Coolier - 新生・東方創想話

人生で一番長い二十二分

2012/09/26 01:42:18
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「ねえレミリア。私の寿命ってあとどんくらいなの」
「もって後二十二分ってとこかしらね」
「えっ」

 すべてはここから始まった。


 ――私の寿命、残り二十二分。


「に、にじゅうに……ふん?」
「うん」
「tw……twenty-two minutes?」
「Yes.」
「Oh...」

 思わずネイティヴな発音で問い掛けてしまった。
 私純正日本人だけどね!

 って、そんなことはどうでもいいのだ。

 そんなことよりもっと気にすべきことがあるだろ私。

「え、えっと、レミリア」
「うん」
「それ、冗談でしょ?」
「ううん」
「Is it a joke?」
「No.」
「Oh...」

 またもネイティヴな発音で問い掛けてしまった。
 私お米大好き日本人だけどね!
 
 って、だからそんなことはどうでもいいんだって!

 
 ――私の寿命、残り二十一分。


「ってああああ!」

 んなバカなことやってる間に一分経っちゃったんじゃないのよさ!
 
 落ち着け私。
 落ち着け霊夢。
 落ち着け博麗の巫女。

 そうだ私は博麗の巫女―――たったこれしきのことでどどっど、どっ動揺ちゃうわ!

「霊夢。お茶こぼれまくってる」
「ああっ!? あっホントだあっつうう!」
「はいお手拭き」
「あ、ありがとう」

 レミリアはこういうとき素で優しいからリアクションに困る。
 いや、だからそんなことはどうでもよくてね?

「レミリア」
「うん」
「さっきのマジバナ?」
「何が?」
「いや、私の寿命があと二十二分って」
「うん」
「マジなの」
「うん」
「へー」
「うん」

 そっかーマジバナだったんだーあはっはさよなら私の青春。
 流石にあと二十分と七秒で恋愛フラグ樹立は無理よねー。

 あーあ、一度でいいからイケメン男子にぎゅってハグされたかったよぉ。
 いいこいいことかもされたかったよぉ。
 くすん。


 ――私の寿命、残り二十分。

 
 あーやっべアホな妄想展開してる間にもう二十分切っちまった。
 どうしようどうしよう。

「…………」
「……どうしたの霊夢。青い顔しちゃって」
「…………」
「……これがホントの青霊夢」
「…………」
「いたいいたいいたい」

 とりあえず能天気な吸血鬼のほっぺを全力で引っ張る。
 吸血鬼の肌って結構硬いのね。

「なにするのよ、もう」

 大して堪えてなさそうな口ぶりで言うレミリア。
 私は全身全霊でスルースキルを発動しつつ、残り十九分二十八秒の余生に想いを馳せた。

 ……ああ、まさかこんなに早く人生が終わるなんて思ってなかったなあ。

 そりゃまあ、特別長生きしたいとは思ってなかったけど。
 むしろどっちかっていうと、“太く短く”みたいな方が自分には合ってるかなあとか思ってたけど。


 ――私の寿命、残り十九分。


 でもそれにしたってさあ、あともう十八分と五十六秒しかないなんて、流石にあんまりなんじゃないの?

 そりゃまあ私も不用意だったわよ。
 レミリアが神社に遊びに来て、いつものように縁側で並んでお茶飲んで、なんとなくぼーっとしてるうちに、あーそういやこいつ他人の運命が視えるんだっけとかおぼろげに思い出して。
 それなら私の寿命とかも分かったりすんのかなーってふと思うと同時に発問したのが今から三分十七秒前なわけで。

 そしたら即答ですよ、即答。

 即答で「もって後二十二分ってとこかしらね」ですよ。

 いやそこは溜めろよちょっとはよ。
 何で一寸の躊躇もなく言っちゃうかなこのヴァンパイアのお嬢ちゃんは……。

 まあでも、考えようによっては躊躇してる間に二十二分経っちゃうかもしれないもんね。
 それなら光の速さで告知して残りの余命を有意義に過ごさせてやろうというレミリアなりの配慮だったのかもしれないしね。

「あ、見て霊夢。蝉の抜け殻があんなとこに」

 ぜってーんなこと考えてねーよこんガキちくしょう来世ではガーリックライス鼻にしこたま詰め込んでやるからな覚えてろよクソったれ。


 ――私の寿命、残り十八分。


 あーどうしようマジどうしよう。
 後二十四時間とかならまだしも、後十七分五十五秒で一体何ができるっていうのよ畜生。

 いやまあ、実はそんなに言うほどやることないんだけどね?
 博麗の巫女の引継ぎとかは多分紫が勝手にやるだろうし、結界もまあちょっとぐらい管理者が抜けても保つと思うし。

 だからまあ、そういう仕事関係抜きにして後は私のプライベートのことかな。
 友達とのお別れとか、そういう感じの。

 まあでも今更特に何を言うこともないかなあ。
 そりゃやっぱり魔理沙には一言言ってから逝きたいけど、でも今から魔理沙の家にかっ飛んでも二十分はかかるし。
 空中で死んで魔法の森に墜落してそのまま死体にキノコとか生えたら嫌だしね。

 
 ――私の寿命、残り十七分。


「くああ。なんだか眠くなってきたわ。霊夢、ちょっと横になっていい?」

 それより何より、このアホ吸血鬼の前で慌てふためいて醜態を晒すのだけは避けたい。
 「霊夢ったらね、死ぬ直前、泣きながら魔理沙探して飛んでったのよ」なんて言いふらされでもしたら、私の死後の名誉が著しく失墜すること請け合いだ。
 ついでにまだ生きている魔理沙も、宴会の度に顔を朱くすることになるだろう。

 そうだ。
 つまりはそういうことだったのだ。

 今私にできることは、友との別れを悲しむことではない。
 今ここに在る博麗の巫女として、考えられる限りの最高の生き様(ないし死に様)をこのアホ吸血鬼に見せつけてやることだ。
 
「おやすみなさい……むにゃ」

 私は許可なく膝の上に頭をもたげやがったレミリアの髪を忌々しく梳きながら、博麗の巫女として全力で死ぬことを心に誓った。


 ――私の寿命、残り十六分。
 
 
 さて、そうと決まったらやるべきことは一つだ。
 もう何も迷うことはない。

 いつも通りの私として、いつも通りの時間を過ごす。

 ただ、それだけでのことでいいのだ。

 さすれば後世の人々はかように語り継ぐだろう。

 “博麗霊夢は、最期の瞬間まで博麗の巫女であった”と。

 泰然にして超然。
 最期のその瞬間まで、己を保ち続けることで、私は博麗の巫女として逝ける。

 そんなに幸せなことはないわ。

 さあ、ならばいつものようにお茶を飲みましょう。
 
 湯呑みがカタカタ震えてお茶が四方八方に飛び散ってるけど、きっとどっかの天人が気まぐれに地震でも起こしているんでしょう。


 ――私の寿命、残り十五分。


「ずずーっ」

 ああ、美味しい。
 少し冷めてしまっているけれど、でもそのおかげで飛び散ったお茶がついた手が火傷せずに済んで良かったわ。
 
「…………あれ?」

 不思議なことに、今度は視界がぼやけてきたわ。
 おかしいなあ。
 目にごみでも入ったのかしら?

 ごしごしと目をこすり、再び視界を開く。

 目の前には、特にそれまでと変わらない風景……ん?

 見慣れた黒帽子が、一つ。

 やだ。
 ちょっとまって。

「おっす、霊夢」

 なんでくるのよ。

「馬鹿魔理沙」


 ――私の寿命、残り十四分。


「あ? なんだ第一声から」
「うるさいわねばか」
「なんだよ。私はお前に馬鹿呼ばわりされる覚えなんて……って」

 なによ。
 こっちみないでよ。

「お前……泣いてるのか?」

 はあ?
 何を馬鹿な事……。

「馬鹿はお前だ。ほれ」
「や、ちょっ……」

 魔理沙が私の目尻を拭った。
 もうやだこのばか大キライ。

「吸血鬼を膝枕しながら泣くなんて、巫女の趣味はよく分からないぜ」
「え、あっ」

 そういやそうだった。
 膝上で呑気に眠りこけている吸血鬼を見下ろす。

「なんかあったのか? 私で良ければ話くらい聞くぜ」
「……なんでもない」
「いや、なんでもないわけないだろ」
「……なんでもない」
「霊夢」
「なんでもない!」

 言えるわけないじゃない。


 ――私の寿命、残り十三分。

 
 なんて、こと。

「……ま、話したくないんならいいけどさ」
「…………」

 そうよ。
 話したくなんてないわ。

「…………」
「…………」

 なによ。
 なんで黙っちゃうのよ。

「…………」
「…………」

 何か言いなさいよ。
 私にちょっと言われたくらいで参っちゃうようなあんたじゃないでしょ?

「……なあ、霊夢」
「…………」
「……ちょっとだけ、我慢してくれ」
「…………?」

 それだけ言って、魔理沙は私の頭を抱き寄せ、自分の胸にそっと押し当てた。

「…………!」

 魔理沙の心臓がとくとくいってる。
 それは、とてもきれいなリズムだった。


 ――私の寿命、残り十二分。


「…………」
「…………」


 ――私の寿命、残り十一分。


「…………」
「…………」


 ――私の寿命、残り十分。


「…………」
「…………」


 実に三分間弱もの間、私も魔理沙も微動だにしなかった。
 ただひとつ確かに動いていたのは、魔理沙の心臓だけだった。

 やがて魔理沙は、ゆっくりと私を離した。 
 夕陽が照らすその金髪は、いつになくきれいにみえた。

「あー……」

 頬をぽりぽりと掻いて、帽子を目深に被って。

「……また明日、来るぜ」

 そう言って、魔理沙は箒に乗って飛び去って行った。

 何も言えなかった。
 何も返せなかった。

 私はただ、夕日に沈む黒い点を呆けたように見送っていた。

 
 ――私の寿命、残り九分。


 もっと言うことあっただろうに。
 
 そんなことだけぼんやり思ったけど、魔理沙はもういない。
 また明日って魔理沙は言ったけど、その明日はもう来ないんだ。

 だって私の命の灯は、もうあと十分も保たないのだから。

「魔理沙」

 ようやくその名を呟いて、それと同時に、膝の上がもぞもぞと動いた。

「むぅ……雨?」

 レミリアが呻く。
 雨ですって?
 どうやら寝ぼけているようだ。
 だってそうでしょ?
 外は、こんなにきれいな夕陽に照らされているのだから。
 
「くぁ……おはよ。霊夢」

 今はもうとっくに夕方よ。
 まあ、吸血鬼的には正しい挨拶なのかもしれないけど。

「そういうことよ。何故なら私は夜の王だからね」

 ドヤ顔でよだれ垂らしてる夜の王なぞいてたまるか。
 なんてツッコミながら、私は少しだけ心が軽くなるのを感じていた。


 ――私の寿命、残り八分。

 
 とはいえ、確実に近づいてくるその瞬間は、またすぐに私をメランコリーに苛むわけで。

「…………」 
「ん? どうしたのしんみりしちゃって」
「……べつに」
「ふーん」

 レミリアはどうでもよさそうに言うと、うーんと大きく伸びをした。

「それにしても暇ねえ。なんか面白いことないの霊夢」

 生憎だけど、もうすぐ私が死ぬこと以上に面白そうなことなんてそうそう思いつかないわね。
 ていうかコイツ、私があと七分四十七秒で死ぬってのに動じなさすぎじゃない?
 まあコイツにしてみればずっと前から視えていた運命なんだろうし、今更どうこう思うこともないのかもしれないけど。

「あーあー暇だわ。こんなことなら咲夜も連れて来たらよかった。あいつなら暇つぶしに手品の一つでも見せてくれるのに」

 そういえば咲夜とももう会えないのね。
 最後に会ったのいつだっけ?
 一昨日に醤油借りに行ったときかな?
 案外最近だったわね。

 まあ、あいつもそのうち死ぬだろうから、そう遠くないうちにまた会えそうなもんだけど。


 ――私の寿命、残り七分。
 

 あー、なんだかまだまだやることあるはずなのに何も思いつかないわ。
 でも人が死ぬときなんて案外こんなものなのかな。
 なんてちょっとセンチな気分に浸っていると、暇を持て余した夜の王がアリの巣を棒切れでつっつき始めた。
 もう帰れよお前はよ。

「アリって面白いわね。皆同じ方向に向かって歩いてるの」

 いつなんどきも同じ方向しか向いていないお前が言うなと言いたい。

「む。失礼ね。私はいついかなるときも視野を広く持っているわ」
「どこがよ。いつでも直球ドストレートの行動しか取らないくせに」
「むきー。そんなことない! 私は思慮深いんだ!」
「ハイワロ」

 あーあ。最期の最後までこいつの漫才に付き合わされる羽目になるとはね。
 まあそれも一興か。
 そういやこいつが最初に起こした異変も、今思えば漫才みたいなものだったっけ。
 最初から台本通りに仕組まれていたお笑いみたいな。


 ――私の寿命、残り六分。


 あー、なんかやだな、この流れ。
 なんか色々思い出しそうで。
 これがいわゆる走馬灯ってやつ?

 でも今からあと五分五十一秒も走り続けるとなるとお馬さんもさぞしんどいだろうから、優しい私は隣のアホ吸血鬼に水を向けることにした。

「ねえ、レミリア」
「んー?」
「あんたさ、自分が死ぬとき何したい?」
「えー。何よいきなり」
「いや、いきなりでもないんだけど」

 あんたにとっては百世紀くらい先の話かもしれないが、私にとっては喫緊の課題だ。

「そうねぇ。まあいつも通り紅茶飲んで過ごすんじゃないの」
「ホントに? それで後悔しない?」
「それで後悔するような人生なら、もっと早くに自分で畳んでるって」
「そっかぁ」
「うん」

 なんか参考になるようでさっぱりならんような回答だった。
 まあ所詮レミリアだしね。

「なんか今バカにした?」
「べっつにー」

 無駄に鋭いから困る。


 ――私の寿命、残り五分。

 
 いよいよもう五分を切った。
 そろそろ小町の持つ大鎌の先っちょが見えてきそうね。

 閑話休題。
 レミリア的にはそれで良くても、私的にはどうなんだろう。
 いつも通りにお茶飲んで死んで、それで本当に満足なのかな?

 いやまあ、確かにさっき、いつも通りに過ごそうって決めたけど。
 目の前のアホ吸血鬼から死の宣告を下された六分後にそう決めた十一分後が今現在なわけだけど。

「いつも通り……か」

 そうね。
 やっぱり博麗の巫女たるもの、さいご、ま、で……。

「…………」

 …………。

「霊夢?」

 レミリアの声がどこか遠くを抜けて行った。


 ――私の寿命、残り四分。


「…………」

 今度こそ地震などではなかった。
 またも私の手の中の湯呑みから、お茶が四方八方に飛び散っている。
 レミリアが心配そうな顔で覗き込んでくる。

「れ、霊夢?」

 私は、ふるえていた。

「…………」
「ちょっと霊夢、どうし……」
「……ない」
「え?」
「……くない」
「ごめん霊夢、よく聞こえな」
「死にたくないっ!!」
「!?」

 レミリアが目を丸くした。ような気がした。
 というのも、既に私の視界はぼやけていたからだ。

 私は無我夢中でレミリアの両肩を掴んだ。

「死にたくない死にたくない死にたくない!!」
「え、ちょ、え?」

 
 ――私の寿命、残り三分。


 嫌だ。
 
 嫌だ嫌だ嫌だ。

 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない。

 私はもっと生きていたい。

 なんでこんなぎりぎりになるまで気付かなかったんだ。

 私はまだ死にたくない。


 視界はにじみ喉はかすれ、私は声にならない声を上げ続けた。

 レミリアが何か言おうとしているようだが耳に入ってこない。

 刻一刻と迫るその瞬間だけを頑なに拒否し続けた。

 
 ――私の寿命、残り二分。

 
「いやだあああああしにたくないしにたくないたすけてよぉぉおおお!!」
「ちょ、霊夢、おちつ……」
「なんでわたしがしなないといけないの!? ねえねえなんでなんで?? わたしなんかわるいことした??」
「れい……」
「あんたうんめいそうさできるんでしょかえれるんでしょわたしのうんめいだったらいますぐかえてよわたしをもっといきさせてよ!!」

 いやだいやだいやだいやだいやだ。
 わたしはもっといきていたいんだ。
 
 やりたいことだっていっぱいあるんだ。
 まりさともっとあそびたいしさくやのてじなもみたいしありすとあやとゆかりとすいかとにとりと

「あああああああああああああああ!!」

 まりさ、ねえまりさはどこにいるの?

 あいたいよあわせてよなんでここにいないの??

 いつもいっしょだったくせになんでいまここにあんたはいないの??

 ばかまりさぜったいにゆるさないじごくのはてまでうらんでやる!!


 ――私の寿命、残り一分。

 
 いやだいやだもうしぬのがわかっていきてるなんてつらいよねえなんでまりさはここにいないの??
 わたしはあんたのこといちばんのしんゆうだっておもってたのにあんたはちがったの??

「…………!」

 レミリアがなんか口パクしてる。
 あはは、なんかばかっぽい。

 あれ、そういえば急に世界が静かになってきた。

 そうか、これがしぬってことなのか。

 あーあ、なんかあっけないもんだなあ。
 もっと魔理沙と遊びたかったなあ。

 あれ?

 そういや私、あいつに最後、何て言ったっけ……?


 ――私の寿命、残り零分。


 あー死んだ。
 とうとう死にましたよ私、博麗霊夢。

 いやー最期の最後に取り乱しちゃってみっともなかったわね。
 ちぇっ。
 クールにカッコ良く逝きたかったのになあ。

 まあ人生なかなか思い通りにはいかないもんよね。
 ほら、レミリアも呆れ顔で……。

「ん?」

 なんでまだレミリアがいるんだろ?
 あれ?
 ていうかもしかしなくてもここ、さっきまで私がいた神社の縁側よね?

「あのー……」

 なんか久しぶりにレミリアの声を聞いた気がする。
 なんであんた、そんなに申し訳なさそうな顔してるの?

「あのね、霊夢」
「うん」
「さっきのあれ、嘘」
「うん」

 とりあえずレミリアを力の限りぶん殴って、後は皆で夜が明けるまで宴会した。

 人生は楽園だ。





最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
まりまりさ
簡易評価

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コメント



0.1970簡易評価
3.100名前が無い程度の能力削除
絶許
7.60名前が無い程度の能力削除
すいません、ちょっとこれは……読んでいて楽しくなかった……
身勝手な意見書かせてもらいます、ほんとごめんなさい
読み始めてすぐ、スクロールバーが数cmしか動いてないところで落ちが予想できる
これで意表をつく落ちなら良かったんだけど、いかにも王道な落ちだから
「ほのぼの」というよりは「gdgd」に見えてしまったし、霊夢のシリアスさがむしろ寒いというか、もう鈍感ってレベル超えて非常識かと
9.80名前が無い程度の能力削除
俺は評価するよ。
ナイスなぐだぐだマッタリだ。悪戯を仕掛けておいて、自分で忘れるお嬢様もいい面の皮してるぜ!
さりげなくない、ストレートなレイマリもイイヨー
11.80名前が無い程度の能力削除
切羽詰まった霊夢ちゃんの様子に興奮を覚えますた
15.60名前が無い程度の能力削除
シリアスにするなら短すぎる話で感情移入できないし、ほのぼのにしてもオチが適当過ぎてアレな印象。
オチを楽しみにしながら読めた分テンポは良かったけどこのオチは無いなあ・・・
17.80名前が無い程度の能力削除
話の流れはありきたりでしたが、全力でレイマリしてた霊夢と魔理沙が良かったです。
18.90名前が無い程度の能力削除
自由奔放なお嬢様が可愛かったです
19.60奇声を発する程度の能力削除
少しうーんと思う所もありましたが良かったです
21.90夕凪削除
好きですよこういうの。
22.100名前が無い程度の能力削除
王道で良かった。本当に
30.60さとしお削除
これで死なないのは嘘すぎる
32.10名前が無い程度の能力削除
まりまりささんは大好きだけど、これを読んだ時間は人生で最も下らない時間のひとつだと思った。
36.70名前が無い程度の能力削除
「冗談かとは聞かれたけど嘘かとは聞かれてない」なんて屁理屈では許されないレベル
40.40名前が無い程度の能力削除
レミリアらしい悪戯といえばそれまでなのですが・・・うーん
なんというかいろいろと勿体無いなあ、と思いました
50.20名前が無い程度の能力削除
正直あまり面白いとはおもわなかったけど、各キャラは魅力的に描かれてました
51.70名前が無い程度の能力削除
霊夢もバカだなぁw
53.100名前が無い程度の能力削除
シンプルだけど、良かったと思いますよ。
個人的には、人間死に対して本気で恐怖し、そんな自分を自覚するからこそ、大人になろうとするし感情を抑えようとするし結果(運命)を第一に考えて行動できるんじゃないかと思いますので
まあ、子供みたいに空を飛ぶようには自由に振舞えないですが