吸血鬼が二人、食卓についていた。もうじき夕食である。
二人は姉妹であり、片や余裕の笑みを、片や渋面を浮かべている。
「お姉様が私と一緒にディナーだなんて、どういう風の吹き回し?」
「あなたのテーブルマナーチェックよ。淑女として当然の嗜みね。世間知らずの愚妹へ優しい姉からの指導、感謝なさい」
「はっ、そんなこったろうと思ったよ」
尊大な態度とともに吐かれる姉の言葉に、さらに渋面を深める金髪の吸血鬼。少々険悪なムードが漂う。
銀髪の従者はキッチンで調理中。居候魔女は図書館に引きこもりっぱなしであまり食事はとらない。その使い魔も同様である。質より量を求める紅髪の門番は、いつも他の妖精メイドたちと一緒に大食堂の方で食事をとる。
よって、現在この場には二人っきり。彼女らの機嫌が悪くなっても、それを宥められる者はいない。
「美鈴と食堂で食べるつもりだったのに、わざわざ“ありがた迷惑”ありがとう、お姉様」
「この私が直々にテーブルマナーを教えてあげるって言ってるのに。ホンっト、可愛くないわねぇ」
「可愛くなくて結構。私が求めるのは美しさだから」
「生意気なガキね」
「お姉様程じゃないわ」
「ほぅ」
「えぇ」
「ぁ゛あ?」
「ふぅん?」
見目麗しい少女姉妹が、テーブルに乗り上げて胸倉を掴み合いながら眼をとばす様は、なんと微笑ましい光景であろうか。……そんな訳無い。
あと数秒でお互いの魔力が放出されようかというその時、部屋にノックの音が響いた。
「お待たせしました」
その言葉とともに扉を開け、カートを押しながら入って来るメイド服の女性。
カートには食事が載せてあるのだが、クロスが被せてあるのでどんなメニューかはまだ窺えない。しかし、雑多な大食堂のそれとは違い、銀髪の従者が主のために専用のキッチンで直接調理したものだ、ハズレは無いだろう。
従者の姿を認め、お互い手を離す。ここで喧嘩を始めてしまえば、従者を巻き込んでしまうからだ。そうなれば人間である彼女の体など容易にばらばらになってしまうだろう。
「ふんっ、命拾いしたわね」
「お姉様がね」
ドカッと椅子に座り直す二人。どうやら部屋は吹き飛ばずに済んだようだ。流石は瀟洒な従者、完璧なタイミングである。
ひとまず、妹を睨みながら姉の吸血鬼が指を鳴らす。従者への合図だ。
と、次の瞬間にはなんとテーブルの上に料理が並べられていた。
『なっ』
目の前の光景に吸血鬼の姉妹は二人とも同時に声を上げる。しかしそれは何も一瞬で料理が並べられたことについてではない。そんなことは“日常”だからだ。
二人が驚いたのは料理そのものである。
姉の吸血鬼は震える指で、順々に料理を指していきながら従者に尋ねる。
「咲夜、これは?」
「炊きオクラご飯です」
「こっちは?」
「オクラの佃煮です」
「そっちは」
「オクラーメンです」
「それ」
「オクラのソテー・オクラのマリネ添えのオクラソース和えでございます」
「……あれ」
「オクラスープですわ」
「……デザート」
「オクラプリンを用意してあります」
残念、どう考えてもハズレっぽい。並べられた料理全てがオクラに侵されているのだから。緑は目に優しいらしいが、果たして口には優しいのだろうか。
姉の吸血鬼は従者を怒鳴りつけようとしたが、しかし妹の顔が視界に入り、大きなため息を吐くのみにとどまった。淑女たるもの、大声で喚き散らすような真似はしないのだ。
「コホンッ、これはいったいどういう事かしら?」
「はい、妹様のテーブルマナーチェックということでしたので」
「えぇ」
「和・洋・中のフルオクラコースをご用意致しました」
「……それで?」
「? 何か」
「だからオクラにした意味は!?」
バンッとテーブルを叩き、思わず大声でツッコんでしまった。残念、淑女崩壊。全てはおとぼけ従者のせいだ。
「健康によろしいですよ?」
「だからってオクラが出しゃばり過ぎなのよ!」
「失礼なっ、どれも傑作ですよ? ちなみにラーメンは美鈴が作りました」
「知ったことぉ!?」
「ちょっと、落ち着いてよお姉様」
「っ、はぁ、統一性があるのかないのか」
姉がため息を吐いている間に、妹は自分のラーメンを引き寄せた。ちなみにこのラーメン、麺とスープとオクラの比率は1:2:7程である。もうオクラしか見えない。
「ていうかこんなにたくさんのオクラどこで手に入にたのよ?」
「山の上」
「憶良、って何言わせるの!?」
「よくご存知でしたね」
「私もビックリよ」
「いい加減文句が多いわよ。そんなことでは淑女は語れないわ、お・ね・え・さ・ま」
「何ですって?」
小ばかにした顔で指摘する妹をキッと睨みつけるが、あまり効果は無かったようだ。
「おぉ、こわいこわい。でもせっかく作ってくれた料理を無駄にしてもいいの?」
「くっ」
(調子付きおって)
姉の吸血鬼は、実の妹を心の中で四回程八つ裂きにした。
(でもフランの言うことも確かだわ。このまま一口も食べずにいては少々気の毒かしら)
なんやかんやで従者を大事にしている彼女は、仕方なく箸をとる。
(大丈夫、この子は完全無欠のアルティメットメイドよ。素材の九割がオクラでも、残りの一割で奇跡を起こしてくれるわ)
深呼吸。そして意を決し、緑一色の炊きオクラご飯(米:きざんだオクラ=1:5)にオクラの佃煮を乗せる。
そしてねっとりとしているそれをおそるおそる口に運び――咀嚼。
するとどうだろう。コリコリと噛めば噛むほど、苦味とヌルヌルが口の中にひろがっていく。オクラは若干生焼けで、素材の味が活きている。
その意味するところは――
(不味い)
下手に加工したせいで、普通にオクラだけを食べるよりも不味くなっている。残念、奇跡は起きなかった。誰か彼女に醤油をあげてくれ。
ちなみに門番は現在、大食堂で大盛りのハンバーグカレーを頬張っていた。質でも量でもこちらの敗北である。あぁ、アーメン。
(ダメだわ。所詮オクラはオクラ、決してメインになるべきではないのよ)
これは無理だろう――そう思い、チラッと妹の方を窺う。
(なっ……なん、だ、と)
なんということだ。妹はもはや姉の存在などまるで頭に無いかのように、オクラの入ったラーメン――というよりオクラの入ったオクラを食べていた。ただ必死に、ただひたすらに。その様はまさに一心フラン。
麺など初めから有って無いようなものだ。現在の比率は麺が無くなり、スープとオクラで1:6、スープが粘液状になってしまっている。ヌルヌルでしかも温い。
これならいっそ初めからオクラ単品で出してくれた方がありがたい。こんな中途半端にラーメン臭い生焼けのオクラを誰が進んで食べようか。
しかしこの金髪の吸血鬼は、紅髪の門番を心底慕っている。その門番が作ったものとあらば、彼女は決して残すわけにはいかないのだ。
それがたとえどんなに不味かったとしても。あぁ、ラーメン。
「っ、ぅ゛をぇっ、っぷ」
逆流の兆しを見せつつも、頭に愛しいあの人の笑顔を浮かべながら懸命に箸を進め、顎を動かす。その姿はいっそ勇ましい。
彼女こそ、愛に生きる哀の吸血鬼――狂乱の“フランドール・スカーレット”その人だ。覚えておくといい。
というかフランドール涙目。
(愛故に、愛故に妖怪は苦しまねばならぬっ)
姉は先日読んだ漫画のセリフを思い出した。そのセリフが出た場面とフランドールの状況は、死闘の最中と食事中という、全く異なるものの筈なのだが。
「って、何考えてんのよ私は」
我にかえりました。
「はぁ、もういい。それよりも喉が渇いたわ」
「どうぞ」
「ん……ぶっふーッ」
口の中のヌルヌルをとりたかった姉は、従者に渡されたグラスを煽り、噴いた。それはもう盛大に。もはやフランドールに対する矜持も何もあったものではない。
「~~っ、ぅぉえっ、何このドロドロ」
「オクラとかミキサーです」
「……あ、これオクラと納豆なのね」
グラスの中には、緑と茶色の液体が溶け合うこともなくぐちゃぐちゃに入り混じっていた。おかげで口内はヌルヌルに加えてにちゃにちゃだ。
「なるほど、オクラと納豆がまるでフォークダンスでもしているかのような爽やかな味わい……バカにするな!」
「そこは『見事なハーモニー』云々言うところですよ?」
「調和なんて微塵も無いわ。壮絶なイスとりゲームの如く味がぶつかり合ってるもの」
目の端に涙を滲ませながら、従者が差し出すナプキンで口を拭う。
「混ぜるだけなら良いわ。納豆とオクラを混ぜても、醤油をかければご飯がご飯がススム君よ。でもね――」
そのナプキンを丸めて従者の顔に投げつける。ぱっ、ひらひら、……空中で開いて届かなかった。
「……」
「……」
……ナプキンなんて最初から無かった、うん。
「でもね、それをミキサーにかけちゃあ話は別なのよ!」
「芳醇な仕上がりを」
「オクラと納豆に芳醇さ求めてどーすんのよ!? フルーツじゃあるまいし」
「じゃ、どーすれば良かったってんですかっ」
「逆ギレぇ!?」
ぶすっと反論。これだから最近の若者は――そう思う吸血鬼、五百歳、幼女。
気を取り直して従者は話す。
「食べ物を粗末にしたら霊夢に退治されますよ?」
「あいつってそんなに食に頓着してた?」
「最近そうなったみたいです」
「霊夢異変?」
「異変というか、ただの変ですね」
「霊夢が変なのは前からでしょ」
「つまりいつも通りです。ちなみに『一粒の米にも五分の魂』とは彼女の言葉です」
「やっすい名言だこと」
・・・
どこかの神社で、なんとなく巫女が御札を飛ばした。なんとなく、勘で、本当になんとなく。
・・・
「『好き嫌いはいけない』とも言ってました」
「これは明らかにそういう問題じゃ――。えっ、何これ、私が悪いの?」
「時には己の非を認めることも大切ですよ」
「あぁ、悪か……ったくないわぁ!」
(運命を操る私が、他者を躍らせる側のこの私が、謝ることなど万に一つも無いわ!)
退かぬ! 媚びぬ! 顧みぬ!――これぞ天下覇道のカリスマ・スカーレット。彼女が誰かに頭を下げることなど、決してあってはならないのだ。
「それより! あなたはちゃんと味見したの?」
「オクラと納豆のラブゲーム~」
「妙なメロディーで歌うな。ていうかごまかすんじゃないわよ、味見はしたの?」
「もちろんしておりません」
「無い胸張って言うな!」
「……今、何と?」
光の灯らない瞳でナイフを構える従者。
「あなたの胸でペタンコなら私の胸なんて陥没して穴が空いちゃうわよね失言だったわごめんなさい」
すかさず謝る主。凄い、全く隙の無い謝罪だ!……残念、カリスマ崩壊。
「お嬢様」
「な、なぁに?」
「ジョークです」
「……」
おもいっきり真顔で「ジョークです」と言い切る従者。
素人目にはわからないだろうが、ベテランマスターである吸血鬼にはわかる。チラッ、この顔は「してやったり」の顔だぜ。
「だからあんたのジョークはわかりにくいのよー!」
従者、本気と冗談の境がわかりにくい程度の能力。このメイドの言葉が本気か冗談かを見極められれば、君もマスターオブマスターズだ。
主が付き返したグラスを受け取る。
「でも一口しか飲まないで――。オクラと納豆、栄養たっぷりなのは間違いないんですからね、もう」
しょうがないなぁ、といった感じでオクラと納豆の混合液体が入ったグラスを一気に傾ける。「おぉ」と感嘆の声を上げる主に向き直り、どや顔。
そして吐いた。ま゛ー顔である。瀟洒も何もあったものではない。
「おい゛ぃー!」
「ぅわまづッ」
「やっぱ不味いんかい!?」
「こんなの飲めませんよ」
「なら作るな!」
「そんなおくらないで下さい」
「『怒らないで』でしょう、がぇーっ!?」
突如数枚の御札がドゴンッと壁を突き破って来た。博麗印のホーミング弾幕である。
サッと飛び退く姉と従者。
直後に御札はテーブルに直撃。残念、テーブルの旅はここで終わってしまった!
「むぐぅ!?」
突然の事態に、それまで無心で箸を動かしていたフランドールも、姉の分と合わせて二杯のラーメン(?)を抱えて避ける。
爆散するテーブル、散乱する食器、飛び散るオクラ料理、……。
普通なら「あぁ、もしここで時間が止められたら」と妄想を抱くだろう。そしてここには普通じゃない人間がいた。
次の瞬間には、やはりそれらは何事も無かったように消えていた。もちろん吸血鬼の姉妹は驚かない。
代わりに新しいテーブルが置かれ、倒れた椅子も立てられ、床に飛び散っていた二人分の逆流物も拭き取られ。そして料理も元通り――
『ん?』
いや、違う。
「咲夜、これはどういうことかしら?」
そこには、先程のオクラ料理とはうってかわってまともなディナーが並べられていた。それはもう普通のスープに普通のサラダ、普通のパスタなどだ。普通って素晴らしい。
「はい、こんなこともあろうかと、もうワンパターン別にディナーを用意しておりました」
「じゃあ初めからこっち出しなさいよ!」
「そしたら今頃こっちの料理がテーブルと一緒に爆散してましたよ?」
「……はぁ、もう言葉も無いわ」
生活に面白味が無くなるからと能力を使わなかったが、やはりたまには運命を覗くぐらいした方が良いのだろうか――と思わずにはいられないレミリアだった。
「ま、まぁ関係無いけどね。私は今ラーメンが食べたい気分なんだから」
両手に持っていたラーメン……というかオクラをテーブルに置くフランドール。箸を取り、再びそれを食べ始めた。
姉はその執念に半ば呆れつつ、従者の方を向いて文句を言う。
「まったく、あんなゴミを食わせおってからに」
「失礼な、どれも傑作ですよ? ちなみにラーメンは――」
「はいはい、美鈴が作ったんでしょ」
「――と、言いましたがあれは嘘です。全部私が作りました」
「何で嘘吐いたのよ!?……ん?」
すぐ傍でバタンッと音がした。見ると、フランドールが倒れているではないか。おそらく、というか間違いなく従者の問題発言のせいだ。
床に伏し、目の端から涙の筋を浮かべながらヒクヒクと痙攣する妹の姿には、いくら仲が悪いと言っても同情するしかない。
(フラン、無茶やらかしてっ)
慌てて駆け寄る姉に対し、フランドールは虚ろな瞳を向けた。
「お姉様、……もう、いいよねぅぉぷっ」
「ダメよ、吸血鬼がそう簡単に諦めてはダメ! 堪えるのよ、堪えなさいフランっ。出しちゃダメ!」
必死に口を抑える姿に心打たれた姉は、心からフランドールを励ます。ついさっき自分がオクラ納豆(液)を噴いたという事実も、もはや些事だ。フランドールの体をそっと抱き起こし、水を飲ませてやる。
たとえ不仲でいつも自分に敵意を向けてくる妹でも、苦しんでいる相手には圧倒的余裕と寛容な心でもって手を差し伸べる。なんという器のでかさか。
彼女こそ、紅魔館の主にして偉大なるカリスマ、スカーレットデビルの異名を持つ吸血鬼――“レミリア・スカーレット”その人だ。覚えておくといい。
グラスから流される水をごくごくと飲み干し、何とか治まった様子のフランドール。
「ぷはっ、はぁー。……あ、あー、その、あ、ありがとう、さっきも喧嘩したのに」
「あんなの喧嘩のうちに入らないでしょ? あれは淑女のスキンシップよ。なんたって私たちは誇り高き吸血鬼なんだから」
「お、おお、お姉様!」
「フラン、フラーン!」
がばと抱き締め合う姉妹。また少し、彼女らの溝は埋められたのだ。
「今日はもうテーブルマナーはいいわ。ディナーを……まともなディナーを楽しみましょう!」
「うんっ、うんっ」
どんだけ不味かったんだあの料理。
何はともあれ、こうして二人はようやく落ち着いてディナーをとることが出来た。
その食事の最中、レミリアはふっと、己の隣に直立して控える従者にぼやいた。
「ったく。あなたのそのぶっ飛んだ暴走をするところ、それさえ無ければ本当に完璧なのにねぇ」
「以後、気をつけますわ」
瀟洒な笑みを浮かべて返す従者に、やれやれといったレミリアの嘆きは従者に届いているのだろうか。
(多分届いちゃいないのよね)
実はこのようなことは今回が初めてではなく、もう何度もあったことなのだ。食事に限らず、あらゆることで小さな異変を起こしてくれた。そしておそらくこれからもまた何かの拍子にとんでもない事をしでかしてくれるのだろう。
その考えに再び吐きそうになった溜め息は、口直しのブラッドオレンジジュースと共に飲み込んだ。哀れみりあ。
しかし、完全で瀟洒を名乗りながらもどこかズレている――そんな従者を、レミリアはなんだかんだ可愛くも思うのであった。
「ありがとう、咲夜」
「? 何か仰いましたか」
「いや、何にも。……あっ、ちょっとフラン、それ私の皿じゃない!?」
「お姉様が食べないからでしょ? 冷めたら料理が可哀相だから私が食べてあげるー」
「そんな気遣いいらんわぁ!」
さっきは距離が縮まったかと思われても、ちょっと経てばすぐこれだ。しかし二人からは全く険悪なムードなど感じられない。
何故か――それは語るのも野暮というものだろう。
楽しそうに軽口をたたき合いながら食事を進める吸血鬼の姉妹。その光景を温かく見守る従者。
オクラ料理。それは従者が主たちの険悪なムードを払拭する為のジョークであった。
テーブルマナーなどよりも、まずは二人で仲良く食事をとることの方が大切だと、従者は考えたからだ。……御札が飛んできたのは本当にハプニングだったが。
結果はどうか――ご覧の通りだ。
不器用な主たちのためなら突き抜けたボケすらやってのける器用さ。気を使う妖怪直伝の密かなスキル。
そして真に主を思いやる従者は、それをわざわざ主張するような押し付けがましいことはしない。
従者はついに、自身の真意などおくびにも出さず、主である姉妹に美味しいディナーと楽しい一時を提供してみせた。
彼女こそ、紅魔館が誇るメイド長、完全で瀟洒な従者――“十六夜咲夜”その人だ。覚えておくといい。
一心フランで腹筋崩壊。
しかしあの一見珍料理に一体オクラかかったのか気になる所ですね。
しかしまさにおくら入りのお話でしたねぇ。
オクラ料理が並べられたあたりからずっと笑いっぱなし、特にラーメンのところ。
必死にラーメン(1:2:7の)を食べている涙目のフランが可愛すぎる。
まあでも突っ込みたい、何故ここまでラーメンにこだわったw
もう、この話でどこが印象に残った?って言われたら、オクラ特にラーメンって答ますw
それにしても咲夜さんの計画性パネェっすwww
瀟洒すぎるw
そんな唐突にホーミング札飛ばされたらおちおち悪口も言えないw
テンポ良く、あっさりと読め、緩急しっかりついた良作と思います。そして、なかなかセンスあふれるタイトル。オクラ入り作品とは思わなかった。勉強になります。
これからも宜しくお願いします。では。
フランが健気すぎるw
そして、ツッコミ所が多すぎるwwwww
投げたナプキンの侘び寂びがたまんねーww
ま゛ー顔な咲夜さんを想像すると素晴らしすぎる。
これぞ瀟洒なメイドってやつなのかー
メイドの鏡だわ。
そして食材を無駄にしてないという隙の無さw
どうせなら最後のほうで忘れたころになってホーミング弾が着弾したほうがもっと面白かったような気がする。
しかし、オクラとは。たしかにメインを張るにはアレな食材ですねえw
だが「オクラとかミキサー」はダメだ。たとえいい話で終わらせてもダメだ。
案外こっそり自家菜園して練習してたりして…
なんかこのフレーズが気に入ったw
あれ、おいしくいただけるってどういうことなの……
さすが咲夜さん。
我慢して料理を食べる奴は訓練された妖精メイドだ!
美味しそうに料理を食べる奴はよく訓練された妖精メイドだ!
ほんと後始末は地獄だぜフゥーハハァー!