Coolier - 新生・東方創想話

強いて言うなら彼女は嘘つきだった

2010/06/18 22:39:20
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朝日が私を焦がす。
部屋の窓から僅かに入る日光が私の体を焼く。

「ぅ、うぅ…」

確か昨日はカーテンをしっかり閉めておいたはずなのだが、と思いながら私――レミリア・スカーレットは嫌々ながらも目を覚ました。
時刻的には恐らく朝、もうすぐ咲夜が起こしにくる時間帯だろう。
いまだ、脳はぼやけているらしく、意識がはっきりとしていない。しばらくぼーっとしていると部屋の扉の開く音がした。

…咲夜がやってきたのだ、ぼやけた視界とぼやけた意識ではそう判断するしか出来なかった。

「おはよう、レミリア。」

………はて?いつから咲夜はこんなフレンドリーになったのだろうか?
昨日の夜までは『おやすみなさいませ、お嬢様。』と言っていた記憶があるだけ、恐らく原因は私ではない。
パチェがいらない知識でも叩き込んだのか、それとも美鈴が何か言ったのか、フランは…まず話すことは有り得ないはず。
最近どこぞの場所では主人より従者の方が権力的に主人より強いということを聞いた。
紅魔館にもその波が来たのであろうか。だったらそんなもの願い下げである。
紅魔館で一番権力があり、強いのはこの私のはず。
咲夜も強い、だがそれは私には遠くおよばない、はずだ。
要らない芽は早く摘んでおかなくてはならない。
寝ぼけた状態でもあるが、気迫ぐらいは出せる。他者を屈服させるように圧力を込めながら声を張る。

「咲夜、あなた何時からそんなに偉くなったのかしら?」

完璧だ、恐らくほとんどの人間が逃げ出すほど強烈なプレッシャーを出せたであろう。
咲夜も怖がってしまうぐらいかもしれないが…あとで謝っておこう、そうしよう。
と、思っていたのだが咲夜は動じていないように見えた。
足を見ても震えているようにはみえないし、いまだにぼやける視界では顔は確認できていないがまったく変化は無いように見えた。
これは、おかしい。と私は感じた。何かおかしい。

「咲夜?」
「私は咲夜なんかじゃないわよ?」
「は?いたっ!」

ごつんと何か棒状のもので頭を軽く叩かれる。
そのおかげか、少しだけぼやけていたものが解けた。視界も安定してきている。

「ほら、早く起きて、みんな食堂で待ってるのよ。」

咲夜じゃなくてこの口調が許されるのは、パチェ?
そうかパチェか。恐らく咲夜は忙しくて起こしにこれなかったのだろう。これなら納得だ。少し声音が違う気がしたが気のせいだろう。

「わかったわよ…おはよう、パ……チェ…?」
「はぁ?私はあんな魔女じゃないわ。こんな近いのに見間違えないで頂戴。それともまだ寝ぼけてるの?」

さて、いつから新しくメイドの人間を雇ったのか、記憶を辿るがそれらしい記憶は出てこない。
服装はメイド服、黒髪で頭には可愛らしい赤いリボン、手には何故か…お払い棒?
こんな人間を私は幻想郷で1人しか知らない。だが、そうだとして何故…なんで、

「れ、霊夢!?」
「うわっ、急に大声出さないでよ。びっくりするじゃない。」
「あ…ご、ごめん、ってじゃなくて!」
「もう、朝っぱらからうるさいわねぇ。」
「そうじゃなくて!何で霊夢がここにいるのよ!?」

ぼやけきっていた意識と視界が一気に覚醒した。
服装はメイド服であるものの、そこにいるのは間違いなく博麗霊夢。
何で、霊夢がメイドをしているのだろうか、いや、嬉しいけど。

「何でって…昔からここで働いていたじゃない。」
「え…?え?」
「咲夜と一緒にこの館を訪れて働かしてくださいって言ったのもう覚えてないの?」
「ちょ、ちょっと待って、頭痛くなってきた…」

意識は治っても頭は混乱するばかりであった。
おかしい、確か霊夢は巫女で神社で暮らしていて、たまに遊びに行ったりして…あれ?あれぇ?

「ああもう、みんな食堂で待ってるから早く来なさいよ。」

そう言って霊夢は部屋から立ち去ろうとする。
それを見た私は霊夢を止めようとベットから起きようとして、起きれなかった。
何故か体がかなり重いのだ。全く動こうともしてくれない。
霊夢はそのまま部屋を出て行ってしまった。

「あ!ちょ、ちょっと霊夢!待ちなさいって!霊夢!?霊夢ー!!!」







































「霊夢!?……あれ?」
「おはようございます、お嬢様。」
「あ、あれ?咲夜?」
「はい、咲夜ですが?」
「ああ、良かった咲夜だった…」
「…?どうしましたか?随分うなされていたようですけど。」
「いや、それが霊夢がね…」
「霊夢?予知夢のことですか?」
「いや、そっちじゃなくて神社の……まてよ…予知夢…そうか、そういうのもあるのか…」
「お嬢様?もしもし?お嬢様ー。」
「咲夜!今大体何時ぐらい?」
「お昼を過ぎてます、こんにちはお嬢様。」
「こんにちは咲夜、早速だけど神社に行く準備をして頂戴。」
「本当に早速ですね、わかりました。すぐに準備を。」

そう言って咲夜は消えた。ふむ、仕事の速さだけでは咲夜の右に出るものはいないだろう。
そう思っていたら瞬時に目の前に現れる。流石だと我ながら感心する。

「準備出来ました。」
「今日の天気は?」
「曇りでございます。傘を一応持っておきます。」
「よし、それじゃ、博麗神社に出発よ!」
「あ、そうでした。」
「…何?」

しかし、いい流れを完全に止めきったりすることもある。自覚なしである。性質が悪い。

「朝食と昼食を召し上がってから出ないと。」
「……ああもう!わかったわよ!早く持ってきて頂戴!」
「かしこまりました。」
「あ、昼食だけでいいから。」
「わかってます。」

にこり、と笑った咲夜はまた姿を消す。
昔と比べて咲夜の言うことをよく聞く様になったなーと思う、気にもしてないが。

咲夜は部屋に現れる。
なかったはずのテーブルと食事が用意されていることにはもう驚かなくなった。
本当に便利な能力、と呟き、昼食を済ました。

















「今度こそ、出発よ!」
「準備は出来てます。」

咲夜は手に傘を持つ、曇りなのでまだ開かないようだ。
館の玄関から門へ進む。そして門から外へ。
相変わらずシエスタをしている門番がいるのはもはや日常。

「こら、美鈴、起きなさい。美鈴。」
「ぅん?ああ、咲夜さんにお嬢様じゃないですか、どうしたんですか。」
「今から出掛けてくるから、しっかり門番しておいて頂戴。」
「わかりました、お気をつけてー。」

こちらに寝ぼけながら手を振る門番を見ていたら咲夜が帰ってくる。

「すいません、少し待たせてしまいました。」
「いや、いいけど…」
「どうしましたか?」
「いつも寝てたらナイフ投げてるじゃない。」
「ああ、たまにはいいんですよ。美鈴も大変でしょうし。」
「そう…珍しいわね。」
「こういうのは気分です、気分。」
「なるほどね、さ、向かいましょう。」
「了解しました。」

そういって私と咲夜は同時に地面を蹴って空に飛び出す。
目指すはあの巫女のいる神社だ。

「あ。」
「……何?」
「お土産を忘れましたわ。」
「………」

この天然ボケメイドのおかげでもう少し時間がかかりそうである。


















***********




















「こら、ひっつくな。」
「いいでしょ?ちょっとぐらい?」
「全く…ただでさえ暑くなってきたっていうのに…」

博麗神社、幻想郷とあっちの世界の境目にある神社でいつもどおり私、フランドール・スカーレットはここにいる巫女にちょっかいを出しに来ている。
今日の天気は曇り、傘もいらないし吸血鬼にとっては少しは活動しやすい。
ちなみに今は昼食を一緒に食べた後、縁側で霊夢がのんびりしていて気持ちよさそうだったから横に座って霊夢の体に体重を預ける形でもたれかかっている状態である。
初めは嫌な顔をしていても、結局何もしないでそのままにする霊夢の性格が大好きだ。

「ああ、これ癖になりそう。」
「するな。」

あ、眠い。そう感じたら本格的に眠くなってきた。さっきまで元気だったはずなんだけれども。
徐々に視界が狭まってくる。これは霊夢が悪いのだ。こんなに温かくて柔らかい霊夢が悪いのだ。

「ごめ…霊夢、ねむ、い…」
「あ、こらフラン………はぁ…これじゃ私動けないじゃない…」

私はゆっくり意識を夢に飛ばしていこうとした。
しかし、それは未然に防がれてしまった。『あいつ』のせいで。

「霊夢!!私のメイドになりなさい!!」













***********














「霊夢!!私のメイドになりなさい!!」
「…はぁ?」

本当にこの吸血鬼姉妹は私をいつも困らせる。私、博麗霊夢はそう感じずにはいられなかった。
出会った途端にメイドになれとは常識外れにも程がある。

「な、何言ってるの…!?お姉さま…」

流石に目を覚ましたらしいフランがとても冷たい目でレミリアを見ている。そりゃそうだ。

「フ、フラン…!?あんた何時の間に…!」
「最初からいたよ!全くいきなり何を言い出すかと思ったら…!」

姉妹喧嘩(?)である。といっても妹の方がだいぶ優勢だが。
それにしても、フランが私を庇うなんて珍しいと思った。たまには良い所もあるのかもしれない。

「せっかくいい気分で寝れそうだったのに!」
「そっちか。」

はぁ…と盛大なため息をつく。妖怪は我儘である、という言葉はまさにこの2人に作られたものだと私は確信した。吸血鬼だけど。

「そんなことどうでもいいのよ!私は霊夢に話があるの!」
「そんなこと!?お姉さま霊夢の体の心地よさ知らないの!?」
「知ってるわよ!なんかふわふわしてて温かくて柔らかくて、何時の間にか寝そうになるぐらい気持ちいいことぐらい!」
「それ凄く同意!!」

隣で何時の間にか姉妹コントに変わってしまった吸血鬼姉妹を見てまた私はため息をつく。
やはり姉妹だ。根本的な部分では似ている。私に大変な迷惑をかける点でも。

「はい、霊夢。試作品だけど新しいお菓子作ってみたの。」
「あら、いつも悪いわね。」

何時の間にか横に来ていた咲夜は私にお土産を渡す。

「で、いいの?」
「何が?」
「何が?ってあんたのところの吸血鬼姉妹。」
「ああ、いいのよ。そのうち終わるから。」
「そのうち、ってねぇ…」

再び視線を姉妹に戻す。
相変わらず口論中だが話の内容が変わっているようだ。

「だ・か・らフラン!霊夢は膝の部分が一番いいのよ!」
「違うよ!お姉さまは何もわかっていない!霊夢は肩の部分に体重を傾けるのが一番良いの!」

何時からか私の話に変わっている。本当にめでたいというか何というか。

「膝枕されたこともないのに、そんなことよく言えるものねフラン…」
「お姉さまだって霊夢の肩に体重預けたこと無いくせに…」

バチバチと姉妹の間を火花が散る。
そんな光景を見て咲夜は微笑ましく笑っている。他人事だと思って…

「本当に他人事だもの。」
「いつから人の心を読むようになったのよ…」
「そのときの気分よ、気分。」
「はぁ?」
「さてと…」

すっと咲夜が立ち上がる。

「どうしたのよ?急に。」
「少しお買い物に、今日は神社で小さな宴会があるみたいですし。」
「え?何言ってるのよ?宴会なんて…」
「そのうち、わかるわよ。じゃあ、ちょっと行ってくるわ。『頑張ってね』霊夢。」
「は?ちょ、何を頑張れって…消えた。」

時間でも止めたのだろう。横にいた咲夜は一瞬で姿を消した。

「自分勝手なやつが多すぎない?」

1人呟いた私はまた、あの姉妹に目線を戻す。


「どうしても霊夢の膝枕を認めないって言うのね。」
「お姉さまが霊夢の肩を認めればいいのよ。」
「そう…だったら良い方法があるわ。」
「何よ?」












「私が霊夢の肩に背中を預けて、フランが霊夢に膝枕をしてもらえばいいのよ。」
「……お姉さま、天才ね!!」

『天災』の間違いじゃないだろうか?
途端に2人の目線が私にかかる。『頑張ってね』はこのことかこん畜生。
結局、抵抗しても意味が無いこととわかっているので、何もしなかった。
横に座ったレミリアは私の肩に背中を預け、フランは私の膝に頭を乗せている。

「あ、膝もやばい、眠気とかじゃなくていろいろやばい。」
「霊夢の肩に背中を預けるのがこんなにいいものなんて…!」
「ねぇ、お姉さま…」
「なに?フラン。」
「膝も、いいね。」
「肩もすごくいいわ。」

何を勝手にこいつらは人の体を評価しているのか。
封魔陣でも張ろうとして、止めた。もうどうでも良かった。

「ねぇ、霊夢。」
「何よ。」

レミリアが話しかけてくる。

「霊夢の肩って何でこんなに気持ちいいのかしら?」
「知らんがな。」

「ねぇ、霊夢。」
「何よ。」

フランが話しかけてくる。

「霊夢の膝って何でこんなに気持ちいいの?」
「知らんがな。」

もうこの姉妹コンビでも組んでしまえばいいのに、と心だけで愚痴った。

「暑いわねぇ…」

もうすぐ夏である。暑さの原因は私に引っ付いてうとうとしている吸血鬼姉妹のせいでもあったが。














*********













「ただいま…って、本当に予想通りになっちゃって…」

私、十六夜咲夜は買い物を済まして『ゆっくり』と帰ってきた。
神社の鳥居をくぐり縁側に向かう。

そこには、仲良く眠る3人の姿があった。
まあ、霊夢とお嬢様とフラン様なのだが、お嬢様は肩にもたれかかって、フラン様は膝に頭を乗せ、霊夢は2人を支えながらもこくり、こくりと相槌を打っていた。

「霊夢、霊夢。起きて。」

声を小さくしながら、霊夢を起こす。霊夢は目を薄く開きぼーっとしている。
お嬢様もフラン様ももったいない、と思う。霊夢は起きたての顔が一番可愛いのに。

「ただいま、霊夢。」
「さ、く…や?」

まだ寝ぼけているのか体が機能していない。霊夢の頭を軽く撫でてやると、うぅん…と気持ちよさそうに薄い目をもっと薄める。猫みたいな霊夢である。
しかし、そんな幸せな時間もあっという間に終わる。霊夢は起きてから覚醒するまでが極端に短い。もうすぐぱっちり覚めるだろう。

「う…うぅ……あれ?私いつのまにか寝て…」
「おはよう、霊夢。」
「あら、帰ってたのね。おはよう咲夜。そうだわ、早速で悪いんだけど…」
「何かしら?」
「この体にひっついてるの取ってくれない?」
「ふふ、わかりましたわ。」

買ってきたものを霊夢に渡す。中には食材がたくさん入っている。それを霊夢は確認したがどうでもいいのか自分の横に降ろした。
まずは寝ているお嬢様、ゆっくりと肩を揺する。どうやら熟睡しているようでもない。軽く声をかけるとすぐに目を覚ました。

「…おはよう、咲夜。良い天気ね。」
「おはようございます、お嬢様。生憎ですが曇っています。」

次はフラン様、こちらはすっかり熟睡しているようで苦労しそうだ。
とりあえず霊夢の膝から持ち上げ縁側に寝かす。こうなったフラン様は一度自分から起きてくるのを待つしかないのだ。
霊夢のはからいで和室に運んだ。そういうところで気が利くから皆から慕われていることに霊夢は気づいているのだろうか。

「はぁ…やっと肩の荷と膝の荷が下りたわぁ…」

軽く肩回しをしながら霊夢は立ち上がった。
そして、私とお嬢様に体を向ける。

「あんたたちも、フランが起きたらさっさと帰りなさいよ。
そう言うだろうとはわかっていた。が、私はそれをやんわりと断る。

「あら、それは無理なお願いですわ。」
「は?何言ってんのよ?」

霊夢は一瞬で嫌そうな顔になる。まあ、嫌な予感を感じたんだろう。

「だって、今日から入梅ですもの。」

そう言った瞬間だった。ぽつり、ぽつりと雨が降り始める。
次第にその雨は強くなり、ざざーっという音を出し始めた。
うちのお嬢様は凄く嬉しそうな顔をしている。こうやってみると本当にお嬢様は可愛い、可愛い。

「あらあら、これじゃあ、帰れないわねぇ、咲夜?」
「そうですね、この雨じゃ無理ですね。」
「何勝手なことを…大体傘があるでしょう?傘が。」
「あ。」
「どうしたのかしら、咲夜?」
「すいません、お嬢様。傘を人里に忘れてしまったようです。」
「まったく咲夜はドジねぇ。本当に全く。しょうがないわねぇ。」
「あんたたちねぇ…」
「あら、調度今日は鍋にしようと思って食材とお酒を買ってきてたんだわ。どうしましょうか?お嬢様?」
「だったら、調度いいじゃない。ねぇ、れ・い・む。」
「もう、勝手にして…」

考えるのを止めたのか巫女は縁側に寝そべった。

「咲夜…」
「何かしら?」
「あんた絶対確信犯でしょ…」
「あら、そうとも限らないわよ。」
「それ以外に何があるってのよ…」
「これは霊夢のせいかもしれないわよ?」
「……もう何でもいいや。勝手に鍋は用意していいから、出来たら呼んで頂戴。」
「今夜は巫女鍋かしら。」
「具材にしたら罰があたるわよ?」
「冗談、冗談。」

ふふっと軽く笑って鍋の準備に取り掛かるべく私は縁側から離れた。














*********













その日、神社では雨の中賑やかな宴会が開かれたらしい。
レミリアは当初の目的なんかを完全に忘れ酔い潰れるまで酒を飲んだらしい。
彼女が目的を思い出したのは、酔いから覚めた3日後だった。
しかし、レミリアにとっては今更どうでもよかった。やっぱり霊夢は巫女じゃないと何か安心しないのだ。
メイドの霊夢も可愛いだろうけど、やっぱり霊夢は巫女じゃなくてはならない。そんな予感がした。


レミリアは今日も神社に向かう。霊夢に会いに行く。
妹も従者も連れて神社に向かう。
日が照っていても、曇っていても雨が降っていても行きたくなったら神社に向かう。
レミリアの日常はこんな日々であるが、彼女からすると最も楽しい日々なのかもしれない。
それがわかるのは彼女自身だけかもしれないし、もしかしたら誰も知らないものかもしれない。






だが、少なくともレミリアはこの日々が嫌いなんかではないということは確かだった。
テーマは紅魔館組みの一日だったのですがよくわかんない作品に仕上がってしまいました。
本当の初めのテーマはメイド霊夢だったのですが、何か似合わないなぁということで結局こうなってしまいました。
皆から愛されている霊夢は凄く可愛いと思います。またそれを嫌そうにしながらも抵抗しない霊夢はもっと可愛いと思います。
フランは前作の一心フランの設定を持ってきて、神社に入り浸っている状態となっております。矛盾とかあったかもしれないですね…
よくわかんない作品をこんなところまで読んでくださりありがとうございました。
馬小屋
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コメント



0.1260簡易評価
2.100名前が無い程度の能力削除
あいされいむ!あいされいむじゃないか!
うだうだ言いつつも拒否しないから愛されるんでしょうな。
あぁ、あいされいむはいいものだ…
現状あれか、寝起き霊夢を知ってるのは咲夜さんだけなのかw
15.100名前が無い程度の能力削除
愛されいむは和むよね。
何だかんだで許可しちゃう霊夢が良いw

誤字をば、
「それ意外に何があるってのよ…」→「それ以外~
17.無評価馬小屋削除
15『名前が無い程度の能力』様
修正いたしました。わざわざご指摘ありがとうございましたw
28.100名前が無い程度の能力削除
グッド