※妖夢が一方的に弄られます。ご注意ください。
「妖夢ってあれだよな。何ていうか、足りないよな」
団子を頬張り、お茶で喉を潤した魔理沙のコークスクリューブローが私の心を抉りこむ。
何だろう。言われてる意味が全然分かんないのに、凄く傷つくというか。意味分かんないのに心にダメージというか。
私は手に持っていた団子の串をお皿に置いて、魔理沙に溜息一つ言葉を返す。
「足りないって何、足りないって。そりゃ、私はまだまだ修行中の身、自身の未熟は理解して…」
「いや、そうじゃなくて。実力とかそういうのじゃなくて、何か足りないんだよ。別の方面の何かが」
「足りない足りないって連呼しないで。意味が分からないのに何故か不快だから」
「いや、でも実際足りないんだよ…何だろう。魂魄妖夢、白玉楼の庭師には一体何が不足しているのか…役不足?」
「足りてるよ。幽々子様に仕えているのが不足なんて微塵も思ったこと無いよ。大体幽々子様以外の誰に仕えろと言うの」
「紫とか」
「無理。そもそも紫様には藍さんがいるじゃない。私なんて居てもしょうがないでしょ」
「そうだな。藍は色々と桁が違うからな。言うなれば藍はお前の三倍だ。剣道三倍みょんだ」
「喧嘩売ってるのなら最初からそう言ってくれる?白楼剣と楼観剣の味を久々に思い出させてあげるけど」
「ああ、成程。剣呑ってこんな時に使うのか。また一つ勉強になったな」
「合ってるけど違うと思う」
最後の団子を食べ終え、私の更に手を伸ばそうとした魔理沙の手を叩きながら私は湯呑に手を伸ばす。
全く油断も隙も無い。残念と笑いながら、魔理沙は茶屋の店員に追加の注文を行う。よく食べるなあ。そう言えば昼食まだだって言ってたっけ。
店員に饅頭を頼み終えた魔理沙は、私に再度向き直って会話を続ける。
「ん~、何なんだろうな。本当、妖夢は一体何処が足りないんだろう」
「まだその話題?足りてるってば。修行面以外はこれ以上ないくらい充足してるってば」
「身長?胸?」
「魔理沙の家って鏡ある?それとも魔理沙って吸血鬼だっけ」
「冗談だ。全く、女の子に向かって身体的特徴を論うなんて最低だな」
「うわ。今私生まれて初めて人に向かって湯呑を投げつけてやりたくなったんだけど」
「それはもしかしたら恋の始まりの予感かもしれないな。その気持ちを大切にするんだぜ」
「しないよ。微塵もしないよ。そんな予感こっちから全力で願い下げだよ」
「例えばの話をしよう。ここに人間代表として私達二人の他に霊夢と咲夜と早苗がいたとする」
「いきなりにも程があるなあ。あと私は半分だけ人間なんだけど…うん、いたとして?」
「私達二人を含めた五人が横一列に並んだと考えてみてくれ。霊夢、私、咲夜、早苗、そして妖夢の順だ」
「…うん、考えてみた。それで?」
「みろ。見事に妖夢だけ足りてないだろ?」
「訳分かんないよ!何で私だけ足りてない指摘!?」
「いや、そこはニュアンス的に分かってくれないと困る。
いいか、落ち着いてよーく考えろ。霊夢だぞ?私だぞ?咲夜だぞ?早苗だぞ?そして妖夢…うん、明らかに妖夢が足りてない」
「うーん…いやいやいやいやいやいや、足りてるよ!?やっぱりどう考えても足りてるよ!?
そもそも訳の分からない『足りない』ってのをどうやってニュアンスで理解するの!?むしろ余計訳分からなくなったよ!」
「私の言ってる感覚、霊夢なら絶対分かる。咲夜の奴も分かる。早苗も分かると思う。何だろうな…何が浮いているのか」
「浮いてないから!しっかり脚地面についてるから!第一話ってテロップ出るくらい両足で大地に力強く立ってるから!」
必死に反論する私を無視して考え込む魔理沙。本当に色々と失礼な魔法使いだと思う。
偶然人里で会って、折角会ったんだからと茶屋に来てみたはいいものの、まさかこんな話になるなんて。
下らないと大きく肩を落として息をつく私に、魔理沙はなおも真剣に話を続ける。
「物語として考えよう。その方が分かりやすいかもしれない」
「物語って…ていうか、まだこの話題続けるの?私もう帰りたいんだけど…」
「例えるなら霊夢が主人公、私がヒロインだ」
「有り得ない」
「例えるなら霊夢が主人公、私がヒロインだ」
「いや、言い直してもミスキャストなのは変わらないから。こんなヒロイン誰が認めるの」
「女の子相手にこんなとはあんまりだ。女の子なら誰でもヒロインになりたいじゃないか。
言ってしまえば、心の奥底に誰もが持ってるインマイドリーム赤い薔薇の花だ。分からないかな、足りない妖夢にはこの気持ちが」
「足りてるよ!分からないけど足りてはいるよ!」
「そういう訳で私がヒロインとして話を続けさせてくれよ、ひっ迫妖夢」
「ひっ迫妖夢!?魂魄妖夢だよ!そろそろこれイジメの領域でしょ!?」
「霊夢が主人公、私がヒロイン。咲夜は霊夢の前に現れたライバル、後で強い友情で結ばれる仲間キャラだ」
「…ええと、あの咲夜が?いやいやいやいやいや…」
「今少し『意外と似合いそう』って思っただろ?」
「…少し」
「ああいうクールキャラがライバルで仲間ってのは古来よりのお約束なんだよ。王道なんだよ。女の子人気一位なんだよ。カップリングなんだよ。
で、早苗は別路線のライバル兼ヒロインだ。最初は主人公と敵対するけど、段々好意をって感じだな」
「うーん…そうかなあ。まあ、そう言われるとそんな感じも有りかなとも思えるんだけど」
「実際霊夢と早苗の出会いから考えたら、そんな感じじゃないか。まあ、納得してもらえたか?」
「まあ、大凡」
「まとめるぞ。霊夢が主役。私はヒロイン。咲夜は正統派ライバル。早苗はライバル兼ヒロイン」
「うん」
「それじゃ妖夢、お前は?」
「…へ?私?」
突然の魔理沙の問いに、私は一瞬思考を完全停止してしまう。
私、私は何かって…いや、急にそんなこと言われても。少し考えて、私は自分なりに考えた答えを告げる。
「咲夜と同じポジションじゃないの?霊夢のライバル」
「有り得ない。無理」
「む、無理って何!?何で咲夜はOKで私は駄目なの!?」
「咲夜はライバルってオーラがする。でも妖夢は何て言うか、ライバルって表現されると色々とへにょる」
「へにょるってどういう意味!?いやでも、だって、私と咲夜って霊夢から見てほぼ同一のポジションでしょ!?
異変を引き起こした方の従者で、異変で一度は敵対して、主への道を防ごうとした…」
「咲夜は切れ味があるんだけど、妖夢は鈍らな感じがするんだよなあ…鋭さがないから全然咲夜とイコールにつながらないし」
「剣士に鈍らとか言うな!私の切れ味確かめてみる!?ねえ、本気で確かめさせてあげるから!」
「咲夜が三刀流ならお前はトナカイなんだよな」
「いい加減斬るぞこらああああ!!!」
「妖夢はほら、メインで『ドン』を張るには、未熟なんだよ。妖夢にはその成分が不足し過ぎてるんだよ」
「もういい!帰る!暇人の魔理沙に付き合った私が馬鹿だったよ!」
「まあ、待て待て。そう怒るなって」
席を立とうとした私の腕を掴み、魔理沙はまあまあと笑いながら私を留めようとする。
腕を振り払ってそのまま去ることも出来たんだけど、それは少し子供過ぎる上に何か負けのような気がした。
こういうところもある意味子供かなと溜息をついて、私は渋々席へと戻る。それを確認して、魔理沙は再び口を開く。
「話を続けようか。例えば、ここに幻想郷の各勢力のナンバーツーが勢揃いしたとしよう。
いや、ナンバーツーというか、主の右腕的存在だな。主人に仕える忠実な従者達だ」
「ナンバーツー…右腕的存在…うん、いい。凄く良いよ魔理沙。その話にしよう」
「おお、乗り気だな、妖夢。じゃあ続けるが、その右腕が勢揃いした。
紅魔館の咲夜、八雲の藍、永遠亭の永琳、守矢の早苗、地霊にはそういうタイプはいないから除外するとして、船の星か。
そして最後に白玉楼の魂魄妖夢、お前だ。この面子が揃ったとしよう」
「す、凄い面子だね…」
私は心から感嘆するような声を漏らしてしまう。咲夜の有能さは幻想郷中が知るところだし、藍さんは伝説的な妖獣だ。
八意永琳は月の頭脳と呼ばれるほどの重鎮だし、早苗は奇跡を起こせる程の現人神。そして寅丸星に至っては毘沙門天の使いと謳われる存在だ。
その中に自分が並んでいることに誇らしいと思うと共に、幽々子様の名に恥じぬよう頑張らなければと気を引き締め直す。
そんな私の気持ちを理解してか知らずか、魔理沙は意気込む私に笑ってとんでもない言葉を投げつける。
「な?私の言いたいこと分かるだろ?」
「…へ?何が?」
「だから、咲夜に、藍に、永琳に、早苗に、星に、妖夢。ほら、妖夢だけ何か足りてない感がする」
「またその話なの!?しないよ!!全然微塵もこれっぽっちもしないよ!!」
「例えばこの幻想郷で『第一回最優秀従者トーナメント』なるものが開かれたとして、そこに妖夢がエントリーするのはちょっと…」
「訳が分からないよ!?いいじゃない!?私がエントリーしても何もおかしくないからね!?」
「妖夢はオールCなんだよ。主人公としても従者としてもやっぱり何か足りないんだよなあ…胸だけはAランクのくせになあ」
「喧嘩売ってるんでしょ!?ねえ!?さっきから私に斬ってくれって言ってるんでしょ!?」
「そうやって何でも斬れば解決すると思ってた時代の妖夢は別の意味で足り過ぎてたんだけどなあ…」
「昔のことは言うなあああ!!!」
「正直すまんかった。そうだな、昔のことを蒸し返すのはよくないな、うん」
あれ、何か凄く素直に謝ったな…苦虫を噛み潰したような顔してるけど、
魔理沙も何か触れられたくない過去でもあったんだろうか。
私は軽く息を吸い、いい加減この話題を断ち切る為に魔理沙に向かって言葉を返す。というかいい加減白玉楼に帰る為にも話題を終わらせる。
「魔理沙の言いたいことはよく分かった。
自分では全然、微塵も、これっぽっちも分からないけれど、確かに私は色々と足りないのかもしれない」
「実際足りないんだけど」
「足りないのかもしれないっ!!」
「そうだな、かもしれない、な。あくまで仮定な、仮定」
「そう、足りないかもしれないけれど…私はそれで構わないと思ってる」
私の言葉に、魔理沙は『ほお』と興味深そうに耳を傾けている。
何やら真面目に話を聞いてくれている魔理沙を珍しいなと思いつつ、私は話を続ける。
「例え他の何が足りなくても、私は今の自分自身が『幽々子様の求める魂魄妖夢』に届いているならば、それで構わない。
例え他の誰もが満足する存在でなくてもいい。例え最高の従者と讃えられずとも構わない。今の私自身が幽々子様にとって必要な存在であればそれで構わない」
「…成程な。幽々子の敵を排し、幽々子を護る一振りの刀であればってことか」
「そういうこと。だから魔理沙、指摘は有難く…は全然思わないけど一応頂戴するけれど、私は変わらないし変えないよ。
幽々子様が『そう』望まれない限り、私は私らしく今の私のままで歩いて行くよ。それが私の生き方だから」
「そうか。まあ、妖夢の意見が正論だよな。妖夢は妖夢らしく、足りない妖夢のまま己の道を、か」
「だから頭に『足りない』って付けるの止めて!?地味に傷ついてるんだから!?」
「あはは、悪い悪い。冗談だ、冗談。加えて言うなら今までの言葉が全部冗談だって」
「じょ、冗談?」
「ああ、悪いな妖夢。からかうお前の反応が本当に楽しくて、ついつい意地悪しちゃっただけだ。
散々弄った私が言うのもアレだが――胸を張れよ、妖夢。お前に足りないものなんてないさ。
お前の言う通り、お前はお前らしく歩いている姿だけで十分魅力的だぜ」
「――っ」
このアホ魔法使い、時々本当にとんでもない言葉を平然と言ってくる。
本人は微塵も意識したり何も感じたりしていないんだろうけれど、その、面と向かって言われると、その、凄く照れる。
にかっと清々しく笑う魔理沙に、私は何も言えなくなる。本当に卑怯。今まで弄られた反撃とか鬱憤返しとか色々考えたのに、やる気が一気に殺がれちゃう。
戦う前に戦意を殺がれた私に出来ることは、大きな溜息をつくことくらい。そんな私に魔理沙は笑いながら話を続ける。
「ま、そんな訳で妖夢は頑張って幽々子の為に精進してくれよ。私はその姿を全力で応援するぜ」
「今まで散々幽々子様のところへ帰るのを邪魔しておきながら偉そうに。うん、まあ、ありがと。
足りない点も多々あるとは思うけれど、私は幽々子様の為に自分に出来ることを頑張っていくとするよ」
「そうだな、それがいいさ。今の妖夢の想いに、他の連中の長所が加わったりしたら最強過ぎて幽々子驚いて成仏しちゃいそうだし」
「いや縁起でもない冗談は止めて。でも、もしそうすることで幽々子様が喜んで下さるのなら、私は何でもやるけれど」
「ふーん。だったらやってみるか?ものは試しに形から。他の連中の良いところ借りて真似てみるとか」
「いや、だから私はあくまで幽々子様に望まれたらの話で…」
「幽々子が嫌がれば止めればいいんじゃないか?もし幽々子が喜べば継続すればいいんだし。
もしかしたら、幽々子が口にしないだけで、幽々子の妖夢に求めるモノが他の連中にあるかもしれん。それを妖夢が自発的に会得でもすれば…」
「…一理あるね。ちょっと魔理沙、少し詳しい話を…」
魔理沙の尤もな話に、私は興味を引かれて会話を続ける。
結局、この話題は私が魔理沙の家へと招待される一時間後まで続けられることになる。幽々子様の下へ帰りついたのは、その更に一時間後となる。
それは幻想郷のある一日のこと。そんな中、偶然の出会いを果たし、友人として長々と付き合ってくれた魔理沙に私は
二つの言葉を贈りたいと思う。まず一つは今日一日を共に過ごしてくれたことへの『ありがとう』そしてもう一つは――
「幽々子様、帰宅が遅れて申し訳ありません」
「ああ、遅かったわね妖夢。今日は随分と買い物が長引い――」
「――狐耳メイド巫女巫女マジカルファーマシスト魂魄妖夢だにゃん!幽々子様に仇名すものは毘沙門天の加護ぞいずくんぞ在る!」(ドン!)
――『ぶっ殺す』。今度会った時、絶対に十分割にしてやる。細切れにしてやる。
後にも先にも私くらいよ。自分の仕える主を衣装だけで気絶させて病院(えいりん)送りにしたのは。畜生、死にたい。
幽々子様を気絶させた後すぐに紫様と藍さんが白玉楼に遊びに来て、私の姿を見るなり幽々子様同様失神。
結果、私は自分の主(最強の亡霊)と主の友人(最強の妖怪)とその式(最強の妖獣)を気絶させたことになる。本気で死にたい。
余談だけど、後日私の下に一人の吸血鬼が現れ、是が非でもと頭を下げられて、その奇抜なアホ服を譲渡した。
何でも服の制作者である魔理沙からこの服の話を聞き、きゅぴーんと来たらしい。その服装こそが私の追い求める至高の従者の服装だと。
とりあえずこの館の主の言葉に少しだけ私は救われた気がした。ただ私と同じその格好させられた咲夜は本気で泣いてた。人里を歩いていると
あの格好で泣きながら買い物してる咲夜を見かけた。ただ一言『ごめん』とだけ謝った。咲夜、眼が死んでた。本当に、ごめん。
「その傷心に付け込んで、妖夢は咲夜を嫁にする…か。良い話だなあ」
「良くないよ!!何、人に全部の罪を擦り付けてるの全ての元凶(ばかまりさ)!!」
笑って話す魔理沙を殴って、私達はフラフラな咲夜を抱えて白玉楼へと連れ帰ることにした。
咲夜の精神(こころ)が元に戻るまで要した時間は二カ月。その間、咲夜は白玉楼で養生して貰った。いや、本当に死にそうだったし。
その間、私は紅魔館で咲夜の代わりにメイドをしながら、吸血鬼に『お願いですから咲夜にあの格好させるの止めてあげて下さい』と
懇願しつづけ、魔理沙には全ての元凶として白玉楼の仕事を押しつけた。自業自得よ馬鹿魔理沙。咲夜の世話は私がやってたから負担は多少減らしてあげたけど。
結局、魔理沙のアイディアが引き起こした今回の惨劇の後に得られたものは
幽々子様や紫様の生温かい視線と、紅魔館でのメイド長としての仕事の仕方と、何故か咲夜から感じる微妙に熱を帯びた視線だけだった。
『結婚式はいつ行うんだ?』などと下らぬ冗談を言う魔理沙を一発ぶん殴りながら、私はもう二度とこんな間違いを起こさない為に自身に何度も言い聞かせるのだ。
――私に足りないものなんて、全然無いっ!
まぁ何がいいたいかというと妖夢はコメディリリーフポジション
だから俺と(r
「咲夜が三刀流ならお前はトナカイ」という例えに納得した私は白楼剣と楼観剣の味を思い知ってきます
咲みょんや紅魔館勤務編を期待してます
うん、足りないw星くんは足りない方だけど妖夢より4つばかり足りてるからなぁ
誤字が一つあったのでご報告
『最後の団子を食べ終え、私の更に手を伸ばそうとした』は
『最後の団子を食べ終え、私の皿に手を伸ばそうとした』ですね。
で、続きはマダー?
俺的にはコンパクインパクトだったよ。確かに胸は相変わらずコンパクトだけどさ。
物語的には正統派ライバルの妹ポジションで最高の輝きを放つじゃん。
従者的にはって、前提が違うんだよ。庭師なんだよ、妖夢は。そんで割烹着でおさんどんで最強なんだよ。
……あれ? でも、やっぱり、なんかこう、足りてない?
>幽々子様に仇名すものは毘沙門天の加護ぞいずくんぞ在る! →仇為す、かな?
その衣装の妖夢を是非とも見てみたいです
それにしても咲夜さん……妖夢サイズの服が着れちゃうほどに胸が……
ふむ、足りない、何が足りないのや?華か?艶か?棘か?
昔はギラギラしてたからか?
まぁ、可愛いけど
なんだろう、MPや幸運は足りないイメージかも。
そんなのはともかく、咲夜もいいけどまりみょん似合いすぎててお前ら結婚しろ。
妖夢は己の信念があるにもかかわらず周りの言葉に右往左往してしまう。
この立ち位置が可愛いのです!
って速い人が言ってた。
何が足りないのか分からないけど、確かに何か足りてない
だがそれがいい
従者たちを並べてみて、妖夢に足りないのものは己への自信
ところでフルアーマー妖夢が見れると聞いて来たんですけど
10段階ステータスで全科目5~6みたいな
某テニヌでの天才の弟がまさにそんな感じだった
なぜかニュアンスで分かってしまう。中途半端妖夢。
未熟であることも要因ですが、直接それが"足りない"理由ではないでしょう。他の方々だって多かれ少なかれ未熟なわけですし。
では足りないのは何か。
それは"自分"じゃないでしょうか。
他の方々は望む望まずに関わらず、ぶれないキャラクターの軸を完成させています (瀟洒、天才、式神、常識に囚われない、ぐーたら巫女、うっかり星ちゃん etc)
それに対し、妖夢さんは、まだ完成した自分を持っていない。しっかりした"自分の"信念を持っていないように思います。
もちろん信念はあるでしょう。それは恐らく祖父のようになりたい、という物。しかしそれは"自分の"信念とは呼べない。自分の足と意思ですすまなければ――背中を追っているようでは、いずれ回りも自分も見失ってしまう。だから足りないのです。
自分の意思を見出だした妖夢さんはきっと、未熟ながらも、足りた存在でしょう。
きっとその時は……
ギャグもテンポもキャラ造形も文章の味わいもなんか足りない感じなのでこの点数で。
冗談とか悪意のつもりはなくて素直な感想です。
結局分からないという理不尽さが不快でした。
でも妖夢かわいい。
つーか妖夢の前に、魔理沙のヒロインポジの方が断然アレコレと足りてないだろ。
伸び代のあるところがステキなんです。
ぽかぽかお日様まだー?
魔理沙が言ってる事は私も思っていた事です。
本当何が足りないんだろう?
言葉にできないですね!!
なんなんでしょうか
・半人前であることの弊害
・サムライ属性ゆえの「わたしは未熟者」発言が多い
・妖夢自身の意思で物語に絡めるのが難しい
なのかな。
まぁ「足りない」のも含めて妖夢ちゃん可愛い
( ´ ▽ ` )ノ
というか、魔理沙に白玉楼の仕事を2ヶ月も易々と引き継がれてしまったことをもう少し考えたら良いと思う。はっきりとズバズバ忠告してくれる友人は得がたいもの。
咲夜 ブルー
魔理沙 イエロー
早苗 グリーン
妖夢 ホワイト
イメージカラーはこんなん
自機までつとめたのにね
これはもう本人の性状ではなく
イメージカラーなどの問題なのではないでしょうか
2014年も妖夢かわいい
咲夜はなんだかんだ言って自身の意思で選択した事としておぜうに仕えてるふしが見受けられるのに対し、妖夢は祖父の仕事をそのまま受け継いだだけって面があるから。
平たく言うとキャラとして一本立ちしてないんだよな。
そしてこの魔理沙はムカつく。