午後の麗らかな昼下がり。春の風が心地良い天晴れな晴れ模様。
こんな日は昼寝でもすれば気持ちいいのだろうなぁと、ふと犬走椛は考えた。
暖かな陽気がぽかぽかと心地良く、少し気を抜いてしまえば座ったまま眠ってしまいそうだ。
まぁ、ただし―――
「だからさ、文の写真をここに貼って、そしてここに私が文字を書けばいいと思うわけよ」
「何を言っているのよ。あなたの意見は確かに斬新だけど、だからと言って堅苦しくしてしまうのはいただけないわ。
言ったでしょう? 生き急ぐ人間に、記事の真意を理解する暇などあるはずも無い」
「だからこそ、私がその人間達も読むような記事を書いて見せるのよ。文みたいに出鱈目だらけの記事じゃ、せっかくの素晴らしい被写体がもったいないわ」
隣であーだこーだと喧しい、鴉天狗の声が聞こえなければの話ではあるのだが。
場所は博麗神社の縁側。そこで疲れたようなため息をついた椛は、薄くなりすぎてちっとも味がしないお茶を飲む。
近々始まる新聞大会。鴉天狗たちが一同に競う大イベントではあるが、白狼天狗の椛には関係の無い話だと気楽に思っていたのが午前中のこと。
ところがどっこい、現実はとにもかくにも非常であった。
非番だったこともあり、知り合いの河童と将棋でも指そうかと考えていたときに射命丸文と出会ったのが運の尽き。
問答無用で拉致された挙句、連れさらわれた場所は博麗神社。
そこで第三者として文と『もう一人』の共同新聞の意見を出すことになり、彼女の休日はものの見事に潰れたのであった。南無。
「ちょっと、そこの白狼天狗も何か意見出しなさいよ!」
「めんどい」
「四文字!!?」
そして、先ほどから椛に突っかかってくるのが件のもう一人、花果子念報という新聞を書く鴉天狗の姫海棠はたてである。ほたてではない。
一体何がそんなに気に食わないのやら、事あるごとに椛に絡んでくるのだが、残念ながら彼女に心当たりがないわけで。
結局、いつも文にそうするように適当にあしらうような言葉を吐いて知らん振りを決め込むのである。
射命丸文と姫海棠はたて。この二人にはついこの間まで接点は無かったはずなのだが、椛の知らぬ間に彼女たちはライバル兼友人という関係になっていた。
新聞をお互いに競い合い、そして高めあう。それは確かに、射命丸文にとって今まで訪れることの無かった、望ましい関係と言う奴だったのだろう。
現に、口ではなんだかんだと言いつつも文ははたての面倒を良く見ているし、普段とは考えも付かないほど親身になってる。
正直、その様子をはじめ見たときは夢でも見てるんじゃないかと自分自身に目潰しをしてしまったほどである。
そんな痛々しい過去を思い出していると、「う~」っとどこか恨めしそうな視線を向けてくる彼女に気が付いた。
気が付いたがしかし、やはりここは無視をする形でぼんやりと空を眺める。
遥か空の先で竜宮の使いが空を泳いでいるのが見えた。ついでに中身も黒とばっちり確認。しばらくそれを視線で追うことたっぷり十秒間。
「アンタ達ねぇ、新聞の相談なら自分の家でやれ」
心底めんどくさそうな声が廊下の奥から聞こえてくる。
しばらくして姿を見せたのは、明らかに不機嫌だとわかるほど顔をしかめた博麗の巫女、この神社の主である博麗霊夢その人であった。
言うだけ言い捨てると、彼女は椛の隣に無造作に座ってお茶を注ぐ。悲しいほど色が薄かったが、そこは見なかったことにして椛が巫女の視線を向ける。
「すみませんね、うちの先輩たちが」
「別にいいけどね。神社さえ壊されなけりゃどうでもいいし、それにアイツとアンタは知らない仲でも無いしね。知らないのが一人増えてるけど」
「滅びればいいのにね」
「いや、さすがにそこまで思わないから」
いやいやと首を振る巫女をよそに、椛はと言うと空になった湯飲みにお茶を注ぐ。
こぽこぽとお茶が容器を満たしていき、それと同時に聞こえてくるのは鴉天狗二人の相談である。
まったく、普段からそれぐらいまじめに生きろと言うのだ。この駄目妖怪共め、と心中で毒を吐いてみたり。
口で言ってもちっとも堪えないどころか、むしろ嬉々としてなじってくださいとか言われるので、絶対に文には言わないが。
「ねぇ霊夢、あなたにも新聞の案を出してもらいたいのだけれど、何か無いかしら?」
「パパラッチ共にくれてやる意見なんか無いわね。意見出してもらいたけりゃ出すもの出しな天狗共」
「アンタ、どこのヤクザなのよそれ」
文の言葉をばっさり巫女が切り捨て、そしてその言い分に思わずはたてが冷や汗などをひとつ。
無論、椛はのんびりとお茶を堪能中。その味がほとんどお湯と変わらないとしても、今はこの喧騒から抜け出したかったのである。
まぁ、先輩の文が居る時点で巻き込まれることは確定なんで、実際は現実逃避にしかなっていなかったりするが。
「しょうがないわね、椛」
「断る」
「早ッ!? まだ何も言って無いじゃない!!?」
「どうせ代わりに賽銭を入れて来いとか言うのでしょう? 断固拒否します」
そういって露骨にため息をついて、ジト目で文を睨みつける。文はその視線から逃れるように目を泳がせ、逆にはたてのほうが椛を睨みつけてきた。
……なんでだよ。逆だろ普通とか思うのだが、言うと色々めんどくさそうなんでそのツッコミは心にしまう。
「うぅ……、よくわかりましたね」
「文さんとは長い付き合いですからね。嫌でもわかりますよ。えぇ、非常に不本意ですが」
「文に随分と物言うわねぇ、下っ端の癖に」
「事実ですからね」
もう一度深いため息をついた椛は、気だるそうに二人の様子を眺める。
文は長い付き合いという部分に照れて「いやぁ、それほどでも」なんてずれたこと言ってるし、逆にはたてはより一層キツイ視線を椛に向けてきた。
そんな視線をあしらいながらも、椛は内心で首を傾げてばかりだ。
やっぱり、はたてから目の敵にされているような気がする。というか、こうも明らかに態度に出ていると嫌でも気付くというものだろう。
コレが下っ端を見下しているからなら、椛も幾分か納得はしたのだが、どうにもそれとは違うような気がするのだ。
鴉天狗の多くは白狼天狗を下っ端と見下し、そして白狼天狗にも報道しか能の無い連中と鴉天狗を見下すものが多い。
かつての自分もそうだったがゆえに、そういった見下す視線というものは椛自身よく知っているつもりだった。
だからの確信。彼女のこの敵意は、そういった下っ端を見下すというものではない。
では、何でこんなに目の敵にされるのかと考えてみたのだが、……やっぱり椛には判らなかった。
面倒だなぁと思うのだが、解決策がまるっきり浮かばない。結局、その悩みはため息として外にこぼれることになるのである。
「アンタ、相変わらずねぇ。それだけふてぶてしいと逆に清々しいわ」
「ふてぶてしくないと、妖怪の山の見張りなんて勤まりませんからね。侵入者が来たとき、弱気な態度では様にならないじゃないですか」
『いや、あんたはもう少し弱気になってもいいと思う』
巫女の言葉になんでもないように答えてみれば、何ゆえか三人の声が同時にハモッて椛に届く。
そんな彼女たちの様子を見て、椛はフッと柔らかな笑みを浮かべて言葉を紡いだ。
「仲がいいですねぇ。仲がいいことは良いことです」
「急に老け込んだ台詞言うわね、アンタ」
「む、それは心外ですよ霊夢。私は思ったことをそのまま言っただけです」
呆れたような霊夢の言葉に憮然とした表情を浮かべながら、椛は納得がいかないといった様子で言葉を返す。
これでも、まだまだ白狼天狗の間では若いと評判なのだ。老けているとか言われて面白いはずも無い。
そんな彼女の様子を見て、クスクスとおかしそうに笑うのは文だった。今度は彼女のほうにジトリと視線を向けてみれば、やっぱり彼女は相変わらず笑って楽しそう。
「さすがの毒舌椛も、霊夢にはタジタジねぇ」
「失敬な、誰が毒舌ですか。自覚ありますけど」
「……あ、毒舌だって自覚はあるのね」
文の言葉に声を返せば、どこか意外そうなはたての言葉が後に続く。
その表情がどうにも呆れたような顔になっているのが気になったが、これ以上関係が悪化してもどうかと思うので「まぁ、それなりに」と無難な返答をするにとどめる。
そんなやり取りをしていると、文がおもむろに立ち上がる。
スカートのポケットからコインを取り出すと、クスクスとどこか楽しそうにウインクをひとつ。
「しょうがありません、ここは第三者の意見もより多くほしいところですので、今回は必要経費ということで納得してお賽銭を入れましょう」
「あら、珍しいわね。偽物入れたらタダじゃおかないわよ?」
「今回は私も本気ですからね。私一人ならそう気にしないのですが、今回ははたての面子もありますし、より良い新聞を作るためには致し方なしよ」
その言葉だけで、彼女が今回の新聞大会に本気であるという意思がうかがえる。
非常に珍しいことだと霊夢もわかっているのか、意外そうな表情をしてパチクリと目を瞬かせていた。
そんな彼女の横を通り過ぎ、文は反対側にある賽銭箱にまで足を向ける。
ともすればスキップでもしそうな彼女の足取りに、霊夢は盛大なため息をひとつこぼすと、立ち上がって部屋の奥に足を向けた。
「ちょっと、あいつが書いた昔の新聞とって来る。あの様子じゃ本当に入れてくるだろうし、約束を反故にするわけにもいかないからね」
「それはなんというか……お疲れ様です」
「別にいいわよ。ああいう風に楽しそうなあいつを見るの、別に嫌いじゃないからね」
そんな風に苦笑しながら、巫女もこの場から立ち去っていく。
自然、椛とはたての二人が残る形となり、重苦しい沈黙がこの場に圧し掛かる。
居た堪れない。というかむしろ非常に気まずい。
表情に出すことこそしなかったが、出来るならこのまま帰りたいとさえ思うような嫌な沈黙だった。
帰りたい。帰りたいがだがしかし、文が戻ってきたときに彼女が駄々をこねそうで怖い。
ていうかこねる。間違いなく駄々っ子になる様子がありありと想像できて、不意に頭痛を覚えた椛はこめかみをほぐす様に指で押さえた。
「ちょっとアンタ」
「はい?」
そんなときに、まさかはたての方から声をかけてくるとは思わず、椛は思わず間の抜けた声を上げてしまう。
自分を嫌っているようなので、話しかけてはこないだろうと思っていたのだが、正直油断していた。
だから多分、今の自分は酷く間抜けな顔をしているんだろうなとぼんやり他人事のように思う。
そんな様子が気に入らなかったのか、はたてはムッと表情を厳しくして椛を睨む。絶賛跳ね上がっている形のいい眉がより鋭角に釣り上がる。
「なに、その顔」
「いや、なんでもないです。それで、なんですか?」
ぶんぶんと首を振り、いつもの調子に戻ったのを確認しながら、再び視線をはたてに戻す。
相も変わらず、はたての表情は険しいまま。一体何を聞かれるのかと内心冷や冷やしていた椛だったが、彼女の口から飛び出したのはこれまた予想の斜め上な言葉だった。
「アンタってさ、文のことどう思ってるの?」
「……はい?」
間の抜けた声が再びこぼれる。こぼれるがしかし、はたての視線はいたってまじめで、伊達や酔狂などで聞いているようにはまったく見えないのである。
しかし、そうすると質問の意図がまったく持ってつかめない。
なんでそんな事を聞いてくるのか椛には想像できなかったし、第一、それを聞いてどうするのかと逆に問い返したい気分だった。
「どう、と聞かれましても……」
「あぁ、もう! ようするに、好きか嫌いかってことよ!!」
「はぁ……、まぁ昔は嫌いでしたけど」
「……今は?」
「好きな方ですよ。嫌いだったらこんなところにまで付き合いませんって」
なるべく無難だと思うような返答をしながら、誤魔化すようにお茶を口につける。
ちらりと横目で彼女に視線を向ければ、どこか納得がいかない様子のはたての姿。
まぁ、そりゃそうかと内心でため息をひとつこぼす。何しろ、白狼天狗と鴉天狗の仲の悪さは一族の間で知らぬものは居るまいと思われるぐらいだ。
自分のような毒のある言葉を平然と吐く天狗の言葉など、彼女には実に信じがたいことだろうから。
「昔は嫌い。でも、今は好きな方。随分と意見が違うのね。文はあなたにご執心みたいだし、何があったのかしら?」
「さぁ、プライベートなことなんで私の口からはなんとも」
まさか「バックドロップを叩き込んだことが原因で仲良くなりました」などとは口が裂けても言えない。
というわけで椛はしらを切ることにして、適当にはぐらかすような返答を返すのみ。
しばらく、はたてが難しい顔で睨みつけてきたが、こちらが言う気が無いということを悟ると小さくため息をこぼしていた。
内心助かった。むやみに追求されても面倒だし、口煩い質問が飛び出さないなら僥倖だ。
「しかし、ご執心とは随分な言葉を使いますね」
「アンタね、出会うたびにのろけ話と愚痴を聞かされるコッチの身にもなりなさいよ」
「いや、それはまぁ……なんというかご愁傷様です」
コレばっかりは本当に気の毒そうな感情が言葉ににじみ出た。
何しろあのパパラッチ鴉天狗、デレデレになったときが半端ねぇのである。
だらしない笑顔を浮かべて、「えへへ~」とご満悦な声を漏らしながらとにかく甘えてくるのだ。
そうやって後ろから抱きつかれた回数は数知れず。ついでにそのまま投げ飛ばした回数も数知れず。照れ隠しの溜息はプライスレス。
いや、可愛いんですけどね。と内心で惚けながら、コホンと咳払いをひとつして、自分の気持ちを切り替えようとして。
「本当、何でアンタなのかしらね」
ポツリと、どこか寂しそうに紡がれた言葉が耳に届いた。
はふっと小さくため息をこぼして、憂鬱な表情を浮かべたまま、はたてはぼんやりと空を見上げる。
噛み締めるように、悔しそうに、それでいて寂しそうな、そんな言葉。
それで―――ようやく椛は、はたてが自分を目の敵にしている理由に行き当たった。
椛の予想が正しければ、それはおそらく。
「もしかして、はたてさん文さんの事好きですか?」
「好き……なんでしょうね。少なくとも嫌いじゃないと思う。最初はさ、なんてすごい写真を撮るんだろうって思って、それと同時に記事の適当さがもったいないって思いもした。
色々あったけどライバル同士になって、お互い競い合いながら高みを目指すのはすごく充実してる。けれどさ、アンタのことを話してる文を見ると、なんか悔しくってさ」
「何で?」
「何でも何も、私といるとき以上に嬉しそうな顔するのよ、文って。それなのに、アンタは文のことをあしらってばかりだし、おかげでアンタ達仲が悪いってもっぱらの評判じゃない」
だから、あんたのその態度がものすごく気に食わない。と、ジト目で椛を睨みつけるはたての言葉は、紛れも無い本心なのだろう。
いや、コレは参った。まさかここまで本気になって言葉を返してくるとは思わず、彼女の性格が良く表れているような気がした。
多分、彼女もまじめな方なんだと思う。自分が納得いかないことは自分が納得するまで考え、そして実行するようなそういうタイプ。
ここまでまじめに返されては、自分もまじめに対応しなければ相手に失礼なような気がした。
「私は、はたてさんがうらやましいですよ」
「なんでよ?」
「そりゃまぁ、私は白狼天狗ですし周りの目もありますから、あんまり文さんとなれなれしい態度は取れませんからね」
「……ねぇ、ツッコミどころよねココ? ツッコミ入れるべき場所よね今の台詞? どの辺が馴れ馴れしくないのか激しく問い詰めたいんだけど?」
「まぁ、それは置いておいて」と、物を移すような動作をした椛を睨むはたて。
そんな彼女の様子がおかしくて、椛は苦笑をこぼしながら言葉を続ける。
「私は、はたてさんみたいに新聞に詳しいわけじゃないし、新聞を作ることに協力も出来ない。だから、自分の趣味のことで楽しそうに文さんと話せるあなたが、私はうらやましいです」
それは、紛れも無い本心。椛が思う、はたてに向ける羨望の感情。
椛は、あんなに充実した表情の文を知らない。はたてと会話する時の文はとても生き生きしていて、それは椛には引き出すことの出来ない文の表情だった。
やっぱり彼女は、生粋の新聞記者なのだ。どんなにゴシップ記事を作ろうが、事実を元にして面白おかしく記事を書いてしまおうが、新聞にかける情熱は本物だ。
だから、その生き生きとした表情は、ライバルであり友人であるはたてにしか引き出せない、とびっきりの魅力なのだと、椛は思う。
隣の芝生がなんとやらとはよく言ったものだ。つまり、コレはそういう状況だったんだということにお互い行き当たって、どちらともなくおかしそうに苦笑した。
「なんだ、アンタにもそういった感情があったのね」
「当たり前です。生きてるんですから」
「そりゃそうよね。うん、そっかそっか」
ケタケタと笑いながら、どこか清々しいといった様子ではたては言う。
先ほどまでの重苦しい雰囲気もどこにも無い。椛も先ほどまで感じていた憂鬱がなくなったことで、嬉しそうな笑みをこぼしながらお茶を飲む。
そうして、丁度いいタイミングで文が戻ってきた。なんだか先ほど違う二人の雰囲気に気が付いたのか、どこか不思議そうに首をかしげる。
「あややや、何かありましたか二人とも?」
「いえいえ、文さんがどーしようもねーパパラッチだって話をしてただけです。ね、はたてさん」
「違うわよ! 勝手に人まで巻き添え食うような変な事実を捏造するな!!」
「ふーん、じゃあ何を話してたのかしらね、はたて」
「や、その……それは」
問い詰められてしどろもどろになるはたてを見て、フッとニヒルに笑みを浮かべた椛は空になった湯飲みに茶を注ぐ。
存外、どうやら自分も彼女に嫉妬を感じていたらしい。このくらいの意地悪をしたって罰は当たるまい。
先ほどの会話を言うわけにもいかず、困った様子のはたてが椛に恨みがましい視線を送るが、当の椛は知らん振りしてぼんやりと空を眺めてる。
そんな様子を、戻ってきた巫女が眺めていた。向こうはまだ此方に気付いていないようで、あーだこーだと騒がしい喧騒に包まれている。
そんな様子を見て、霊夢は盛大な溜息をひとつこぼす。
「三人寄れば姦しいなんて、よく言ったもんだわホント」
愚痴をこぼすように言葉を紡いで、札を分投げて強制的に三人を黙らせてからズカズカと彼女たちに歩み寄る。
まぁ、たまにはこんな日も悪くないかという本音は胸の奥にしまいこみ、今日も今日とて博麗神社は喧しい。
札の効果でびりびりと痺れている三人を見下ろしながら、巫女もまんざらでも無い様子で溜息をこぼすのだった。
文もみはたの天狗三角形は流行る!(キリッ)
確かにホタテと文は流行りそうだな。
滅びればいいだなんてとんでもない!
そぉか…椛とあややの馴れ初めはバックドロップか…壮絶だ
そんな貴方に過去作品
第三者コメいや失礼した
いいなぁこの関係
天狗三角形まじ流行る
あとCoolな椛は大好きです
オレみたいなEasyシューターでもスポイラーまで行けたんで頑張ってください
そしてさらりと100点置いてきますね
ベネ!
この三人組は流行る
この三人、cp新勢力…ッ!!w
後書きを先に読む人なんかめったにいませんよ?
話が終わった後で言い訳するくらいならタグにスポイラーネタバレとか一言かけば済むことが分からないの?
そんなのを待っていたぜ!
創想話初はたてが大好きな白々燈氏の作品で、自分はとっても嬉しいです。
細かい所を突っ込ませていただくと将棋は「打つ」ではなくて「指す」ですね
もうネタバレ自粛期間は終わってますがなw
いい雰囲気の作品でした
アドバイスとして、
ネタバレ制限期間は過ぎたとは言え、変に絡みつく輩は未だ現れるので、
念には念を押して注意書きをいれておくと、書き手も読み手も余計なトラブル防止に繋がるかと思います。
まぁタグで気づけよって話だけど。
白々燈さんの作品は最初からあやもみのが公式に近くも遠からずだったようで。
らしいこの関係はいいね。
パルスィさんがアップを始めていたのですが姦しさに帰ってしまったようです
この3人組の関係……アリだ!