※ただふらふらしてる話です
―夢幻館であった場所
「懐かしいねここも。」
なぜか昔の人に呼ばれた気がして、こちらへ来てみたら、巫女がいた。
「あら霊夢。どうしてこんなところへ?私に会いたいんだったらお花畑に来なさいよ」
「情緒よ、情緒」
相変わらず意味がわからない。とりあえず私は傘を突きつけた。
「じゃあ、弾幕ごっこしましょう?昔の弾幕で、ね」
私は、霊夢が何か叫んでるのも無視してとりあえずレーザーを出してみた。
―魔界への入り口だった場所
「跡だけね、残ってるの」
ちょっと跡だけは行ってみたくて、行ってみたら霊夢がいた。
「あら、霊夢じゃない。どうしたの?」
「暇だから神様すっぽかしてきたの」
「ないてるわよ、神様」
とりあえず人形を出してスペルカードを出した。
「…あ、人形じゃなくて、こっちを出して…と。久しぶりに遊ぼう?」
なんか本開いたら霊夢は逃げようとしたけど、その前に弾幕出した。
―かつて、ロケットとかどんぱち騒ぎしたところ
「そういえば、あの三人、どうしたんだっけ…」
ふらふらしてたら人がいたから、声をかけてみた。
「そこの紅と白のひとー、どうしたんですかー?」
くるり、と振り向いたらあっちに驚いた顔をされた。
「え、エレン?懐かしいわねー…お店の方はどうなの?」
「お店ってなーに。とりあえず弾幕勝負しようよ!」
あ、うげって顔された。でも名前なんで知ってるんだろう?
何よ、思い立ったからふらふらしてたら攻撃されるなんて…
聞いてないわよ!
だいたい、エレン・ふわふわ頭・なんとかかんとか、私のこと忘れてたでしょ絶対。
ああ、もういきなり弾幕放たれないところいこう…
―紅魔館
「ここなら、弾幕勝負なんてないものね」
あ、霊夢さんだー
「こんにちは!お嬢様ならおきていますよ、どうぞー」
「ふう…安心安心。さすがめーりん。ありがと、今度神社いらっしゃい」
「ありがとうございまーす!」
何が安心なんでしょ?あ、この館のセキュリティですね!
「こんにちは、レミリア」
「あら、霊夢じゃないの。咲夜、お茶。緑茶ね」
一瞬消えて、霊夢にお茶を出す。うーんさすがよ。
「おいしい。ねね、聞いてよレミリア」
「何よ。まあ私の時間、使ってもいいわよ」
そういうといきなり霊夢の愚痴ははじまった。
なんだかよく知らないけど、昔の出来事みたい。
やれ夢幻館がどうの―って私知らないし。
やれ魔界がどうの―って最近の方じゃないみたいだし。
あげくのはてにエレンって誰よ!
「ちょっと霊夢。弾幕ごっこ、しましょう…?いいわよね咲夜」
「はい、どうぞ」
霊夢はとたんに顔を引きつらせて逃げていった。待て。
―白玉楼
いつものように庭で素振りの練習をしていたら、霊夢さんがやってきた。
「どうしたんです?何かありましたか?」
「ちょっ…ちょっと、説明する暇を…」
なんか急いでたみたい。しばらく説明を聞いていた。
「それは、大変でしたね。昔のことをレミリアさんに話していたら襲われた、と…」
「ほんとよ!さすがにラスボスとか昔のやつらとか相手にしてるの疲れるわ…」
「幽々子さまならなさいませんし、安心してください」
そうよね、とため息をついて縁側に腰掛けた霊夢さん。
どうせ幽々子さまなら今は紫さまのところにいるし、と私はお茶を出して一緒に休んでいた。
「れーいーむ!遊びに来てるんだってー?」
「おひゃあ!?紫…?」
いきなり隙間が開いて幽々子さまが放り出された。
鶏肉をかじっている…いつものことです。
「あーそびーましょー!」
酔っ払ってるみたいです。
霊夢さんは紫さまに弾幕勝負を一方的にかけられていました。
―永遠亭
「あら、それは大変だったのですね。師匠がくるまで、こちらでお休みください」
傷ついた霊夢さんが一人で永遠亭までこられた。
なんか結構傷が多かったので至急兎たちに奥まで運ばせた。
「ごめんなさいね」
「いえいえ、けが人は治療されるべきです。ここはそういう場所ですから」
二人で少しだけ談笑して、しばらくして師匠がやってきた。
「お待たせしてごめんなさいね。でも、お話しているみたいだし大丈夫みたいね」
「えー何言ってるのよ。紫にいきなり境界食らわされたこっちの身にもなってみなさいよ…」
痛かったんだから、とぶつぶつ呟く霊夢さん。
師匠はあらあら、と微笑みながら治療していた。
しばらくして、ちょっと包帯とかあるけれど、元気になった霊夢さんが一言。
「ここで、弾幕ごっことか勝負とか持ちかけられないのがうれしいわ」
「それは、私も姫様ものんびり症ですし。妹紅もそうですしね」
それを別れの挨拶として、霊夢さんは飛び立っていった。
―博麗神社。
しかし痛かったわ…
「れーい―」
殴る。
「いたーい。何するの?」
殴ろうと思ったけど結界だった。痛い。
「あんたが元凶の傷よ、どう責任とってくれるの?」
「だって霊夢が神社にいないんだもん。寂しくなってしまってね」
そういって紫は両手をほほに添える。気持ち悪い。
年にあわないのはやめたほうがいいと思う。
「なーにかいったかしら?」
「いいえ。何も言ってませんわ妖怪の大賢者サマ」
「そーう。ならいいのですわ、博麗の巫女サマ」
オホホホホ、と笑って一日は終わった。
―夢幻館であった場所
「懐かしいねここも。」
なぜか昔の人に呼ばれた気がして、こちらへ来てみたら、巫女がいた。
「あら霊夢。どうしてこんなところへ?私に会いたいんだったらお花畑に来なさいよ」
「情緒よ、情緒」
相変わらず意味がわからない。とりあえず私は傘を突きつけた。
「じゃあ、弾幕ごっこしましょう?昔の弾幕で、ね」
私は、霊夢が何か叫んでるのも無視してとりあえずレーザーを出してみた。
―魔界への入り口だった場所
「跡だけね、残ってるの」
ちょっと跡だけは行ってみたくて、行ってみたら霊夢がいた。
「あら、霊夢じゃない。どうしたの?」
「暇だから神様すっぽかしてきたの」
「ないてるわよ、神様」
とりあえず人形を出してスペルカードを出した。
「…あ、人形じゃなくて、こっちを出して…と。久しぶりに遊ぼう?」
なんか本開いたら霊夢は逃げようとしたけど、その前に弾幕出した。
―かつて、ロケットとかどんぱち騒ぎしたところ
「そういえば、あの三人、どうしたんだっけ…」
ふらふらしてたら人がいたから、声をかけてみた。
「そこの紅と白のひとー、どうしたんですかー?」
くるり、と振り向いたらあっちに驚いた顔をされた。
「え、エレン?懐かしいわねー…お店の方はどうなの?」
「お店ってなーに。とりあえず弾幕勝負しようよ!」
あ、うげって顔された。でも名前なんで知ってるんだろう?
何よ、思い立ったからふらふらしてたら攻撃されるなんて…
聞いてないわよ!
だいたい、エレン・ふわふわ頭・なんとかかんとか、私のこと忘れてたでしょ絶対。
ああ、もういきなり弾幕放たれないところいこう…
―紅魔館
「ここなら、弾幕勝負なんてないものね」
あ、霊夢さんだー
「こんにちは!お嬢様ならおきていますよ、どうぞー」
「ふう…安心安心。さすがめーりん。ありがと、今度神社いらっしゃい」
「ありがとうございまーす!」
何が安心なんでしょ?あ、この館のセキュリティですね!
「こんにちは、レミリア」
「あら、霊夢じゃないの。咲夜、お茶。緑茶ね」
一瞬消えて、霊夢にお茶を出す。うーんさすがよ。
「おいしい。ねね、聞いてよレミリア」
「何よ。まあ私の時間、使ってもいいわよ」
そういうといきなり霊夢の愚痴ははじまった。
なんだかよく知らないけど、昔の出来事みたい。
やれ夢幻館がどうの―って私知らないし。
やれ魔界がどうの―って最近の方じゃないみたいだし。
あげくのはてにエレンって誰よ!
「ちょっと霊夢。弾幕ごっこ、しましょう…?いいわよね咲夜」
「はい、どうぞ」
霊夢はとたんに顔を引きつらせて逃げていった。待て。
―白玉楼
いつものように庭で素振りの練習をしていたら、霊夢さんがやってきた。
「どうしたんです?何かありましたか?」
「ちょっ…ちょっと、説明する暇を…」
なんか急いでたみたい。しばらく説明を聞いていた。
「それは、大変でしたね。昔のことをレミリアさんに話していたら襲われた、と…」
「ほんとよ!さすがにラスボスとか昔のやつらとか相手にしてるの疲れるわ…」
「幽々子さまならなさいませんし、安心してください」
そうよね、とため息をついて縁側に腰掛けた霊夢さん。
どうせ幽々子さまなら今は紫さまのところにいるし、と私はお茶を出して一緒に休んでいた。
「れーいーむ!遊びに来てるんだってー?」
「おひゃあ!?紫…?」
いきなり隙間が開いて幽々子さまが放り出された。
鶏肉をかじっている…いつものことです。
「あーそびーましょー!」
酔っ払ってるみたいです。
霊夢さんは紫さまに弾幕勝負を一方的にかけられていました。
―永遠亭
「あら、それは大変だったのですね。師匠がくるまで、こちらでお休みください」
傷ついた霊夢さんが一人で永遠亭までこられた。
なんか結構傷が多かったので至急兎たちに奥まで運ばせた。
「ごめんなさいね」
「いえいえ、けが人は治療されるべきです。ここはそういう場所ですから」
二人で少しだけ談笑して、しばらくして師匠がやってきた。
「お待たせしてごめんなさいね。でも、お話しているみたいだし大丈夫みたいね」
「えー何言ってるのよ。紫にいきなり境界食らわされたこっちの身にもなってみなさいよ…」
痛かったんだから、とぶつぶつ呟く霊夢さん。
師匠はあらあら、と微笑みながら治療していた。
しばらくして、ちょっと包帯とかあるけれど、元気になった霊夢さんが一言。
「ここで、弾幕ごっことか勝負とか持ちかけられないのがうれしいわ」
「それは、私も姫様ものんびり症ですし。妹紅もそうですしね」
それを別れの挨拶として、霊夢さんは飛び立っていった。
―博麗神社。
しかし痛かったわ…
「れーい―」
殴る。
「いたーい。何するの?」
殴ろうと思ったけど結界だった。痛い。
「あんたが元凶の傷よ、どう責任とってくれるの?」
「だって霊夢が神社にいないんだもん。寂しくなってしまってね」
そういって紫は両手をほほに添える。気持ち悪い。
年にあわないのはやめたほうがいいと思う。
「なーにかいったかしら?」
「いいえ。何も言ってませんわ妖怪の大賢者サマ」
「そーう。ならいいのですわ、博麗の巫女サマ」
オホホホホ、と笑って一日は終わった。