*月*日
昨日から始めた日記を継続してかけている私は素敵だ。と自分を褒めつつ今日の日記に書く内容を絞りだそうとするが、今日特別起こったことはあんまりない。というかない。
「なにもないすばらしい一日だった。」
(挿絵が書いてあるが省略)
暇だから日記を始めたが、日記だけでは暇過ぎる。異変でも起きないかなと思ってしまうのは性格なのか。
お茶っ葉を買いたした。。
*月*日
今日は紅魔館に遊びに行った。
いや、正確に表現すると招待されたのでやむを得ず行ったのだ。
帰りに図書館に寄ってなにか借りようと思ったが図書館は整理中らしく立ち入り禁止だった。
魔理沙が侵入した後があるので苦労はしている様子だ。
とにかく紅魔館の様子は相変わらずだった。
それと今日十六夜咲夜の意外な一面を発見した。
本館のほうの本棚の本がななめになっていたのだ。
多分十六夜咲夜個人のものだろうが、私にはこういうものは気になって仕方がない
家にいても気にならないのは何故だろうか。
斜めといえばどこかの魔法使いも強引なやり口のくせ帽子の角度には非常にこだわっている。
マスタースパークを放っている時も帽子を押さえているのは多分その性格が影響しているのだと思い、自分と斜めが気に入らないのが同じだと話すと本人は気にしていなかったようで訳がわからない。
*月*日
しばらく日記を付けていなかったが異変が起きたので、日記をまた書き始める。
どんな異変かと言うと、妖怪が消息不明になっている。消息不明になったのは今日の者もいるが、少し前から姿がみえていないような者もいるようだ。
ひとまず現在の行方不明者をまとめておくと
レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
プリズムリバー三姉妹
西行寺幽々子
射命丸文
伊吹萃香
小野塚小町
四季映姫・ヤマザナドゥ
八坂神奈子
洩矢 諏訪子
たぶん・・・まだいるが、とにかく強力な妖怪などが大量に行方不明だ
この面子だと大丈夫だと思うが、なにか今までの異変とは違う気がする。
これは勘だが、この私の勘はよくあたる。そう思うとひどく気持ちが悪い。
ひとまず八雲紫主催の対策会議が開かれた。
集まって来たメンバーも少なく、安否情報さえわからない人もよくいる。
いや、妖怪だ。人間である魔理沙、咲夜、早苗は無事だったのだ。
幻想郷そのものに異常があったのかと言うとそうでもないようだ。
紫の話によると結界に問題はなかったらしい。
私の結界にも決壊などは見当たらない。
とにかく全力で探しているが、よくわからない状況が続いている。
*月*日
しばらくの調査で神類のすべて、妖精類もすべて、消息不明だ。
また、パチュリーノーレッジもいなくなり、今紅魔館は門番と昨夜の二人経営のため、対策本部として紅魔館に集合することになり、常時八雲紫とは連絡が取れるようになっている。
わからない。なにが原因なのか。
急に、フッといなくなるのだ。まるでそんな存在はこの世界にはもとからなかったように。
念のために集団で集まっていた妖も集団でまとめて消えたり、少し目を離したらいなくなっていたり、もう訳がわからない。
しかし、ここまで全力を尽くしても手がかりは皆無に等しい。
私はこの幻想郷を守る使命がある。
必ずこの異変は解決する。
×月□日
本当に誰もいない。
今幻想郷にいる妖を数えるなら居る妖から数えたほうが確実に早いだろう。皮肉でもなんでもない。
八雲紫もほとほと困った様子だ。
今までの歴史でもこんなことはなかったようだ。
それから更に事態が悪化していると言えるのは、守矢神社のあたりが幻想郷ではなくなっている。結界が縮小しているとは思えないし、こちらも原因がわからない。
暗闇の中を手探りで進む。というと手探りながらも進んでいるようだが、今の状況は手探りでも進んでいる、ということでもなく、全く進行がない。
幻想郷もずいぶんと狭くなってしまった。
博麗神社の位置が移動したように思う。というのも、博麗神社じたいは消えていないのだが、周りの森であるとか、川や池などは消滅している。のか・・・
非常に不安定な状態が続いたため、よくわからないのである。
*月*日
ついに八雲紫もいなくなってしまった。
残っているのは私と霧雨魔理沙、十六夜咲夜、東風谷早苗だけであろう。
幻想郷はどうなってしまうのか。
*月*日
進行はなし。
進行といってもなにをすればいいかわからない。
私は主に結界などのチェック。魔理沙と早苗は二人で交代して狭くなった幻想郷をくまなく飛び回ってなにか手がかりがないか、咲夜はサポート及び、記録などが中心だ。
*月*日
絶望
という言葉は知っていたが、絶望とはまさに今のような状況を指すのだろう。宴会でにぎわっていた幻想郷ははるか遠く、昔の幻のように感じる。
全員疲労の色が顔に表れていた。体力的な疲労ではなく、精神的に参っている。
私や魔理沙は普段から一人に慣れていたが、咲夜と早苗は相当につらそうである。といっても、自分も十分に辛いのではある。調査が忙しいため、日記は簡略化する。
*月*日
進行なし。
*月*日
なし
*月*日
なし
*月*日
なし
*月*日
早苗がいなくなってしまった。
完全に気配も感じとることができない。
非常に悲しいはずなのだが、悲しすぎて感覚が麻痺しているのか、疲れてすぎているのか、不思議とあっけらんかんとしている。
*月*日
早苗を探しに行った咲夜がいなくなった。
いなくなったのだ。
*月*日
二人が戻ってくる気配はない。
*月*日
魔理沙までもがいなくなった。
危険だからやめろ、と止めたが無視して行ってしまった。やはり、無理してでも止めておくべきだった。
幻想郷は、今、博麗神社だけだろう。
*月*日
なし
*月*日
*月*日
*月*日
食べ物は不足していない、生活していくのには支障はないだろう。
ただ、誰もいない。
*月*日
*月*日
*月*は日
私は真剣に考えるのをやめていた。が、それではなんにもならなく、気が病むような気もし、私が唯一この世界を救えると信じて気持ちを奮い立たせて、いろいろと考えたみた結果、あるひとつの仮説を立てることができた。
幻想郷
という言葉について考えたことはあるだろうか。
幻想郷とは幻想・・・という言葉からあるように、幻想なのである。
というのも、幻想郷には結界がある。その結界の外の世界はこことは全く別の世界が広がっているそうだ。という話は八雲紫の受け売りなのだが、その外の世界は主に人間の数が著しく多く、その人間が信じていないもの、その世界での個体数が減少しすぎて、もはや、「幻想」と成り得たものがこの世界にいるのだという。逆に言うと、「幻想」以外はこの世界には存在できないのだ。人間の里から人間がいなくなったりするのは幻想を信じれなくなった人らしい。と、この話も八雲紫の受け売りである。また、幻想を信じていない人がこの世界に存在してはこの世界が不安定だから、私が排除することもある。といったようなことも言っていた。とにかく、幻想郷の妖が幻想ではなくなったのではないか、というのが私の仮説である。外の世界の人がもし妖怪を信じ始めたら?幻想郷は崩壊してしまうのではないか?・・・・・これは仮説なのでどうすることもできない。
*月*日
そういえば、だいぶ前から「幻想郷の結界」がなくなった?
のか?
結界がどうなっているのか私でもわからないので実際に確かめにいくことにした。
ただ、魔理沙たちのことを思うと、危険であるかもしれない。
幻想郷愛してる。たとえ、それが幻想であったとしても。
昨日から始めた日記を継続してかけている私は素敵だ。と自分を褒めつつ今日の日記に書く内容を絞りだそうとするが、今日特別起こったことはあんまりない。というかない。
「なにもないすばらしい一日だった。」
(挿絵が書いてあるが省略)
暇だから日記を始めたが、日記だけでは暇過ぎる。異変でも起きないかなと思ってしまうのは性格なのか。
お茶っ葉を買いたした。。
*月*日
今日は紅魔館に遊びに行った。
いや、正確に表現すると招待されたのでやむを得ず行ったのだ。
帰りに図書館に寄ってなにか借りようと思ったが図書館は整理中らしく立ち入り禁止だった。
魔理沙が侵入した後があるので苦労はしている様子だ。
とにかく紅魔館の様子は相変わらずだった。
それと今日十六夜咲夜の意外な一面を発見した。
本館のほうの本棚の本がななめになっていたのだ。
多分十六夜咲夜個人のものだろうが、私にはこういうものは気になって仕方がない
家にいても気にならないのは何故だろうか。
斜めといえばどこかの魔法使いも強引なやり口のくせ帽子の角度には非常にこだわっている。
マスタースパークを放っている時も帽子を押さえているのは多分その性格が影響しているのだと思い、自分と斜めが気に入らないのが同じだと話すと本人は気にしていなかったようで訳がわからない。
*月*日
しばらく日記を付けていなかったが異変が起きたので、日記をまた書き始める。
どんな異変かと言うと、妖怪が消息不明になっている。消息不明になったのは今日の者もいるが、少し前から姿がみえていないような者もいるようだ。
ひとまず現在の行方不明者をまとめておくと
レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
プリズムリバー三姉妹
西行寺幽々子
射命丸文
伊吹萃香
小野塚小町
四季映姫・ヤマザナドゥ
八坂神奈子
洩矢 諏訪子
たぶん・・・まだいるが、とにかく強力な妖怪などが大量に行方不明だ
この面子だと大丈夫だと思うが、なにか今までの異変とは違う気がする。
これは勘だが、この私の勘はよくあたる。そう思うとひどく気持ちが悪い。
ひとまず八雲紫主催の対策会議が開かれた。
集まって来たメンバーも少なく、安否情報さえわからない人もよくいる。
いや、妖怪だ。人間である魔理沙、咲夜、早苗は無事だったのだ。
幻想郷そのものに異常があったのかと言うとそうでもないようだ。
紫の話によると結界に問題はなかったらしい。
私の結界にも決壊などは見当たらない。
とにかく全力で探しているが、よくわからない状況が続いている。
*月*日
しばらくの調査で神類のすべて、妖精類もすべて、消息不明だ。
また、パチュリーノーレッジもいなくなり、今紅魔館は門番と昨夜の二人経営のため、対策本部として紅魔館に集合することになり、常時八雲紫とは連絡が取れるようになっている。
わからない。なにが原因なのか。
急に、フッといなくなるのだ。まるでそんな存在はこの世界にはもとからなかったように。
念のために集団で集まっていた妖も集団でまとめて消えたり、少し目を離したらいなくなっていたり、もう訳がわからない。
しかし、ここまで全力を尽くしても手がかりは皆無に等しい。
私はこの幻想郷を守る使命がある。
必ずこの異変は解決する。
×月□日
本当に誰もいない。
今幻想郷にいる妖を数えるなら居る妖から数えたほうが確実に早いだろう。皮肉でもなんでもない。
八雲紫もほとほと困った様子だ。
今までの歴史でもこんなことはなかったようだ。
それから更に事態が悪化していると言えるのは、守矢神社のあたりが幻想郷ではなくなっている。結界が縮小しているとは思えないし、こちらも原因がわからない。
暗闇の中を手探りで進む。というと手探りながらも進んでいるようだが、今の状況は手探りでも進んでいる、ということでもなく、全く進行がない。
幻想郷もずいぶんと狭くなってしまった。
博麗神社の位置が移動したように思う。というのも、博麗神社じたいは消えていないのだが、周りの森であるとか、川や池などは消滅している。のか・・・
非常に不安定な状態が続いたため、よくわからないのである。
*月*日
ついに八雲紫もいなくなってしまった。
残っているのは私と霧雨魔理沙、十六夜咲夜、東風谷早苗だけであろう。
幻想郷はどうなってしまうのか。
*月*日
進行はなし。
進行といってもなにをすればいいかわからない。
私は主に結界などのチェック。魔理沙と早苗は二人で交代して狭くなった幻想郷をくまなく飛び回ってなにか手がかりがないか、咲夜はサポート及び、記録などが中心だ。
*月*日
絶望
という言葉は知っていたが、絶望とはまさに今のような状況を指すのだろう。宴会でにぎわっていた幻想郷ははるか遠く、昔の幻のように感じる。
全員疲労の色が顔に表れていた。体力的な疲労ではなく、精神的に参っている。
私や魔理沙は普段から一人に慣れていたが、咲夜と早苗は相当につらそうである。といっても、自分も十分に辛いのではある。調査が忙しいため、日記は簡略化する。
*月*日
進行なし。
*月*日
なし
*月*日
なし
*月*日
なし
*月*日
早苗がいなくなってしまった。
完全に気配も感じとることができない。
非常に悲しいはずなのだが、悲しすぎて感覚が麻痺しているのか、疲れてすぎているのか、不思議とあっけらんかんとしている。
*月*日
早苗を探しに行った咲夜がいなくなった。
いなくなったのだ。
*月*日
二人が戻ってくる気配はない。
*月*日
魔理沙までもがいなくなった。
危険だからやめろ、と止めたが無視して行ってしまった。やはり、無理してでも止めておくべきだった。
幻想郷は、今、博麗神社だけだろう。
*月*日
なし
*月*日
*月*日
*月*日
食べ物は不足していない、生活していくのには支障はないだろう。
ただ、誰もいない。
*月*日
*月*日
*月*は日
私は真剣に考えるのをやめていた。が、それではなんにもならなく、気が病むような気もし、私が唯一この世界を救えると信じて気持ちを奮い立たせて、いろいろと考えたみた結果、あるひとつの仮説を立てることができた。
幻想郷
という言葉について考えたことはあるだろうか。
幻想郷とは幻想・・・という言葉からあるように、幻想なのである。
というのも、幻想郷には結界がある。その結界の外の世界はこことは全く別の世界が広がっているそうだ。という話は八雲紫の受け売りなのだが、その外の世界は主に人間の数が著しく多く、その人間が信じていないもの、その世界での個体数が減少しすぎて、もはや、「幻想」と成り得たものがこの世界にいるのだという。逆に言うと、「幻想」以外はこの世界には存在できないのだ。人間の里から人間がいなくなったりするのは幻想を信じれなくなった人らしい。と、この話も八雲紫の受け売りである。また、幻想を信じていない人がこの世界に存在してはこの世界が不安定だから、私が排除することもある。といったようなことも言っていた。とにかく、幻想郷の妖が幻想ではなくなったのではないか、というのが私の仮説である。外の世界の人がもし妖怪を信じ始めたら?幻想郷は崩壊してしまうのではないか?・・・・・これは仮説なのでどうすることもできない。
*月*日
そういえば、だいぶ前から「幻想郷の結界」がなくなった?
のか?
結界がどうなっているのか私でもわからないので実際に確かめにいくことにした。
ただ、魔理沙たちのことを思うと、危険であるかもしれない。
幻想郷愛してる。たとえ、それが幻想であったとしても。
ただ、全体的な感想としては……
『何でそこで諦めちゃうんだよ!
できるできるできる、絶対にできる!気持ちの(ry』
って感じですかね。
文章の事では無く、作者さんの気力的な意味で。
最後が尻切れトンボで終わっている点や、後書きのgdgd感も含めて、実に中途半端な感じがしました。
結末を読者の想像に任せるのと、投げっぱなしは違いますよ。
はぶられいむモフモフ。
好きな雰囲気ですね
続きが考えてあるなら見てみたいです
日常の付け足しも正解だったと思います。この先なにがおこるんだろう、て期待しちゃいます。
オチにもっとインパクトがあれば100点いれました。
霊夢自身もあんな蓮っ葉な感じだし、これは仕方ないのかなぁ?
あと、神奈様諏訪様は妖怪じゃねぇww
もうちょっと読みたい。
その上終始淡々と進むあたりが余計に恐い。
結末を知りたい気もしますが逆にストンと切れてるがゆえのぞわぞわ感の持続がなんかすごいです
コメント読ませて頂きました。
ひとまず、なんでそこで終わってるの馬鹿なのなんなの焦らしプレイなの?そんなの読者は望んでないからもうちょっと頭使ってみようか?という優しいご指摘を頂いたので、がんばって続編書きますね。(予定)
ここに続編出すと表明しとくことで、モチベーションを高めておこうと思った所存であります。
焦燥感や緊張感といったものがそんなに涌いてこなかったのが惜しいという印象。というコメントはなるほどなぁ、たしかに緊張感あったほうがおもしろかったかなぁと思いつつも、書くときはそんなに読者を緊張させるといったところまで作者の頭は回っておらず、悲しいなぁ、悲しいなぁ(某有名RPGの8作目のキャラクターではありません)と思ってもらえればいいなーと思っておりました。
あとがきがグダグダしているのは仕方がないというか、作者は生涯gdgdしており、親などに、しっかりしたらどうだ、と言われても全く聞き入れてなかったのが現状であり、今でも改心しようと思いつつも、仕方がないと思っている時点で自分がいつになったら改心するのかわからない。自分は自分に甘いようです。
誤字訂正ありがとうございます。ひとまず、直しておこうか迷いましたが、直さずに置いておいて、何時までも反省できるようにしておきます。
兎にも角にも、コメント、批評、してくださった皆様、及び、読んでくださった皆様には感謝しております。ありがとうございます。
最後どうなるのかと思ったらどうにもなってなかったw
皆さんのおっしゃるとおり物足りなさはあるものの
初投稿にしては大変整っていると思います。
これからも頑張って下さい。
けど十分楽しませていただきました
次回作に期待!
「幻想郷愛してる」って……
「幻想郷愛してる」って……