事の私には羊数えに余念がないのだ!
私が眠る事で紅魔館に近づく野蛮な輩はケチョンケチョンに――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……気のせいかな? なんだか咲夜さんの声が遠くからするけど……なんか違う。
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
いや近づいてる。 これは確実に近づいている。
これは眠るのは後になりそうだ……って……おかしい。
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
咲夜さんが超高速で上下運動をしながら迷う事なくこっちに接近してくる。
いやあれはそもそも咲夜さんなのか? 咲夜さんに限りなく近い変態じゃないのか?
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ……」
止まった。 私の目と鼻の先で止まった。 一体何を考えてい――
「シキソシキソシキソシキソ」
咲夜さんが私を貫通しつつ超高速で左右にスライド移動しはじめた!?
なんだこの状況は……私はどうすればいいの!?
「シキソシキソ……」
……止まった……一体何を――
「よくやった」
何を!?
「まかせた」
何を!?
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……行ってしまった。 超高速で上下運動をしながら迷う事なく紅魔館へ。
……仕事なくて暇だったのかしら?
まぁ私の仕事は眠る事! 今日も紅魔館の為に寝るぞ!
「羊が324匹……羊が325匹……」
**************************************************
「フラン!」「咲夜!」「フラン!」「咲夜!」
……今度は廊下を尻を突き出しながら超高速バックステップで移動しているわ。
しかもフランと咲夜が二人で。 というかフランも!? とりあえず呼び止めなきゃ!
「フラン! 咲夜! 待ちなさ――」
「フッソイヤッフッ」
……上に落ちて行った。 いや、ほんとそのまんまよ。
というか天井に穴を開けるんじゃないわよ! あの二人は何を血迷ったのよ!?
ええぃ考えても仕方ないわ! 全速力で追いかけてあの二人をなんとしても止め――
「追いかけようとしてるなら止めておきなさい」
「……パチェ!?」
え……どういう事? 止めておけって……?
「まぁ無理もないけど……なんだか説明するのも面倒なくらい馬鹿馬鹿しい話よ……」
「ど、どういう事なのよ!?」
「事の始まりはフランが――」
「ドゥエ!」
What!?
「あぐぁっ……!」
「……え!? パ、パチェ!?」
突然フランが上から降りてきてパチェにキックをお見舞いした後上に落ちて行った……何で?
い、いや今はそれよりもパチェを安全な所に!
「レ、レミィ……あの二人に乗せられちゃダ……メよ……」
「喋らないで! 今図書館に運ぶから!」
「レ……ミィ……」
……気絶した。 とりあえず早く図書館にパチェを置いて咲夜達を追わないと!
**************************************************
「咲夜! フラン!」
やっと見つけた。 まさか私の部屋にいるなんて……
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
「シキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソ」
……最早何も言うまい。 とりあえずもうこうなったら――
「悪いけど、死なない程度にボコボコにして永遠亭に連れて行くわ。 かなり痛いけど……我慢しなさ――」
「フラン!」
「咲夜!」
……ん? え? なんだか物凄い不吉な予感がす――
「「サウザントナイフッ!」」
……それからの私の記憶はここで途切れる。
確か、あの時私は大量の銀のナイフを投げつけられ、成すすべなく全てのナイフをその身一つで受け止めた……はず。
ああ、ここで私は自分の部下と最愛の妹に裏切られて死ぬのか……
そう思うと……なんだか……どうでもよくなってきた……
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「いやー面白かったね!」
「私としてはお嬢様にあのような事をしてしまって……申し訳ないです……」
……ん? 咲夜とフランの……声?
「そうよ、やりすぎよ二人とも。 いくらゲームが面白かったからって」
パチェ? ゲームって……?
「でもいいじゃん! お姉さまはこれくらいでへこたれるような人じゃないし!」
「それでもやりすぎなんですよ妹様……ってお嬢様、お目覚めですか?」
……ああ、私は今まで気絶していたのか。 うっすらと咲夜とフラン、そしてパチェの顔が見えてきたわ……
「……パ……チェ? フラ……ン? 咲夜?」
「ああ、お目覚めですかお嬢様。 先ほどの無礼深くお詫びいたします」
咲夜が戻ってる? え? どういう事なのかしら……?
「私から説明するわレミィ。 全部遊びだったのよ」
「あ……そび?」
「そう。 フランが暇だからって咲夜に玩具を買いに行かせたのよ。 そしたら道具屋で外界のゲームを仕入れてきたわけ。
そしたらそのゲームを気に入ったフランがそのゲームの真似事をして遊んで、咲夜にも同じことを強要したわけ。
……最も、強要というには咲夜もノリノリだったけれど」
「いやその……お恥ずかしい限りです……」
……ゲーム? ああ、そういえば外界にいた頃、噂程度に聞いてはいたわね……というかいままでのは遊び……
「面白そうね」
「……え? レミィ?」
「いや、だって面白そうじゃないの。 あんな遊び。 なんなら私も、いや紅魔館全体でやりましょうよ!」
「え……ちょっと何言ってるか分からないわレミ――」
「ですよねお嬢様! 面白いですよね!」
「やっぱりそうよねお姉さま! これは面白い遊びよ!」
なんて面白そうな遊びなのかしら。 ドゥエドゥエ、シキソ、上に落ちていく……いままでにない斬新な遊びよ!
「ちょっと咲夜とフランまでそんな……むきゅう……私はどうすれば……」
「決まってるわ! パチェもやるのよ!」
「え……ええ!?」
面白い事は皆でやればもっと面白くなるのよ。 さて、盛大なパーティの準備を始めましょう!
「早速、件のゲームを持ってきなさい! 私直々にプレイしてプランをたてるわよ!」
「了解しましたお嬢様!」
「流石お姉さま! 物分りがいいわ!」
「え、ちょ、レミィ……ええ!?」
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私は普通の魔法使い霧雨魔理沙。
今日は紅魔館に借り物に行くんだぜ。 決して泥棒とかじゃない。
有名なガキ大将だって言ってるだろ? 永久に借りておくだけだ。 って。
まぁ門番はいつも通り寝ているとして、レミリアや咲夜に会わないようにしなくちゃな。
あいつらに会ったら計画がめちゃくちゃなんだぜ。 あいつらは借り物すら許してくれないからな。
と言ってる間にもう紅魔館の玄関にいるんだぜ。 さて早速、お目当ての物がある図書館にレッツゴ――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……気のせいか? 今猛スピードで上下運動をするレミリアらしき何かが目の前を横切っていったような……
「シキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソ」
いや、気のせいじゃない。 今度は咲夜らしき何かが高速でスライド移動していった……
ま、まぁ幻想郷の住人は変人ばかりだからな! こんな日もある!
早く図書館に行って借り物を――
「フッ! フッ!」
……下からフランが落ちてきた。 そしてそのまま上に落ちて行った……
いや、そのまんまの意味だ。 なんなんだ今日は? 厄日か? 仏滅か?
と、とりあえず図書館はもうすぐなんだぜ! 駆け足でレッツゴーなんだぜ!
……
…………
………………
とまぁ道中何回か変態を見かけたが、スルーしてやっと図書館まできたんだぜ。
それにしても様子がおかしい。 パチュリーもいないぜ?
とりあえずお目当ての本を頂いて帰るとするんだぜ……変態ばっかだし……
「えーっと……『股が痛くならない箒の乗り方』は……とあった」
見つけたんだぜ。 早い所帰るにかぎ――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
「シキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソ」
「フッフッ」
「……うぉお!?」
レ、レミリアがドゥエって咲夜がスライド移動してフランが下から落ちてきた!
やべえ……自分でも何考えてるのか理解不能なくらいにやべぇ!
と、とりあえずにげ……
「咲夜!」
「レミリア!」
え? ちょ、嫌な予感がす――
「コキュートスッ!」
氷属性の魔法!? ちょ、やばい……あ、ありえないんだぜ……!
「あぁぁりえぇぇぇんぜぇぇえっ!」
注意
・悪魔城ドラキ〇ラシリーズをご存知の事を前提としております。
更に有名なTAS動画と、普通のプレイ動画を混合した感じです。
・言うまでもなく、キャラ崩壊です。
以上の事が大丈夫なヴァンパイアハンター達はどうぞ。
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いつもの朝。 いつもの優雅な朝のティータイム。
私、レミリアスカーレットはこの優雅な朝を満喫する為にいつもメイドに紅茶を持ってこさせている。
ほら、今日も遠くから足音が……
「ドゥ……ドゥ……」
ほら、私の雇う完璧で勝者のメイドの足音が……ん?
んん? あれ? ドゥ……ドゥ?
いやいや、そんなわけない。 私レミリアスカーレットの雇う完璧で瀟洒なメイドはドゥ……ドゥ……って足音じゃないわ……
もっと……こう……カツカツ、とか、コツコツ、とか。 そういう優雅な足音が――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエ!」
あ、違う、これ掛け声だ。 なら別段問題も……
大有りよ。 私の完璧で瀟洒なメイドは寡黙でクールに仕事をこなすのよ?
なんで歩く為だけにドゥエドゥエ掛け声を出すのよ。 というかドゥエドゥエって掛け声おかしいじゃないの。
せめて掛け声といったらソイヤッ、ソイヤッ! っていう感じじゃ――
「ムアッホイ! ソイヤッソイヤッ!」
そうそうこんな掛け声が似合……わないわよ!
ソイヤはまだ許すとして、ムアッホイって何よ!? 歯磨きでオエッってなってる人でもそんな声しないわよ!?
いやちょっとまって、私の雇う完璧で瀟洒なメイドはそんなオッサンみたいな掛け声と共にこっちに近づくわけがないじゃないの。
というとこれは侵入者よ。 間違いない。 まったく門番の美鈴はなにをやっているのかし――
「ソイヤッソイヤッ!」
……扉をぶち破って咲夜が紅茶を持って変態的な上下運動でこっちに向かってくるわ。
これは夢? そうに違いないわ。 だって咲夜がこんなドゥエドゥエしているはずが……いや、何か理由があるのかも。 ちょっと聞いてみれば分かるはずよ。
「ねぇ咲夜? これはなんの冗談なのか――」
「シキソシキソシキソクゼク……」
……あ、ありのまま今起こった事を説明するわ!
私のメイドが残像を残しながら猛スピードで私の後ろに私を貫通しながら移動した後、後ろにあるテーブルに紅茶を置いた……
な、何を言っているか分からないと思うけど私も何をしていたのか分からなかった……
って何を変な事を考えているの私は!? この状況が現実だと分かった以上何か対策を取らなきゃいけな――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ!」
普通に出て行け。
というか出る時にちょっと私を踏み台にするな。
とりあえず早く紅茶を飲み干して……そうね、動かない大図書館ことパチェと一緒に対策を考えなきゃ……
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ!」
廊下の咲夜が五月蝿い……
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「咲夜がドゥエってる?」
「そうなのよパチェ……何か心当たりない?」
「いやちょっと何言ってるかわからないわ」
ですよねぇ……
「なんなの? 何をもってドゥエというの? そもそもドゥエってるって事はドゥエは動詞なの?」
「ええ、動詞よ」
「……ちょっと何言ってるか分からないわ」
……全くの正論ね。 というか自分でも何を言っているのか分からなくなってきてるわ。
「いやその……ホントその通りなのよ! 超高速で物理法則を凌駕して私の部屋に迷うことなく飛び込むその姿は見紛う事なき変態だったわ!」
そうよ。 あの咲夜は異常すぎる。 もう完璧で瀟洒とかいうレベルじゃない。
洗練されすぎて気のおかしくなった変態そのものよ。
「いや何を言ってるのよレミィ……貴方紅茶の飲みすぎなのよ……大体咲夜がそんなドゥエドゥエしてるわけな――」
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエシキソシキソシキソドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエソイヤッドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……何が起こったか分からない。 えっと、突然超高速で咲夜らしき何かが変態的な上下運動をしながら入ってきて、気が付いたら目の前に紅茶が二つ置いてあった……
え? 何考えてるの私? そんな事があるわけ……
いや、紅茶がここに置いてある……それは事実……つまりこれはその……ドゥエって事?
「……理解したわ。 いや、理解してないけど理解したわ……」
あ、パチェが理解してくれたみたい。 じゃあ大丈夫でしょ……多分。
「あ、ありがとう……流石私の親友ね。 とりあえず何か心当たりはないかしら?」
「うーん……私には皆目検討付かないわ……何かの病気かもしれない……永遠亭に行ったら?」
やっぱり病人扱いなのね……まぁ同意見だけども
「永遠亭……か。 月の件で恥かかされた事もあるしなんだが行きたくないけど……いくしかないわよねぇ」
今でもあれは忘れない。 あのカッコつけからの転落劇……
あの時以来私は何度枕を涙でダメにした事か……
「まぁそれしかないわよ。 とりあえず行って来なさい。 留守は私と美鈴がいれば大丈夫でしょう。 それにフランも最近正常になってきてるし、もしもの時は――」
「分かってるわよ。 私が親友を理解していないとでも?」
「……ド、ドヤ顔してるんじゃないわよ……むきゅう」
うわっ、かわいい反応。 ちょっと鼻血出そうになっちゃったじゃないの……でも今はそれどころじゃないわね。
「じゃあ留守は頼むわ。 私は咲夜を永遠亭に連れて行くわ」
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「美味しい! 美味しい! マズい! 美味しい! マズい!」
……厨房で咲夜が料理を貪っている……え? ちょ、私の完璧で瀟洒なメイド、一体何があったってのよ!?
「美味しい! よくやった、ありがとう」
何熱い自画自賛してるのよ。 ワケがわからないわよ。
いったい何がどうなってるのかしら。 意味が分からないわ。 もしかして異変の一つだったりするのかしら?
ま、まぁ今はそれどころじゃないわね。 早くこの変態を咲夜に戻さないと。
「さ、咲夜? ちょっと話があるのだけれど」
「……了解した」
なんか凄い上から目線なんだけど。 咲夜にあるまじき行為なんだけど。
いやこれも病気のせいよ。 病気が治れば咲夜は普通に戻る……わよね?
「あ、あのね、咲夜は病気だと思うの。 気を悪くしないで? でも治療を受ける必要があると思うのよ」
「……シキソシキソシキソ」
なんか暇をもてあますように残像と共に左右に移動しはじめたわ……いや、この奇行も病気のせい……
だったら尚更永遠亭に連れて行ってなんとかしてあげないと!
「だ、だから永遠亭に行きましょう? ね?」
「シキソシキソシキソ」
話聞いてるのかしらこのメイドは。
「確かに色々と永遠亭の連中は気に食わないけど、今はそれどころじゃないから」
「シキソシキソシキソシキソ」
「今すぐにいきましょう? ね?」
大丈夫、咲夜は完璧なメイドよ。 例え病気の時でも私の命令となればきっと聞き入れてくれ――
「断る」
断られました。
「……え、いや、その、本当に病気なのよ咲夜! 元の咲夜に戻りましょう? ね?」
「……断る」
「な、何がいけないの? 何でも言って? なんならお給料アップするし、休暇だって――」
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
「あ! 咲夜! ちょっと……」
逃げられた。 物凄い速度で上下運動をしながら。
って眺めてる場合じゃないわよ! なんとしても永遠亭に連れて行かないと!
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私、紅美鈴は、この高名なる紅魔館の門番である。
今日も紅魔館の平和の為に寝る!
「羊が322匹羊が323匹……」
たとえ眠くなくても、寝るのが仕事の私には羊数えに余念がないのだ!
私が眠る事で紅魔館に近づく野蛮な輩はケチョンケチョンに――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……気のせいかな? なんだか咲夜さんの声が遠くからするけど……なんか違う。
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
いや近づいてる。 これは確実に近づいている。
これは眠るのは後になりそうだ……って……おかしい。
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
咲夜さんが超高速で上下運動をしながら迷う事なくこっちに接近してくる。
いやあれはそもそも咲夜さんなのか? 咲夜さんに限りなく近い変態じゃないのか?
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ……」
止まった。 私の目と鼻の先で止まった。 一体何を考えてい――
「シキソシキソシキソシキソ」
咲夜さんが私を貫通しつつ超高速で左右にスライド移動しはじめた!?
なんだこの状況は……私はどうすればいいの!?
「シキソシキソ……」
……止まった……一体何を――
「よくやった」
何を!?
「まかせた」
何を!?
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……行ってしまった。 超高速で上下運動をしながら迷う事なく紅魔館へ。
……仕事なくて暇だったのかしら?
まぁ私の仕事は眠る事! 今日も紅魔館の為に寝るぞ!
「羊が324匹……羊が325匹……」
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「フラン!」「咲夜!」「フラン!」「咲夜!」
……今度は廊下を尻を突き出しながら超高速バックステップで移動しているわ。
しかもフランと咲夜が二人で。 というかフランも!? とりあえず呼び止めなきゃ!
「フラン! 咲夜! 待ちなさ――」
「フッソイヤッフッ」
……上に落ちて行った。 いや、ほんとそのまんまよ。
というか天井に穴を開けるんじゃないわよ! あの二人は何を血迷ったのよ!?
ええぃ考えても仕方ないわ! 全速力で追いかけてあの二人をなんとしても止め――
「追いかけようとしてるなら止めておきなさい」
「……パチェ!?」
え……どういう事? 止めておけって……?
「まぁ無理もないけど……なんだか説明するのも面倒なくらい馬鹿馬鹿しい話よ……」
「ど、どういう事なのよ!?」
「事の始まりはフランが――」
「ドゥエ!」
What!?
「あぐぁっ……!」
「……え!? パ、パチェ!?」
突然フランが上から降りてきてパチェにキックをお見舞いした後上に落ちて行った……何で?
い、いや今はそれよりもパチェを安全な所に!
「レ、レミィ……あの二人に乗せられちゃダ……メよ……」
「喋らないで! 今図書館に運ぶから!」
「レ……ミィ……」
……気絶した。 とりあえず早く図書館にパチェを置いて咲夜達を追わないと!
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「咲夜! フラン!」
やっと見つけた。 まさか私の部屋にいるなんて……
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
「シキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソ」
……最早何も言うまい。 とりあえずもうこうなったら――
「悪いけど、死なない程度にボコボコにして永遠亭に連れて行くわ。 かなり痛いけど……我慢しなさ――」
「フラン!」
「咲夜!」
……ん? え? なんだか物凄い不吉な予感がす――
「「サウザントナイフッ!」」
……それからの私の記憶はここで途切れる。
確か、あの時私は大量の銀のナイフを投げつけられ、成すすべなく全てのナイフをその身一つで受け止めた……はず。
ああ、ここで私は自分の部下と最愛の妹に裏切られて死ぬのか……
そう思うと……なんだか……どうでもよくなってきた……
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「いやー面白かったね!」
「私としてはお嬢様にあのような事をしてしまって……申し訳ないです……」
……ん? 咲夜とフランの……声?
「そうよ、やりすぎよ二人とも。 いくらゲームが面白かったからって」
パチェ? ゲームって……?
「でもいいじゃん! お姉さまはこれくらいでへこたれるような人じゃないし!」
「それでもやりすぎなんですよ妹様……ってお嬢様、お目覚めですか?」
……ああ、私は今まで気絶していたのか。 うっすらと咲夜とフラン、そしてパチェの顔が見えてきたわ……
「……パ……チェ? フラ……ン? 咲夜?」
「ああ、お目覚めですかお嬢様。 先ほどの無礼深くお詫びいたします」
咲夜が戻ってる? え? どういう事なのかしら……?
「私から説明するわレミィ。 全部遊びだったのよ」
「あ……そび?」
「そう。 フランが暇だからって咲夜に玩具を買いに行かせたのよ。 そしたら道具屋で外界のゲームを仕入れてきたわけ。
そしたらそのゲームを気に入ったフランがそのゲームの真似事をして遊んで、咲夜にも同じことを強要したわけ。
……最も、強要というには咲夜もノリノリだったけれど」
「いやその……お恥ずかしい限りです……」
……ゲーム? ああ、そういえば外界にいた頃、噂程度に聞いてはいたわね……というかいままでのは遊び……
「面白そうね」
「……え? レミィ?」
「いや、だって面白そうじゃないの。 あんな遊び。 なんなら私も、いや紅魔館全体でやりましょうよ!」
「え……ちょっと何言ってるか分からないわレミ――」
「ですよねお嬢様! 面白いですよね!」
「やっぱりそうよねお姉さま! これは面白い遊びよ!」
なんて面白そうな遊びなのかしら。 ドゥエドゥエ、シキソ、上に落ちていく……いままでにない斬新な遊びよ!
「ちょっと咲夜とフランまでそんな……むきゅう……私はどうすれば……」
「決まってるわ! パチェもやるのよ!」
「え……ええ!?」
面白い事は皆でやればもっと面白くなるのよ。 さて、盛大なパーティの準備を始めましょう!
「早速、件のゲームを持ってきなさい! 私直々にプレイしてプランをたてるわよ!」
「了解しましたお嬢様!」
「流石お姉さま! 物分りがいいわ!」
「え、ちょ、レミィ……ええ!?」
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私は普通の魔法使い霧雨魔理沙。
今日は紅魔館に借り物に行くんだぜ。 決して泥棒とかじゃない。
有名なガキ大将だって言ってるだろ? 永久に借りておくだけだ。 って。
まぁ門番はいつも通り寝ているとして、レミリアや咲夜に会わないようにしなくちゃな。
あいつらに会ったら計画がめちゃくちゃなんだぜ。 あいつらは借り物すら許してくれないからな。
と言ってる間にもう紅魔館の玄関にいるんだぜ。 さて早速、お目当ての物がある図書館にレッツゴ――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
……気のせいか? 今猛スピードで上下運動をするレミリアらしき何かが目の前を横切っていったような……
「シキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソ」
いや、気のせいじゃない。 今度は咲夜らしき何かが高速でスライド移動していった……
ま、まぁ幻想郷の住人は変人ばかりだからな! こんな日もある!
早く図書館に行って借り物を――
「フッ! フッ!」
……下からフランが落ちてきた。 そしてそのまま上に落ちて行った……
いや、そのまんまの意味だ。 なんなんだ今日は? 厄日か? 仏滅か?
と、とりあえず図書館はもうすぐなんだぜ! 駆け足でレッツゴーなんだぜ!
……
…………
………………
とまぁ道中何回か変態を見かけたが、スルーしてやっと図書館まできたんだぜ。
それにしても様子がおかしい。 パチュリーもいないぜ?
とりあえずお目当ての本を頂いて帰るとするんだぜ……変態ばっかだし……
「えーっと……『股が痛くならない箒の乗り方』は……とあった」
見つけたんだぜ。 早い所帰るにかぎ――
「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ」
「シキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソシキソ」
「フッフッ」
「……うぉお!?」
レ、レミリアがドゥエって咲夜がスライド移動してフランが下から落ちてきた!
やべえ……自分でも何考えてるのか理解不能なくらいにやべぇ!
と、とりあえずにげ……
「咲夜!」
「レミリア!」
え? ちょ、嫌な予感がす――
「コキュートスッ!」
氷属性の魔法!? ちょ、やばい……あ、ありえないんだぜ……!
「あぁぁりえぇぇぇんぜぇぇえっ!」
ってよく考えたら時間を遅くしてドゥエるくらい咲夜さんなら余裕かこいつぁ一本取られたぜい
取りあえず、上に落ちていくフランにやられました。
でもレミィはむしろ「ココダヨ!」「ココダ!」で遊ばれる側だと思うの
まぁどっちでも良いですが。何はともあれダークメタモル流石だな…
ダークメタモル感謝する
しまった、すまない(と言いながらしゃがみ連打)
人力ナイフの方ではなくて、サウザントエッジのパロネタのつもりでしたorz
どうしてもデュアルクラッシュネタをここで入れたかったので……orz=3
でもどうせなら美鈴もやって欲しかったなぁw
ここからもテンプレ
脳内再生余裕www