Coolier - 新生・東方創想話

魔理沙はどこだ! 

2010/07/28 18:24:59
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 魔理沙が消えた。
 何の前触れもなく姿を消した。

 一週間前の日曜日の午前中、いつものように私の神社にお茶を飲みに来て、いつものようにいろいろとおしゃべりして、いつものように弾幕ごっこで遊んで、帰り際に
「午後ちょっと用事があるんでな」
と言って神社を去った後、それっきりだった。

 月曜日、魔理沙の姿は見えなかった。
毎日神社に遊びに来るわけではないので、その時は気にも留めなかった。
何かの魔法実験にでも熱中して家にこもっているのだろうと思っていた。

 火曜日も、魔理沙には会わない。
 さすがに少し寂しいと思ったが、まだそれほど不安にはならなかった。

 水曜日の夕方。今日も魔理沙は来なかった。
魔理沙のためにお茶を入れた湯のみが空しく卓袱台に乗っている。
私はどこに行ったんだろうと少し気になり、居候の萃香や神社の通い猫の燐に尋ねてみたが、二人とも魔理沙の行方を知らなかった。

「あんたのために、お茶受けまで用意してやったのに、どこほっつき歩いてるのよ」

そう呟き、私は冷え切ったお茶を飲み干す。うまくない。

木曜日。やはり魔理沙は現れない。
魔法の森の霧雨邸にも行ってみたが、見事に留守だった。アリスの家にもいない。
アリスは涼しい顔でそのうち帰って来るでしょうと言っていたが、後でこっそり彼女の家に戻ると、動く人形たちをあちこちに飛ばしていた。
紅魔館へ行き、パチュリーに魔理沙の行方を聞く。彼女は魔理沙がいなくなった事を本から目をそらさず聞いていたが、目がせわしなく動き、動揺しているのが分かる。
パチュリーによると、魔理沙は日曜日にここを訪れ、調べ物をした後、正午に帰って行ったが、これから何処かへ行くといった事は一言も話さなかったとの事。
神社へ帰る途中、困った顔をした大妖精が尋ねてくる。
他人の困りごとに構っている暇はないと言うのに。

「あの、霊夢さん、チルノちゃんを知りませんか? 最近見かけないんです」

この時私はつい、不安と焦りでキツイ言葉を吐いてしまった。

「はあ? 妖精の事なんか知った事じゃないわ。そこどいて、退治されたいの」
「ごめんなさい」

私はそのまま飛び去ろうとしたが、少し気が咎めて、軽く後ろを振り向く。大妖精は泣きそうな眼をしていた。でも正直言って、チルノの行方なんて魔理沙以上に分からない。
かわいそうだけど、幻想郷を守護する巫女とは言え、私も人間である以上、魔理沙の方が気がかりなのだ。同じ人間で、友人だから。
私は大妖精に一言ごめんねと言い、神社へ帰る事にした。

金曜日。やっぱり魔理沙の姿は見えない。今日も魔法の森を探してみよう。

「魔理沙、いい加減に出てきなさいよ」

そう言いながら、私は何度目かの蹴りを霧雨邸のドアに喰らわせる。
今度も何の反応もない。
もしかしてと思い、アリスの家にも尋ねてみたが、結果は同じだった。

土曜日、以前探した場所をもう一度さがし、人里の阿求や慧音にも聞きこむ、だがなんの手掛かりも無い。泣けてくる。
湖の上で、チルノが大妖精と遊んでいた。なんだか無性に腹が立った。
無論あの妖精たちに罪はないのは分かっている。
でも博麗の巫女として、こんな事態でも極力冷静に振舞おうとしているのに、あっちは呑気なものだ。弾幕でも撃ちこんでやろうかと暗い感情を携えて近づくと、チルノと目があった。

「あっ、霊夢、どうしたの」
「どうしたもこうしたもないわよ! 悪いけど、10数えるまでに視界から消えないと殺すわよ」
「そうやって殺すとか軽々しく言っちゃいけないんだ~。慧音先生が言ってた。なんでそんな怒ってるのさ?」
「知るかバカ、数えるわよ、い~ち、じゅう、死ね!」

消滅させる気などなかったが、その時の私はそうとういらいらしていたので、スペルカードを宣言なしで撃ちこもうとした。
その瞬間、おびえた顔でこちらを見ていたチルノが、手を叩いて叫んだ。

「あーー思い出した~」
「何よ? 遺言なら聞くわ」 とりあえずスペルカードは発動させない。

チルノの口から、意外な人物の名が出た。

「霊夢、魔理沙が大変なの、すぐ来て」

嗚呼、私のバカ!
そういえばこいつもしばらく居なかったのだ。一体なぜ今まで、魔理沙と同じ事態に巻き込まれた可能性を思いつかなかったんだろう。
チルノは慌てた表情で私の袖をひっぱり、妖怪の山の方向へ飛ぶ。
ちょうどいい所に、魔理沙と魔女仲間のアリス&パチュリーも現れた。
話を聞くと、今まで二人組になって魔理沙を探していたらしい。

「ごめん、やっと思い出した。みんなに会ったら、時は一国一城の主だと言えって魔理沙が言ってた」
「……どんな覇者も天才も、悠久の時の流れの前には屈服せざるを得ない、
クロノスこそまさに、王の中の王と言えるわ、深い言葉ね」 パチュリーがうなずいた。
「いや、それはチルノが言い間違えただけでしょう」 アリスが突っ込みを入れる。

それはそうと、早くしないと魔理沙に会えなくなりそうだ。
希望と焦燥感に駆られて、ひたすら急ぐ。








「魔理沙~、出口が無いよ、完全に閉じ込められちゃった」

魔法のトーチが、とぼとぼ戻って来るチルノの姿を弱く照らす。
何てことだ。魔法薬の生成に必要なキノコを取るために、哨戒天狗をごまかして妖怪の山の洞窟に潜り込めたはいいが、入った途端地響きとともに入口が閉ざされてしまった。とちゅう私にひっついてきたチルノと一緒に。
とりあえず魔法の力で洞窟を照らし、チルノと一緒になって洞窟内を調べてみたが、どこにも出口はない。
思い切ってマスタースパークで入口をふさぐ岩石を吹き飛ばそうともしたが、爆発が新たな崩落を招き、本当に死ぬところだった。
服の砂埃を手で払い、洞窟の壁に寄り掛かって腰を下ろす。
チルノが隣に座り、顔を覗き込む。

「ねえ魔理沙、誰かに行き先を告げてなかったの?」 
「お前は賢いな、そうするべきだった、内緒で来たんだ」

まったく、妖精よりバカだな、私は。
自分で自分を殴りたい気分になる。

「でもあたいに任せて、何しろ最強なんだから」

チルノは根拠無い自信を見せて、胸を張った。いつもならおバカだなあと笑うところだが、今はお前の前向きさがトーチ以上に輝かしく見えるぜ。

「少し疲れた、体力を消耗したくないんで寝ていいか」
「いいよ、あたい、その間、岩を何とかしてどけてみる」
「ああ、頼むぜ」

チルノにどれだけの力があると言うのか。それでもこいつの言葉には不思議な安心感がある。客観的に見て、どうみても事態は最悪なのに、安心感と疲労で瞼が重くなる。
夢を見た。実家で、父と私が言い争っている。魔法使いを目指して家を飛び出した日だ。

―魔法使いなんてお前には無理だ、普通の女の子でいなさい―

その時私は何て言ってたかな?

―嫌よ、魔法使いになって、お母さんを生き返らせるの―

そうだった、11歳の時、母が死んだ。どんな薬も母を死から救う事は出来なかった。
永遠亭の医療技術なら何とかなったかも知れないが、当時のあいつらはまだ身を隠していたからな。それで私は……。

―薬がダメなら、魔法ならお母さんを治せたかもしれない。生き返らせる事が出来なくても。せめて同じ病気の人を治して見せる―

―魔法の森は危険だ、お前まで失いたくないんだ―

父は心配してくれていたんだ、それなのに私はその思いを無視して飛び出してしまった。
結局、死者を生き返らせる魔法は私にはどうやっても無理で、母さんの命を奪った病気も、最近永琳と鈴仙が画期的な新薬を作って完治が望めるようになり、結局当初の目的は果たせなかった。母や誰かを救うどころか、自分の命すらこうして失おうとしている。
まったく親不孝者だよ、私は。

「魔理沙、泣いてるの? 最強のあたいが助けてあげるから大丈夫だよ」

膝を抱えて眠っていた私の顔を、チルノが心配そうな顔で覗きこんでいた。私は不覚にも涙を流していたらしい。
私はここで死ぬ事になるのかも知れない。そして最期をみとってくれる相手が、よりによって父でも香霖でも霊夢でも、魔女連中でもフランでもなく、自称最強のこの妖精とは何という運命のジョークだろう。いや、と私は思い直した。それは高望みと言うものだ。最後に一緒に居てくれる相手がいるだけましだろう。もし一人ぼっちでここに閉じ込められていたら、とっくに発狂していたに違いない。

「チルノ、ありがとな」 

私はこいつの頭を撫でて、胸に抱き寄せた。温かいな。冷気を発していても、こいつ自体は人と変わりない体温があったんだな。
その後、私はチルノと一緒に再び眠りについた。

どれくらい経っただろう。妙な息苦さで目が覚めた。
空気が無くなりつつあるのだ。
私はいまさらながらに死の恐怖を感じた。背筋にチルノの冷気とは違う冷たいものが登って来て、脳髄を侵食してゆく。
どうしよう、まだ死にたくない。
これは神様の罰なのか。みんなの迷惑を顧みず、野放図に振舞った事への。
悲嘆と恐怖を理性で必死に押さえ、自分に言い聞かせる。
考えるんだ、まだ希望を失っちゃいけない、やれるだけの事はやってみるべきだ、と。
チルノは隣で寝息を立てている。妖精には人間とは違う原理で生きているからだろう。
妖精は死んでもすぐ生き返る、その辺の自然から湧いて出てくる存在だから。
ある事を思いついた。

「なあチルノ、起きてくれ」 チルノを軽くゆする。呼吸が次第に苦しくなっていくようだ。
「むにゃ……魔理沙、顔が悪いよ、どうしたの?」

そりゃ本格的にやばそうだ。

「お前たち妖精は、消滅した後、どれくらいで復活できる」
「う~ん、時間なんてよくわからんけど、大体2~3日で復活したり、暑い日に一度溶けて気づいたらレティがいたり。まちまちね」

数日から半年ぐらいか……。
チルノを一旦消滅させ、外で湧き直してもらい、助けを呼んでもらえばとも思ったが、どの道酸欠で助からない。助けが来るまで酸素の消費を抑えるためには……。

「お前、蛙を凍らせて遊んでいたよな」しゃべるだけでも苦しい。
「そうだけど、それが何なの?」
「凍らせた蛙は、蘇生できるのか」
「うん、3回に1回は失敗して粉々になるけどね」

確立3分の2……。

「それ、大型の……哺乳動物、に対しても可能か?」
「大型の哺乳動物?」
「例えば、人間だ」
「もしかして、魔理沙を?」
「そうだ、私を冷凍保存してくれ、それから一旦消滅して、外で湧き直して、霊夢たちにこの場所を伝えてくれないか」

「できなくはないけど、どうして?」
「酸素が……足りないんだ、人間はな、酸素を吸わないと、生きていけないんだ」
「死んじゃうの? 人間は死んだらまた復活できるの?」

チルノが不安そうな顔をする、優しいヤツなんだな。

「ああ……人間は……一度死んだら……それっきり」
「そんなの寂しいよ、まだ魔理沙に弾幕で勝った事ないのに、勝ち逃げはイヤ」
「だから、いちかばちか冷凍保存を頼む」
「……わかった。一瞬で凍らせてあげる。死なないで」
「同時にだぞ。私がお前を撃つから、お前は私を凍らせてくれ。ここから出たら助けを呼ぶんだ。時は一刻を争うってな。私を掘り出して溶かしてくれ」

私は最後の力を八卦炉に込め、チルノは両手に冷気を集中させた。

「行くぞ」
「うん」

絶妙のタイミングで星の弾丸がチルノを消し、冷気が私を一瞬で凍らせた。
意識が無くなる寸前。不安がよぎった。
チルノは湧き直した後も私の事を覚えているだろうか? 
覚えてくれていても、解凍に失敗して私は粉々になってしまうかも知れない。
生き返れても、なにか障害が残り、前のような魔法や弾幕は使えないかもしれない。
でもこのままでは死亡率は100パーセント。なら、1パーセントの望みに賭けよう……。








チルノに案内される間、事の経過を聞いた。
助かるための一世一代の大勝負。
チルノは正直、首尾よく洞窟の外で湧き直せたものの、私に因縁つけられるまで丸一日その事を忘れていたらしい。ほんとにおバカね。
でもこの氷精のおかげで魔理沙に助かる可能性が出てきたのは事実。
魔法材料探索にくっついてきたチルノを追い払わなかったのも、なにか不思議な巡り合わせを魔理沙が感じていたのかも。

妖怪の山に入り、哨戒天狗に事情を話し、崩落があった洞窟にたどり着く事が出来た。
私が説得してもその天狗は信じてくれなかったが、アリスとパチュリーの必死の説得を聞いてただならぬ事態だと理解したらしい。
フラワー戦車を改造した機械をにとりが持ち込み、救出作業が始まった。
運転席にはにとりの隣に人間の女の子―確か里香だったか―の姿が見え、いろいろと指導しているようだった。

「さあ河城さん、教えた通りにやるなのです」
「あいよー、魔理沙今行くよ」

巨大な金属の腕に巨大な熊手のついたその機械は、あっという間に土砂や岩石を取り除いて行く。
その様を私達と天狗達が驚きの表情で見つめていた。

「どう、この陰陽ショベルカーの力は」 機械を操作しているにとりが誇らしげに言う。
「あのね、魔理沙の命がかかっているのよ」 その笑顔に少し私は苛立った。
「ごめんごめん、でも私の機械がこんな風に役に立てたのは光栄だよ」
「霊夢、にとりに感謝しなきゃ」 そんな私をアリスがたしなめた。
「そうね、礼を言うわ」

とうとう魔理沙が発掘された。
天狗達が手袋をはめ、慎重に凍りついた魔理沙を運び出す。
彼女は腰を降ろし、手を弾幕を放つ形にしたまま、その時を止めていた。
目を閉じ、全身を薄いベールのような氷で覆われたその姿には妙な色気があり、人形職人のアリスは息をのんだ。

「綺麗。このまま飾ってもいいくらい……ハッ、いや何を私は」
「やめてよアリス。でも確かに芸術品のようね。ロザリア=ロンバルドを彷彿とさせるわね」 そんなパチュリーも見入っている。

「さあみんなどいたどいた、溶かすよ」

チルノが周囲の者を一旦遠ざけ、魔理沙の彫像の前で両手をかざし、気合いををこめる。
噂を聞きつけたのか、いつの間にかレミリアとフランドールの姉妹、その従者の咲夜さんもその場にいた。

 「姉さま、絶対魔理沙助かるよね」 

フランは姉の袖にしがみついて尋ね、姉の肯定の言葉を求めている。

「大丈夫、魔理沙が簡単にくたばるはずないわ」
「もし失敗したら、こいつを殺そう。私がこいつの存在の核の核の核まで壊して、二度とチルノとして復活できないようにしてやる」
「レミィ、この子を緊張させないで」 パチュリーが叫ぶ。

レミリアはフランドールの両肩に手を置き、目を見つめて諭した。

「いい事フラン、あの子はね、魔理沙を生き返らせようとしているの、それには相当な集中力が必要で、しかもチャンスは一回しかないの。だから、あの子の気を他に反らすような事を言ったりしたりしちゃダメ、他ならぬ魔理沙の命がかかっているのよ。分かったらあっちへ行って成功を祈りましょう」

レミリアは妹を連れていく。

「チルノ、貴方はできる限りの事をやっている。もし失敗しても、貴方の命は全力で補償するわ」

しかしチルノは何も答えない。解凍の術に集中しきっていた。
フランドールの脅しも意識の外であればいいんだけど。

「魔理沙は私が助ける、そう約束したんだ」

一同が固唾を飲んで見守る中、チルノは深く息を吐き、両手に魔力を込め、魔理沙に押し当てた。

「どりゃあ」

もうもうと立ち上る白い蒸気。
蒸気が晴れた後、解凍され、柔らかさを取り戻した魔理沙ががっくりと地面に伏せた。

「魔理沙!」 

私より先にアリスが魔理沙を抱きかかえ、頬を軽く叩いた。

「魔理沙! 目を覚まして、お願い」

永遠かと思われた時間が経ったあと、魔理沙の目がゆっくりと開く。

「ア、アリス、ここは地獄か」
「……あんたが本を返さなければね」 言葉とは裏腹に、アリスの目に涙があふれていた。
「助かったのか?」
「そうよ、あの氷精に感謝しなさい」 パチュリーがチルノを指差した。
「魔理沙、無事だったんだね」 フランドールも走り寄って来る。

私も感情を抑えがたく、魔理沙の肩を掴んで叱る。

「魔理沙、あんたどれだけ多くの人に迷惑をかけたと思ってるの?」
「ああ、霊夢、その通りだ、悪かったな」
「霊夢、魔理沙を責めないであげて、悪気があったわけじゃないし、人も妖怪も、時には誰かに頼ったり迷惑をかけないと生きていけないものよ」 とにとりが擁護した。
「魔理沙、あたい、やったよ」
「ありがとうな、チルノ、みんな」
「経緯はよく分かりませんが、とにかく良かったなのです。私の技術も役立ちました」 

何だかんだで魔理沙はみんなから愛されているな、かすかに嫉妬と悲しみを覚える。
でもこれで、幻想郷全体から見れば些細な事であっても、私達にとって重大きわまる異変は幕を下ろし、ついでに、魔理沙の妖怪の山無断侵入の件もうやむやのうちに片付いたのだった。








その後、魔理沙はどこへ行くにも周囲に行き先を告げるようになる。
だからと言ってみんな魔理沙を追いかけに行くわけではないが、一応どの辺で何をしているのか分かるのは安心できる。そして、今回の事件を何かの天罰とでも考えたのか、借りていた本や道具をいくらか返すようになったらしい。
もう一つ変化した事がある。多くの人妖がチルノに一目置くようになり、あちこちで他種族とも付き合う氷精の姿が見られるようになったのだ。ただ相変わらず弾幕勝負は強くないのだけど。
氷精の親友である大妖精は、わが子の成長を見守る母親のような、嬉しさと寂しさがない交ぜになったまなざしでチルノを見つめていた。
この事件以来、少し成長した魔理沙とチルノ。 
困ったときに、助けてくれる仲間がいるのはやっぱりいいですね。
 
とらねこ
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コメント



0.790簡易評価
2.80名前が無い程度の能力削除
話の展開の割りに
文体がたんたんとしていて感情移入し辛かったです。
15.60名前が無い程度の能力削除
関わりがある者を多く出す事で魔理沙の人望を表現しているようですが
お話の展開具合からすると登場人物はもう少し絞ったら良かったかも
霊夢が少しヒステリー気味なのもマイナス要因ですし
自分の行き先を残す、という魔理沙の得た教訓はきっちり腑に落ちました
18.100名前がない程度の能力削除
霊夢の態度がちょっと気になりましたが、後半はチルノを応援したくなりました!
19.無評価とらねこ削除
2さん
自分なりに感動ものを目指してみたつもりだったのですが、まだまだ精進不足でしたね。

15さん
やたら魔理沙が愛されすぎて不自然だったかもしれません。霊夢は意外と自分の中で大きな存在だった魔理沙がいなくなって、それであんなヒステリックになったという設定です。

18さん
半年近く前の作品を読んで下さってありがとうございます。一生懸命なチルノを気に入っていただいてこちらもうれしいです。