薄暗い空間に佇む私
いつもの光景
それは何も変わらない現実
どこからか風の便りが聞こえる
どうやらあの子は変わったみたい
でも私には関係のないことだ
また沈黙が空間を支配していく
どうしたら変われるのだろう
自分から捜しに行けばいいのかな
捜してあの子を見つけても
あの子は私を見てくれるのかな
こんな私に気付いてもくれないかな
私は待っていた
あなたが来るのを待っていた
見つけてくれることを期待して
でも何も目印がないのでは見つけようがない
考えた私はリボンを付けた
そして胸踊らせながら誰かが来てくれるのを
今か今かと待っていた
けれどトビラが開くことはなかった
見栄えがいけないからかな
そう思った私は綺麗に繕ったドレスを身に纏って
再び誰かが見つけてくれるのを待っていた
なのに
一向に変わらぬ私の世界
自分なりには上手く着飾ったつもりだけど
これでもダメなのかな
それじゃと私は髪を結った
私の顔がよく見えるように
大丈夫、時間だけは沢山あるからと
何度も流れそうな涙を堪えながら
それは丹念にお化粧を施して
私があの子らを創った時と同じように
私自身も創りあげた
それなのに
私の世界は止まったままだった
その世界の中で私はひたすら待った
すでに頬を流れた涙もそのままに
早く誰かが開けてくれるのを
私に気付いてくれるのを
でも
この時すでに分かってた
どうして誰も私に気付いてくれないのを
何で気付いてくれないのかを
だって...
私自身が変わっていないから
うわべだけを創りあげて
目に見えるところだけを偽って
私自身は何も変わろうとしていない
待っているだけの私
分かっていたはずだった
あの子らとは違うのだと
変わることに何かと言い訳をして避けて
自分自身が傷つくことを恐れている
そんな私だからダメなのだと
人間は人形に恋などしないのだから
いつもの光景
それは何も変わらない現実
どこからか風の便りが聞こえる
どうやらあの子は変わったみたい
でも私には関係のないことだ
また沈黙が空間を支配していく
どうしたら変われるのだろう
自分から捜しに行けばいいのかな
捜してあの子を見つけても
あの子は私を見てくれるのかな
こんな私に気付いてもくれないかな
私は待っていた
あなたが来るのを待っていた
見つけてくれることを期待して
でも何も目印がないのでは見つけようがない
考えた私はリボンを付けた
そして胸踊らせながら誰かが来てくれるのを
今か今かと待っていた
けれどトビラが開くことはなかった
見栄えがいけないからかな
そう思った私は綺麗に繕ったドレスを身に纏って
再び誰かが見つけてくれるのを待っていた
なのに
一向に変わらぬ私の世界
自分なりには上手く着飾ったつもりだけど
これでもダメなのかな
それじゃと私は髪を結った
私の顔がよく見えるように
大丈夫、時間だけは沢山あるからと
何度も流れそうな涙を堪えながら
それは丹念にお化粧を施して
私があの子らを創った時と同じように
私自身も創りあげた
それなのに
私の世界は止まったままだった
その世界の中で私はひたすら待った
すでに頬を流れた涙もそのままに
早く誰かが開けてくれるのを
私に気付いてくれるのを
でも
この時すでに分かってた
どうして誰も私に気付いてくれないのを
何で気付いてくれないのかを
だって...
私自身が変わっていないから
うわべだけを創りあげて
目に見えるところだけを偽って
私自身は何も変わろうとしていない
待っているだけの私
分かっていたはずだった
あの子らとは違うのだと
変わることに何かと言い訳をして避けて
自分自身が傷つくことを恐れている
そんな私だからダメなのだと
人間は人形に恋などしないのだから