今日もトランペットの練習は忙しい。
何故かマウスピースの調子は悪いし、思った通りの音は出ない。
なんでだろう。そういえば、最近元気が無い気がする。
雲の上なのに寒かったり、雲の下なのに気候が悪かったり。
なんだか、そんなんじゃ食欲も出ないよ。
「メルラン、ご飯」
お姉ちゃんがご飯の準備ができたと呼んでくるが、乗り気になれない。
「いや、私はいいよ」
そう言って、トランペットを鳴らす。今日も練習だ、練習。
はっ。
寝ていた。
いつの間に寝ていたんだろう。
「んー、なんだかお腹すいた-」
台所に行く。ご飯……残ってるわけないよね。
半分諦めて明りを点けるとそこには……
「お、お姉ちゃん」
お姉ちゃんが食卓の上に項垂れてぐっすり寝ていた。
「お姉ちゃん、起きて、風邪引くよ」
「んっ……メルラン」
「どうしたの、いったい」
「ご飯食べるの……待っていただけ」
そんな、わざわざそんなことしなくていいのに。
「メルランのトランペットの音、良くなかったから……ご飯食べたほうがいい」
「だからって……」
「それだけじゃない」
「なに?」
「三人で食べるご飯は……おいしい」
三人という言葉が、私の心を突いた。
三人……三人か……姉妹だもんね。
その時、
「おっはよー! メル姉!」
寝巻き姿のリリカが台所に顔を現した。
「り、リリカ、なんで起きてるの?」
「え? もう朝だよ?」
「え?」
外を時計を見てみると、もう六時を回っていた。
「それじゃあメルラン」
「メル姉」
二人に呼びかけられ、私は目を覚ました。
「え、えーと、じゃあ朝ごはんを作ろう!」
「はーい!」
リリカの元気な声が響いた。
「いただきまーす!」
手を合わせ、箸を持つ。
「美味しい」
リリカの炊いたご飯、美味しいよ。
お姉ちゃんの作った味噌汁、美味しいよ。
だけど一番美味しいのは……
私の作った卵焼き♪
何故かマウスピースの調子は悪いし、思った通りの音は出ない。
なんでだろう。そういえば、最近元気が無い気がする。
雲の上なのに寒かったり、雲の下なのに気候が悪かったり。
なんだか、そんなんじゃ食欲も出ないよ。
「メルラン、ご飯」
お姉ちゃんがご飯の準備ができたと呼んでくるが、乗り気になれない。
「いや、私はいいよ」
そう言って、トランペットを鳴らす。今日も練習だ、練習。
はっ。
寝ていた。
いつの間に寝ていたんだろう。
「んー、なんだかお腹すいた-」
台所に行く。ご飯……残ってるわけないよね。
半分諦めて明りを点けるとそこには……
「お、お姉ちゃん」
お姉ちゃんが食卓の上に項垂れてぐっすり寝ていた。
「お姉ちゃん、起きて、風邪引くよ」
「んっ……メルラン」
「どうしたの、いったい」
「ご飯食べるの……待っていただけ」
そんな、わざわざそんなことしなくていいのに。
「メルランのトランペットの音、良くなかったから……ご飯食べたほうがいい」
「だからって……」
「それだけじゃない」
「なに?」
「三人で食べるご飯は……おいしい」
三人という言葉が、私の心を突いた。
三人……三人か……姉妹だもんね。
その時、
「おっはよー! メル姉!」
寝巻き姿のリリカが台所に顔を現した。
「り、リリカ、なんで起きてるの?」
「え? もう朝だよ?」
「え?」
外を時計を見てみると、もう六時を回っていた。
「それじゃあメルラン」
「メル姉」
二人に呼びかけられ、私は目を覚ました。
「え、えーと、じゃあ朝ごはんを作ろう!」
「はーい!」
リリカの元気な声が響いた。
「いただきまーす!」
手を合わせ、箸を持つ。
「美味しい」
リリカの炊いたご飯、美味しいよ。
お姉ちゃんの作った味噌汁、美味しいよ。
だけど一番美味しいのは……
私の作った卵焼き♪
でも中身はペラペラで何の印象も残りませんでした
小さい小さいお弁当箱に、盛りすぎず少なすぎずご飯とおかずを入れているようなSSでした。
バランスは悪くないですね。
個人的にルナサが好きなんで、頑張ってください。
喋り方もツボですしおすし