「このお札に名前を書かれたら死ぬ」という効果を持つお札に、『八雲柴』と書いてあった。
「紫の名前を書いたよ」
にこやかな笑顔の霊夢はそう言って、私にお札を渡した。やっていることは下劣でありながら、敬意さえ覚えるほどの純粋な笑顔だった。
「なにこれショック」
「いいじゃない。だってこれ、あんた特製の殺虫剤なんでしょ?」
「そうだぜ。お前は虫なんかじゃないだろ?」
2人の言っていることが変だ。決定的になにかが、かみ合っていない。
確かに、あのお札は私が昔作り上げたものだ。くだらない人間たちが私を退治しようと毎日やってきたので、そのけん制として作ってみたのだ。
霊夢たちは殺虫剤だと思っているらしい。しかし、あのお札は正真正銘、名前を書かれたものを死に至らしめるものだ。もっとも、そんなことはどうでもいいが。
『農作物に影響を与えず虫を退治できる殺虫剤はない? 畑がイナゴにやられそうなの』
わざわざ私に尋ねてきたかわいい霊夢のためだと思って、貸してあげただけなのに。その恩を、こんな形で返すなんて。
「お札の形をしてるなんて変な殺虫剤よね。どこで手に入れたの?」
霊夢が無邪気な笑顔で言う。その純白な笑顔を破壊するのは気が滅入る。でも私は我慢ができなかった。2人の間違えに加えて、それに気づかない鈍感さに腹が立って仕方ないのだ。
考えれば考えるほど、怒りが湧き起こる。
しかも、心の中に何度もエコーしているようだ。最初に受けたものと同じくらいのショックが、何度も蘇る。
その衝撃をそのまま相手に受け流そうとして、私は声を荒げた。
「それは殺虫剤なんかじゃない。名前を書かれたら死んじゃうのよ、たとえ大妖怪であっても! でも、そんなことより――」
私がすべてを言いおわる前に、霊夢と魔理沙の瞳は動揺の色を浮かべた。思わず言葉が止まる。続けようとしたところで、魔理沙の声がのしかかった。
「殺虫剤じゃないんだぜって!?」
文法が崩壊した日本語を叫びながら、魔理沙が頭を抱える。帽子が落ちて、金髪が小さな音を立ててつぶれた。
「そうよ。そんなことより私の話を――」
「冗談だろ、冗談だよね? 冗談って言ってよ怒らないから!」
私の服を掴み、唾を飛ばしながら怒鳴り散らす魔理沙。その表情はなにかに追われているかのように必死だ。
その圧力に押されたこともあって、私はゆっくりと首を横に振った。魔理沙の手の力が抜ける。体の力も一気に抜けたらしく、膝をついて、すぐに手もついた。
一方霊夢は。
膝をついてまっすぐと、どこでもないどこかを見つめていた。ぽかーんと口を開いたままで、眼球が忙しく走り回っている。そして、口元が細かく動いている。表情はない。
「わたしが……わたしが……」
瞬きもせずに口だけを小さく動かし、ひたすらに呟く。その態度が、余計に私を苛立たせる。謝って訂正すれば済むのに、なぜこの子たちはこんなに動揺するのか。なにもしないほうが、壊滅的状況を招くというのに。
私はスキマを開いた。謝らず、訂正もしない2人に対して、もう我慢ができそうになかったから。
「ひどいじゃない!」
それだけ叫んで、スキマの中へと飛び込んだ。2人がなにかを叫ぶ。「待って」と聞こえた。
でも、私は振り返らない。
2人のうちのどちらかの手が、私の服を掴んだ。
「服が伸びるでしょ、触らないで!」
震える手をはたいて、無理やりはがす。博麗神社に繋がるスキマを閉じ、反対側のスキマの奥にあった藍の膝に飛び込んだ。
【問題はそこじゃない、解決策もそうじゃないッ!】
「わああん、あうあうあう!」
正座をした藍の膝を濡らしながら、私はお札を指差して泣いた。
「よしよーし、どうしたんですかー? 私は編み物で忙しいんですよー」
「あでをびなざい!」
「あれを見なさい」と言ったつもりだったけど、涙を吸収して変な音になってしまった。それでも藍は理解したようで、お札を手にとる。
涙のファインダーを通して見えた藍の表情は、不可解そうに見えた。案の定、藍は私にヒントを求める。
「これがなにか」
藍の胸のあたりの布を掴んで、顔を引き寄せる。私に掴まれてしわになったところを見て、藍はため息をついた。
「よく見なさいよ!」
「はい見ました。これがなにか」
「つぎ見てわからなかったら怒る、本気で!」
藍は「はい、はい」といい加減な返事をする。それでもちゃんと確認するのが藍だ。しわの入った服から目を離し、お札を睨みつける。
すこしの間、沈黙が続いた。
みんなもよく見て、この字を。
『八雲柴』
「あ」という声が藍の口から漏れた。
「なるほど。大事な名前が汚されて、悲しかったんですね?」
「そうよ。だれよ『やくも しば』って! 木と糸はぜんぜん違うでしょうが!」
私の名前は『八雲 紫』だ。しかし、霊夢たちが書いたのは『八雲 柴』。わからない人はもう一度よく見比べて。
『紫(ゆかり/むらさき)』と『柴(しば)』。『止』という字と『ヒ』みたいな字の下を見なさい。
『糸』と『木』が違うでしょう!
「紫様から壮絶なオーラを感じます。まるで、この次元にいない人に話しかけているかのような――」
「そんなことはどうでもいいわ。あなたは私の字を書けるんでしょうね?」
「当たり前じゃないですか」
藍はうっとうしそうな顔をした。
さっきのいい加減さよりも露骨だ。
また巻き込まれそうだ。そう言いたげな表情を隠そうともしない。
ええ、巻き込んであげますとも。
「じゃあ書いてみなさいよ!」
どん、と正座をして藍を睨みつける。今の私には、有無を言わせない迫力があるに違いない。
泣いたためか口のあたりまで鼻水が流れてきた。スキマに手を入れてティッシュ箱を拾い、「ふがー!」と叫びながらちり紙で鼻をかんだ。
「ティッシュ箱はすぐ近くにあるんですから、スキマを使わないでください。
あと紫様、ヒステリックですよ」
ティッシュ箱を投げつける。藍は表情を変えず顔で受け止めた。転がったティッシュ箱の穴から鉛筆が転がる。
藍はしぶしぶ鉛筆を拾い、ティッシュ箱にさらさらと書いていく。達筆が嫌味だ。
書きあがった字は、嫌がらせとしか思えなかった。
『八雲藍』
「ここまでダイナミックに間違えられると、正直怒る気もしないわ」
「失礼。藍の文字をどこに入れるか迷ってまして」
「はい?」
「いえ、編み物があると申しましたよね? それに『橙』と『藍』の文字を入れて、その間に大きなハートを入れるつもりなんです。でもなかなかサイズが合わなくて『藍』の文字をどこに入れようかと――」
藍が編み物の話を展開しつつある。長時間続きそうだ。
これはまずい局面だ。話を叩き切らなくてはならない。
「あのもしもし」
「さっきから『藍』の文字が頭から離れないんです。橙と私が隣同士になれないなんて悲劇だと思いませんか」
「ちょっと」
もしかして、王手だろうか。
「至るところに藍、藍、藍と書いて、字形もいろいろ試しています。でもうまくいかないんですよ。どうしたらいいでしょうか。そうだ、紫様の文字も入れようではありませんか。もちろん柴じゃなくて紫です。
どうでしょうか紫様、いいでしょう? 仲のよい証拠になりますよ。
あ、やっぱり今のはエイプリルフールの嘘だということにしてください。大きさ的に考えて、紫様の場所を確保することはできませんでした」
これが藍の戦略だと気づいたときには、もう遅かった。なれない正座を続けたために、足が麻痺している。ああ、詰んだ。
結局立ち上がれず、藍の話をたっぷり聞かされることとなった。
正直、ほとんどがどうでもいい話だった。語りながらチラチラとこちらを見る藍は、いやらしい笑顔をしていた。
◆
「紫様、霊夢たちが来ましたよ。元気がない様子ですが」
藍の話がおわったあと、ふてくされて寝ていると、突然開いたふすまの向こうから藍の声がかかった。まだ話が続くのか、と怯えて肩が跳ねる。藍は気づかなかったようだ。
今日一日の、たった1つのラッキーだ。もうすこし気分の晴れることがあれば、2人に新しい顔を見せることができるだろう。
でも、今日はなかった。だから私の顔は、いつまでも怒りと泣きが混じったひどい顔だ。
そのひどさは、人に見せることができないほどだ。
「追い返しなさい」
そう言いながら立ち上がろうとするけれど、それができなくて畳に手をついた。軽く手の平をこすった。怪我はない。
足がまだびりびりする。感覚がおかしい。足が存在しないかのような感じで、うまく動かせない。なぜすぐ近くにあるのに、座布団を使わなかったのだろう。
でも、そんなことは気にしていられない。
涙でぬれたこの顔を見せたくないのだ。だからはやく立たなくては。なのに、足が思うように動いてくれない。
しかもお札も見つからない。あれは気分を晴らすために、破り捨ててやろうと思っていたのに。
そんなことをしている間にも――
「紫、聞いて!」
霊夢と魔理沙の声が、藍のいた部屋からやって来た。声の主も、すぐそこまで来ているようだ。
帰れと言ったのに。
藍が勝手に上げたのだろう。しかし藍に怒る暇はない。
玄関に繋がる藍がいた部屋の端から、2人の小さな姿が見える。2人がいる部屋は居間だから、結構広い。だけど、私の部屋のふすまを閉めて、逃げるための時間を稼ぐには狭すぎる。
ふすまを閉めて開けられないようにする時間はない。とっさにそう判断する。
2人から目をそらし、逃げようと右手、続いて左手をついて体を引っ張る。結局最後の砦は見捨てて、敵前逃亡をはかった。四つんばいのまま逃げようとする。
しかし、私は人間たちの足の速さを甘く見ていた。あるいは、私が自分の逃げる速さを過信していたのか。
スキマを開こうとした右手を、魔理沙に掴まれた。左手でさっきのティッシュ箱を掴んで、魔理沙を殴ろうとした。
しかし、その前に右手を乱暴に引っ張られ、小さな尻餅をついてしまう。
魔理沙の、怒りと焦りに燃える瞳が近づいてくる。怒られる。怒られるようなことはした覚えはないけれど、そんな気がした。せめての恐怖を防ごうと、目を強く閉じる。
魔理沙の、大きく息を吸う音が聞こえた。
「今日は何月何日だ!?」
この状況で質問と言うだけでも意外なのに、さらに意外な内容だった。思わず変な声を上げて目を開けてしまう。混乱してまわりを見回すと、こっちを向いてふすまを閉めている霊夢と目が合った。
「4月1日! エイプリルフールよ。あんたの膨大な知識の中にもその単語はあるでしょ!?」
えいぷりるふーる。四月バカ。嘘をついてもいい日。ただし、迷惑のかからない程度の嘘に限る。
「……違反じゃないの」
思わず出た言葉がそれだった。
「だから謝ってるんじゃないの、ごめんなさいって!」
霊夢は頭を下げて、私に謝る。目を固くつぶり、しわの寄った顔がわずかに見える。必死なようだけれど、脅迫じみた謝りのように見えるのは、まだ許していない証拠だろうか。
「どこから嘘だったの?」
「霊夢の『紫の名前をお札に書いたよー』、からだぜ」
霊夢がそう言った場面が、鮮やかに蘇る。
確かにお札に書かれた名前は、紫じゃなかった。柴だった。
「あんた、自分の名前の漢字くらい把握しておきなさいよね」
霊夢が軽く笑って――それでも泣きそうな表情で言った。
なんだ。霊夢と魔理沙は、私の名前を間違えたんじゃなかったんだ。
「2人とも、ちゃんと私の名前を覚えててくれたのね?」
空気が凪を迎えた。
「は? なに言ってんのあんた」
「名前を間違えるなんてひどいと思ったわ。ゆかりん泣いちゃった」
霊夢と魔理沙が目を合わせる。ゆっくりと2人がこちらを向く。
魔理沙が恐る恐る私に尋ねた。
「お前、もしかして名前を間違えられたことを怒ってたのか?」
「うん」
霊夢と魔理沙の口が私の両耳に近づいていく。そして同時に、「あほぉぉッ!」と叫ばれた。両耳から侵入した音が頭のまんなかでぶつかり、白くフラッシュ。
◆
そういえば私、死ねって言われてたんだっけ。直接的ではないけれど、間接的に。こめかみを押さえて目をつぶる2人を見て、ぼんやりと思った。
大切な名前を間違えられたことのショックが大きすぎて、どうでもよかった。
あるいは――冗談だとわかっていたから、かもしれない。
それは、自分のことだけれど私にはわからない。自分でも把握できない私の側面が、たまたま垣間見えただけだったのだ。
「でも」
考え込んでいると、霊夢が突然ポツリと呟いた。耳を澄まさないと聞こえないほどの声の大きさで、受け取れたのは奇跡と言えるだろう。
「よかった。紫が許してくれて」
私は――この声だけ聞いた。あとのことは聞いていない。
霊夢が泣き出しそうな声を出して、慰めようとした魔理沙が気まずそうに頬を掻いた――そんな状況知らない。知らないことに、してあげたい。彼女のためにも、私のためにも。
「わたし、わたし、いけないこと、してた。もう紫が、会ってくれないんじゃないかって……」
私の家に到着するまで、この子は一体どれほど苦しんだだろう。ずっと孤独だったから、口には出さないけれど、友だちをとても大切な存在と捉えていたはずだ。その愛情表現が、行き過ぎただけ。きっと――絶対、そうに違いない。
ある意味、私はそれを踏みにじったのかもしれない。名前を間違われた程度で怒るなんて、私らしくなかったか。
イタズラが過ぎてとんでもない結果を招いてしまった人々の姿が、記憶の中に蘇った。涙を流して苦しんだ彼らの残像が、霊夢に重なる。
私は、いまさらながら申し訳ない気持ちになった。気まずさに似ているそれは、どうしても霊夢を笑わせたいという気持ちを突き動かす。
そして、私は動いた。
私は小さく笑う。はじめは自分だけに、やがて全員に聞こえるように。2人が気づいてこちらを見る。「許してあげる」の一言を待ち望むような表情だ。
しかし、私はあえて期待を裏切る。
霊夢、魔理沙。あなたたちは1つ、とても大切なことを見落としている。
それはなにか――私が、あなたたち人間を超越した頭脳の持ち主だということだ。
「ふふ……今こそ真実を教えてあげる」
「なに?」
霊夢が涙を拭いて顔を上げた。突然意味のわからない質問をされたときのような、軽く口を開けた表情が涙で輝いている。
「あのお札は、あのお札はね――嘘なのよ! あれは『殺虫剤じゃない』って私は言ったわね? それが嘘。あれは正真正銘の殺虫剤。虫しか殺せませーん!
どう、参ったでしょう? 私のダイナミックな嘘にだまされたでしょう? これも全部計算済みなのですわ!
フゥハハハーハァー!」
両手を大きく広げ、のけぞって大胆告白。天井が私の声を跳ね返す。わずかにずれて、同じ言葉をもう一度プレゼントだ。お徳でしょう。
さあ怒りなさい。悔しがりなさい。さすれば私の復讐は完成する。
この部屋にいない人も、私の仕掛けた見事すぎる嘘に引っかかったことだろう。
真の賢者は、エイプリルフール用の嘘にも容赦がない。先日から嘘のきっかけを作っておくものなのだ。
霊夢が小さく「え?」と呟いた。一方、魔理沙の顔は白けきっている。その表情のまま魔理沙が、まったく動揺を含まない声を出した。
「紫」
「なんでしょう」
「それ嘘だろ?」
「嘘ッ、ばれた! なんで、どうして?」
「あ、やっぱり嘘だったんだ」
魔理沙がにやり、といやらしく笑う。
しまった。カマをかけられたのか。
いや、こうして後悔している時間なんてない。
なんとしても2人を欺かなくてはいけない。少女2人にだまされておわりなんて、私のプライドが許さない。
「わ、私じつは妊娠してるのですわ。ほら、ほら!」
自分でも苦しいとわかっていたけど、やるしかなかった。服をめくってお腹を出す。
腹回りが、わりと様になっているような気がする。最近たくさん食べていたのは、このための布石だったのだ。さすがに藍も気づかなかっただろう。
なぜか、うれしくないけど。
「メタボ」
霊夢と魔理沙の声が重なって、私は見事に切り捨てられた。
仰向けにひっくり返った私の上に、霊夢がのしかかる。
「紫のお腹ってふっくらしてるわね。はらだいこー」
霊夢が私のお腹を叩く。たのしそうだ。ポンポンと音がする。いっそうショックだった。この前までペチペチだったのに。
「どきなさい、どきなさいって!」
暴れようとするけれど、首元に針が突きつけられているので下手に動けない。
でも、ふしぎなことだけど――私も、霊夢も、魔理沙も、いつの間にか笑っていた。
◇
まだ思い浮かばない。『藍』の文字はどうするべきか。
頼れる存在アピールのために大きくするか。それとも、あえてかわいらしさをアピールして小さくするか。迷う、迷って仕方がない。
字の形も大切だ。角ばるか丸まるか。角ばれば厳しくなる、でも丸まれば最低限の威厳が――。
待てよ、字の形と言えば。
そうだ、漢字である必要性がないともいえるではないか。ならば『RAN』でも――。
考え込んでいたが、集中が切れてふと気づいた。居間の隣――紫様の部屋から、たのしそうな声が聞こえてくる。いつの間にかケンカはおわっていたらしい。
やれやれ。
ポケットから紙切れを引っ張り出す。
『八雲柴』
今回の事件のきっかけとなった紙切れだ。こんなよくわからない紙切れ一枚が原因で、いちいち怒ることないだろうに。
いや、もう怒ってないだろうな。傷も癒えているかもしれない。
でも、一応役目を果たしておきたい。
私の役目は主人に仕えること。当然、主人が不快だと言えば排除する必要がある。さっきは紫様にきつい態度をとってしまったが、本当は尊敬しているのだ。
今、紫様が見せてくれている――敵対していた存在を受け入れる強さとか。
あのお姿を見ると、私と彼女がはじめて出会った日を思い出す。
そうして、より決意を固めるのだ。
一生、この方に仕えよう。そして、恩を返そうと。
というわけで。
筆を手にとり、墨をつける。『八雲柴』の上に二重線を引く。字は墨でつぶれて、見えなくなった。そしてその横に、さらさらと筆を滑らせる。
「あ」と思ったときには遅かった。またやってしまったのだ。
『八雲藍』
相当私は思いつめているらしい。やれやれ、我ながら情けない。目をつぶって、ため息を1つ。
目を開けたらそこはお花畑で、近くに川が流れていた。なぜか寒気がする、墓場のにおいがする。
あんたは子供かwww
>「紫の名前を書いたよ」
を笑顔で言う霊夢と、テンパりすぎて女の子言葉がちょくちょく出てくる魔理沙が可愛すぎる
あと、どこかに『八雲柴』さんが実在しませんように。
>名前を書かれた死んじゃうのよ
→『書かれたら』
らんしゃあー!
…『紫の名前を書いたよ~』の辺りと『はらだいこ~』の辺りの霊夢さんは絵にしたらとってもいい笑顔に違いない。
笑わせていただきました。ありがとうございます。
まあ、気にすんな。向こうでよろしくやってくれ
なにこれこわい
ん?向こうにいるのは藍さまじゃないか、おーい藍さまーー!!(人生フェードアウト
シリアス〆め?
ラストにゾクッとしました。
ちょっと鳥肌立っちゃったんだがw