魔理沙とフランがラブラブです。パチュリーが凄まじい片思いです。
「うふふふ♪」
紅魔館の地下で楽しげに笑う少女。魔理沙と付き合い始めてちょうど5ヶ月。今日はちょうど5ヶ月の記念日である。
自分の姉に「あんな奴のどこが良いのよ…」と何時も呟かれているが、気にしない。あんな姉を選ぶなら、噂のスッパな天狐を選びたい。何故ならば……
「フランの靴下…ハァ…ハァ……」
妹の靴下を口に入れて悦に入っているのだから。
でも気にしない。今日は魔理沙が来るのだ。大好きな、大好きな魔理沙が。
どこぞの病弱大図書館が病弱キャラを利用して魔理沙を狙っているが、絶対に振り向かないと信じている。
「よう中国、今日は聞いてると思うから通してもらうぜ?」
「中国じゃないですっ!まあ話しは聞いていますので……どうぞ。」
門番が門を開ける。何時も強引に入る魔理沙は、どこか違和感を感じていた。
何時ものルートを通って図書館の前に行く。普段はここで図書館に行くが、今日は歩を止めなかった。
そのまま地下室へと向かうが、足元を弾幕が掠めた。
「……少し危なかったぜ。後少しズレたら…」
「解ってるわよ。怪我することくらいわ…。」
パチュリーが扉の影から姿を現した。色々と危ない雰囲気だったが、特に目が危なかった。光がなかった。
「アナタは…私じゃなくて妹様を選んだ…」
「仕方ないだろ……私はフランを選んで、フランは私を選んだ。ただそれだけのことじゃないか。」
「……そんな理屈…感情の前ではただの紙よ。」
膨大な魔力が煉られ、精密な弾幕が展開される。
「ねえ…何で私を向いてくれなかったの…?何で…何で……」
悲痛な声と共に紡がれる言葉。魔理沙はしばらく立ち尽くしていた。
「……こんなに苦しいなら……アナタを殺して、私も死ぬ!」
「まったく……良い迷惑だぜ。怖いな。女の嫉妬って。私は早くフランに会いたい。だから……手加減無しだ。」
八卦炉を構えて魔力を込める。パチュリーに狙いを定め、じっと見据えた。パチュリーも五つの石を具現する。パチュリーのスペル、賢者の石が動く前に七色の奔流が視界を。
「悪いが、悠長に弾幕張ってる暇は無いんだ。」
「えっ!ちょっ!宣言無しは反則……キャアァァァァ!」
七色に輝く光を受けて、パチュリーは壁に叩きつけられた。魔理沙はそんなパチュリーに背を向け、呟く。
「……昼寝する度に変なことするんだから……選ばなかったんだぜ?」
「むきゅ~…」
今まで何度寝ている服を剥がれたことか…と呟くとゆっくりと歩を進めた。
地下室の扉の前で立ち止まる。この奥に姫君が…大切な人がいる。そう胸中で呟くと、ゆっくりと扉を開けた。
その瞬間……
「魔理沙ぁ~♪」
抱きついてくる金髪の姫君。サラサラな髪の毛、珠のような肌。全てが愛しいフランが甘えるように擦り寄ってきた。
「随分早かったね?パチュリーの妨害は?」
「あぁ…あったさ。だけどフランに会いたいから、不意打ちで終わらせてきたんだ。」
「さっすが魔理沙♪」
無邪気に笑うフランに魔理沙はキスをする。
額、頬、そして唇。
「ま、まま魔理沙!?////」
「まだ慣れてないのか?」
「あ…当たり前だよぅ……////」
紅魔館の紅に負けないくらい真っ赤になるフラン。そんなフランを優しく抱き上げてベッドへと連れて行き寝かせると、ゆっくりと覆い被さった。
「記念日だから……忘れられない日にしてやるぜ。」
「うん……////」
重なる体、重なる思い。二人はその日、何時までも離れることは無かった。
数年後、吸血鬼と人間のハーフが二人の間に生まれた。二人はとても幸せそうに笑っていた。
「うふふふ♪」
紅魔館の地下で楽しげに笑う少女。魔理沙と付き合い始めてちょうど5ヶ月。今日はちょうど5ヶ月の記念日である。
自分の姉に「あんな奴のどこが良いのよ…」と何時も呟かれているが、気にしない。あんな姉を選ぶなら、噂のスッパな天狐を選びたい。何故ならば……
「フランの靴下…ハァ…ハァ……」
妹の靴下を口に入れて悦に入っているのだから。
でも気にしない。今日は魔理沙が来るのだ。大好きな、大好きな魔理沙が。
どこぞの病弱大図書館が病弱キャラを利用して魔理沙を狙っているが、絶対に振り向かないと信じている。
「よう中国、今日は聞いてると思うから通してもらうぜ?」
「中国じゃないですっ!まあ話しは聞いていますので……どうぞ。」
門番が門を開ける。何時も強引に入る魔理沙は、どこか違和感を感じていた。
何時ものルートを通って図書館の前に行く。普段はここで図書館に行くが、今日は歩を止めなかった。
そのまま地下室へと向かうが、足元を弾幕が掠めた。
「……少し危なかったぜ。後少しズレたら…」
「解ってるわよ。怪我することくらいわ…。」
パチュリーが扉の影から姿を現した。色々と危ない雰囲気だったが、特に目が危なかった。光がなかった。
「アナタは…私じゃなくて妹様を選んだ…」
「仕方ないだろ……私はフランを選んで、フランは私を選んだ。ただそれだけのことじゃないか。」
「……そんな理屈…感情の前ではただの紙よ。」
膨大な魔力が煉られ、精密な弾幕が展開される。
「ねえ…何で私を向いてくれなかったの…?何で…何で……」
悲痛な声と共に紡がれる言葉。魔理沙はしばらく立ち尽くしていた。
「……こんなに苦しいなら……アナタを殺して、私も死ぬ!」
「まったく……良い迷惑だぜ。怖いな。女の嫉妬って。私は早くフランに会いたい。だから……手加減無しだ。」
八卦炉を構えて魔力を込める。パチュリーに狙いを定め、じっと見据えた。パチュリーも五つの石を具現する。パチュリーのスペル、賢者の石が動く前に七色の奔流が視界を。
「悪いが、悠長に弾幕張ってる暇は無いんだ。」
「えっ!ちょっ!宣言無しは反則……キャアァァァァ!」
七色に輝く光を受けて、パチュリーは壁に叩きつけられた。魔理沙はそんなパチュリーに背を向け、呟く。
「……昼寝する度に変なことするんだから……選ばなかったんだぜ?」
「むきゅ~…」
今まで何度寝ている服を剥がれたことか…と呟くとゆっくりと歩を進めた。
地下室の扉の前で立ち止まる。この奥に姫君が…大切な人がいる。そう胸中で呟くと、ゆっくりと扉を開けた。
その瞬間……
「魔理沙ぁ~♪」
抱きついてくる金髪の姫君。サラサラな髪の毛、珠のような肌。全てが愛しいフランが甘えるように擦り寄ってきた。
「随分早かったね?パチュリーの妨害は?」
「あぁ…あったさ。だけどフランに会いたいから、不意打ちで終わらせてきたんだ。」
「さっすが魔理沙♪」
無邪気に笑うフランに魔理沙はキスをする。
額、頬、そして唇。
「ま、まま魔理沙!?////」
「まだ慣れてないのか?」
「あ…当たり前だよぅ……////」
紅魔館の紅に負けないくらい真っ赤になるフラン。そんなフランを優しく抱き上げてベッドへと連れて行き寝かせると、ゆっくりと覆い被さった。
「記念日だから……忘れられない日にしてやるぜ。」
「うん……////」
重なる体、重なる思い。二人はその日、何時までも離れることは無かった。
数年後、吸血鬼と人間のハーフが二人の間に生まれた。二人はとても幸せそうに笑っていた。
子供ができるまでの過程を何故書かなかったし
最後の1行最初普通にスルーしちまったwww
愛は種族も性別も超えたんですね、分かります
すぐに連れ戻しますのでそこで待っててください。
1様>読んで頂き有難うございます。一応考えていましたが、載せるのはどうかな?と思い省きました。ですがこれで終わらせるのは…と考え、新たな命の話で出産までの過程を書かせていただきました。
2様>読んで頂き有難うございます。それは愛故ですよ…は冗談として、過程は新たな命で書きました。
3様、4様>纏めてしまって申し訳ありません。
過程は書かせていただきました。後は後日談を書こうかと思います。
5様>そうです。愛は性別も年齢も種族も関係ないんです。………ご都合主義ですいません;
6様>有難うございます。あなた様のおかげで彼岸から無事戻る事が出来ました。