Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

告白&愛告 ~紅魔郷~

2009/09/28 21:07:21
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 あなたはルーミア、チルノ、美鈴、咲夜に「好き」と、
 パチュリー、レミリア、フランには「愛している」と言ったところです。
 前の告白を読んだ上で、この告白を呼んで下さるとありがたいです。
 それでは、少しでも楽しんでいただけることを願って。





























 1.ルーミアの場合

 「好きなのかー。私のこと。
 ……変わった人間だな。私は人を食べる妖怪。こんなにもおいしそうな人間が目の前にいて、私が我慢出来ると思う?
 ということで……お前のこと、食べていい?
 ……うふふー。今更ダメなのだー。もう確定事項なのだー。大人しく食われろーなのだー。
 それじゃあ……いただきます。



 はむっ。



 んむんむ…………むぅ…………
 ぷはぁー。指先、おいしかった。この味ならこうして毎日んむんむしても、問題ないかな。まぁ、指先だけじゃ飽きちゃうから、毎日様々な部位を試してみるけどね。
 ん? 食べないのかって? 馬鹿だな。さっき食べたじゃん。大好きな君の指。
 馬鹿だなぁ、今頃分かったんだ。これから、毎日君のこと、食べるからね?
 それじゃ、これからよろしく、なのだー」

 
 2.チルノの場合

 「アタイのことがすきだって?
 ふ、ふふーん。当然よ。アタイはさいきょーだもん! すきって言われて当然よっ!
 ……ふぇ? すきがどういう言葉か分かるかだって?
 も、もちろんよ! えっと、すきっていうのは、つまり、その、あの……
 …………
 な、何よ! その目は! 分かるもん! アタイ分かるもん! すきって分かるもん!
 わーかーるーもーんー! すきっていうのは…………すきっていうのは………………きすの反対だ! 
 どうだ! アタイ、きちんと答えたよ! アタイ、天才だもん! こんな答えなんて簡単に出せるわよ!
 ……ふ、ふぇ? きすって意味が分かるかだって?
 と、当然よ! えーと、その、あの…………
 ……すきの反対」


 3.紅 美鈴の場合

 「は、はぃい!? 私のことが好きですってぇ!?
 ……これは夢ですね。えぇ、間違いないです。こんなことが起きるわけありませんもの。
 そうです! これは私が普段酷い目にしか遭わないから、きっと夢ぐらいはまともな幸せを掴もうという私の深層心理に違いありません! 
 いいでしょう、私の心がそこまで言うのなら、ここは乗って上げるっていうのがセオリーというものです! さぁ、言いますよぉ……すー…………

 私も好きですっ! 一生付き合ってくださいっ!
 
 ……ふぅ! いやぁ、夢だったんですよー! こう好きな人に告白するのは! まぁ、夢ですけどね~。
 現実の世界じゃあ、あなたにこう面と向かって言えるわけありませんもの~。あははー。
 さぁて、そろそろ夢が覚めるかなー? 幸せな時間は何時までも続くわけがないって、身を持って知ってますからねー。あははははは…………はぁ……なんか虚しいなぁ……この発言。
 まぁ、夢でもこうしてあなたに告白出来たのは僥倖もんですよね! こんなにもあなたの姿がはっきりしているとは! 普段から私がどう思っているのかが窺えますねっ! あははははは! ……は?
 あれ? どうしてこんなにもはっきりと見えるのでしょう? そういや景色も門の前って、なんか味気ないですよね。私なら、もっとこう、人里の噴水前で雪が深々と降って、赤らんだ顔で「好きです!」なんて言うのが夢なんで、てっきりそうなっているのかと……。
 ……………………………………え? もしかして、これ現実?」  
 

 4.パチュリー・ノーレッジの場合。

 「愛している? 何を今更。普段私達がどれだけ想いあっているのか、知っているでしょうに。
 そんなことよりも、はい。今日はこれを朗読して。
 ……何よ。恋愛小説がそんなに嫌なのかしら? 
 これで何冊目かって? そうねぇ、あの日からちょうど一ヶ月経つから、六十冊は超えているでしょうね。
 ……もう飽きた? んもぉ……我侭なんだから。ま、我侭はレミィで慣れてるけどね。
 じゃあ……今日は愛のお話を語りましょう?
 ……話は聞いてたわよ。そうじゃなくて、いつもの恋愛小説じゃなくて――

 私達の物語を、よ」  


 5.十六夜 咲夜

 「好き? あっそう。それより、早く紅茶をお嬢様に。
 ……何? 別に私はあなたのこと、どうとも思ってないわ。ただの同僚。それだけよ。
 あなたがどう思おうとも勝手。じゃ、はい。これ、あなたの分の紅茶ね。



 …………うふふふふ。何よ、その犬が豆鉄砲を喰らったような顔は。
 驚いた? そう。そんなに紅茶にハートマークが描いてあったのに驚いてくれたのね。描いた甲斐があったわ。
 ……言っとくけど、別にあなたのことをどうとも思っていないわけではないわ。むしろ、好き。ミルクで紅茶にハートを描くくらいね。
 そう言えば、あなたは紅茶を全然淹れられなかったっけ。ダメよ。それでは紅魔館の従者失格だわ。
 ……仕方ないわね。あとで部屋へいらっしゃい。手取り足取り教えてあげるわ。
 合格ラインは……ミルクで『愛』って描けることね。もちろん、私のために淹れたお茶で、ね。
 描けるまでは絶対に帰さないわよ? 覚悟しておきなさい?」


 6.レミリア・スカーレットの場合

 「愛している? 当然そうでしょうね。私が愛しているのに、あなたが私のことを愛しているなんてありえないもの。もっとも、愛の深さでは、私の方が断然深いわよ。
 それより、もっと膝を安定させなさい。座りにくいわ。
 ……ん。そうそう。さっきより断然座りやすくなったわ。あ、腕はそのままね。私に覆い被さる体勢を頑張って維持しなさい。これはあなたが愛している世界で誰よりも尊くて、大切なレミリアからのお願いよ。当然、聞いてくれるわよね?
 ……ん。よろしい。さすが私のダーリン。世界で誰よりも愛してるわ。
 ……疲れてきた? 文句言うんじゃないの。ほら頑張って。後で……ばんぱいあきっす、してあげるから。あ、もちろん吸血付きよ?」


 EX.フランドール・スカーレットの場合

 「あいしてる? 私もっ! 私もあいしてるー!
 えへへ。あのね、あいしてるってパチュリーが言ってたんだけど、だれよりも好きなひとに言うんでしょ? ふらんもね、誰よりも好きだよ! 
 え? だれをって? もう、分かってるくせに…………いじわる。
 
 ふぁあ……もう、眠くなっちゃった……。
 …………いつもね、この真っ暗な地下室で、たった一人でねむるのは、とってもさびしいんだ。
 だからね…………………………今日からいっしょに、ねよ?」
 カップルでは大失敗したので、結局元に戻すことにしました。
 こんな作品とは言えない作品を読んで楽しみ、あわよくば悶えてくれるのかが、気がかりです。
 
 さてさて、今回は紅魔郷に出てくるキャラを主軸に、まだ告白していない人には「告白」を、もう告白し終わった人には続編という形で「愛告」をするという作品です。
 前に告白を読んで下さった方にも、再び楽しんでもらうことを目的としました。どうだったでしょうか? ダメだったらごめんなさい。
 
 さて、ちゅーん自身、これの身悶え度は八十%くらいですかね。それでは、少しでも萌えてくださることを祈って。
ちゅーん
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
ルーミア破壊力ありすぎwwww
そしてパッチェさんの最後のセリフに悶えたwwww
2.名前が無い程度の能力削除
毎回中身同じ。
3.名前が無い程度の能力削除
一回なら面白いんですけど、ストーリー性皆無で毎回同じのをあげられても。

もう少し時間を書けて、きちんとSSにしてから上げた方がよいのでは。
4.名前が無い程度の能力削除
何というか、あなたのちゃんとした物語を読みたい。
これまでの作品でも破壊力はあったけれども、一本の物語として読んでみたいなぁと思った。

ところで、るみゃーの時点で妖しい笑いが張り付いて消えないんだが、どうすればいい?
5.名前が無い程度の能力削除
うん。グッド!

さあ主人公が紅魔館を制覇するまでの過程書く作業に戻るんだ。