朝。命蓮寺。
その日も、いつもと変わらない1日が始まるはずだった。
少し違うところと言えば、いつも早起きのナズーリンが、起きた時間はいつも通りだったけれど少し眠そうなのと、珍しく村紗水蜜が早起きしていたことぐらいだった。
ムラサは眠い目をこするナズーリンを見てこれは珍しいと、
「おっはよ~、ナズりん。何か眠そうだけど大丈夫かい?」
と声をかけた。
ナズーリンは寝ぼけ眼のまま
「なず?私は大丈夫ナズよ?」
と答えた。
村紗水蜜は爆発した
■ ■ ■
正確に言うと、一瞬で顔面が紅潮、背面から居間に突撃してそのまま声にならない声を上げもんどりうち、居間のあらゆる物体を手動で正体不明に(各種損壊)したあと、襖を突き破り一輪の布団に潜り込んだのであった。
一言で言うと、爆発した。うん、何も間違ってない。
もちろん、やすらかに眠っていたのに突然意味不明の騒音とともに布団にムラサがころがりこんできたので、一輪は
「………朝っぱらから何騒いでるのよ!」
と、ムラサに鉄拳制裁を喰らわせた。
関係ないが、一輪の鉄建制裁は雲山がいなくても十分痛い。
「いっちゃん、聞いてくれ!ナズりんが!ナズりんが!」
頭を抑えつつ涙目のムラサは必死の弁解をするも
「はぁ?ナズーリンがどうしたって?」
軽くあしらわれた。
しかしそのとき、百聞は一見に如かずである。
「ナズのこと呼んだナズか?」
呼ばれて飛び出てナズーリン登場。
雲居一輪は爆発した
こちらも正確に言うと、一瞬で顔が茹でた蛸のように真っ赤になり、鼻からなにやら赤いものが垂れだして、慌ててちり紙を探そうとするも腰が完全に抜けていて立てず、倒れた先にいたムラサとディープキスをしてしまったのであった。
――ちなみにこの記述どおりに事が運んだとすると明らかにムラサが場所を移動しているが、気にしてはいけない。
「なななナズーリン??!貴女そんなナズナズいう子だったっけ?」
「どうしたナズか?ナズはなず(何)も変なこと言ってないナズよ?」
いつもの賢将の風格もどこへやら、寝ぼけ眼だしネズミ柄のかわいい寝巻きを着てるし耳と尻尾は垂れてるし言葉はなずなずしてるし、変なところだらけである。
「いや、貴女いますべておかs『分かった!』……は?」
一輪のツッコミはキャンセルされた。
ムラサはきりっとした顔でこう言った。
「ナズりんは何もおかしくないナズ!これが本来のナズりんなずナズ!」
しばしの沈黙。
「……ムラサ、貴女何を言ってるのよ。」
いろんな意味で。とは口にしなかった。
ムラサはそのまま熱っぽく力説する。
「なずを言ってるって、そのまんまナズ!今まで私たちがナズりんだと思ってたナズりんは夢かなずかで、今私たちの前にいるナズりんが本物のナズりんなずよ!」
そのとき、
「その通りです!一輪、貴女は今まで夢を見ていたナズ!貴女の目の前にいるナズーリンが、なずを隠そうナズーリンの真の姿なのです!」
星が加勢してきた。これを聞いて一輪が信じ込んでしまったのは言うまでもない。
場はどんどん加速していくのだった。
「なずほど!私は今までなずい夢を見ていたのね!」
「そうナズ!きっとそうナズ!」
「ナズーリンのことはともかく、朝なのだからもう少しナズかに出来ないのですか?さもないと南逗三しますよ?」
「ああっ聖様、申しなずありません。」
「それよりも村紗、今日の食事は貴女の当番ではなかったナズか?」
「そうでした!すぐに支度してきナズ!」
「大騒ぎして肝心なことを忘れるんじゃないナズよ。。。」
「貴女も、部屋が結構紅く染まってるナズよ?」
「はっ!そうでした!私は鼻血を垂らしていたナズ!」
「ご飯の前にきれいにしておいてナズね。」
「では私もそろそろ……あ。」
星がそう言って席を立とうとしたころには
「……お前たち、悪ふざけはもういいか?」
ナズーリンはとっくの昔に覚醒していた。
額に青筋を浮かべて、服装はそのままで可愛らしかったけど、いつものナズーリンだった。
その刹那、命蓮寺を特大ペンデュラムが襲ったことは言うまでもない…ナズ。
その日も、いつもと変わらない1日が始まるはずだった。
少し違うところと言えば、いつも早起きのナズーリンが、起きた時間はいつも通りだったけれど少し眠そうなのと、珍しく村紗水蜜が早起きしていたことぐらいだった。
ムラサは眠い目をこするナズーリンを見てこれは珍しいと、
「おっはよ~、ナズりん。何か眠そうだけど大丈夫かい?」
と声をかけた。
ナズーリンは寝ぼけ眼のまま
「なず?私は大丈夫ナズよ?」
と答えた。
村紗水蜜は爆発した
■ ■ ■
正確に言うと、一瞬で顔面が紅潮、背面から居間に突撃してそのまま声にならない声を上げもんどりうち、居間のあらゆる物体を手動で正体不明に(各種損壊)したあと、襖を突き破り一輪の布団に潜り込んだのであった。
一言で言うと、爆発した。うん、何も間違ってない。
もちろん、やすらかに眠っていたのに突然意味不明の騒音とともに布団にムラサがころがりこんできたので、一輪は
「………朝っぱらから何騒いでるのよ!」
と、ムラサに鉄拳制裁を喰らわせた。
関係ないが、一輪の鉄建制裁は雲山がいなくても十分痛い。
「いっちゃん、聞いてくれ!ナズりんが!ナズりんが!」
頭を抑えつつ涙目のムラサは必死の弁解をするも
「はぁ?ナズーリンがどうしたって?」
軽くあしらわれた。
しかしそのとき、百聞は一見に如かずである。
「ナズのこと呼んだナズか?」
呼ばれて飛び出てナズーリン登場。
雲居一輪は爆発した
こちらも正確に言うと、一瞬で顔が茹でた蛸のように真っ赤になり、鼻からなにやら赤いものが垂れだして、慌ててちり紙を探そうとするも腰が完全に抜けていて立てず、倒れた先にいたムラサとディープキスをしてしまったのであった。
――ちなみにこの記述どおりに事が運んだとすると明らかにムラサが場所を移動しているが、気にしてはいけない。
「なななナズーリン??!貴女そんなナズナズいう子だったっけ?」
「どうしたナズか?ナズはなず(何)も変なこと言ってないナズよ?」
いつもの賢将の風格もどこへやら、寝ぼけ眼だしネズミ柄のかわいい寝巻きを着てるし耳と尻尾は垂れてるし言葉はなずなずしてるし、変なところだらけである。
「いや、貴女いますべておかs『分かった!』……は?」
一輪のツッコミはキャンセルされた。
ムラサはきりっとした顔でこう言った。
「ナズりんは何もおかしくないナズ!これが本来のナズりんなずナズ!」
しばしの沈黙。
「……ムラサ、貴女何を言ってるのよ。」
いろんな意味で。とは口にしなかった。
ムラサはそのまま熱っぽく力説する。
「なずを言ってるって、そのまんまナズ!今まで私たちがナズりんだと思ってたナズりんは夢かなずかで、今私たちの前にいるナズりんが本物のナズりんなずよ!」
そのとき、
「その通りです!一輪、貴女は今まで夢を見ていたナズ!貴女の目の前にいるナズーリンが、なずを隠そうナズーリンの真の姿なのです!」
星が加勢してきた。これを聞いて一輪が信じ込んでしまったのは言うまでもない。
場はどんどん加速していくのだった。
「なずほど!私は今までなずい夢を見ていたのね!」
「そうナズ!きっとそうナズ!」
「ナズーリンのことはともかく、朝なのだからもう少しナズかに出来ないのですか?さもないと南逗三しますよ?」
「ああっ聖様、申しなずありません。」
「それよりも村紗、今日の食事は貴女の当番ではなかったナズか?」
「そうでした!すぐに支度してきナズ!」
「大騒ぎして肝心なことを忘れるんじゃないナズよ。。。」
「貴女も、部屋が結構紅く染まってるナズよ?」
「はっ!そうでした!私は鼻血を垂らしていたナズ!」
「ご飯の前にきれいにしておいてナズね。」
「では私もそろそろ……あ。」
星がそう言って席を立とうとしたころには
「……お前たち、悪ふざけはもういいか?」
ナズーリンはとっくの昔に覚醒していた。
額に青筋を浮かべて、服装はそのままで可愛らしかったけど、いつものナズーリンだった。
その刹那、命蓮寺を特大ペンデュラムが襲ったことは言うまでもない…ナズ。
とてもカオスなずでしたwww…ナズ
インスピレーションとは恐ろしいものナズ。
塾行く途中に降りてきたりするとどうしようもないナズ。
その日の授業は闇に葬られるナズ。