早苗ちゃんよぅ、どういうことだね。
君がおいしいキノコ、松茸とかいうキノコの王様にも匹敵するくらい素晴らしいキノコ、
色も形も堅さも香りも素敵なキノコがあるっていうからさぁ、
純粋な幼女が抱く、お父さんに初めてピクニックに連れて行ってもらえる前日の夜のような眩しい気持ちで、
妖怪の山登りにホイホイソイソイついて行ったというのに。
キノコが見つかりませんねぇ、あはは、あっ、帰り道もわかりません。って……
「妖怪の山は、まあ、庭のようなものです~って、お前さっき言ってたよな」
「はい」
「嘘つきは泥棒のはじまりだぜ」
「嘘ではないんですよ」
嘘ではないだと。何をおっしゃっているんだ、このトンチキは。
自分ちの庭で、おうちへの帰り道がわからなくなる、ボケナスがどこにいやがる。
あなたが嘘をついたせいで、私はとんだ災難だ。
「嘘ではないとな。じゃあなんだ。説明しろ」
早苗という奴は、いつも私の予想を超えてくる。
何か面白い答えが返ってくるのではないかと胸に抱き、聞いた。
「盛ったんです……」
「は?」
「ですから、私は盛っただけなんです……守矢だけに」
その後、二人で飛んで帰った。
帰り道がわからなくても、家には帰れるもんだ。
君がおいしいキノコ、松茸とかいうキノコの王様にも匹敵するくらい素晴らしいキノコ、
色も形も堅さも香りも素敵なキノコがあるっていうからさぁ、
純粋な幼女が抱く、お父さんに初めてピクニックに連れて行ってもらえる前日の夜のような眩しい気持ちで、
妖怪の山登りにホイホイソイソイついて行ったというのに。
キノコが見つかりませんねぇ、あはは、あっ、帰り道もわかりません。って……
「妖怪の山は、まあ、庭のようなものです~って、お前さっき言ってたよな」
「はい」
「嘘つきは泥棒のはじまりだぜ」
「嘘ではないんですよ」
嘘ではないだと。何をおっしゃっているんだ、このトンチキは。
自分ちの庭で、おうちへの帰り道がわからなくなる、ボケナスがどこにいやがる。
あなたが嘘をついたせいで、私はとんだ災難だ。
「嘘ではないとな。じゃあなんだ。説明しろ」
早苗という奴は、いつも私の予想を超えてくる。
何か面白い答えが返ってくるのではないかと胸に抱き、聞いた。
「盛ったんです……」
「は?」
「ですから、私は盛っただけなんです……守矢だけに」
その後、二人で飛んで帰った。
帰り道がわからなくても、家には帰れるもんだ。
その名前
なに?
つまり早苗さんは
ワロタww