レミリア、私室
「咲夜!!」
「どうぞ、お嬢様」
「ありg…ブフッ!!咲夜!?」
「?」
今朝咲夜の頭がめっさこんもりしてたとさ。
「…で、何が合ったの?」
「はあ…パチュリー様の実験を手伝っていたら」
「パチェ、自分の使い魔を使いなさいよ何事よ、銀のアフロなんて始めてみたわ」
「…これ」
そう言ってある漫画を差し出す。
「なにこれ」
「その漫画の中で爆発してアフロになる描写があるの」
「それで?」
「アフロにするにはそれなりの時間が必要なの、少し前の外の世界では黒人たちの中で裕福な人たちの中で広まったくらいだしね。でもこの漫画では一瞬でなってるわ。だからとりあえず根拠を無理やり出して見たの。その爆発は時間を超え動ける存在、光などの領域に達したがそのエネルギーはその時空をを超えている間はエネルギーが減少しない。ならばアフロになる分のエネルギーは何処から来るのかそれはきっとアフロの中にあると思うの。どんどん爆発によって生じたエネルギーは髪型の形骸を変形させその熱量を増幅させる。あとは限界に達するまでアフロの中で…」
「ストップ、三行で」
「咲夜の
アフロで
世界がヤバい」
「どういうこと!?」
「咲夜の頭は核弾頭」
「何故!?」
「アフロの神秘」
「何が!!?」
「鳴かぬなら、鳴かないならば、鳴かないな」
「鳴いて無いだけじゃん!!咲夜の頭と何の関係が!!?」
「咲夜は大丈夫だと思うけど鈴仙とか藍はまさにコウシンエツ予備軍ね」
「…どういう意味?何かの間違い?」
「だから甲信越(甲斐甲斐しく世話を焼き、信じる者は足を掬われ、越冬出来ずに一人で、限定ジャンケンとか鉄骨渡りとか沼とかやっちゃいそうな人)の略だけど?」
「咲夜、大丈夫だからそんな眼で見ないで。心が痛いわ」
「…で、どうするのよ。咲夜が頭の上のスイッチに興味持ちだしたわよ?」
「あれは大丈夫、レミィの微妙な所がかゆくなるボタンだから」
「嫌よ!!なんでそんなものがあるのよ!!!」
「そう言えばあのアフロって成長するから」
「へ?」
「あんな感じで」
パチュリーが指をさす先にはレミリアの隠していたおやつをもっしゃもっしゃと頬張るアフロの姿が。
「…突っ込みが先?」
「まあ落ち着きなさいって」
「パチェのも食ってった」
「ぶっ殺す」
「そう言えば咲夜は?」
と言いつつ見ないふりをした。
まさか咲夜のアフロが二段になってるわけが無いじゃない。
「待てぇええぇぇぇエエぇぇごるrrrrrrrrrrrrっりいいイいいいいyぁぁっぁぁぁlぁっぁぁアアああアああああああアア!!!!!!!」
「パチェ落ち着け!!!!」
「容赦はせん!!」
パチュリーの 酔拳「ZUN獄殺」 、パチュリーが召喚した飲兵衛の波動に目覚めた神主(※元から)による至近距離からの一瞬で数十発の打撃を叩き込まれる。この打撃によって体内の糖分や水分が醸されアルコールへと変化、体内から直接酔い潰されてしまった。アフロは死亡。
「エネルギーは?」
「あ」
ずどん
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「竹林は爆発s「させねえぇ!!!してねえぇ!!!!」えー」
「で?紅魔館の三分の二が吹き飛んだ件についてパチュリーさん」
「全てはアフロと無限の可能性のせいです」
「元はおまえだろ」
「いいじゃない、レミリアフロ・フカーレット」
「フカーレットって何だよ!!あとアフロ付けんな!!ってうわっ!!アフロになってる!!」
「あら素敵」
「…ねえ、パチェの髪型何それ。その…針金が世界を形作っていくみたいな未来的髪型は」
「第1XX期、幻想郷はアフロの波に包まれた!!」
「お断りするわ」
「そう言えばアフロンドール・フカフカーレットは無事かしら」
「おーい、増えてる増えてる」
「仕方ないわ、救援を呼びましょう。おーい、小アフロー」
「小アフロ!!?原型がほとんどねえ!!!」
「ハイハーイ」
「咲夜の頭の上に一杯のって来た!!うわ!!キモい!!!」
「いい?アフロ」
「アフロって名前にするな!!!」
「ええー…えっとレミィ…?」
「一瞬忘れてただろ、おい」
「で、レミ…ィ?いい、あのアフロは何匹のアフロの意志を一本の繊維状にし、それを組ませ構成された一種の生物なのよ」
「興味無いし知ったこっちゃないよ…」
「つまりアレに下手に衝撃を与えると今度こそ―」
「へくち」
「「あ」」
こうして咲夜の瀟洒なくしゃみによって世界はアフロに染まって行った。
世界はアフロによって統一されたとさ。
「…これとあの妹紅達とどっちを隠すべきだろう…」
慧音は一人悩んだ。
あとパッチェさんのアフロ解説は勉強になりました
またまたご冗談を(爆
まさか、ここで見ることになろうとはww
ZUN獄殺吹いたwww