「はたてぇ~……ゴホッケホッ」
「はいはい、今行くわよ」
現在時刻夜の8時。んで、ここは文の家。
私は、熱で倒れやがりなさった文の看病をしているところだ。
数時間前、私が散歩していると、道端でぶっ倒れてた文を見つけた。
私が声を掛けるとボーッとした表情で「小町さん……三途の川の案内をお願いします……」とか呟いてたから、さすがにヤバいかな~と思って、家に連れ帰った。
風邪をこじらせたみたいで、熱測ってみたら40℃。高熱だよね。
永遠亭から薬を届けてもらったけど、あの兎は座薬しか持ってこなかった。永遠亭は私をバカにしてんのかな?
さすがに座薬を文に与えるわけにはいかないので、私が永遠亭まで薬を取りに行った。そしたら医者に自称万能薬「エーリンドメタシン」をもらった。うん、やっぱり私のことバカにしてるわ。
まあ仕方ないから、とりあえず文に薬飲ませてみたけど、あんまり良くなった感じはないかな……って、べ、別に文が心配とか、そんなんじゃないんだからね!
――そんなこんなで、現在に至る。
「文、具合はどう?」
文の寝ている部屋に、おかゆを持って入る。
「はい、はたてのおかげでさっきよりはマシですよ……」
文はそう言っているけど、それが強がりだっていうのはすぐに分かった。
「全く、あんまり無理しないでよね……」
「はは……すいません」
文が力無く笑う。本当に手間がかかるんだから……
「おかゆ作ったけど、食欲ある?」
「あ、はい、食べます。せっかくはたてが私の為に作ってくれたんですし」
「……!ち、ちがっ!ついでよ、ついで!自分用に作ったのが余っただけ!」
「……自分用って、なんで病気でもないはたてがおかゆを食べるんですか?」
「き、今日はおかゆが食べたかったの!そういう気分だったのよ!」
「……そういうことにしておきます」
文はクスクス笑いながらそう言った。病気のクセに、私をおちょくらないでよね。
「よいしょ…と」
文が食事をするために起き上がる。ずっと寝てたから、髪の毛があちこち跳ねてて、それがなんか可愛い……って、何考えてんのよ私っ!
「……はたて?顔が赤いですよ?」
「うぇ!?な、何でもない!」
私は誤魔化すために、文におかゆの乗ったトレイを押しつける。
「さ、さっさと食べなさい!」
「それじゃあ、いただきます」
文はレンゲを取るが、なかなか口におかゆを運べない。手に力が入らないのか、上手くすくえないようだ。
「……はたて」
「な、何よ……?」
文は私にレンゲとおかゆを手渡してきた。ま、まさか……
「……あーん、してください」
「ひょえぃ!?」
思わず変な声が出た。
あーんって、あれだよね?恋人とかがよくやる、あれのことだよね!?
待って待って待って待ってマジ待って!いくらなんでもそれは恥ずかしいって!
「はたて~……早くしてくださいよぉ……」
文が上目遣いでこっちを見てくる。やめて、本当にやめて!私がおかしくなる!
「あ、文……」
「これじゃあ私、ご飯が食べられないですよ……」
……仕方ない。覚悟を決めよう。
私は緊張で汗ばんだ手を拭いて、そっとおかゆをすくい、ゆっくりと文の口に近づける。
「……あ、あーん」
パクッ。
おかゆが文の口に運ばれた。私の心臓はBPM400くらいのスピードで鳴ってる。
「……美味しいですよ」
「と、ととと当然よ!」
文が美味しいと言ってくれたのが嬉しいのと、あーんの恥ずかしさで軽いパニックになっている。落ち着け私!
……それを何回繰り返しただろうか。気がつけばおかゆの入っていた器は空っぽになっていた。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様。食器は洗っておくから」
これ以上文と一緒にいたらどうにかなってしまいそうだ。私は空の食器を持って、文の部屋を出た。
「はぁ……」
洗い物をしながら溜め息をつく。何やってんだ私は……
最近、私は文を過剰に意識している。多分、世間一般でいう「恋」なのかもしれない。
「恋、かぁ……」
私は一人で呟く。
「文は……私のこと、どう思ってんだろ……」
「分からないんですか?はたてさんも鈍感ですね~」
不意に椛が答える。
「うるさいわね、どうせ私は鈍感……って、え?」
思わず二度見してしまった。
私の隣には、いつの間にか椛が立っていたのだ。
「うわぁあぁ!も、椛!?」
「どうもはたてさん。文さんのお見舞いに来ました。洗い物手伝います」
椛は何事もなかったかのように、私の手伝いを始めた。
「……いつから居たの?」
「はたてさんが『恋、かぁ……』と呟いてた頃からですかね?」
そう言って椛はからかうような笑いを見せる。私は恥ずかしくて死にそうだった。
「……文には絶対言わないでよ!」
「分かってますよ。にしても、はたてさんも恋するんですね」
「あぁ~!もう黙れ!」
「何ですか?照れてるんですか?はたてさんも女の子ですね~」
「うるさいうるさいうるさい!何なのよ、文のお見舞いに来たんじゃないの!?文の部屋に行きなさいよ!」
「行きましたよ。気持ちよさそうに眠ってたんで、起こさないようにこっちに来ました」
「え?……ああ、文、寝ちゃったのか」
私はふと、思考が文の事に切り替わる。
そういえば、今日1日熱は下がらなかったけど、大丈夫かな……
「……はたてさんは本当に文さんが好きなんですね」
椛が笑いながら言う。恥ずかしかったけど、事実だし言い返せなかった。
「……私も、文さんのことは好きです」
「え……」
椛は表情を変えずに呟く。思わず私は、お皿を洗う手が止まってしまった。
「でも、もういいんです。……文さんの目には、はたてさんしか映ってないですから。敗者は潔く引きます」
椛は笑った。でも私には、その笑顔が今にも泣き出しそうなほど儚く見えた。
椛は文が好きだった。
いつも文の背中を追いかけては、文と話をするのが楽しかったみたいだ。
でも、私も文を好きになった。多分、文の好意も私に向いている。椛は一体、どんな気持ちなんだろうか。
「椛……私は」
私は口を開こうとしたが、それを椛が制止した。
「……文さんを、大切にしてあげてくださいね。もし泣かせたり、ましてや捨てたりしたら……私の刀が、あなたの血で赤くなるかもしれませんよ?」
椛は笑っている。心から椛は、文の幸せを願っているのだ。それだけ文のことが大好きだったのだろう。
「……当たり前じゃない。私は文が大好きだもの。大切にしないはずないでしょ」
「そうですよね。はたてさんなら、私も安心です」
「……あの、さ。椛……」
「はい?」
「……ありがと」
現在時刻は夜の11時30分。もうすぐ今日が終わる。
皿洗いを終えて、お風呂をいただいた私と椛は、居間でお茶を飲みながらくつろいでいた。
とはいえ、このまま文の家に居ては、文を起こしてしまう。
「……もう遅いし、帰ろうかな」
そんな私の呟きを聞いた椛が、驚いた表情になった。
「……え?はたてさん、お泊まりしないんですか?」
「お、お泊ま……っ!?」
心臓が跳ね上がる。椛ってば何を言い出すのよ!?
「……恥ずかしいんですか?お泊まり」
「うっ」
図星過ぎて言い返せない。
好きな人と一つ屋根の下で寝るなんて、私には難易度が高すぎる。
すると、椛は呆れたように溜め息をついた。
「あのですね……文さんは病気なんですよ?もし寝てる時に具合が悪くなったらどうするんですか?私は、そういう意味で泊まった方がいいと言ってるんですけど……」
「……あ」
そうだ、文は病気なのだ。
誰かがついていた方がいいに決まっている。
それなのに私は、恥ずかしいだのどうだのと……不謹慎にも程がある。
「お分かりですか?それでは私はこれで~」
「え、あっ……ちょっと椛!?」
私が呼び止めるのも聞かずに、椛は帰ってしまった。
「……う」
居間に一人残される。今この家は、私と文の二人だけなわけで……
色々な思考が浮かんでは消える。疲れてるのかな私。寝て頭を冷やそう。
「ああ、もう!さっさと文の様子見て寝よう……」
「私がどうかしましたか?」
「ぬぉっは!?」
思わず変な声(二回目)。
居間に突然文が現れたのだ。
「あ、文?体はもう大丈夫なの?」
声が裏返らないようにゆっくりと聞く。
「はい、おかげさまで。さっき飲んだ薬が効いたみたいです。ちょっと喉が渇いたので水を飲みに来ました」
文は自分で注いだコップの水を飲み干す。
そんな文の様子を見て、私は少し安心した。
「はぁ……全く、心配したんだからね」
「ごめんなさい、はたてには迷惑をかけました」
二人で軽く笑い合う。そんな些細なことが幸せだった。
「でも、まだ全快ってわけじゃないでしょ?もう遅いし、寝た方が……」
私の言葉を遮るように、文が私の裾を引く。
「じゃあ……私の隣りで、寝てください」
文が小さな声で呟いた。
「……ま、まぁ、どうしてもっていうなら仕方ないけど……!」
「ありがとうございます、はたて」
多分、今の私の顔は真っ赤だと思う。
でも、文の嬉しそうな顔が見れたからよしとしよう……そう思った。
不意に、文が私に言った。
「別に、はたてが居てくれることが嬉しいわけじゃないですよ?」
やっぱり、文は可愛い。
「はいはい、今行くわよ」
現在時刻夜の8時。んで、ここは文の家。
私は、熱で倒れやがりなさった文の看病をしているところだ。
数時間前、私が散歩していると、道端でぶっ倒れてた文を見つけた。
私が声を掛けるとボーッとした表情で「小町さん……三途の川の案内をお願いします……」とか呟いてたから、さすがにヤバいかな~と思って、家に連れ帰った。
風邪をこじらせたみたいで、熱測ってみたら40℃。高熱だよね。
永遠亭から薬を届けてもらったけど、あの兎は座薬しか持ってこなかった。永遠亭は私をバカにしてんのかな?
さすがに座薬を文に与えるわけにはいかないので、私が永遠亭まで薬を取りに行った。そしたら医者に自称万能薬「エーリンドメタシン」をもらった。うん、やっぱり私のことバカにしてるわ。
まあ仕方ないから、とりあえず文に薬飲ませてみたけど、あんまり良くなった感じはないかな……って、べ、別に文が心配とか、そんなんじゃないんだからね!
――そんなこんなで、現在に至る。
「文、具合はどう?」
文の寝ている部屋に、おかゆを持って入る。
「はい、はたてのおかげでさっきよりはマシですよ……」
文はそう言っているけど、それが強がりだっていうのはすぐに分かった。
「全く、あんまり無理しないでよね……」
「はは……すいません」
文が力無く笑う。本当に手間がかかるんだから……
「おかゆ作ったけど、食欲ある?」
「あ、はい、食べます。せっかくはたてが私の為に作ってくれたんですし」
「……!ち、ちがっ!ついでよ、ついで!自分用に作ったのが余っただけ!」
「……自分用って、なんで病気でもないはたてがおかゆを食べるんですか?」
「き、今日はおかゆが食べたかったの!そういう気分だったのよ!」
「……そういうことにしておきます」
文はクスクス笑いながらそう言った。病気のクセに、私をおちょくらないでよね。
「よいしょ…と」
文が食事をするために起き上がる。ずっと寝てたから、髪の毛があちこち跳ねてて、それがなんか可愛い……って、何考えてんのよ私っ!
「……はたて?顔が赤いですよ?」
「うぇ!?な、何でもない!」
私は誤魔化すために、文におかゆの乗ったトレイを押しつける。
「さ、さっさと食べなさい!」
「それじゃあ、いただきます」
文はレンゲを取るが、なかなか口におかゆを運べない。手に力が入らないのか、上手くすくえないようだ。
「……はたて」
「な、何よ……?」
文は私にレンゲとおかゆを手渡してきた。ま、まさか……
「……あーん、してください」
「ひょえぃ!?」
思わず変な声が出た。
あーんって、あれだよね?恋人とかがよくやる、あれのことだよね!?
待って待って待って待ってマジ待って!いくらなんでもそれは恥ずかしいって!
「はたて~……早くしてくださいよぉ……」
文が上目遣いでこっちを見てくる。やめて、本当にやめて!私がおかしくなる!
「あ、文……」
「これじゃあ私、ご飯が食べられないですよ……」
……仕方ない。覚悟を決めよう。
私は緊張で汗ばんだ手を拭いて、そっとおかゆをすくい、ゆっくりと文の口に近づける。
「……あ、あーん」
パクッ。
おかゆが文の口に運ばれた。私の心臓はBPM400くらいのスピードで鳴ってる。
「……美味しいですよ」
「と、ととと当然よ!」
文が美味しいと言ってくれたのが嬉しいのと、あーんの恥ずかしさで軽いパニックになっている。落ち着け私!
……それを何回繰り返しただろうか。気がつけばおかゆの入っていた器は空っぽになっていた。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様。食器は洗っておくから」
これ以上文と一緒にいたらどうにかなってしまいそうだ。私は空の食器を持って、文の部屋を出た。
「はぁ……」
洗い物をしながら溜め息をつく。何やってんだ私は……
最近、私は文を過剰に意識している。多分、世間一般でいう「恋」なのかもしれない。
「恋、かぁ……」
私は一人で呟く。
「文は……私のこと、どう思ってんだろ……」
「分からないんですか?はたてさんも鈍感ですね~」
不意に椛が答える。
「うるさいわね、どうせ私は鈍感……って、え?」
思わず二度見してしまった。
私の隣には、いつの間にか椛が立っていたのだ。
「うわぁあぁ!も、椛!?」
「どうもはたてさん。文さんのお見舞いに来ました。洗い物手伝います」
椛は何事もなかったかのように、私の手伝いを始めた。
「……いつから居たの?」
「はたてさんが『恋、かぁ……』と呟いてた頃からですかね?」
そう言って椛はからかうような笑いを見せる。私は恥ずかしくて死にそうだった。
「……文には絶対言わないでよ!」
「分かってますよ。にしても、はたてさんも恋するんですね」
「あぁ~!もう黙れ!」
「何ですか?照れてるんですか?はたてさんも女の子ですね~」
「うるさいうるさいうるさい!何なのよ、文のお見舞いに来たんじゃないの!?文の部屋に行きなさいよ!」
「行きましたよ。気持ちよさそうに眠ってたんで、起こさないようにこっちに来ました」
「え?……ああ、文、寝ちゃったのか」
私はふと、思考が文の事に切り替わる。
そういえば、今日1日熱は下がらなかったけど、大丈夫かな……
「……はたてさんは本当に文さんが好きなんですね」
椛が笑いながら言う。恥ずかしかったけど、事実だし言い返せなかった。
「……私も、文さんのことは好きです」
「え……」
椛は表情を変えずに呟く。思わず私は、お皿を洗う手が止まってしまった。
「でも、もういいんです。……文さんの目には、はたてさんしか映ってないですから。敗者は潔く引きます」
椛は笑った。でも私には、その笑顔が今にも泣き出しそうなほど儚く見えた。
椛は文が好きだった。
いつも文の背中を追いかけては、文と話をするのが楽しかったみたいだ。
でも、私も文を好きになった。多分、文の好意も私に向いている。椛は一体、どんな気持ちなんだろうか。
「椛……私は」
私は口を開こうとしたが、それを椛が制止した。
「……文さんを、大切にしてあげてくださいね。もし泣かせたり、ましてや捨てたりしたら……私の刀が、あなたの血で赤くなるかもしれませんよ?」
椛は笑っている。心から椛は、文の幸せを願っているのだ。それだけ文のことが大好きだったのだろう。
「……当たり前じゃない。私は文が大好きだもの。大切にしないはずないでしょ」
「そうですよね。はたてさんなら、私も安心です」
「……あの、さ。椛……」
「はい?」
「……ありがと」
現在時刻は夜の11時30分。もうすぐ今日が終わる。
皿洗いを終えて、お風呂をいただいた私と椛は、居間でお茶を飲みながらくつろいでいた。
とはいえ、このまま文の家に居ては、文を起こしてしまう。
「……もう遅いし、帰ろうかな」
そんな私の呟きを聞いた椛が、驚いた表情になった。
「……え?はたてさん、お泊まりしないんですか?」
「お、お泊ま……っ!?」
心臓が跳ね上がる。椛ってば何を言い出すのよ!?
「……恥ずかしいんですか?お泊まり」
「うっ」
図星過ぎて言い返せない。
好きな人と一つ屋根の下で寝るなんて、私には難易度が高すぎる。
すると、椛は呆れたように溜め息をついた。
「あのですね……文さんは病気なんですよ?もし寝てる時に具合が悪くなったらどうするんですか?私は、そういう意味で泊まった方がいいと言ってるんですけど……」
「……あ」
そうだ、文は病気なのだ。
誰かがついていた方がいいに決まっている。
それなのに私は、恥ずかしいだのどうだのと……不謹慎にも程がある。
「お分かりですか?それでは私はこれで~」
「え、あっ……ちょっと椛!?」
私が呼び止めるのも聞かずに、椛は帰ってしまった。
「……う」
居間に一人残される。今この家は、私と文の二人だけなわけで……
色々な思考が浮かんでは消える。疲れてるのかな私。寝て頭を冷やそう。
「ああ、もう!さっさと文の様子見て寝よう……」
「私がどうかしましたか?」
「ぬぉっは!?」
思わず変な声(二回目)。
居間に突然文が現れたのだ。
「あ、文?体はもう大丈夫なの?」
声が裏返らないようにゆっくりと聞く。
「はい、おかげさまで。さっき飲んだ薬が効いたみたいです。ちょっと喉が渇いたので水を飲みに来ました」
文は自分で注いだコップの水を飲み干す。
そんな文の様子を見て、私は少し安心した。
「はぁ……全く、心配したんだからね」
「ごめんなさい、はたてには迷惑をかけました」
二人で軽く笑い合う。そんな些細なことが幸せだった。
「でも、まだ全快ってわけじゃないでしょ?もう遅いし、寝た方が……」
私の言葉を遮るように、文が私の裾を引く。
「じゃあ……私の隣りで、寝てください」
文が小さな声で呟いた。
「……ま、まぁ、どうしてもっていうなら仕方ないけど……!」
「ありがとうございます、はたて」
多分、今の私の顔は真っ赤だと思う。
でも、文の嬉しそうな顔が見れたからよしとしよう……そう思った。
不意に、文が私に言った。
「別に、はたてが居てくれることが嬉しいわけじゃないですよ?」
やっぱり、文は可愛い。
…それはそうとして、二人の添い寝シーンはまだですかな?w
阿求さん幻想郷縁起に書いておいてください
さて失恋椛を慰めてくるかな
もみもみ切ねぇっ
座薬は本当によく効くんだよ。入れて何時間かでぶわっと汗掻いたと思ったらサーっと熱が引く。
文ちゃんのことを思うのならば使うべきだったんだ。
さて、椛を慰めてくるか……