「つまんない……」
ベッドに寝そべったフランは、
溜め息混じりに言葉を吐き出した。
以前本を借りに来た(本人はそう言ってるものの、どうみても盗みにしか見えないけど)
魔理沙に今日この日、弾幕ごっこの約束を取り付けたのだが━━外は嵐。
風はうるさいし、時折雷の音も聞こえてくる。
幾らパチュリーの魔法で紅魔館の周りは雨が降らないようになっていても、
魔理沙の家まで雨が降って無い訳じゃ無い。
これではまず来る事は無いだろ……
不満をぶちまけるようにうめき声をあげ、
足をバタバタと布団に叩きつける。
下着がちらほら見えるが、誰もいないのでお構い無しだ。
心なしかカシャカシャ音が聞こえるが、多分幻聴だろう。
上下に動かした後は横に斜めにと縦横無尽に動かして……直ぐに力無くベッドに落ちた。
この程度では暇つぶしにもならない。
気を紛らわすように窓の外を見た。
窓がこの部屋にあるのはあいつの嫌がらせからだが、今は丁度良い。
その時喧嘩した思い出にふけようか、雷の落ちた数でも数えて一日過ごそうかと考えてると、窓と壁が消し…飛ん……だ?
「……へ?」
ほぼ停止してる思考のせいで、普通に流す所だったが…
『雷』がこの紅魔館に落ちたのだ。
しかも、屋根では無く━━自分の部屋の窓━━に……
……
ドロドロに溶けきった思考に鞭を入れて徐々に頭を覚醒させて、頭の中で順に整理するが、
結論はすぐに出た。
「ああ……そういう事ね……」
この大きな紅魔館に、わざわざ私の部屋目掛けて雷が落ちるだなんて偶然?
有り得ない!
絶対あいつの仕業に決まってる!
どうせこの前ケーキのイチゴを食べた事を根に持っているのだろう。
美味しいと皮肉を込めて言ったら弾幕ごっこになった。まぁ、普通に負かしちゃったのけど。
しかし、仕返しが直接手を下すのでは無く、
こういう何かを挟んでするなんてたちが悪い。
きっとパチュリーにでも頼んだのだろう。
こればかりは頭にきた。
ベッドから立ち上がって、自分の獲物……くねった棒(?)を探したが━━違う物を見つけた。
さっきまで窓があった所には、電気を帯びた黒い塊が出来ているのだ。
これもあいつの嫌がらせかと思ったがそうではないみたい。
暫くすると塊の中心から晴れて、
無数の建物に四角い箱、上が繋がった沢山の奇妙な木を映し出した。
はてこの景色は絵かと思い、その絵に窓の破片を投げ付けた。すると中に消える。
塊の後ろを覗いても下を見ても窓の破片は無い辺り、これは別の場所に繋がっているのだろう。
レミリアの事も忘れ、
どうせ魔理沙も来ないし暇なのだからと……好奇心から空間の中へと飛び込んだ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
私、宇佐見蓮子は今若干ピンチだった。
「あーもうっ!何でこういう時に限って傘忘れちゃうかな!?」
まぁ、言葉通り傘が無いのだ。傘は雨の日には絶対的に不可欠な物であり、
それは水を遮る物で確固たるこの世界では……って、意味の分からない言葉を重ねて無駄に現実逃避してる場合では無い。
私は雨の中全速力で無しで走ってるのだ。傘無しで……。
事の次第はまぁ……私のただの寝坊なのだ。
しかしこういう日に限って、レポートの提出日なのだから睡眠関連の神様を恨むしかない。
因みにベットと布団に罪は無い。
お陰で結局出せずに、単位を落とす羽目になった。
しょんぼりしてると、私の気持ちに合わせたように大雨が降ってくる。
嫌な予感を拭いきれず鞄をあさってみると、案の定傘は無い。
バスや電車を駆使すればきっと濡れないのだろうし、
コンビニに立ち寄って傘を買えば濡れる事は無いのだが、
財布を忘れた私に隙は無い。
お陰で昼は無しだった。
因みにメリーは風邪で休みとの事。もし来ていたら“絶対に持って来てくれてるだろう傘を射して一緒に帰る“だなんて事を願望に思ったのは言うまでもない。
別に便利屋と言う訳では無いが、困った時はお互い様と言う奴だ。
思い出す限りでは私が助けて貰ってばかりだが、気にしない。気にしてはいけない。
私もどっかできっと助けてるハズ……だと思う……かな?
段々罪悪感が溢れてくるのもきっとキノセイ!
そんな事を心の端に思いつつ、角を曲がった所で……何かに躓いて盛大に転けた。
「ッ!?」
走ってた勢いもあって、強く足を擦りむいた。血が出てるし、かなり痛い。手首も軽く捻ったかな?
しかし、乙女のファーストキスをコンクリートに取られなかった分を考えれば、ギリギリセーフ……
きっといつかは白馬の王子様……は流石にないけど、かっこいい彼氏にでもしたいものだ。
メリーにそれを言ったら、絶対腹を抱えて笑うと思うけど。
それはとりあえず置いといて、乙女の唇を亡き物にしようとした障害物に恨みを込めて目を向けると……
羽の生えた女の子が倒れていた━━……
~~~~~~~~~オマケ~~~~~~~~~
「ちょっと!?それ私のイチゴォ!?」
皿の端に寄せたイチゴは銀のフォークが奪っていった。最後に食べようと思ってたのに……。
「あ~んっ♪ごちそうさま、美味しいかったよ~♪」
イチゴを奪っていったそのフォークは、私が反応するよりも先になすすべも無く、妹の口へと消えていった……。
「わ、私のイチゴがあぁぁ!!?」
実に憎たらしく食べている。
あの美味しそうに食べてる笑顔は人を萌え殺せる威力があるのでは?と、錯覚するが、
生憎と私は吸血鬼なので(ギリギリ)萌え殺されはしないし、何よりイチゴを食べられた恨みもある。
「端に置いたから、てっきりいらないのかと思ったの♪」
あ……今の笑顔ちょっと可愛い……………じゃなくてっ!
「そんな訳無いでしょ!?最後に食べようと思ったのよ!」
仕返しにフランのケーキを奪ってやろうかと思ったが、お皿は既に空っぽである。
「お粗末様でした。美味しかったのなら何よりです♪」
横にいる有能なメイドは何故かこういいやがった。
かなり鼻血を出してるのは突っ込まない。
「イ…イチゴ……イチゴは無いの!!?このケーキにはあの甘酸っぱいイチゴが必要なのよ!?」
このふざけたメイドにイチゴを要求してみるが、
「すいませんお嬢様、今ので最後です。」
実に申し訳なさそうに言ってくれた。
鼻血が出てなければ、まだ許せるのだけど。
「なら匂いだけでも嗅がせてあげる♪」
わざわざ顔を近付けて息を吐いてきた妹の口からはあの甘酸っぱいイチゴの匂いがする。
素晴らしく良い匂いで、素晴らしくムカついた。怒りマークが103個は出来たんじゃないかと思う。
「コロス……この妹絶対コロス!」
ケーキを無理矢理口に詰め込んだ後、ドス黒い感情を吐き出して椅子の上に立ち上がる。
ちょっとバランスを崩しそうになって、落ちそうになったのは内緒だ。
「やれるものならやってみなよっ!」
好戦的に妹も獲物を構えて椅子の上へと立ち上がる。
転び落ちる事を期待したが、空振りだった。
「イチゴの恨みぃ!
神槍『スピア・ザ・グングニル』」
「ケーキの食べカス付いてる奴なんかに負けないよ!
禁忌『レーヴァテイン!』」
二人がスペルカードを唱えた手前、咲夜が黙って口を拭いてくれた。暫く時が止まったような気がしたが、フランが笑いを堪えてる辺りただの錯覚だ。
顔が真っ赤になるのと同時に怒りはまさに有頂天である。お互い獲物を持ったスペルカードを構え、同時に飛び出した。
因みに、ここでもこけそうになったのは内緒だ。
「巻き沿いを喰らう前に退散しますか……」
有能なメイドは二人をよそに、お皿を片付けて部屋を後にした……
ベッドに寝そべったフランは、
溜め息混じりに言葉を吐き出した。
以前本を借りに来た(本人はそう言ってるものの、どうみても盗みにしか見えないけど)
魔理沙に今日この日、弾幕ごっこの約束を取り付けたのだが━━外は嵐。
風はうるさいし、時折雷の音も聞こえてくる。
幾らパチュリーの魔法で紅魔館の周りは雨が降らないようになっていても、
魔理沙の家まで雨が降って無い訳じゃ無い。
これではまず来る事は無いだろ……
不満をぶちまけるようにうめき声をあげ、
足をバタバタと布団に叩きつける。
下着がちらほら見えるが、誰もいないのでお構い無しだ。
心なしかカシャカシャ音が聞こえるが、多分幻聴だろう。
上下に動かした後は横に斜めにと縦横無尽に動かして……直ぐに力無くベッドに落ちた。
この程度では暇つぶしにもならない。
気を紛らわすように窓の外を見た。
窓がこの部屋にあるのはあいつの嫌がらせからだが、今は丁度良い。
その時喧嘩した思い出にふけようか、雷の落ちた数でも数えて一日過ごそうかと考えてると、窓と壁が消し…飛ん……だ?
「……へ?」
ほぼ停止してる思考のせいで、普通に流す所だったが…
『雷』がこの紅魔館に落ちたのだ。
しかも、屋根では無く━━自分の部屋の窓━━に……
……
ドロドロに溶けきった思考に鞭を入れて徐々に頭を覚醒させて、頭の中で順に整理するが、
結論はすぐに出た。
「ああ……そういう事ね……」
この大きな紅魔館に、わざわざ私の部屋目掛けて雷が落ちるだなんて偶然?
有り得ない!
絶対あいつの仕業に決まってる!
どうせこの前ケーキのイチゴを食べた事を根に持っているのだろう。
美味しいと皮肉を込めて言ったら弾幕ごっこになった。まぁ、普通に負かしちゃったのけど。
しかし、仕返しが直接手を下すのでは無く、
こういう何かを挟んでするなんてたちが悪い。
きっとパチュリーにでも頼んだのだろう。
こればかりは頭にきた。
ベッドから立ち上がって、自分の獲物……くねった棒(?)を探したが━━違う物を見つけた。
さっきまで窓があった所には、電気を帯びた黒い塊が出来ているのだ。
これもあいつの嫌がらせかと思ったがそうではないみたい。
暫くすると塊の中心から晴れて、
無数の建物に四角い箱、上が繋がった沢山の奇妙な木を映し出した。
はてこの景色は絵かと思い、その絵に窓の破片を投げ付けた。すると中に消える。
塊の後ろを覗いても下を見ても窓の破片は無い辺り、これは別の場所に繋がっているのだろう。
レミリアの事も忘れ、
どうせ魔理沙も来ないし暇なのだからと……好奇心から空間の中へと飛び込んだ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
私、宇佐見蓮子は今若干ピンチだった。
「あーもうっ!何でこういう時に限って傘忘れちゃうかな!?」
まぁ、言葉通り傘が無いのだ。傘は雨の日には絶対的に不可欠な物であり、
それは水を遮る物で確固たるこの世界では……って、意味の分からない言葉を重ねて無駄に現実逃避してる場合では無い。
私は雨の中全速力で無しで走ってるのだ。傘無しで……。
事の次第はまぁ……私のただの寝坊なのだ。
しかしこういう日に限って、レポートの提出日なのだから睡眠関連の神様を恨むしかない。
因みにベットと布団に罪は無い。
お陰で結局出せずに、単位を落とす羽目になった。
しょんぼりしてると、私の気持ちに合わせたように大雨が降ってくる。
嫌な予感を拭いきれず鞄をあさってみると、案の定傘は無い。
バスや電車を駆使すればきっと濡れないのだろうし、
コンビニに立ち寄って傘を買えば濡れる事は無いのだが、
財布を忘れた私に隙は無い。
お陰で昼は無しだった。
因みにメリーは風邪で休みとの事。もし来ていたら“絶対に持って来てくれてるだろう傘を射して一緒に帰る“だなんて事を願望に思ったのは言うまでもない。
別に便利屋と言う訳では無いが、困った時はお互い様と言う奴だ。
思い出す限りでは私が助けて貰ってばかりだが、気にしない。気にしてはいけない。
私もどっかできっと助けてるハズ……だと思う……かな?
段々罪悪感が溢れてくるのもきっとキノセイ!
そんな事を心の端に思いつつ、角を曲がった所で……何かに躓いて盛大に転けた。
「ッ!?」
走ってた勢いもあって、強く足を擦りむいた。血が出てるし、かなり痛い。手首も軽く捻ったかな?
しかし、乙女のファーストキスをコンクリートに取られなかった分を考えれば、ギリギリセーフ……
きっといつかは白馬の王子様……は流石にないけど、かっこいい彼氏にでもしたいものだ。
メリーにそれを言ったら、絶対腹を抱えて笑うと思うけど。
それはとりあえず置いといて、乙女の唇を亡き物にしようとした障害物に恨みを込めて目を向けると……
羽の生えた女の子が倒れていた━━……
~~~~~~~~~オマケ~~~~~~~~~
「ちょっと!?それ私のイチゴォ!?」
皿の端に寄せたイチゴは銀のフォークが奪っていった。最後に食べようと思ってたのに……。
「あ~んっ♪ごちそうさま、美味しいかったよ~♪」
イチゴを奪っていったそのフォークは、私が反応するよりも先になすすべも無く、妹の口へと消えていった……。
「わ、私のイチゴがあぁぁ!!?」
実に憎たらしく食べている。
あの美味しそうに食べてる笑顔は人を萌え殺せる威力があるのでは?と、錯覚するが、
生憎と私は吸血鬼なので(ギリギリ)萌え殺されはしないし、何よりイチゴを食べられた恨みもある。
「端に置いたから、てっきりいらないのかと思ったの♪」
あ……今の笑顔ちょっと可愛い……………じゃなくてっ!
「そんな訳無いでしょ!?最後に食べようと思ったのよ!」
仕返しにフランのケーキを奪ってやろうかと思ったが、お皿は既に空っぽである。
「お粗末様でした。美味しかったのなら何よりです♪」
横にいる有能なメイドは何故かこういいやがった。
かなり鼻血を出してるのは突っ込まない。
「イ…イチゴ……イチゴは無いの!!?このケーキにはあの甘酸っぱいイチゴが必要なのよ!?」
このふざけたメイドにイチゴを要求してみるが、
「すいませんお嬢様、今ので最後です。」
実に申し訳なさそうに言ってくれた。
鼻血が出てなければ、まだ許せるのだけど。
「なら匂いだけでも嗅がせてあげる♪」
わざわざ顔を近付けて息を吐いてきた妹の口からはあの甘酸っぱいイチゴの匂いがする。
素晴らしく良い匂いで、素晴らしくムカついた。怒りマークが103個は出来たんじゃないかと思う。
「コロス……この妹絶対コロス!」
ケーキを無理矢理口に詰め込んだ後、ドス黒い感情を吐き出して椅子の上に立ち上がる。
ちょっとバランスを崩しそうになって、落ちそうになったのは内緒だ。
「やれるものならやってみなよっ!」
好戦的に妹も獲物を構えて椅子の上へと立ち上がる。
転び落ちる事を期待したが、空振りだった。
「イチゴの恨みぃ!
神槍『スピア・ザ・グングニル』」
「ケーキの食べカス付いてる奴なんかに負けないよ!
禁忌『レーヴァテイン!』」
二人がスペルカードを唱えた手前、咲夜が黙って口を拭いてくれた。暫く時が止まったような気がしたが、フランが笑いを堪えてる辺りただの錯覚だ。
顔が真っ赤になるのと同時に怒りはまさに有頂天である。お互い獲物を持ったスペルカードを構え、同時に飛び出した。
因みに、ここでもこけそうになったのは内緒だ。
「巻き沿いを喰らう前に退散しますか……」
有能なメイドは二人をよそに、お皿を片付けて部屋を後にした……
この先が気になりますね~w
続き、待ってます!
吸血鬼って、雨に対して正式な設定無いですし、ちょっと悩んでますw
応援コメ本当に感謝ですw!
すいません、⑨な頭をフル回転させて頑張りますw
・>以前本を借りに来た(本人はそう言ってるものの、どうみても盗みにしか見えないけど)
これは、「魔理沙」にかかっているのでしょうか?それなら改行しない方がいいです。
・「――」がなぜか太いような気がします。ダッシュ×2で書いた方がいいでしょう。
・>これではまず来る事は無いだろ……
地の文では「無いだろう」の方が良いかと。他の文の雰囲気からしても。
・>下着がちらほら見えるが、誰もいないのでお構い無しだ。
誰もいないのだから見えないのでは?「スカートが大きく舞い上がるが」のような表現の方が自然な気がします。
・>心なしかカシャカシャ音が聞こえるが、多分幻聴だろう。
幻聴だろうというのならば、「聞こえる」と言い切るのではなく「聞こえる気がする」「聞こえるようだ」のようにぼかすのが自然です。
・>ほぼ停止してる思考のせいで、普通に流す所だったが…
流すところだったようには見えない気が…… 現実として受け入れるのに時間がかかったという意味を伝えたいのは分かるのですが。
・>屋根では無く━━自分の部屋の窓━━に……
このダッシュの使い方はおかしいです。ダッシュに挟まれる部分がなくても文として成り立つようにするのが基本です。あくまで文法的な例ですが、「屋根ではなく窓――それも自分の部屋のもの――に……」という感じでしょうか。これでも不自然なところは残りますが。単純に「しかも驚くべきことに、屋根ではなく自分の部屋の窓に。」程度でいいような。
・>思考に鞭を入れて
鞭は入れるものではないかと。思考に鞭打って、若しくは頭に活を入れて、あたりでしょうか。もっと適切な表現があるかと思います。
・>まぁ、普通に負かしちゃったのけど。
「だ」が抜けてます。
・>しかし、仕返しが直接手を下すのでは無く、/こういう何かを挟んでするなんてたちが悪い。
主語がおかしいです。「仕返し」が手を下すのではないでしょう。「しかし、直接手を下すのではなく、このように何かを挟んで仕返しをするとはたちが悪い。」という感じでよいのでは?
・獲物→得物
・>くねった棒(?)
フランの主観でこの表現はないでしょう。
もう一つダッシュの使い方を言えば、これこそ「自分の得物――くねった棒のような――を探したが、違う物を見つけた」と書けばよいのでは。
・>暫くすると塊の中心から晴れて、/無数の建物に四角い箱、上が繋がった沢山の奇妙な木を映し出した。
塊は晴れるものではないと思います。言いたいことはよく分かりますが。あと奇妙な物体か何かなのは分かりますが、どういうものか全く想像できない。もう少し具体的に説明がほしいです。
・>レミリアのことも忘れ
フランが主観なので、ここも「あいつ」の方が自然ですね。
・随所に見られるブロント語
使って駄目とは言いませんが、ネタとして狙っているのでなければあまり望ましくないと思います。
・>傘を射して
「射す」は「光がさす」場合に使います。傘は「さす」か「差す」です。
・>~なんて事を願望に思った
不自然です。「~なんてことを願った」「~なんてことを目論んだ」にするか、「もし来ていたら、彼女なら絶対に持って来ているであろう傘に入って一緒に帰ろうと思っていたのに。」のようにするか。勿論これが最適な文とは言いません。
・銀のフォーク
銀の食器使って大丈夫でしたっけ?傷がなければ問題ないでしょうか。ちょっとあやふやですみません。
・>あの美味しそうに食べてる笑顔は人を萌え殺せる威力があるのでは?と、錯覚するが、/生憎と私は吸血鬼なので(ギリギリ)萌え殺されはしないし、何よりイチゴを食べられた恨みもある。
吸血鬼なので(ギリギリ)萌え殺されはしない、ということは、人なら実際に萌え殺される可能性が高いということですよね?それならば「錯覚」ではないでしょう。
・>すいませんお嬢様
「すみません」の方が良いかな。
・>二人がスペルカードを唱えた手前
手前?唱えた直後でしょうか。
・巻き沿い→巻き添え
お話は面白そうなので続き読んできます。