―0―
博麗霊夢の朝は早い。
起き抜けに忍び寄ってきたカラスを撃退し、居間に居座る子鬼を叩き出さなければならないからだ。
博麗霊夢の朝食は遅い。
台所に居座る妖精を打ち払い、氷室に侵入する氷精をつまみ出し、キノコを持って飛んでくる人間を追い払わなければならないからだ。
博麗霊夢の日常は慌ただしい。
一日の始まりである“朝”が非常に騒がしいというのに、これでまだまだ序の口、昼夜と過ぎていくうちに、この比でなく賑やかになるからだ。
あいされいむ
―1―
死屍累々。
そうとしかいえない光景に、しかし霊夢は動じることはない。いつものように縁側に腰掛け、お茶を啜っている。
「今日も暇ね。退屈だわ」
「いつも暇、の間違いでしょう?」
「心外ね。普段だったらもう少し歯ごたえがあるわ」
「それもどうかと思うわ結婚して霊夢」
「脈絡くらい考えなさい、紫」
そんな霊夢の隣りに生まれたスキマから、ひょっこり顔を出す紫。彼女の姿を確認した霊夢は、あからさまに眉をひそめていた。
「ムードが欲しいのね。霊夢、今晩どう?」
「紫ご飯ね。あんまり好きじゃないし、遠慮しておくわ」
「あら、ひどいひとね」
「ひどい妖怪には言われたくない言葉ね」
軽口を交わしながら、霊夢はお茶を啜る手を止めようとしない。やがて空になると、それが当たり前であるかのように、霊夢の手に新しいお茶が収まった。
白いティーカップ。中身は、香りの良い、上質な紅茶だった。
「朝からなにじゃれあっているのよ」
「あら、アリス。貴女も参加したいのかしら? 霊夢との愛の語らい」
「遠慮しておくわ……まったく」
アリスがそう言って頭を抱えると、それに何故か、霊夢が怪訝そうな表情を浮かべる。
「昨日は押しかけて泊まるほどだったのに、どういう心境の変化よ」
「昨日? ぁ……あー、昨日は宴会だったじゃない? ほら、私、人形も置いてきてたし」
「酔っ払いですわね。まったく、酔った勢いで私の霊夢を押し倒そうとするなんて」
「「紫、うるさい」」
「二人共、息が合いすぎよ」
紫がわざとらしく泣き真似をすると、それを見た霊夢とアリスは顔を見合わせて苦笑する。それから、ふたり揃って紫の背を撫でてやった。
――夢を見る。
――そ…で………?
――も……れ………い……。
――…び…必…生……る。そ……は?
――…度……、…り……。
――…当…、や……?
――……。
――わ…っ…。…力………。
――…り………。
――空想か記憶かもわからない、夢を。
―2―
昼時になると、博麗神社はいっそう賑やかになる。
まず、巫女が来る。巫女といっても霊夢のことではないし、某太子様のことでもない。もう一つの神社の巫女、早苗だ。
彼女は必ず山の幸を持参してきてくれるので、多少言動に花が咲いていたとしても、霊夢は有り難く思っていた。
「霊夢さん、昼餉の支度が整いましたよ」
「ありがとう、早苗」
「いやん、そんな『ありがとう、愛してる、早苗』だなんてっ」
「はいはい、良いから食事にするわよ」
「だめです! そんな、昼間から……」
一人で体をくねくねと動かす早苗の姿を見なかったことにすると、霊夢は岩魚の塩焼きに箸を付ける。
だが、早苗は完全に無視されているとも気がつかず、ひたすら妄想を繰り広げていた。外の世界から来た巫女は、常識にはとらわれない。
「まったく、早苗はなにをやってるんだ」
「良いじゃない。私たちも参加しようよ、慧音」
「妹紅……そ、そうはいうが」
「照れない照れない」
「も、妹紅っ!?」
「あはははっ」
そうこうしているうちに、人が増えていたようだ。
霊夢が面倒くさそうに顔を上げると、境内を歩いてくる慧音と妹紅の姿が見えた。輝夜が来ないのならばモノは壊さないことだろうが、それでも充分うるさい。
「寺子屋はどうしたの?」
「今日は休みだ」
「霊夢が一日中暇な日に合わせて、休日作ったのよね」
「妹紅、それは言うなとあれほど!」
「へぇ? 良いの? それ」
妹紅がからかうように言うと、霊夢もそれに参加する。すると、慧音は顔を真っ赤にして蹲ってしまった。
ほのぼのとした空気と、緩やかな時間。この程度の慌ただしさならば、歓迎してもいいだろう。
「もう、三人で楽しそうにするなんてずるいです!」
しかし、霊夢のそんな想いはあっけなく打ち砕かれた。早苗が乱入し、慧音が恥ずかしさのあまり頭突きで早苗と妹紅を沈める。
その様子を見ていた心配性な神二柱が乱入し、乱闘へ。まとめて全員沈めた霊夢は、短かった平穏に思いを馳せて、ため息をついた。
――夢を見る。
――そ…で良い…?
――も…これ…か…い…よ。
――…びは必…生…れる。その…は?
――…度…も、…り…す。
――…当に、や…の?
――え…。
――わ…った。…力す…わ。
――あり……う。
――妄想か思い出かもわからない、夢を。
―3―
一日で一番騒がしい時間をあげろと言われれな、霊夢は躊躇うことなく“夜”と答えるだろう。
人妖が入りみだり、種族の垣根なく呑んで歌って踊って騒ぐ。夜のこの時間はいつも、幻想郷中を巻き込んだ宴会が行われていた。
その騒がしさの中心にいた霊夢も、今は縁側に腰掛け、遠目で宴会の様子を見物している。
「よう霊夢、呑んでるか?」
「魔理沙……いつの間に復活したの?」
「はっはっはっ……キノコ持ってくるだけで夢想天生はひどいと思うんだぜ?」
「そう思うんなら、怪しいキノコ持ってこないの」
「えー」
「反省の色がないみたいね」
「ままま、まて、針はやめろ、針は!」
慌てふためく魔理沙の様子にため息をつくと、霊夢は自分で酌をして一気に呷る。すると、身体の隅々に酒が染み渡る。
この、世界の何もかもが蜃気楼のように揺らめく様が、霊夢は好きで、嫌いだった。
「ねぇ、あんた、いつからそんなんだっけ?」
「いつでもどこでも、普通だぜ」
「そういじゃなくて、こう、なんて言うんだろ?」
「聞かれてもわからん」
断言する魔理沙を見て、霊夢はそれもそうかと頷く。それから、隣で騒がしくする魔理沙を意識の外に追い出して、考えに没頭し始めた。
自分がなにに引っ掛かりを覚えて、なにに違和感を感じたのか。なにに、戸惑いを覚えているのか、思考の海へ沈んでいく。
けれど、そんな霊夢の思考を中断させるかのように、霊夢の方に手が置かれた。
「なにそんなに深く考えているんだよ?」
「うるさいわね、良いじゃない」
「良くないぜ。なにせ、考えて動くとか“らしく”ないからな。やっぱり霊夢は、猪突猛進じゃないと」
「誰が猪よ、誰が。ちょっとあんた、表に出なさいよ」
「遠慮しておく。勝てない試合はしないんだ」
「威張るな」
「あでっ?!」
霊夢の拳が魔理沙の頭に落ちる。すると魔理沙は、頭を抱えてうずくまってしまった。
「はぁ、もう」
ため息を、また一つ。
霊夢は遠くで酔っぱらいの介抱に回っていた鈴仙を呼び止めると、魔理沙を引き取らせる。うずくまったまま動かない魔理沙を見て顔を引きつらせた鈴仙の様子が、妙に印象的だった。
「じゃ、頼んだわよ」
「は、はぁ」
鈴仙を見送ると、漸く一人きりの時間が戻ってくる。
霊夢はもう先ほどの違和感など気にせず酒を呷ろうとするも、ふと、気になってその手を止めた。
後回しにしてしまえば、確かに楽だろう。けれど、霊夢はここで思考を放棄したくはなかった。思考を放棄してしまえと、なによりも信頼できる自分の“勘”が告げているのに。
「違和感、違和感、違和感。何が、気になったんだろう?」
思考の海に、沈んで沈んで沈んで沈んで、沈んで。
やがて、その思考は、朝のワンシーンに違和感をはじき出して止まった。
『ほら、私、人形も置いてきてたし』
アリスにとって人形とは、全てを賭けるものだ。
人形を作るために故郷を捨て、人形を創るために人間を捨てた。そんな彼女が、人形を手放して、それを普通なことのように言う。
なにか、理由がある。例えば人形が整備中だったとか、日干ししていたとか。そんな風に違和感を消そうとする自分自身を押しとどめて、霊夢は次の違和感を探す。
探して、探して、探して。
やがて、昼間のことを思い出して、違和感を覚えた。
『霊夢が一日中暇な日に合わせて、休日作ったのよね』
妹紅がおかしそうに言った言葉。
あの時は笑ってみせたが、この言葉はあまりに奇妙だ。
寺子屋の子供たちのために粉骨砕身し、そのことに誇りを持っている慧音。そんな彼女の親友で、誰よりも慧音のことを理解している妹紅。
そんな二人が、なぜあんなことを言ったのか。
なぜ、自分の都合で寺子屋の仕事を放棄した慧音に、妹紅は違和感を覚えなかったのか。
どきどきと、心臓が動く。
脈が早くなり、身体が重くなった。
頭は割れそうなほどに痛み、軋んでいる。
けれど、まだ、違和感は残っていた。だから霊夢は、痛みをこらえて違和感を掘り起こす。
記憶の狭間。思い出の底。なにより強烈だった、違和感の正体。それは、あっけないほど身近に潜んでいた。
『遠慮しておく。勝てない試合はしないんだ』
幼馴染で腐れ縁。
自称好敵手で、親友。
霊夢が誰より理解していて、されている相手。
霧雨魔理沙という人間は、こんなにも弱腰だったか。
こんなとき、魔理沙なら、勝敗など気にせず挑んでくるのではないのか。
「ぁ」
溢れ出した違和感に、酔いが一気に覚める。
火照っていた体は熱を失い、上気していた頬は色を失い、心が芯から冷えていく。
「霊夢? ちょっと、大丈夫?!」
今にも倒れそうな霊夢を見て、アリスが駆け寄ってきた。けれどその顔に違和感以外感じることもできず、霊夢は逃げるように居間へ駆け込んだ。
「ちょ、ちょっと、霊夢!」
慌てて追いかけてきたアリスを一瞥する。戸惑いを浮かべながらも、こちらの身を案じているその姿は、確かにアリスだ。
霊夢が思い描いていたアリスと何一つとして変わらない、霊夢の“想像どおり”のアリスだ。
「あんた、だれ」
「なにを言ってるの? アリスよ。わからない?」
「アリスなら、証拠を見せなさい。一体くらい連れてきているんでしょう? 人形」
「見せてさっさと証明したいところだけど、整備中よ。魔法の失敗で、家が半分吹き飛んだの」
口調も、態度も、なにもかもアリスだ。
アリス以外であるはずがないし、アリスがアリスじゃなかったらなんなのか、想像もできない。
霊夢はそう自分自身に言い聞かせると、大きく深呼吸をして、自分を落ち着かせた。
「ごめんなさい、酔っていたみたい」
「もう……まったく、心配させないで」
霊夢が警戒心を解くと、アリスはゆっくりと霊夢に近づいて、額に手を当てた。
あからさまに様子のおかしかった霊夢を心配する、優しい手。その手に、霊夢は胸中で“ごめんなさい”と謝る。
そして、額に当てられたアリスの手を強く掴むと、その場に押し倒した。
「れ、霊夢? ちょっと、どうしたのよ」
動揺するアリスの手を握り、まっすぐと目を見る。そんな霊夢にただ首をかしげるアリスを見て、霊夢は下唇を噛み締めた。
「ねぇアリス。痛くない?」
「え……?」
霊力による肉体強化によって底上げされた握力。先程から霊夢の耳元ではアリスの腕がぎしぎしと音を立てて悲鳴をあげているのに、アリスはそれに気がつきもしない。
「ッ!」
違和感に従うままに、アリスの服の裾をめくれ上げる。
普段目に入る部分の内側。むき出しになった細い肩。それは温かみのある生身の姿ではなく……球体関節の、人形の姿だった。
「なんで」
「霊夢、待って」
アリスの声も、今は耳に入らない。
「いや、違う」
「お願いだから待って、霊夢」
アリスから離れて、一歩、また一歩と引いていく。
「私、は」
「霊夢、だめ」
そうして、霊夢は気がついた。
自分自身に感じた、最大の違和感に、気がついてしまった。
『今日も暇ね。退屈だわ』
暇?
慌ただしい日々だと、わかっているのに。
退屈?
誰かが来て問題を起こすのが、日常なのに。
自分で言った言葉の意味がわからない。
どんな意図でこれを言い、どんなつもりだったのか。
そもそもこんな状況になったその始まりはなんだったのか、思い出そうと思考し、思考し、思考し。
「お願い、やめて、思い出しちゃだめよ霊夢!!」
唐突に、白昼夢を見た。
全ての疑問の内側で疼き続けていた、夢を。
――夢を見る。
――それで良いの?
――もうこれしかないのよ。
――綻びは必ず生まれる。その時は?
――何度でも、やり直す。
――本当に、やるの?
――ええ。
――わかった。協力するわ。
――ありがとう。
――幻想か記録かもわからない、夢を、思い出した。
「そう、だった。私はあの日……」
―4―
結界の外で、大きな戦争があった。
動植物が滅び、人間たちは特殊なシェルターの中で科学に支配された。
その余波は幻想郷にも及び、汚染された大気を完全に遮断するためには、結界の更なる強化が必要になった。
そこで、幻想郷の管理者、八雲紫が提案した解決策は実に単純なものだった。
博麗大結界の要、博麗の巫女を最も幻想郷に“幻想”が息づいていた時代を再現した境界、幻想と物質の狭間に閉じ込めて、夢と現の境界の力を強める。
だがその案は、巫女を愛する住人たちのことごとくが反対した。なにせ、狭間に閉じ込められるのは霊夢ひとり。あとは、確たる意識を持たない人形くらいしかはいれない孤独な場所だというのだから。
そのため、時には、クーデターを起こそうとするものが現れるほどに幻想郷は混乱した。
けれどその諍いに終止符を打ったのは、皮肉にもとうの本人だった。
クーデターという異変を起こそうとした妖怪たちをねじ伏せ、その上で紫の提案を呑んだと告げる。自分の意思でそうしたと告げられてなお諦めないものは、ほんの一部しかいなかった。
霧雨魔理沙は、最後まで反対した。
反対して、人間をやめることを選び、夢を覚ます手段を見つけると宣言した。
東風谷早苗は、最後まで説得した。
何度も霊夢に挑み、負け、最後には神となって夢から覚めるまで待つことを決めた。
アリス・マーガトロイドは、最後まで問うた。
それでいいのかと問い続け、最後には、人形の提供という形で霊夢と紫に協力した。
「私を恨みたくば恨みなさい、霊夢」
「私が自分で選んだ。そう言わなかった? 紫」
「そう、だったわね。なら、願いはある?」
「過去の焼き回しはいらないわ。せいぜい、私を飽きさせない夢を見せなさい」
「ええ……わかったわ」
閉じられた境界。
誰もいなくなった“かつての幻想郷”で、霊夢は若返った己の体を見下ろす。
そしてより結界の力を強めるために、自分で自分の記憶を、封印した。
―5―
錯乱して倒れ込んだ霊夢に、アリスが寄り添う。
「私が、望んだことだったのね」
「霊夢、ごめんなさい、霊夢」
「アリス……あんたは意識があるの? それとも、ぷろぐらむってやつ?」
「私は……いいえ、私“も”プログラムに過ぎないわ。ただ、作り主と同じモノだったから、ほとんど差異がないだけよ」
「そっか。ねぇ、私がここに来て、どれくらい経ったの?」
「六十年、よ」
「そっか、それで」
六十年の周期。
記憶の整理が行われるこの年に、綻びが生じてしまった。
ならば、やることは簡単だ。霊夢は思い出した自分の決意を胸に、立ち上がった。
「霊夢?」
「言ったでしょ、アリス。いや、あんたじゃなくてあんたの作り主の方に、だけど」
「でも、辛かったんじゃないの?」
「関係ないわ。辛かろうが苦しかろうが、一緒よ」
「忘れてしまうから?」
アリスの言葉に、霊夢は笑ってみせる。
心の底から、弱気の全てを跳ね返すように、笑う。
「どうせ、外の“あんたたち”がなんとかするんでしょ? それまで、お茶でも飲んで待ってるわ」
「霊夢、貴女」
「……迎えが来たら、あんたも一緒に来るのよ。良いわね?」
「っ……ええ、もちろん!」
霊夢は、アリスに背を向けると、自分自身に術をかけ始める。
記憶を再び封印し、いずれ訪れる再会に備えるための術を、ゆっくりとかけていった。
「明日からまた、“私”をよろしくね。アリス」
「ええ……“霊夢”は任せて、霊夢」
意識が白濁し、記憶が全て白に染め上げられていく。
それでも霊夢は、最後の最後まで、不敵に笑い続けていた。
――夢を見る。
――幻想と希望が満ちる、夢を見た。
―6―
博麗神社の縁側で、霊夢はお茶を啜っていた。
普段何一つ変わらない、静かな神社。
けれど変わらないからといって、霊夢は退屈だとは思わない。
「霊夢、気分はどう?」
「いつもどおりよ」
「ふふ、そう。いつもみたいに、良いのね?」
「そうとも言うわ。それよりアリス、お土産は?」
「クッキーと紅茶しかないけど」
「十分よ」
お茶菓子と紅茶を手に、霊夢とアリスは縁側に並ぶ。
普段と変わらない光景。それから、これから騒がしくなる、その一歩手前。
鳥居の向こう側から飛んでくるたくさんの騒がしい人影を視界に収めると、霊夢とアリスは顔を見合わせて、それから苦笑した。
晴れた日のことだった。
―了―
優しい世界なのに切なさが際立つなぁ。
魔理沙始め他の住人達が霊夢が戻ってこられるよう模索してることを考えると切なすぎる。
勝手に想像して勝手に泣きそうだわ。
ともあれ良い作品を読ませて頂きありがとうございました。
誤字報告です。
-2-で妹紅と慧音の登場シーン、境内が携帯になってましたです。
最初何が何だかわからなかったw
綺麗な話
いい霊夢ですな
暗い背景がありながらも救いの道があり、何よりも霊夢とその周りのみんなが素敵ですね
希望がある分きっとハッピーエンドなんだろう
面白かったです
愛し愛されている霊夢なんですね
が何か楽しい……。
お話を読んで、私も夢の世界に行きたいと思いました。うん、なんか死にたくなってきた!
って気分になった。