寒かった二月は終わり、雪の解けたあとの神社の境内を掃除する途中に梅の花に開花の兆しを見つけ、霊夢は体の中に喜びがはじけるのを感じた。冬が嫌いなわけではない、しかし春の訪れに、心が躍るのは何も霊夢だけではないだろう。
これは、命の喜びなのではないかな、と考えながら、霊夢は足元に残っていた落ち葉を蹴り上げた。何ヶ月もの間雪ノ下でつぶされ重く水を吸ったそれは霊夢の思ったとおりに風には舞い上がらずにすぐに落ちた。それを見た霊夢はこんな調子では集めたところで火もつかないだろう、と自分の中で言い訳をして掃除を切り上げることにした。第一、久しぶりに見た青空に誘われて外にでも出てみようかしら、と考えただけなのである。箒を手にとってしまったのはいわば習慣で、考えてみればまだ、春告げ精が来たわけでもないのに冬が終わったとするのはまだ性急かもしれなかった。そんな意味では、あのいつも何を考えているかわからない妖精も役に立っているのだろう。そう思うとまた少し肌寒くなった気がした。
「まだ炬燵をしまうのは先になりそうね」箒を鳥居に立てかけて、神社の石段に腰を下ろし、そう呟く。博麗神社は人間の里からは少し離れた小山の上にある。幻想郷で山といえばもちろん妖怪の山で、その高さと比べたらずっと低い位置にあるのだが、この博霊神社に続く石段から見る景色も霊夢は好きだった。霊夢の好きな一面緑の景色でもなく、また、もちろん秋の神が飛び回っているときのように色鮮やかなわけでもない。
しかし、遠くで飛び回る妖精や天狗を眺めたりそして耳を澄ますと聞こえてくる人間の里の喧騒に耳を傾けるのはとても静かで心地よかった。いつだったかにここで開いた酒の席で早苗は洩矢神社からは幻想郷中が見渡せるんですよ、と自慢していたがきっとそこからでは人間の里に行きかう人は点にも写らないのではないかな、と霊夢は思ったし、慧音が潰れて里に帰ってはあとが怖いからな、と少し悲しそうに笑ってから萃香の杯を断っているのを見ているのを見てすこしもどかしくなった。そんなことを思うと、ここから見えるぐらいの距離感が自分に一番あっているのだなと思い、ここが自分を表しているように感じて笑みをこぼすのだった。
まだ短い日が西に傾き始めるころまで霊夢は石段に座ったまま考え事をしていた。紫などが見ればまたお腹を冷やすようなことをして、と眉をひそめて言ってくるのだろうが、きっと彼女は冬眠から覚めていないに違いない。今日はこの神社に来訪者はないようだった。萃香はしばらく天界から戻らない。きっといい酒の相手でも見つかったのだろう。
うんっ、と声を上げて伸びをして空を眺めようと寝転ぶと、視界に覆いかぶさるように金色のものが覆いかぶさってきた。
「ひゅい!?」頭が見えるものに追いつかず変な声が出た。驚いて体を起こし後ろを見るとそこには少女が立っていた。
「よう霊夢。やっと気づいたか」
そこにいるのは見知った顔で、寝転んだ霊夢を覗き込むように両手を腰に当ててかがみこんだ彼女のウェーブのかかった金髪が、霊夢の顔に向かってたれていたのだった。
「いつの間にいたの?ぜんぜん気がつかなかった」と早口にならないように気をつけつつ聞く。魔理沙はうーん、とわざとらしく腕を組んで唸った後、にやっと笑って「霊夢がネズミって食べられるのかしら、って呟いたとこらへん?」と言った。いやいやそんなこと思っても言ってないはず、と思って霊夢は慌てて口に手を当てる。普段なら魔理沙の冗談だとすぐに気づくのだろうがあまりにも魔理沙の登場が予想外でまだ霊夢の頭の中はてんやわんやだった。
「う、うそ、口に出してた?」
きっと今顔は真っ赤に違いない。とりあえず何か言わなきゃ、と口に出した言葉に魔理沙は案の定笑い転げた。
「ひ、うひひ、ほんとにそんなこと思ってたのかよ。い、いや食えるかもしれないぜ?ナズーリンは怒りそうだけどな。うひひ、もうやめてくれお腹痛い」両手でお腹を押さえて転がりだした。そこまでか。のたうつ魔理沙を見て頭にも落ち着きが戻ってきた。
「まったくもう、油断もすきもないんだから。全然気がつかなかったわ」
「いや、来てみたら霊夢が外にいるもんだからさ。なんかあったのか?」
ようやく起き上がって涙を拭くようなそぶりを見せた後、今度はきちんと返事をしてきた。
「ううん、なんでもないの。それにしても魔理沙久しぶりじゃない。今までどうしてたの?」
そう、久しぶりなのである。霊夢は冬の間も人が通れるくらいは神社の雪かきをしなければいけなかったし、神社には参拝客はさっぱりだが、冬でもかまわずに妖怪や妖精が訪ねてくる。宴会の準備やらでずっと炬燵の中、というわけにもいかなかった。しかし、魔理沙は冬の間神社に顔を出さなかった。それどころかアリスが言うには家からまったく出ていなかったらしい。彼女のことだから一旦魔法の研究に集中しだすと半月家の工房にこもりきりなどということは珍しくなかったが、一冬まるまる魔理沙の顔を見ないというのは初めてで霊夢は頭の片隅で気にかけていたのである。
「んーまぁ魔法のことでさ。」と魔理沙は口の端をゆがめた。なんだか煮え切らない様子だ。よく見れば隈がひどい。
「珍しいわね。いつもなら息抜きなんてめったにとらないじゃない。オンの時に息抜きしたらもったいないとか言って」
「そうなんだけどな。まぁ研究がうまくいかなくて自分の限界を噛み締めてるとこさ」
頬をかきながら魔理沙らしくないせりふを吐いた。立てかけてあった神社の箒を手にとって「使い方が荒いぜ」などと呟いている。笑顔を作ってはいても彼女の顔には疲労と焦りの影がにじみ出ていた。しかし、そこに重々しい告白の雰囲気はなかった。あっさりと自分への軽い自嘲と労苦のかけらを表に出していた。
息抜きと称して消し飛ばされる彼女らがすぐに復活するとはいえあまりにも不憫だがここは幻想郷。そして異変解決の折に毎度群がってくる何百もの妖精を落とす霊夢がそれを気にかけることはない。意外なのは、魔理沙がそんな自分の弱っているところを自分に見せたことだった。魔理沙はプライドが高い。直接霊夢にそれを言ったことはなかったが、霊夢に本気の弾幕勝負で勝つことが彼女の夢だ、というのは誰でも知っていることだった。そんな彼女はどんなときも、たとえそれがどんなに無理に見えると彼女自身わかっていても、彼女は霊夢に弱さを見せまいとしてきた。だから、こんなあっさりと、さもそれが当然かのように自分の行き詰まった姿を見せたことに霊夢は驚きを隠せなかった。
「いや、でも久しぶりに神社に来てみてよかったぜ。あんなに笑ったのは久しぶりだ。くくっ。いや、せっかくだ。今から命蓮寺にでもいってみるか?そういえば異変のときあいつの部下は私たちのこと食おうとしてたみたいだし、おあいこかも知れないぞ?」
こんなところは、いつもどおりだ。霊夢はなんと答えようか迷ってしまった。そういえば、霊夢が魔理沙が後ろにいるのに気がつかないでいるのに声もかけず放っていたのも変だ。いつもならいたずらのチャンスとばかり何かしてくるに違いないのだ。そんなことを考えると今日の魔理沙が何から何まで変に見えてきて霊夢の頭の中はこんがらがってきた。いや、それとももしかしたら実は全部自分の勘違いで魔理沙はただちょっと疲れているだけで自然に私と接しているのかもしれない。それとも、もう自分ではどうしようもなく弱っていて、言外に霊夢に助けを求めているのかもしれない。さっきまで穏やかな心中だったというのに魔理沙がきてから、乱されてばかりだ。こんなことを考えるなんて私らしくない、とそれ以上考えるのをやめ霊夢は魔理沙を見た。
「それで?なんか用があってきたの?何にもないならお茶でも飲んでいきなさい。私ももう中に入るとこだったから」
様子が変なら直接聞けばいいのだ。ごたごた人間関係を思うのは霊夢の性にあっていなかったし、魔理沙もそうだったはずである。そこは、十年来の信頼関係を信じるしかないと霊夢は思った。
「そうだな。うん。そうしようかな。何にも持ってこなくて悪かったな。でも、あとちょっとで日が落ちるぜ?せっかくだしもう少しみていかないか?」
キャッチボールになっていない返答に一瞬驚いた顔をしたが、すぐに魔理沙は返事を返してきた。見れば確かに夕日が山の陰に隠れようとしているところだった。白と茶色だけだった世界に強烈な朱と黒が射し、一瞬だけの別世界を演じている。さっきまで静寂の象徴のようにじっとしていた景色の変わりように霊夢は息を呑む。
「きれいね」
「ああ。きれいだな。私はここから見る幻想郷が、大好きだよ、霊夢。どうしたって寂しくなるけどさ」前に立つ魔理沙の表情はわからない。しかし、彼女の視線の先にあるものがなんなのかは霊夢にはわかっていた。あの家に明かりはついているのだろうか。
「夕焼けは寂しくなるものよ。まして冬だもの。ほら、先になかはいってるわよ。冷え込まないうちに、入ってきなさいね」
適当にそう言って背を向けた。魔理沙の手がスカートを握りしめているのは無意識かどうかなんていうことを考えたら駄目な気がした。箒を手にとって歩き出す。どこに思うのかもわからない寂しさだけをもらった気がして、気づかないうちに冷えていた体を縮め、歩き出す。
その瞬間、今日魔理沙とあってからの映像が頭の中にフラッシュバックした。同時に頭の中で違和感の固まりが音を立てて崩れて行く。足音がすれば、さすがに霊夢だって魔理沙が近づいてくるのに気がついただろう。それなのに、なぜ魔理沙は今、何も持っていないのか。
「霊夢」
その次に来る言葉を霊夢は聞きたくないと思った。それでも魔理沙の小さな声に足は止まってしまう。
「なによ。ほら、あんまりノスタルジーに浸ってないで、さっさと帰るわよ。そうだ。魔理沙が来ないから、羊羹の賞味期限が来ちゃってるのよ。特別に厚く切ってあげるから早くきなさい。ほら、もう寒くなってきたわ。」きっとさっき脅かされたときより私はずっと早口になっているに違いない。今の笑顔では、チルノですら心配してしまうに違いない。
「霊夢、じつはさ、研究が煮詰まってるって言ったのは嘘なんだ」
振り向いた魔理沙の顔は帽子のせいでやっぱり、よく見えなかった。
「私は、変わったか?」
魔理沙の声は震えているわけでもなく、大きいわけでもなかった。それどころか、そこに何の感情も拾い取ることができず、それに狼狽した。
「ごめんな。もっといろいろ話そうと思ったんだけど、霊夢の背中を見たら何もいえなくなっちゃってさ。らしくないよな。」
「どうなるの?」
「私にもよくわからない。でも、アリスやパチュリーを見てれば、安心だろ?」
「どうして?」
霊夢は眼の奥が熱くなってくるのを感じた。そして、目の前にいる彼女が、ほかの誰よりも自分の近くにいたことを自覚する。
「うん、もう必要なくなっちゃった気がしてさ。霊夢に勝てなかったままってのは残念だけどさ」
「…………」
「ごめん」
その一言で、霊夢は全てをあきらめた。意識を覚醒させ、背筋を伸ばした。
声の上ずりを無理やり抑え、言葉をつむぐ。
「さよならにはもう遅いの?」
「いや、今日一日かけてってとこだ」
魔理沙の声が震えた。それに、せめてもの安心を得る。
「それなら」
頭の中の決して感情に振られることのない部分をフルスピードで回転させ、印を結ぶ。すると霊夢の周りが、わずかに紫色に発光し、何枚かの札が霊夢を守るように浮き上がった。
「羊羹よりはいい、餞別を贈るわ、魔理沙」
友の名を呼び、針を手に構える。そして、どこからも浮き上がった意識に霊夢は体を委ねた。
「勝ち逃げさせてやってもよかったんだぜ?」
魔理沙は帽子に手をやって今日初めての自信たっぷりな笑みを見せた。そして、
「その眼に焼き付けな!「人間」霧雨魔理沙の力をな!」
そう言って、彼女は飛んだ。
「こういうのって満月だったりするもんじゃないかしら」
「まぁそういう細かいことは気にしないほうが人生楽しいんだぜ」
博麗神社の縁側。ぼろぼろな身なりには気を払わず、日本酒を飲み交わす二人を照らすのは、半月を少し過ぎたようななんともいえない中途半端な大きさの月であった。
「いや、それにしても最後の最後まで非常識な当たり判定だぜ。やっぱり、貧乏がなせる業かな」と魔理沙はカラカラと笑い、杯をあおる。そこに悔しさや未練といったものは感じられずただ体を霊夢の肩に預けていた。
結局魔理沙のマスタースパークが霊夢を捉えることはなく、しかし、霊夢の結界が魔理沙を捕まえることもなかった。どこまでも静かに、霊夢の札と針が、魔理沙を封じたのであった。いつもどおり、いや、勝負としてはいつもより霊夢は大差で勝ったのかもしれない。しかし、そんなことはもはや何の意味も持たなかった。
「なら、お賽銭を入れるのが、私に勝つ最良の作戦かもしれないわよ」
特徴的な巫女服の黒焦げになって布片がくっついているだけの袖を持ち上げて見せながら、霊夢も笑った。
夜は更けていく。二人はもう一度だけ杯を合わせた。
Epilogue
魔理沙が修行と称して魔界に旅立ってから半年。異変があってもどんな大勢が集まった宴会があってもどことなく盛り上がらずぼんやりとした日々を送っていたが、その日の朝は違った。小銭が、木の板を打つ特徴的な音で、霊夢は眼を覚ます。どんなに深い眠りだろうと霊夢の半径20mでこの音が聞こえれば霊夢は飛び起きる。頭の中で何度もその音を反芻し、確かめる。
「銅貨じゃない、そしてこの音、大きさもある、ということは。」
布団から飛び起きて、巫女服へと着替え、髪を整え、表へと走る。少し手間取ってしまったが、まだ、許容範囲のはずだ。廊下に出たところで、もう一度音がする。ちゃりん。
今度は銭が銭に当たる音だ。霊夢にとって至福の音。祀ごとの時以外で聞くことはまずない。走りながら、記憶を探るが、そんなことをする前から、心当たりはひとつしかなかった。巫女の勘がささやくのだ。
「魔理沙!」
そう叫んで、表を覗くと、そこにいたのは思っていたのとは違う人物だった。
「やあ霊夢。ひさしぶりだね。少し時間いいかい?」
そこにいたのは魔理沙に親しい古道具屋の青年だった。
「霖之助さん。おはよう。どうしたの?珍しい」
すこし拍子抜けした霊夢は手持ち無沙汰になって、賽銭箱を覗き込む。
「いや、魔理沙に頼まれごとでね、山が染まったら霊夢を墓参りに連れて行けってね。まったく。人使いが荒いところは何も変わらない。」いつものほこりをかぶっていそうな服を着て、柱に寄りかかった彼は秋の景色にどこか不釣合いだった。
「墓参り?最近私のところに葬儀祭の依頼なんて来てないわよ?寺の連中がみんなもってっちゃうんだもの」
そりゃあ霊夢だっていつもぐーたら寝てる巫女に送ってもらうよりはおっとりしてるとはいえ千年以上生きている僧に送ってもらうほうが逝った先が安泰だと思う。
「いや、そうじゃない。魔理沙のご両親が昨年の暮れに亡くなってね。多分誰にも知られたくなかったのだろう。慧音先生にも寺の連中にも口止めしていたようだ。」霖之助は表情を変えない。
「あれだけ大きな道具店だ。里に噂が広がってもおかしくないが、おおかた魔理沙がなにかしたのだろう。」
霊夢は息が止まったままだった。頭の中にはあの日の彼女の姿が浮かんでいた。
そんなことで、と霊夢は思い、唇をかむ。しかしすぐその思いを打ち消した。彼女は霧雨魔理沙なのだ。私に彼女の決断の重さはわからない。それは、わからないままでいいのだろう。それが、あの日何も言わなかった彼女の意思だと思う。だとしたらこれはおせっかいだ。私はこんなこと知らなくてもあなたを待っているのに。
「まぁ仕方ないわね。命蓮寺に行くの?ちょっとまっててくれる」自分でも驚くほど霊夢の声は落ち着いていた。
霊夢はついでに里で買い物も済ませてしまおうと思い、財布の中身を見る。そこで、ふと目の前の賽銭箱の中身のことを思い出し思わず霖之助に笑いかける。
「それにしても霖之助さん?呼び鈴代わりにしては気前がよすぎるんじゃない?」
賽銭箱の裏のふたを開け、二枚の硬貨をつかみ出す。一枚は平凡な銅貨だったが、もう一枚は思ったとおり霊夢の一週間の食費に当てられるほどの価値を持つ、光り輝く銀貨だった。それを見せた霖之助の表情はまた予想を裏切るものだった。
「50銭銀貨じゃないか。もったいない。そんなものを、賽銭箱に投げ込むものがいるとはな。君はよっぽどいいことをしたのかい?そうでもないとしたら、よっぽどの願い事があるんだろうね。そうだ、それで今まで溜まってるつけを払ってもらえれば……」
後半の彼の言葉は霊夢の頭を素通りしていた。首を振って空を見上げると、見事ないわし雲が浮かんでいた。実り豊かな秋の到来であった。
博麗
>「霊夢。私は魔界に行く前彼女から話を聞いた。君が気に病む必要はない。ただ落ち着いた時に君にはそれを知って欲しかったのだと思う。」
ここの部分は誰が喋ってるの?
一読者としては、魔理沙のこの後の展開がまだまだ気になります。
描写が丁寧で、ほのぼのした雰囲気が良かったです。
文章に関して、何箇所か 「~。」 となっている点がありました。
それからこれは個人的な意見ですが、タグに「初投稿」というのは消した方がいいかもしれません。
未読の方に、変に先入観を与えてしまうのはよろしくないかと。
むしろ丁寧で読みやすく良いです。
ただ肝心のストーリーが「え、ここで終わるの?」という形で、キーパーソンであろう魔理沙と霊夢、そして魔理沙の両親の死が誰にも関わっていないので(ただ話題として出てくるだけ)、話としてまとまっていないのが残念。
何かこの続きにあたるものがあるのなら、出来ればそれも含めて完結してから読みたかったです。
あと、下手にセリフと地をセットにするくらいなら、セリフはセリフ、地は地で分けたほうが読みやすいです。
今後に期待。
ただ、上の方もおっしゃっていますが、話がまとまっていないので、読後感が悪い意味ですっきりしません。
もう少し登場人物の心情が伝わるようにしてもらえると良いと思います。
つぎを期待しております