※初投稿。初小説。故に汚いですが、許してください。
※霊夢が相当ヤンデレです。文章もめちゃくちゃ病んでます。
※キャラ崩壊、口調も半ば崩壊してます。許せない人は回れ右。
※アリスの扱いが相当酷いです。全アリスファンに私は喧嘩を売りました。
※アリスの扱いが本当に酷いです。大事なことなので二回言いました。
※故にアリス好きな人は絶対に読まないでください。
※主要キャラが死にます。
※そういうの駄目な人も気をつけてください。
長くなりましたが以上、許せるぜ!という人のみどうぞ↓
「霊夢、遊びにきたぜー。」
おきまりの台詞と共に、魔理沙が神社に来た。相変わらず暇な奴だ。
毎日毎日神社に来ては無駄口叩きながら夕飯を要求し、なんだかんだで弾幕ごっこ。はたまた家に泊まっては昼過ぎに帰って行く。神社はあんたの家じゃないのよ、まったく…。
しかし、よくもまぁ毎日飽きずに遊びにくるものだ。他にする事はないのだろうか。
彼女は魔法使いだ。私にはわからないが、研究やら実験やらする事があるはずだ。本当に魔理沙は魔法使いなのだろうか。心底疑ってしまう。
「はいはい、今日もどうせ泊まりでしょ。夕飯多めにつくっといたから食べるなら食べてきなさいよね。」
なんて、返す私も最近どうかしてると思い始めてきた。
まぁ、いい。一人で食事をするよりは全然いいじゃないか。
-------------
やっぱり魔理沙が来た。今日は少し遅めだった。
いつもの様に無駄話に花を咲かせ、何時も通りの弾幕ごっこ。やっぱり私が勝った。
魔理沙が悔しそうにする度に、何故だか安心する。
彼女は弱い。比べものに為らないほどに弱い。けど、一所懸命な彼女を見てるのが私は好きだ。
誤解されそうだけど、勿論友達として、人として好きって事。
彼女ほど、見ていて飽きない人間はいないんじゃないだろか。
-------------
今日も魔理沙が来た。…最近書く事が魔理沙の事ばかりなのが少し気に入らない。
けど、書かないと書くこともないし、誰かに見られるわけでもない。別にいいか。
今日も魔理沙と弾幕ごっこ。勿論私が勝った。負けるわけがない。
少し傷ついた魔理沙を手当して、それから夕飯。何時も通り。
そろそろ人里に買い出しにいかないと、と一応メモしておく。
-------------
今日もまた魔理沙が来た。珍しく、今日は土産つきだ。
私の大好きな和菓子の詰め合わせときたものだ。流石魔理沙、実によく分かっている。
長い付き合いだからこそ、地味に気が利くこういう魔理沙の好意は嫌いではない。寧ろ好きだ。
今日も話す事は無駄話。魔法の実験がどうだとか、最近読んだ本がどうだとか、実に楽しそうに話を進める。聞いていて飽きない。
…さて、もう魔理沙も寝てしまっている。私も寝よう。
-------------
今日もやっぱり魔理沙が来た。もう一度言うけど此処は魔理沙の家ではない。博麗神社だ。
最近、魔理沙が私の様に何か楽しそうに日記を付けている。3日坊主で終わるとおもったらそうでもないようだ。
神社に来る度に楽しげに羽ペンで文字を綴る。何となくその様子を眺めているが、中身は絶対に見せてくれない。
彼女曰く、魔法の研究レポートだそうだ。家でやれよと突っ込みを入れる気も失せた。
-------------
夢をみた。魔理沙が死ぬ夢だ。目覚めた時、私は泣いていた。
確かに泣いていた。どうしてだ。私は博麗の巫女。何でこんな事で泣いているのだろうか。
馬鹿馬鹿しい、私が恐れている?何を?彼女の死を?ふざけた冗談だ。私もどうかしている。
そういえば、今日は魔理沙が来なかった。明日は雨でも降るのだろうか。
-------------
今日も夢を見た。魔理沙が死んでしまう夢だ。やっぱり私は泣いていた。
どうも夢見が悪い。悪いというか、最悪だ。どうして私がそんな夢をみなくてはいけないのだ。
魔理沙の悪戯?いや、流石に彼女が夢を操る魔法が使えるとは考えにくい。
…といっても。もう一週間ほど魔理沙が来ない。一体どうしたのだろうか。
いい加減弾幕ごっこでもしないと身体がなまってしまう。
少しだけ身体を動かして御札を投げてみた。虚しい。
魔理沙と弾幕ごっこがしたい。
-------------
今日もこない。魔理沙がこない。…いやいや、私は待っているわけではない。
しかし、一応友人として心配はしている。かれこれ一ヶ月になる。
明日は久々に様子を見に行こう。
今日は早めに寝てしまう。私はまたあの夢をみるのだろうか。
-------------
今日は魔理沙の家に行った。…さて、まず何から書くべきか…。
アリスと魔理沙が付き合い始めたらしい。なんとまぁ、めでたい話だ。
どうやら神社に来なくなった日を境に彼女たちは付き合いはじめたようだ。因みに、話を振ったのは魔理沙からだとアリスから聞いた。
私が尋ねると下着姿の魔理沙がだらしなくドアを開ける。ベットの上には同じく下着姿で寝転がるアリス。まぁ、何があったかは聞かなくてもわかる。
…しかし、あの二人が付き合いはじめるだなんて、少し予想外だった。仲がいいのはしっていたが、まさかこれほどとは。
さて、魔理沙の安否もわかった事だ。これから神社が静かになる。少し寂しいと思った私は異端だろうか。
弾幕ごっこの相手も探さなくては。紫辺りに頼んでみようか。
-------------
そんなことを思っていたら、魔理沙とアリスは毎日神社に来るようになった。
魔理沙曰く、「神社はどうも落ち着く。」らしい。しるか。
魔理沙は相変わらずあの日記を書いている。中身など容易に想像が付いてしまう。
変わったと言えば、魔理沙はずっとアリスと話している。まるで私が居ないかのように。
二人で入り浸り、私も少しアリスと会話を交わす。そんな毎日。弾幕ごっこもしなくなった。
…毎日毎日二人の惚気話ばかりだ。正直、つまらない。というか、苛々する。
楽しそうに二人が笑っている。私はそっとそんな二人を眺めていた。
なんだか胸が痛い。自分でもよくわからないが、兎に角苛々していた。
-------------
今日も二人がきた。苛々が日々増していく。
そして最近気付いた。私の苛々は魔理沙にではなくアリスに対してのものであった。
よくわからない。どうして私はこんなに苛々しているのだろうか。私はどうしてしまったのだろうか。
今日の夢で魔理沙は二回死んだ。苦しそうに死んだ。
-------------
また二人が来た。苛々が止まらない。頭がどうにか為りそうだ。
アリスは何故魔理沙の隣に座って笑っているのか、わからない。
昔あんな風に出来たのは私のはずなのに。意味が分からない。
二人が付き合っているから?そんな問題ではない。
私はもっと前から魔理沙の事を知っていた。私の方が魔理沙のことを知っている。
アリスがたまらなく憎い。私の方が、魔理沙の事、いっぱいしっているのに。
-------------
今日も来た。やっぱり来た。
挙げ句の果てには二人に貸した寝室から変な声が聞こえる。
布が擦れる音と、二人の甘い声。お互いを求めるように、唯呼び合う二人の声。
私はたまらずに神社を抜け出した。
なんで?どうして?
-------------
夢をみた。今度は私が殺される夢だ。
必死に逃げる。巫女の能力も使えず、呆気なく殺されてしまう、そんな夢。
痛いとか、苦しいとか、そんなことは感じない。ただ、殺される夢だった。
-------------
今日も二人がやってきた。二人が楽しそうに話している。
うるさい。
楽しそうに笑うあいつが憎い。アリスが憎い。魔理沙の隣で笑って良いのは私だけだ。
…?これってもしかして好きっていう感情なんじゃないだろうか。私は魔理沙の事が好き?
自分でも分からない。ただ、私から魔理沙の笑顔を奪ったアリスがむかつく。
死んでしまえばいいのに。そうすれば、また私は魔理沙の隣で笑っていられる。
私が魔理沙の一番になれる。魔理沙の一番は私に決まっている。
嗚呼、私はきっと、霧雨魔理沙の事が好きだ。
-------------
魔理沙がいっぱい死んだ。勿論、夢の中で。
何度も叫んでも、彼女は死んだ。様々な死に方で、私に見せつける様にして死んでいった。
私は彼女に恨みでも在るのだろうか。此の夢にはどんな意味があるのだろうか。
訳が分からない。けど、胸が苦しい。
-------------
二人がきた。死ねばいいのに。
私はこんなに苦しい。心が痛い。助けて魔理沙。
苦しい。痛い。辛い。アリスなんて死んじゃえばいいのに。
今日も魔理沙は死んだ。夢の中で何度も何度も死んだ。
-------------
夢の中で魔理沙が死んだ。いっぱいっぱいしんだ。
魔理沙は笑っていた。私をみて、楽しそうに笑っていた。
-------------
朗報。
アリスが死んだ。夢とかではなく、本当に死んだ。どうやら自殺したらしい。
詳しい話はきいていないが、魔理沙の家で首を吊って死んでいた。事実を知った時、私は恐らく笑っていた。
思い通りにアリスは死んだ。しかし、馬鹿な女だ。魔理沙と付き合っているというのに自殺?片腹痛い。本当に魔理沙の事が好きなら魔理沙のことも一緒に連れて行くべきだ。
アリスは本当に魔理沙の事が好きじゃなかったんじゃないか。そんなことさえ思えてくる。そもそも恋人がやるべき事ではない。お前は魔理沙と付き合うべきじゃなかった。
しかし、好都合。私にとってはとても好都合。
私が魔理沙の傷を癒してあげる。きっと彼女は泣いている。
でも大丈夫。私はいつでも魔理沙の味方だから。
まってて魔理沙。今いくから。
-------------
魔理沙が神社に来た。勿論、一人でだ。
彼女は泣いていた。目を真っ赤にして、泣いていた。
口々に、アリス…アリス…、と死んだあいつの名前を口にしながら、悲しそうに、苦しそうに泣いていた。
可愛そうに。やっぱりアリスは馬鹿だ。
私は魔理沙を慰めた。いっぱいいっぱい慰めた。
-------------
それから毎日魔理沙は心の傷を癒すように神社にやってきた。
嬉しい!魔理沙は私を求めている。魔理沙は私を頼りにしてる。
嬉しい。嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい。
やっぱり魔理沙の一番は私だったんだ。
可愛そうな魔理沙。全部私が抱き締めてあげるんだから。
この日から夢を見なくなった。アリスが死んでからというもの、良いことづくめだ。
ざまぁみろ。
-------------
魔理沙に告白された。それはアリスが死んでから約半年が過ぎた頃だ。
魔理沙は、もう彼女の事を忘れたいらしい。
「私と話すと、落ち着いていられるし、何より、私が本来好きだったのはお前だったのかもしれない。と魔理沙は言った。」
嬉しい!嬉しい!ほら!!やっぱり魔理沙は私を必要としてくれた!!
やっぱりそうだ!私は魔理沙の一番だ!
これは運命だ。きっとそうなんだ。
私と魔理沙が出会ったときから、いや生まれたときから決まっていたことなんだ。
多少遠回りはしたけど、これからはずっと一緒だよ。魔理沙。
私は魔理沙を泣かせたりしない。アリスみたいに魔理沙を一人にしない。
死ぬまでずっと一緒にいるから。
私は魔理沙を幸せにしてあげるから。
-------------
魔理沙とデートした。
魔理沙の箒の後ろにのって、綺麗な星空の中をデートした。
凄く綺麗だった。星ではなく、やっぱり彼女が綺麗だった。
その夜、神社で私は魔理沙に抱かれた。
魔理沙と一緒に居られる、魔理沙の肌に直接触れられる。
それだけで、私は幸せだった。
-------------
魔理沙が神社にやってきた。嬉しい!
毎日毎日来てくれる。まず最初にちゅーをしてくれる。
軽い軽い、マシュマロみたいな柔らかいキス。
それが挨拶みたいなもの。
それから魔理沙は家で日記を書いている。聞いてみたら、私のことを書いてあるらしい。
みせてといったら「だめっ」とまたキスをされた。うれしい。
夕飯をつくった。魔理沙が大好きなものばかり集めてつくった。
「おいしい。」魔理沙がそう行ってくれるだけで私は幸せだった。
弾幕ごっこもした。やっぱり魔理沙は弱い。
いつもより、強めに攻撃をしてみた。魔理沙が傷つく。
私の弾幕で、魔理沙が傷つく。なんて素敵な事だろう。興奮が止まらない。
もっともっと魔理沙より強くなって、魔理沙に抜かされないように強くなって。
そうしたら魔理沙は意地でも私を追いかけてくれる。
彼女としてでなく、ライバルとしてでも。
なんて素敵なんだろう。やっぱり私と魔理沙は運命だったんだ。
神様なんて信じてないけど、神様ありがとう。
私は今幸せです。
魔理沙大好き。
-------------
身体を重ねる回数が増えてきた。相変わらず魔理沙のがっつきは凄いものだ。
私の身体を隈なく眺め、欲望に身を任せるようにして私を可愛がる。
素敵!魔理沙に触られてるだけで、こんなにも気持ちが良い。
あぁ、大好き魔理沙。
大好き。
-------------
(数ページ破り捨てられた様な跡がある。)
-------------
魔理沙がこない。
-------------
魔理沙がこない。魔理沙がこない。
-------------
魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。魔理沙がこない。
-------------
1日たっても魔理沙がこなかった。
どうして?
不安になって、私が魔理沙に家にいった。
魔理沙は楽しそうにパチュリーと話していた。
私は泣き叫んだ。子供の様に泣き叫んだ。どうして魔理沙が他の女と喋っているのか理解できなかった。
魔理沙。魔理沙。どうして?魔理沙は私のことが嫌いになったの?
私が良い子にしてなかったから?我が儘だから?
魔理沙、魔理沙。ごめんなさい。
ごめんなさい。
もっと良い子にするから。私には魔理沙しかいないから。
だから、嫌だ。いやだ。
魔理沙は、私の事を優しく抱き締めてくれた。
ごめんな霊夢、と何度も呟きながら、優しく呟いた。
幸せだった。
-------------
毎日幸せな日々を過ごした。
毎日、毎日。
死ぬまでこんな日が続けばいいのに。
いや、続ける。
だって魔理沙は私のものだから。
魔理沙魔理沙魔理沙。
まりさ。
文字を綴るだけでも幸せ。
声に出してみる。
ま り さ 。
ふふっ、早く魔理沙にあいたい。
魔理沙が居なくなってから1時間。
早く明日にならないかな。
まりさ。
-------------
「霊夢。」
私が霊夢の名前を呼ぶ。
嬉しそうに此方を向く霊夢。彼女の表情は実に歪んでいた。
素敵な歪み方だった。真っ黒で、真っ白で、純粋な、その笑顔。
「大好き魔理沙。」
何度も呟く彼女の言葉。私は彼女を抱き締めた。
「私も、大好きだぜ。霊夢。」
私は、歪んだ笑みを浮かべて彼女を強く抱き締めた。
強く強く抱き締めた。
―――完璧。
おっそろしい女やなぁ…
まさに計画通り、ってことか。
この感じだとパチュリーはどうなってしまうやら
次回作も期待!
魔理沙はヤンデレってイメージがないから
後書きでこれこれこうですと言われても説得力がない。
描写が軽すぎて気持ち悪さも悲壮感もあんま感じないし。
想いが強い故ってのがよく出ていて良かった。
アリス・・・ぱられるワールドでは幸せにな・・・・
魔理沙の日記はあとがきにいれないでそのまま最後にいれてもよかったような気がしました。
そして俺こないだ兄貴死ぬ夢見ちゃったよ・・・どうしよう・・
すえながくおしあわせに
また書いて欲しいです
二人ともお幸せに。