・・・・・・・・・・・・・・・。う~ん・・・・・。良く寝た・・・・。
今は・・・4時20分。うん着替えるだけの時間はある。私はいつも通りの緑のチャイナ服におんなじ色の帽子を身につけ自分の部屋から出た。
すれ違う妖精メイドに挨拶をしながらいつもの場所へ急ぐ。え?いつものとこってどこかって?やだなぁ、あなた達もあさはまず絶対にすることがあるでしょ?朝食ですよ、朝食。咲夜さんのお味噌汁は絶品なんですから!
紅魔館の朝食は、和食なことが多い。幻想郷に来てから咲夜さんがトマトジュースよりいいわね、といったことから朝には白米に納豆、お味噌汁が定着した。お嬢様は吸血鬼なのに納豆好きだし、パチュリー様もお気に召しているようなのでこれでいいと思う。私はたまに、ラーメンとかも恋しいんだけどやっぱり咲夜さんが作ってくれるのが1番だ。
そんなことを考えながら歩いていると、
「美鈴、はやくはやく」と咲夜さんがキッチンから手招きしている。
「なんですか?」と問いかけると、
「これ、作ってみたいんだけど・・・教えてくれない?」と料理の本の 写真にいかにも私っぽい料理の写真があった。
私はここぞと胸を張り、
「ん?小龍包ですか、、まぁ中華料理ならまかせてください!パパっとやっちゃいましょう!」と手際よく準備に取り掛かる。
「まずは、小龍包の中に入れるゼラチンスープを作りましょう。え~と、お湯にこれとこれを・・・」
手際よく作業は進み、皮を作り、具を作り、あとは皮に具を包むだけ。そのとき、
「あら何を作ってるの?」お嬢様とフラン様がひょっこりと顔を出した。
「あらお嬢様、これは小龍包といってですね中華料理なんです。」
「へぇ、それで美鈴に手伝ってもらってるわけね。」
「朝食まで時間はあるんだしまぁイチャイチャしながらゆっくりつくってなさいよ」とニヤニヤしながらお嬢様達は去っていかれた。
いくら私でも、恥ずかしことは恥ずかしい。お嬢様にそんなことを言われてから、妙にぎこちない空間が出来上がってしまった。朝食まであと30分、おおかた盛り付けも終わり、これぞ豪邸の食卓というようなテーブルに料理が運び込まれた。
私と咲夜さんはひと仕事を終え咲夜さんの紅茶をご馳走になっていた。
「・・・ねぇ美鈴。」
「な、なんですか?」
さっきまで全く会話もなかったのに唐突に話しかけられ、少し驚いてしまった。
「ありがとね、手伝ってくれて・・・」
「いやいや大した事はないですよ。2人でこうやって作るの楽しかったですし。」
「ほんとに?足手まといじゃなかった?」
「もう、いやですねーそんなわけないじゃないですか。もっと自信持ってください!咲夜さんの料理は幻想郷一ですから。ほらほら朝食の時間ですよ、いきましょ。」
「め、美鈴!」
「ほら、どうぞ。」
そう言って私は咲夜さんの手を取りみなさんの待つ、食卓へと急いだ。
「咲夜さん・・・」
「?」
「いつかは私一人のためにあなたの料理を作ってくれますか?」
「何よ美鈴そんなこと___________。」
今は・・・4時20分。うん着替えるだけの時間はある。私はいつも通りの緑のチャイナ服におんなじ色の帽子を身につけ自分の部屋から出た。
すれ違う妖精メイドに挨拶をしながらいつもの場所へ急ぐ。え?いつものとこってどこかって?やだなぁ、あなた達もあさはまず絶対にすることがあるでしょ?朝食ですよ、朝食。咲夜さんのお味噌汁は絶品なんですから!
紅魔館の朝食は、和食なことが多い。幻想郷に来てから咲夜さんがトマトジュースよりいいわね、といったことから朝には白米に納豆、お味噌汁が定着した。お嬢様は吸血鬼なのに納豆好きだし、パチュリー様もお気に召しているようなのでこれでいいと思う。私はたまに、ラーメンとかも恋しいんだけどやっぱり咲夜さんが作ってくれるのが1番だ。
そんなことを考えながら歩いていると、
「美鈴、はやくはやく」と咲夜さんがキッチンから手招きしている。
「なんですか?」と問いかけると、
「これ、作ってみたいんだけど・・・教えてくれない?」と料理の本の 写真にいかにも私っぽい料理の写真があった。
私はここぞと胸を張り、
「ん?小龍包ですか、、まぁ中華料理ならまかせてください!パパっとやっちゃいましょう!」と手際よく準備に取り掛かる。
「まずは、小龍包の中に入れるゼラチンスープを作りましょう。え~と、お湯にこれとこれを・・・」
手際よく作業は進み、皮を作り、具を作り、あとは皮に具を包むだけ。そのとき、
「あら何を作ってるの?」お嬢様とフラン様がひょっこりと顔を出した。
「あらお嬢様、これは小龍包といってですね中華料理なんです。」
「へぇ、それで美鈴に手伝ってもらってるわけね。」
「朝食まで時間はあるんだしまぁイチャイチャしながらゆっくりつくってなさいよ」とニヤニヤしながらお嬢様達は去っていかれた。
いくら私でも、恥ずかしことは恥ずかしい。お嬢様にそんなことを言われてから、妙にぎこちない空間が出来上がってしまった。朝食まであと30分、おおかた盛り付けも終わり、これぞ豪邸の食卓というようなテーブルに料理が運び込まれた。
私と咲夜さんはひと仕事を終え咲夜さんの紅茶をご馳走になっていた。
「・・・ねぇ美鈴。」
「な、なんですか?」
さっきまで全く会話もなかったのに唐突に話しかけられ、少し驚いてしまった。
「ありがとね、手伝ってくれて・・・」
「いやいや大した事はないですよ。2人でこうやって作るの楽しかったですし。」
「ほんとに?足手まといじゃなかった?」
「もう、いやですねーそんなわけないじゃないですか。もっと自信持ってください!咲夜さんの料理は幻想郷一ですから。ほらほら朝食の時間ですよ、いきましょ。」
「め、美鈴!」
「ほら、どうぞ。」
そう言って私は咲夜さんの手を取りみなさんの待つ、食卓へと急いだ。
「咲夜さん・・・」
「?」
「いつかは私一人のためにあなたの料理を作ってくれますか?」
「何よ美鈴そんなこと___________。」
仮に引き裂かれてもおぜうさまが取り繕ってくれるにちがいない。