(0)
「毎度ありがとうございました。またお越しください」
彼方へ飛び去って行くメイドを見ながら、僕──森近霖之助は自分の懐の温かさをもう一度確認する。
久々に纏まった金が手に入った。この商談のために小一時間も商品の価値を語った甲斐もあったというものだ。
さて、いつもならこの収益をさらなる香霖堂の事業拡大に充てたり、度重なる少女達の襲撃に備えるのだが、この時僕は少し前に聞いた里の酒屋の名酒を思い出していた。
今日くらいは宵越しの金を使い切ってもいいだろう。何せ、年に数少ない特別な日だ。
そう思い立った僕は、店の扉に『本日休業』の看板を掛けると、夕闇に包まれつつある空の下を歩き始めた。
(1)
人里からの帰り道。夜の帳の中を歩く僕の体に、今更ながら興奮を覚ますような風が染み渡る。
両手には買うはずのなかった量の酒瓶が握られている。僕の昂った購買欲と、酒屋の主人の口車が招いた結果だ。
これくらいの端た金で浮かれているようでは、僕もまだまだということなのだろうか。先程の酒屋の額に見えた『春夏冬二升五合』という言葉を思い出す。
まぁいいさ。こっちはたった数升で心の豊かさを手に入れられるのならそれもまた重畳。今はただ一刻の愉悦に身を任せよう。
そこまで考えて、自分の店がようやく目の前に見えた。桜の映える季節ではあるが、夜は少しばかりまだ寒い。僕は足早に香霖堂の温もりを求めた。
見慣れた扉を開けると、店の中には僕のよく知った二人の男が立っていた。
「おう霖之助、やっと帰ってきたか」
「親父さん、それに妖忌さんも、もう来ていたんですか」
後ろ手で扉を閉めながら、どうやら談笑していたらしい二人に声をかける。
「久々に誰にも咎められず酒が飲めるもんでな、家にいてもアイツに叱られるばかりで仕方がない」
はっはっは、と威勢の良い声を上げる僕の師匠───霧雨の親父さんは、手に持っていた一升瓶を軽く振ってみせる。
年に似合わぬ生気に満ちた双眸と相貌が、やはり魔理沙の父親なのだと僕に再確認させた。
「ふむ、今宵は少々酒が多すぎるかの………」
そう言うものの、少しも困った表情を見せない老人───魂魄妖忌さんは、自慢の白い顎鬚を触った。
腰には帯刀が二本。糊のなれた着物に袴。日本古来の剣士のような佇まいをしている彼は、好々爺とも武士とも思える印象を与えていた。
「いいじゃないか。酒があれば憂いなしと言うだろう」
「御主の飲む量のことを言っているのじゃ、霧雨」
「おや、ご老体に体の心配をされるとは思わなかった」
「白髪が見え隠れする頭で何を言う」
「どっかの隠居爺と違って俺はまだまだ現役だ」
シニカルな会話を続けながら、しかし深い睦まじさを感じるような雰囲気を感じさせる。傍から見てきた僕にとって、最早見慣れた光景だった。
「二人とも、こんなに酒を持ってきたんですか」
僕がいつも座る店カウンターには、軽く二十は届くであろう日本酒の瓶が置いてあった。どうやらこの二人が持ってきたものであるらしい。
「ああ、天狗に余った酒をもらってくれないかと言われ、つい了承してしまってのう………」
「それがこの量ですか」
天狗という奴らことをすっかり忘れとった、と頬をかく妖忌さんにつられて僕も苦笑する。成程、彼らからすればこの量ではそこいらの川水と大差ないのだろう。
───カランカラン
「いやはや、遅くなりました」
「やあ玄爺。そろそろ来る頃だと思っていたよ」
最後に現れた人物、もとい亀の玄爺。
万年を生きる内に仙術を身につけたという彼は、空の飛べなかった博麗の巫女をその背に乗せて、異変解決へ乗り出したという過去がある。
もっとも、巫女が自力で空を飛べるようになってからは、神社の裏の池でひっそりと暮らしているようだが………
「さあて全員揃ったことだ。とっとと始めようか」
いつの間にか親父さんは台所から勝手に四人分の杯を持ってきた。こういうところは本当に親子そっくりだ。
「そうじゃのう、儂もさっきからその酒が気になっておった」
「ほっほっほ。今宵は久しぶりに酔いましょうぞ魂魄殿」
大量の美酒を前にしてか、こちらの二人も年甲斐もなく頬を緩ませる。
「ほれ霖之助。さっさと杯を持て」
親父さんに手渡された杯には、既になみなみと芳醇な酒が注がれていた。早く音頭を取れと言わんばかりに、既に杯をもった三人が急かすような視線を僕に向ける。
「全くもう………それじゃあ、今宵も桜を見つつのんびりと酒を飲み明かすことにしまして」
そして、幻想郷の全ての苦労する男性達に対して
「乾杯」
(2)
事の始まりは些細なものだった。
丁度五年前の草木が萌ゆる始めたある日、香霖堂に妖忌さんが訪れた。
僕は彼に昔、命を助けてもらった事があった。そして、身を守る為にと少しばかりの剣術も教えてもらった事もだ。
そんな恩人との久しぶりの再開に、日が沈むまで久闊を叙していると、示し合わせたかのように霧雨の親父さんも店にやってきた。
するとどうだろう、偶然にも二人も旧知の仲であったというではないか(本人達からすると腐れ縁らしいが)。これ何ぞの縁かと話に花が咲き、酒よ肴よと花見で絆を育てた。
やがてその花見が通例となり、いつの間にか親父さんが玄爺を引っ張ってきて、こうして男四人の静かな花見と成り上がったのだ。
「爺同士楽しく飲み明かしましょう」と玄爺は言うが、少なくとも僕はまだまだ老けたつもりはない。しかし、こうして花鳥風月に遊ぶ者同士の宴会というのも存外悪くない。
皆で清白な桜を見つつ、しかし誰もその趣を語ろうとしないこの花見が、僕にとって非常に居心地が良かった。
「───ところで霖之助。人里の近くに寺が建ったって話は聞いたか?」
「ええ、僕もあそこには少しだけ縁がありましてね。建立の際に少しばかり儲けさせてもらいました」
「妖怪の山の神社に次いで今度は人里の寺か。儂の知らぬ間に世相は随分変わったもんじゃ」
「おうよ。俺としちゃあ顧客が増えて万々歳だ」
「そのせいで霊夢様はお嘆きになられておりますが………」
「それは霊夢が怠けているからだろう」
「霊夢ちゃんは頑張っとるんだがな。この間も人里で、『商売繁盛の祈祷をしますから白菜を半額にしてください』って八百屋に頭下げてるのを見たぞ」
「嘆かわしゅうございます………」
「………たまにはタダでお茶を分けてやるか」
「儂の隠居よりも貧しそうじゃのう……」
「あまりにも可哀想なもんでその場でいくらか賽銭を渡してやったが。ああ八百屋といえばあそこの長男坊が───」
閑話や積話、商いの今昔に、とりとめのない親父さんの愚痴。そんな空気だけでも立派な肴として腹が膨れたものだ。
この日もいつもと同じように、牛歩する時間の中で風流を味わうことになった。
───はずだった
「───おいおい霖之助。まだ全然飲んでないじゃないか。ほら、もう一本開けるぞ」
「………それ何升目ですか親父さん」
「ふむ、ツマミが足らんようじゃな。どれ、こっちの浅漬も食べてしまうか」
「酒が多すぎるんですよ………」
「ワシは、ワシはもう必要とされないんじゃろうか……博麗の巫女との間に亀裂が生じたままなんじゃろうか………うぐう……」
「確かに君には亀裂はあるけどね………」
───二十本目の栓を開けた時から薄々は感じていたんだ、この居心地の良い結界が決壊していく様を。
十本目の時点で亀の玄爺が千鳥になり、
十五本目から親父さんの目が据わり初め、
二十本目で妖忌さんの赤ら顔が表れた。
今年の花見はとにかく酒の量が多い。優に例年の二倍以上はあったようだ。何も全部飲み切らなくても、と僕は進言したが、親父さん曰く、「宵越しの酒は持たねえ』だそうだ。
酒の量に合わせてと合間に料理を作ることが多かった僕は、未だほろ酔い程度の酒で済んでいる。しかし、この調子だとどこまで酔わされるか分かったもんじゃない。
三献などとっくに過ぎており、いくつ酒肴を出したかすらも忘れてしまった。幸いにも季節は春。七草はもちろん玉ねぎや筍など、酒の肴には困らない。
まあ肴とは『魚』や『酒菜』、すなわち主食に添える副食を指しており、酒飲みにとってはある程度の塩気があるものならなんでも肴となりうるのだが。
杯一杯の酒を、肴を食べながら飲む、これで一献。それが終わると別の杯と肴が運ばれ二献目となる。この呼称は祝儀においても九献などという形で残っている。そして、これらの酒や肴を整えることを『献立』というのだ。
献とはすなわち魂。古代において、酒はまず神に供えられてから飲まれていた。つまり飲酒とは、神と人との魂の共有することであり、酒を渡すということは、己の魂を捧げることに違いないのである。
もっともこれは神と人とが遊びし幻想郷、もとい神道的な考えであって、確か仏教の中には禁酒を戒律にしているようなところも───
「おいこら霖之助。酒の席でむずかしい顔をするなと何度言えば分かるんだ」
と、ここで思考が中断される。どうやら沈思黙考していた僕を見かねて親父さんが声をかけてきたようだ。
「いえ、これからの香霖堂の商いについて少々」
嘘つけ、と返し、ぐいと杯を傾ける親父さん。歳を考えると、そろそろ止めた方がいいのだろうか。
「どうせまた奇天烈なことでも考えてたんだろう。それならまだ酒や女の話をした方がマシってもんだ」
一応そのマシなことを考えてはいたんだが、野暮な返事をしない方がマシというものだ。
「女といえば、霖之助の色恋沙汰は一度も耳にしたことがないのう」
不意に割り込んできた妖忌さんの一言に、「そうだそうだ」と親父さんも突っかかってくる。
「俺の店で働いていた時もずっと道具に執心だったじゃねえか。たまの休日でさえ本の虫になってやがったし」
「僕にも一応俗気はありますよ」
「お前の欲はほとんど知識にしか向いていなかっただろうが」
「ふむ、今まで話題にしていなかったが、そういえば独り身はお前だけじゃったか」
「………玄爺は?」
「ワシ、実家に孫が四匹」
「知らなかった………」
というか、その助数詞だとミドリガメあたりの種だったのか、玄爺。
「全く。ただでさえ出不精だというのに、こんな場所に店なんて構えちゃあ女なんぞ寄ってこないだろう」
「女性客は割と来る方ですよ」
「ほう。ならば客の中に御主の意中の人物でもいると? まさかとは言わんが半人半霊の娘じゃあるまいな?」
一瞬、妖忌さんの眼がギラリと光る。そこに微かな殺気が含まれていたのは冗談だと思いたい。
「心配しなくても今のところ僕に想い人はいませんよ。それに、あの子はまだ色香も分からぬ子供でしょう」
「むぅ………確かにそうなのじゃが、しかしあれは良くできた子でな………」
「はっはっは! どうせお前に似て生真面目な子なんだろう。コイツにはむしろ少々お節介な女のほうがお似合いだと思うがな」
この一言でどこに火が付いたのか、妖忌さんが顰め面を見せた。
「ほう………どこかの馬鹿親にそっくりなじゃじゃ馬娘よりは、清楚な女性の方がマシだと思うがのう」
負けじとばかり切って返す。
「じゃじゃ馬の方が馬が合うだろう。それに、今は女のほうが男を引っ張るような時代かもしれんぜ」
「それは馬耳東風なだけではないか?」
「あいつが素直に人の事を聞くってんなら、それこそ馬に角が生えらあ」
ごもっともで。
「はっはっは! その点うちの妖夢は剣術はもちろん、家事全般に庭の造形も手がけておる。まさに美点揃いの三すくみじゃ!」
三すくみしてどうする。
「それを言うならうちの娘も、努力家で蒐集癖でひねくれ者という、これぞ幻想郷の道具屋の鏡とも言える素質を備えているぞ!」
その才能はとっくに開花してますよ、主に僕が迷惑を被る形で。
「いやいや儂の孫娘は何と言っても………」
「おいおいそれならうちの馬鹿娘も………」
「いやいやいや………」
「おいおいおい………」
「うむむむ………」
「ぐぬぬぬ………」
「………はあ」
イタチごっことも言えるような争いも遂に終わりが見え始めたらしい。お互い身内自慢も底が見えて膠着状態に入っていた。
滑稽、というべきかなんだろうか、片や絶縁状態、片や行方不明(とされている)状態であるのにこの親馬鹿ぶりとは……。積年のことなど忘れて、御二人ともさっさと氷解させればいいのに。
「………そうだ、おい霖之助!」
「はい」
不意に呼ばれたもんで反射的に返事をしてしまったが、ほとんど三白眼なこの親父さんの様子じゃ、どうせ碌でも無い事を言われるのは目にみえていた。
「お前、うちの馬鹿娘か妖夢ちゃんか、嫁にもらうとしたらどっちだ」
「………はい?」
本当に禄でも無かった。
寸前まで角目立っていた妖忌さんですら、この親父さんの言葉に呆気に取られた顔を見せる。
「お、おい霧雨、一体何を言うておる!」
「もちろんこんな唐変朴念仁に馬鹿娘をやろうなんてまだ思っちゃいねえさ。こいつでも一応男の木っ端だから聞くだけ聞いてやろうってことだ」
「………ふむ。成程、まあたとえ石部金吉の意見でも聞いてやらんこともないじゃろう」
「はあ」
僕に対する評価があまりにも悲惨すぎて、怒ろうとする意識さえ飛散してしまった。
「で、どうなんだ。まあ言わなくても分かっているが、なあ?」
ずいと親父さんが猪口を持ってにじり寄って来る。怖い。
「案ずるな霖之助。お前が言わんとする事など最初から百も承知じゃ、のう?」
隣の妖忌さんが穏やかな笑みを浮かべながら肩を掴んでくる。痛い。
「もちろん魔理沙だな?」
「うちの妖夢じゃな?」
「ああいや、何と言うか、魔理沙の陽気なところとか、妖夢の素直なところとか、長所がそれぞれ違いますし、その………」
これは不味い。
板挟み、ジレンマ、前門の虎後門の狼。
どちらに転んでも炎上することは、火を見るよりも明らかなのだろう。
「まあまあ御二人方、もうその辺でいいじゃないですかのう」
ここで、今まで静観していた玄爺が割って入る。
「玄爺………」
「霖之助の気持ちも分かってやりなされ」
仏のような微笑で、逸る保護者達の気持ちを宥める。少しは興奮が冷めたのか、二人は玄爺の言葉に黙って耳を傾ける。
まさか虐められているところを亀に助けられることになるとは………いや、何はともあれ、これで───
「つまり、陽気で素直な霊夢様を選びなさるということなのじゃろう」
───お仕舞いだ。
(3)
春宵は既に益々深くなり、身に染みる涼しい春風は酒と相まって心地よい温かみを齎してくれる。
僕の目の前に映える一本の桜。夜陰に包まれたそれは、今や墨を垂らしたかのように朧げに佇んでいた。
今年ばかりは墨染に咲け、か………はて、誰の歌だっただろうか。
「綺麗なもんじゃのう」
隣で杯を傾ける玄爺。普段は口には出さないことだが、この時ばかりは僕も、「そうだね」と返した。
親父さんと妖忌さんは騒いだためか酒のためか、共々に酒瓶を握ったまま仰臥している。先程の混乱は何処へか、僕と玄爺の二人は粛然としてただ目の前の花を見ているだけだった。
この時、間違いなく僕は随分と酒に酔っていた。
そうでなければ、この明媚で、しかし寂寥の感さえ散敷く桜を、どうして僕は、先ほどまでの自分達の姿に投影したのだろうか。
底抜けた存在感を振りまいていながら、儚く散ってしまいそうな景色。先程までの狂騒を、そんな風に捉えてしまっていた。
どうしようもなく酔っていて、どうにもならない事を思っていた。
「あと何回、僕らはこうやって桜を眺めていられるんだろうね」
言って、すぐ後悔する。
答えがあってもなくても、誰も得はしないのに。
「………」
「………済まない、聞き流してくれ」
返事の代わりに、玄爺は酒を喉に流し込む。その目は、ただ前だけを見ている。
あちこちに傷の付いた甲羅。目元に深く刻み込まれた皺。
亀は万年を旅すると言われているが、幾星霜をかけて彼はどれほどの人々の盛衰を見て来たのか。
妖忌さんはどうなのだろう。彼もまた、半人半霊として長久の寿命を持っているはずだ。
それでも彼は僕と同じ半人。どちらが見送る方かなどとは言うまでもない。
そして、親父さんは───
「………なあ、霖之助」
不意に、玄爺が重い口を開いた。
「………何かな」
「悲しみというものは、喜びを知っているからこそ生まれるのじゃよ」
「……」
「御主は、霧雨殿と知り合わなかった方が幸せじゃったかの?」
そんなことは、ない。
「あの少女達と出会わなければ、もっと楽しい人生じゃったのかの?」
それも、ありえない。
彼と出会わなければ、彼女達との縁がなければ、きっと僕は、がらんどうな人形とそう変わらなかった。
出会った人の分だけ助けられ、そこからまた別の縁に繋がっていく。
縁、援、円。
その分だけ喜びと、───悲しみがある。
「人が友人の最期を看取った時、当然悲しみは沸き起こるものじゃ。 その友人との縁が深ければ深いほどそれは募る。しかし言ってみれば、その悲しみの分だけその友人と楽しんだ人生があったことになるのう」
そう話す玄爺の眼は、とても優しい色をしていた。
「御主の大事な誰かが死んだ時、きっと悲しむじゃろう。そして同時に、御主は出会った喜びを思い出す」
そう話す玄爺の声は、とても優しい音をしていた。
「その時に知れば良いのじゃ、その悲しみは、誇るべきものなんじゃと」
………誇るべき悲しみ、か。
「そうか。………そうだな」
「ああ、そうじゃ。別れに悔いがなければ、なおさらじゃな」
言いたい事は全て言い終えたとでもいったようで、瓶に残っていた酒をぐいと呷る。
それに合わせて、僕もずっと手に握っていた杯に口をつけた。
「酒を入れすぎたようじゃなあ、何だか重い話になりすぎた。まあつまり、余計な事は考えんでもいいという事かの」
「そうだね。僕もこの歳になって説教喰らうとは思わなかったよ」
「ワシから見ればようやく足が生えたくらいのオタマジャクシじゃ」
「そこは亀で喩えるべきだろう」
そうして、二人で笑い合った。
このくだらない時間を笑い飛ばした。
「乾杯」
久々に里の知人を訪れることにしよう。
目の前の桜が、さっきよりも白く明るく見えたような気がした。
キャラ達のまったりとした雰囲気が細かく描写されていて、むさ苦しくないと思いますよ
次回は、お寺の時代親父さんも誘ってあげてください
面白かったです。雰囲気がとても良かったです
それは男性キャラも幻想郷を、東方を構築する上で欠かせない、
一つの重要な要素であることの表れなのかもしれない。
何が言いたいかというと、いいオッサン達だった。
これを書こうと思ったアイデアが素晴らしいですね
いいお話でした。得難きは良き飲み仲間。
誰か肴用意しろ。
玄爺孫いたのか…
設定がほとんど無いからなのかな。
むさ苦しくも無く、締めも良い。
あの霖之助さんのことだ。どうにか上手く切り抜けただろう。
と思ったけど、彼は一輪の通訳が必要そう
表の華やかさを裏で支えるオッサン達に乾杯
…けどすごく大切にしたいです、こんな時間。
この雰囲気お見事です。
薄暗いのに、活気が伝わってくる雰囲気ですな。
オッサンにニヤニヤするなんて……悔しい……ビクンビクン。
そして酒が飲みたくなる不思議さよ。
ところで玄爺は他の二人とは違って本気で霊夢を勧めたのだろうか。
男だけのこんなひとときも良いですねえ。