「お姉様! 人間の子達は、今くらいの時期に「ひなまつり」で「ひなにんぎょう」っていうのを飾るそうよ!」
紅魔館レミリアの私室。
ノックの音も無く乱暴に開け放たれたドアから現れたフランドール・スカーレットは、余程急いでいたのだろう。
呼吸も荒くそう言い放つと、姉の傍までにじり寄り言葉を続ける。
「女の子のお祭りなんですって! 私も参加したいよう!」
雛祭り。
レミリアでさえも何年か前に知ったばかりの、日本特有の行事だ。
妹に余計な入れ知恵をした者は誰だろうか。
今まさに紅茶の用意を終えようとしていたメイド長にチラッと視線を向ける。
露骨に目を逸らす咲夜。
なるほど、こいつか。
「フラン、少し落ち着きなさい。雛祭りがしたいの?」
「うん!」
「残念だけれど、紅魔館で雛祭りを催す予定は無いわ」
「えー!」
キッパリと言い放たれた姉の答えに、フランドールは不満を隠せない。
今まで生きていた時間の大部分を地下で独り過ごしていたフランドールにとって、皆がやっている大衆の行事というものは非常に魅力的な存在であるのだ。
「どうしてなの?」
「いい? あなたが言ったように、雛祭りというのは女の子のお祭りよ。女所帯の紅魔館にとっては、一見お誂え向きのイベントとも言えるわね」
「でしょう? メイド達だってきっと喜んでくれるわ」
「ただ、一つだけ致命的な問題があるの」
「どういう事?」
「雛祭りのメインは、何と言っても雛人形よね。端午の節句に鯉のぼりを飾るようなものね」
「何それ初耳。それもやりたい!」
「おおう‥‥」
思わぬ墓穴を掘ったレミリア。
「まあ、それは男の子のお祭りだからウチには関係無いわ。それより、今重要なのは雛祭りよ」
「うん」
「私も現物は見た事が無いけれど、パチェによれば、人間達は女の子が産まれた時に大枚をはたいて立派な雛人形を用意すると聞くわ。家によっては、親から子へ、子から孫へ受け継がれるほどに立派な物だそうよ」
「へえ」
「そして、雛人形は日本の伝統なのよ」
「うん」
「それが問題なの」
「え? それのどこが問題なの?」
レミリアの言葉のどこに問題があったのか、フランドールには理解できなかった。
むしろ話を聞く限りでは、幻想郷で古くから伝わる伝統的な文化に触れる、いい機会だと思えた。
「わからないの? 日本人形なのよ?」
「うーん‥‥」
「‥‥日本人形って、なんだか不気味じゃない」
「へ?」
レミリアの口から発せられたのは、意外な言葉だった。
「どこを見ているのかわからない瞳に、吸血鬼よりも真っ白い顔。まるで生きているかのような雰囲気‥‥あー、想像しただけで寝付きが悪くなりそう」
「え、何? それが理由なの?」
「んー、それが一番の理由だけれど、洋風なこの館には似つかわしく無いというのもあるわね」
「うー‥‥」
フランドールは唸った。
日本人形が不気味かどうかはさておき、確かに紅魔館に日本伝統の物が似合うとは思えないのだ。
しかし簡単に諦める事もできない。
女の子のお祭りに可愛いお人形を飾る。
少女として、これだけ琴線を刺激されるものがあるだろうか。
「あ! それじゃあこうしたらどうかしら!」
一頻り唸った後、名案が浮かんだとばかりにフランドールは顔を明るくする。
「アリスに、この館に似合うような特製のお人形を作ってもらうの! それなら大丈夫でしょう?」
「そうねえ‥‥」
「ねえ、いいでしょう? もしも断られたら諦めるわ!」
「そういう事なら、一応頼むだけ頼んでみましょうか」
「わーい! じゃあ早速アリスの家に行こうよ!」
「落ち着きなさいってば」
フランドールを諌める言葉は用を為さず、レミリアは引き摺られていくのであった。
「無理ね。無理。絶対無理」
意気揚々とアリス邸を訪れたフランドールの依頼はアッサリと拒まれた。
「ど、どうしてー!?」
「雛人形っていうのは凄く手間がかかるのよ。独特の服を用意しなきゃならない上に、たくさんいるんだもの」
「でもアリスなら‥‥」
「たしかに私が頑張れば、あなたの頼みを聞く事はできるわ。ただし‥‥」
そう言いながらアリスは1枚のメモを見せる。
「これだけ注文が殺到していなければね」
「うえっ、こんなに?」
見せられたメモは、名前で埋め尽くされていた。
アリスの言葉から考えるに、全てフランドールと同じくアリスに雛人形を注文した者の名だろう。
「雛祭りは明日。今の段階でまだ半分しか終わっていないの。この状態で追加注文だなんて、とても受けられないわ」
「うー‥‥わかった‥‥」
「うっ‥‥」
フランドールはレミリアとの約束通りに諦めるが、その目に涙が湧いているのが見える。
実年齢はともかく、幼い見た目の少女が涙をこらえているのは、アリスに罪悪感を抱かせるに足る威力があった。
「‥‥ちなみに、特製の人形って言うのはどんなのを考えているの?」
「ん、それはね‥‥ごにょごにょ」
「ふむふむ‥‥うーん、それならまあ、明日には出来ない事も‥‥無い‥‥かも」
「本当!?」
「うう! ‥‥ま、任せなさい」
あくまでも可能性があるという話であるため、アリスの口調ははっきりとしないものであった。
が、少し前とは打って変わって明るくなるフランドールの表情は、アリスに責任感を抱かせるに足る威力があった。
「ただ、私が用意出来るのは5体が限界よ。雛人形っていうのは、お内裏様とお雛様、三人官女に五人囃子くらいは揃っていないと格好つかないわね。半分足りないわ」
「適当にどの子か貸してくれたりしない?」
「生憎、貸し出せるような人形は全て出払ってるわ。昔から受け継がれていると、案外欠品が出る家も多いらしくてね。さっきも言ったように注文は限界だったから、代理の人形を貸し出したのよ」
「うーん‥‥」
「あ、夜な夜な髪の毛が3mほど伸びる人形とかなら貸せるけど」
「な、何それ」
「あとは‥‥ああ、殺人鬼の魂が乗り移った人形とかもあるわね。「キル・ユー!」って鳴くの」
「うええ‥‥」
「他には‥‥」
「ごめん、やっぱいいや」
「あらそう? ‥‥ああ、早苗なら人形くらい持っていそうね。というより、まともな人形を持っていそうなのが早苗くらいと言うべきかしら」
「早苗? 山の神社の人だっけ?」
「ええ。基本的にはいい子だから、頼めば貸してくれると思うわよ」
「じゃあ行ってみる! お姉様!」
「はいはい」
フランドールの呼びかけに、話に加わらずにいたレミリアが苦笑いを浮かべる。
そして小さく呟くのであった。
「たまには姉妹二人であちこち出かけるのも悪くないか‥‥」
「きゃー! かーわーいーいー!」
「ぶぎゅ」
神社を訪問したフランドールは東風谷早苗に捕獲されていた。
基本、早苗くらいの年の女性は可愛いものが好きな傾向にある。
そんな彼女の前に、等身大の人形のような可愛らしさの子が現れたのだから、無理の無い話であった。
「あーん、今日はウチに泊まっていってー」
「お、お姉様ぁ」
「ちょっと早苗。フランが困っているわ」
「あらレミリアさん。いたんですか」
「おい」
「この子がフランちゃんですか。レミリアさんに少し似てるけど、偉そうな感じがしないですねぇ」
「うっさいよ。それよりほら、フランからあなたにお願いしたい事があるそうなの」
「いいですとも! 何でも聞いてあげましょう!」
「えっとね、お人形を5体貸してほしいの」
「お人形を? ははあ、雛祭りですか」
「うん! それでね、半分はアリスに頼んだんだけど、足りない分を貸して欲しいなーって‥‥ダメ?」
「んもう! ダメなわけ無いじゃないですか! かわいいー!」
「ぶぎゅう。た、たすけてぇ~」
その後数分間、フランドールは早苗にスリスリされて過ごすのであった。
「ほほう、特製の雛人形を」
「うん! ごにょごにょ‥‥って風にアリスに頼んだんだ!」
「なるほど。それはいい考えですね!」
「えへへー」
「フラン、さっきもそうだったけど、どうして私に人形の内容を隠すのかしら?」
「だって、お姉様をビックリさせたいんだもの!」
「あらそう」
フランの答えを聞いたレミリアは、あっさりと引き下がる。
妹の可愛らしい悪戯に付き合うのも悪くは無い。
「しかし困りましたね。五人囃子が足りないとなると、私が持っている人形では少し可愛らしすぎるかも」
「可愛かったらダメなの?」
「五人囃子は男性ですからね。あまりに可愛らしすぎると、いまいち締まりが無いかもです」
「そうなんだぁ」
「うーん‥‥あ、ちょうどいいのを持っていました! ただ、外の世界から持ち込んできた物の中に紛れ込んでるので、探すのに少し時間がかかります」
「明日までに間に合う?」
「大丈夫! 絶対見つけます! そしてアリスさんと一緒に、フランちゃんの雛人形をお届けしますよ!」
「やったー! ありがとう!」
「いえいえ。では私は探さないと。また明日会いましょう」
「うん! 咲夜にお願いして、美味しいお菓子用意して待ってるね!」
「それは楽しみです」
「それじゃ、また明日ね! バイバイ!」
「はーい。それではレミリアさんも、また明日」
「悪いわね。よろしく頼むわ」
「お任せを! ‥‥ところで」
「ん? どしたの?」
「神社に悪魔が平気でやって来るってどうなんでしょう。霊夢さんのところと違って、ちゃんと明確に神様もいるのに」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「いや、ほら。ここの神様は私達と敵対してるあの神様じゃないし、大丈夫じゃない?」
「あ、それもそうですね。ではまた明日!」
何とも緩い神と悪魔の関係であった。
翌日。
フランドールは朝早くから目を覚ましていた。
楽しみで眠れなかったというのもあるが、早苗の胸で窒息死する悪夢を見たのも大きな原因であった。
「うう、おっぱいの夢で飛び起きるなんて初めて‥‥」
寝不足で重たい頭をブルブルと振り、意識を覚醒させる。
その瞬間、フランドールの活性化した頭脳は一つの言葉を閃いた。
「おっぱいの夢で寝不足になっちゃって‥‥もう、おっぱいおっぱいだよ! なんちって! くふふっ」
「‥‥‥‥」
「はっ! あ、あなたは!」
「おはようございますフランドール様」
「お、おはよう。‥‥い、今のはほら、おっぱいと、いっぱいいっぱいがかかってて‥‥」
「精神的に追い詰められているのはわかりますが、自分のダジャレを自分で説明するのはどうかと思います。10点です」
「あうっ!」
「まあ、あまりにもひどかったので、自分で説明していなくても10点ですね」
「うぐぅ!」
「ただ、ひどすぎて逆に面白かったので、他のメイドにも伝えさせていただきます。いいネタを提供してくれてありがとうございます。えへへへ!」
「お願い! それだけは!」
「みんなー! フラン様がねー!」
「やめてー! 待ってー!」
朝早くに始まった鬼ごっこ。
その騒動と、愛する妹の残念っぷり増加に、レミリアは頭を抱えるのであった。
鬼ごっこに決着がつく頃には、メイドの大多数にフランドールの痴態が知れ渡っていた。
「うう‥‥もうお嫁に行けない‥‥」
「ははは、ごめんなさい」
「ダメ! 許さない! 壊す!」
フランドールの薄れていた狂気が目を覚ます。
彼女の力が向けられれば、妖精の一匹や二匹この世から完全に消滅してしまうだろう。
「今日の夕食は私が担当です。おかずを焼き魚からハンバーグに変更するって事でどうか一つ」
「うっ!」
「ポテトサラダもつけましょう」
「むむ‥‥」
「ええい! 食後のデザートに牛乳プリンもつけちゃいましょう!」
「んもう! 今回だけだよ!」
「へい」
こうして、フランドールと狂気の扱い方を完全に熟知した妖精メイドの間で和平交渉が成立したのであった。
「ところでフラン様。お客様がいらしてるみたいですよ」
「え! 嘘!」
「つい今さっき、外勤の子から連絡がありました。そろそろ入ってくるんじゃないでしょうか」
「ありがと! あ、それから、お姉様と咲夜と、それから美鈴とパチュリーにも伝えて、呼んでおいてちょうだい!」
「畏まりました」
今までの狼藉が嘘のように上品に頭を下げるメイドに見送られ、フランドールは玄関へ向かった。
「アリス! 早苗!」
「フランちゃーん!」
「むぶう!」
最早当たり前といった様子で早苗に捕らえられたフランドール。
だが、早苗の手には荷物が持たれていたために拘束は強くなかった。
「ぷはあ! あ! 持ってきてくれたんだ!」
「ええ。アリスさんも間に合ったようですよ」
「なんとかね」
「二人共ありがとう!」
「いえいえ」
「早速飾りましょう。どこがいいのかしら」
「それじゃ、折角だし一番目立つ場所にしましょう。ここがいいんじゃない?」
いつの間に現れたのか、玄関の扉の真正面を指しながら言うレミリア。
「あ、レミリアさん。おはようございます」
「おはよう。朝早くから悪いわね」
「いいんですよ。可愛いフランちゃんのためです。ねー?」
「えへへ」
「私もまあ、構わないわ。図書館で世話になったりしてるしね」
「そう。じゃあこれから暫くは、図書館への出入りは自由って事にしましょうか。せめてものお礼よ」
「ちょっと。勝手な事言わないでくれる」
レミリアの言葉に反応を返してきたのは、図書館の主、パチュリーだった。
「いいじゃないの。というわけで美鈴、これからアリスは顔パスでいいわ」
「え? 今まで顔パスじゃなかったんですか? 普通に通してました!」
「おい」
心底驚いたような顔で言う美鈴と心底呆れたような顔で突っ込む咲夜。
どうやら先のメイドが全員を呼び終えたらしい。
「みんな集まったね! それじゃ、少しだけ目を閉じてて!」
「はいはい」
「おや、何か秘密があるんですね」
「えへへー。それじゃアリスと早苗。手伝って!」
フランドールの言葉に従い目を閉じる面々。
だが、なんとなく予想はついていた。
集まった紅魔館のメンバーは五人。
そしてアリスへの注文は5体の人形。
つまり‥‥
「はい! みんな目を開けてもいいよー!」
「あら」
「おお、これはこれは」
「可愛らしいですね」
「なかなかじゃない」
目を開いた面々の視界に入るのは、普通とは異なる人形が置かれた雛壇。
そこには、レミリア、フランドール、咲夜、美鈴、パチュリー、アッシマー、ギャプラン、メッサーラ、ハンブラビ、ガブスレイが鎮座している。
フランドールが考案した特製の雛人形を眺め、紅魔館の面々は穏やかな微笑みを浮かべるのであった。
「って、いやいやいや! 何これ!」
「下半分、おかしいですよ!」
「全然可愛らしくなかったです!」
「なかなかでも無かったわ!」
我に返った四人が口々に叫ぶ。
「お内裏様とお雛様はレミリアとフラン。三人官女は咲夜に美鈴にパチュリー。五人囃子は‥‥」
「ティターンズの可変モビルスーツです」
「そこよ! おかしいのはそこ!」
「なんなんですかこれ! 怖っ!」
「一つ目じゃないの! 怖っ!」
「何か武器持ってるじゃないの! 怖っ!」
早苗に向けて浴びせられる非難の声。
予想していなかったのか、早苗は一瞬キョトンとした後、ハッとする。
「や、やっぱり王道の方がよかったですか? 迷ったんですが、ザクとかゲルググとかだと色合いが偏ってしまうかと思って‥‥」
「何言ってるのかよくわかんないけど、これに比べたらそっちの方が絶対マシよ!」
「じゃあすぐに取ってきます!」
数十分後、雛壇はモビルスーツ格納庫へと変貌を遂げた。
「いやあ、紅魔館の皆さんがジオン派だったとは‥‥」
「同じじゃないの! 怖いのが増えただけじゃないの!」
「むしろ見た目が派手な分、最初の方がまだ‥‥」
「はて?」
不思議そうな顔をする早苗。
埒が明かないと考えたアリスが口を挟む。
「まあ、ちょうど人形が足りなかったんだし、全部置いとけばいいんじゃないの?」
完全に他人事であった。
「冗談でしょ!? 何が悲しくて、私達がこんなのに取り囲まれた雛人形を飾るのよ! ね? フラン」
「‥‥‥‥」
「フラン?」
「かっこいい! 早苗すごい!」
「フラーン!」
フランドールはモビルスーツに心を奪われていた。
「でしょでしょ!? もっと凄いのを見せてあげます! ここをこうして、こうすると‥‥」
「わあ! 形が変わった! かっこいい!」
「それに、これは小さいですけど、実際の大きさはなんと! これの144倍なんですよ!」
「ええ!? すっごい!」
今回の企画の立案者、フランドール。
彼女が陥落したという事は、この珍妙な空間が据え置かれるのを意味していた。
「そうだ! せっかくだし、この中から1つフランちゃんにあげましょう!」
「え! いいの!?」
「お近付きの印です」
「じゃあ‥‥じゃあ‥‥えーと、これがいいかな!」
「アッシマーですか。フランちゃん渋いですねえ!」
「えへへ」
「それに、アッシマーとフランちゃんは無関係とは思えないですね。パイロットの名前とか」
「よくわかんないけど‥‥本当に貰っちゃっていいの? 早苗が外の世界から持ってきた、大事な物なんでしょう?」
「んもう! 可愛いんだからぁ!」
「わぷっ!」
物凄い速度で友好関係を構築していく二人。
モビルスーツが紅魔館メンバーを守護するように布陣を敷く雛壇。
混沌とした空間を眺めながら、レミリアはそっと呟いた。
「もう、どうにでもなーれ」
楽しい作品でした。
そしてアリスさんパネェっす。
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フランちゃんぎゅっとしたい、そして早苗さんにぎゅっとされたい。
でも爆死と窒息死は勘弁な。
しまった、MSよりもフランちゃんたちのスカートを見上げる構図に目を奪われた。
5人組だから戦隊物でくるかと思ってた。
あと姉妹かわいいな
何でジオン系MSばかりっ!?www
ウィング系やGガンは、きっと守矢神社の雛飾りに・・・w
後半はワラタwww早苗ぇ・・・