※注:男のオリキャラが出てきます。
それに不快感や嫌悪感をお抱きになられる方は今すぐにブラウザから「戻る」を押してください
それでも気にしないという方はどうぞ
つたない駄文ではありますが読んでください
では
始まります
○月×日
今日も普通に学校に行って普通に帰ってきた。
人間何事も普通が一番である。
○月○日
明日は休日だ。
しかし彼女も友達もいない俺は一日中家でロリ画像みながらふひひしてるんだろうな
○月◇日
朝起きると隣に幼女がいた。
かわいらしい寝息を立てて寝ている。
ふむ
とうとう妄想のしすぎで幻覚が見えてしまったようだ。
末期だね。本当に
どうせ夢だろうからもう一回寝ることにする。
○月◇日 PM0:34
隣から俺を起こす声で目が覚める。
おかしいこの部屋には自分以外誰もいないはずなのに
朝の幼女は幻覚だしな・・・
おかしい
とうとう幻聴までも聞こえるようになったのだろうか
いよいよ末期だな。
よし
寝よう
○月◇日 PM0:36
幼女に凍らされるというレアな体験をした。
○月◇日 PM1:13
気がつくと服が水でびしょびしょだ。
そして俺をにらみつける幼女。
とりあえずその幼女が幻想でもなんでもないことが発覚。
○月◇日 PM1:17
困った。
なんかしらんけどこの幼女は記憶喪失らしい
んな、アニメやラノベじゃあるまいし
とりあえず
名前だけは覚えているようだ。
チルノ
だってよ
○月◇日 PM2:46
とりあえず目の前の現象を整理してみる。
目の前の幼女の名前は ふひ
チルノと言うらしい ふひひ
だがそれ以外は自分が何者なのかわからないとか ふひひひひh
まぁ確実に人間ではないことはわかる。
だからさっき俺を氷漬けにしたわけだしな。
さてこれからどうしたものか
○月◇日 PM2:50
ふひ、ふひひひww
幼女ww
テラ幼女www
ふひひひひひh
○月◇日 PM2:56
おっと
どうやら10分ばかしトリップしていたようだ。
しかしえろgじゃあるまいし
普通は警察に引き渡すべきなんだろうなJK
さていかがしたものか
○月◇日 PM2:58
チルノがおなか空いたと言いながら上目使いでこちらを見上げてきた
俺の服のすそを引っ張る
やべぇwwwwかぁいいwwww
みwwwwなwwwwぎwwwwっwwwwてwwwwきwwwwwたwwwww
○月◇日 PM3:01
とりあえず何が食べられるのかはわからないのでなんとなく冷凍庫にあったあずきバーを渡してみる。
○月◇日 PM3:05
ヤヴァイ
チルノが
あずきバーを美味しい美味しいとニコニコと笑いながら頬張っている
くそっ!!!
かわいすぎる!!
くそ!!!
○月◇日 PM3:06
だめだ
冷静になれ
紳士になれ
素数を数えるんだ
幼女
ふひ
ぺったん
ふひひひひひひ
○月◇日 PM3:08
ふぅ
危なかった
もう少し襲うところだった。
さすが
俺
やれば出来る子。
さてこれからどうするのか
警察に出してもどうせ相手にされないだろうし
ましてや人間じゃないんだ。
しかたがない
○月◇日 PM3:10
「なぁチルノ」
「なに?」
「お前の記憶が戻るまで俺と一緒に住まないか?」
「うん!いいよ」
かるっ!
えっと
あれ?
これ本当にえろg
じゃないよね?
△月□日
チルノと暮らし始めてすでに半年
季節は冬からもう夏へと変わり始めた。
一緒に暮らしてわかったことがある。
チルノは
バカだ
うん
紛れもない
バカだ。
どーしようもねーな。
△月×日
暑い
今日はかなり暑い
どうやら今年一番の猛暑のようだ。
チルノもどことなく憂鬱げだ。
ぐっときてない
ぐっとなんてきてないんだからねっ!!
△月○日
暑い
今日も暑い
いや
そんなことはどうでもいい
チルノが倒れた。
どうしてだ?
なにが起きた?
「どうすりゃいいんだよ」
無論医者になんか連れて行けない
どうしようもない
チルノが息を荒くしながら寝ているのを黙ってみているだけしかできないのか?
俺はこんなにも無力だったのか?
予兆はあった。
なぜだ
なぜ気がつかなかった。
暑くてだるかったんだじゃない。
体がだるかかったからうな垂れてたんだ。
くそ!くそ!!
「あらあら、そんなに荒れてしまってどうしたというの?」
「え?」
不意にどこからか声がする。
だが部屋のドアのところには誰もいない。
「あ、ここよ。」
その声と同時に部屋の中間に一筋の線が入った。
それが大きなスキマとなり
一人の女性がそのスキマから上半身を出してきた。
「あら?驚かないのね?」
「あぁ、チルノのおかげでだいぶ慣れた。とはいってもかなりびっくりしたがな」
「それにしてはずいぶんと涼しい顔をしてらっしゃるのね?」
「これでも心底驚いてるんだよ。」
夏が来て
チルノが倒れた
なにもできない
俺には――
なにもできない
「理想郷みたいなものね。外の国ではアヴァロンやマヨイガ、桃源郷と言ったところかしら?そしてこの国では幻想郷。」
忘れ去られたものが行き着く場所。
そう
八雲紫は言った。
「その氷精は私の愛する幻想郷の一部なのよ。返して頂戴。」
幻想郷という所に戻ればチルノは良くなるのか
それなら
「あら、意外とあっさりと返してくれるのね?もう少し駄々を捏ねると思ったのだけど?」
チルノが良くなるんであれば俺はなんだっていい
一つだけ聞きたい事がある
「何かしら?潔い貴方の態度を表して一つだけ答えてあげるわ。」
チルノは
チルノは俺と過ごした記憶はどうなるんだ?
この幻想郷の外の環境が原因でチルノの様子が悪いのなら・・・
もしかして
「あら、ずいぶんとさっしがいいのね?鋭い子は嫌いじゃないわ。そう貴方の言うとおりこの氷精の記憶は消させていただくわ。そうじゃないとこの娘の心は押しつぶされてしまうからね。」
そうか
やっぱり
「そうね・・・24時丁度に迎えにくるわ。それならお別れぐらいできるでしょう?」
24時か
あと30分
どうすることもできない
そうだ
せめて
いつか着せたいと思っていた服をチルノにあげよう。
それなら大丈夫だろ。
うん
おい、チルノ
ぺしぺしとチルノの頬を叩く。
やわらかい
だめだ
「んふぅ・・・どうしたの?」
あぁ、えっと
だな
ほら、お前にこれをあげようと思ってな。
ほら。
「?・・・わぁ。服だ。可愛い・・・どうしたのこれ?」
ん?お前が元気なったらその服を着て一緒にどこかに出かけよう。
「うん!えっと・・・」
どうした?
「うん!はい!!これ!!」
これってお前がいつも頭につけてるリボン
どうして?
「うん!うれしかったからそのお礼だよ!!ありがとう!!」
・・・・
あぁ
あぁ
ありがとう
「あははは、可笑しいよ?なんでうれしいのに泣くのさ」
あぁ
すまない
ほらもう寝ろ。
ゆっくり寝れば
たぶん明日には元通りだ。
「うん!お休み!!」
寝たぞ
八雲
「えぇ、ちゃんとお別れはすんだようね。」
あぁ。
すまないがその紙袋を
チルノが起きたら渡してくれないか?
「これは?」
洋服だ。
それぐらいはいいだろ?
お前からの贈り物とでもしとけ
「・・・私のセンスではないわ・・・でもわかった。きちんとわたしておくわよ。」
あぁ
ありがとう。
「変な人ね。お礼を言われることはしてないわよ。むしろ罵倒されてもいい事をしてるのよ?私は」
それでも
いいんだ。
ありがとう。
「では、さようなら。御機嫌よう。」
チルノが来る前と同じように静かな部屋にぽつんと取り残される
二人で居たときはとても狭く感じたのに
今はとても広く感じる
「俺の部屋ってこんなに広かったんだな・・・」
しらず
頬を伝う涙。
どうしようもないほどに
とめどなく
あふれ出る涙
なぜだ?
一人に戻っただけなのに
なんで
なんで
こんなにも涙がでるんだよ
逆に男が幻想入りして、続けるのもアリかも?
頑張って下さい。
幻想郷
ご意見感謝です
続きはなんとかがんばってみますね
2>
うぉおぉ
桃源郷と理想郷はあってるのになんでこれだけ・・・
ご指摘ありがとうございます
3>
大丈夫です。
僕もそれを想像してちょっとイイナと感じたので
100万回ぶっ凍られてきます
4>
病院が来て下さいw