ある日の博霊神社での宴会でのことだった。
勇儀につれられて宴会にきたものの、早々に勇儀はどこかに消え、一人酒でもしようか、それともいっそのこと勝手に帰ってやろうかなどと考えていたとき、懐かしい人と再会した。
見間違いだろうかと思ったが、向うもこちらに気づいたのか会釈をしてきた。
「あら久しいわね『宇治の橋姫』、あなたいつから幻想郷にいたの?」
「お久しぶりです、因幡様
数百年ほど前からですよ、ずっと地下にいましたからお会いすることなど出来ませんでしたが…そんなことよりも因幡様とも、あろうお方がなぜ幻想郷にいらっしゃるのですか」
私と因幡様は旧知の間柄、と言うわけでもないが、昔何度かお会いしたことがあった。
あの時はもっと身長もあったし、なんと言うかこう品格があった。
「あたしがいるのが不思議かい?」
「はっはい 、『白兔神』と称されている、因幡様のようなお方がどうしてこのような場所にいるのですか」
「何となくかなぁ」
「何となく、ですか?」
「そう、何となくよ何となく、別にあなたが知ってどうこうできるってわけでもないでしょ?なら知らなくていいのよ、あなただって自分の事をあれこれ聞かれるのも嫌でしょ」
「そう…ですが」
「あなたは地下にいるのだから、どうせ人間にでも封ぜられて此処にいるのでしょ?」
「はい」
気まずい雰囲気が漂う、久しぶりに会ったのだからもっと話をしたいのだけれどこの空気で何も言えない
「まぁ、あたしのしったこっちゃないけどねぇ~」
「いたいた、てゐ、こんなところにいたのね、何か師匠が『てゐは、どこに行ったー』って探してたよ」
「あらそう 鈴仙それじゃあすぐいくわ
そういうことで橋姫、機会があったらまた会いましょ、それとまた会うときは楽しい話をしましょ、ねッ?
想じゃないと長生きできないよ、長いきのコツはね、楽しく暮らすこと、そして辛いことや悲しいことはすぐに忘れる。
ここにひとたちは、大国主様の話をしても何の事だかサッパリだからねぇ、唯一わかるとしたら、八坂様か洩矢様だとおもうけど、あの人たちとはあまり馬が合わないからねぇ
あ、あと、次ぎあうときは、呼び方は今みたいに堅苦しくなく鈴仙見たいに『てゐ』でいいから、もう神様じゃないから」
それじゃあね
と一言、言い残して
因幡様は人ごみの中へと、消えていった。
また一人になってしまった
勇儀を探してみるとまだ伊吹鬼と酒を飲んでいる
私に気づいて手を振ってきたけど知るものですか…
ベェーッだ
ふぅ、この後どうしよう
本当に勝手に帰ってやろうかしら
あーーもう、あんなに楽しそうな顔しながら酒を飲めるなんて………
妬ましい
『~地下にいるのだから、どうせ人間にでも封ぜられて此処にいるのでしょ?~気まずい雰囲気が漂う』
をはじめ、わかりづらい記述が多い。恐らく表現が間違っているだけなのだろうけど、何気にその曖昧さが面白かったり。カットアップでも使ったのかとさえ思う。
明らかな技術の不足が、余白だけで読ませる効果を生み出すとはなかなか奇っ怪。いやでもほんと面白い。
タイトルを間違える件。ダダ的効果を狙ってやっているのなければ、適当なものをつけた方がいい。間違いを修正したらいいかどうか読者に訊く人をはじめてみた。
面白くないです
・誤変換
・地の文に「。」があったりなかったり
・とってつけた勇パル
減点ポイントは以上です。各10点減点。
勇パルに関しては、出したかったから出した、という想定下での減点です。
食いつき良さそうだから取り敢えず出した、という想定下では40点の減点となります。
手抜き感、手抜かり感漂う作品でした。
タイトルなんか考えときます
6さん
面白くなるよう努力します
評価ありがとう by 油性マジック96円
しかし失礼とは思うが、これはチラシの裏レベルだぜ。
衝動にまかせて書いたように見える。
発想自体のポテンシャルは十分あると思うんだけど、もうちょっと展開が欲しかったかな。
可能性を感じたがそこで終わってしまったので肩透かし感が。
あと、最後のてゐの長台詞に誤字多くね?