外が寒さをまして来て
秋姉妹もそろそろ仕事が終わりを向かえ
秋のお疲れ会を開き始めた頃
「むにゃむにゃ……」
冬の忘れ物事、レティ・ホワイトロックは
未だに部屋の中で幸せそうに惰眠を貪っていた
(どたどたどた)
そんな幸せそうなレティの部屋に向かって
何者かが盛大な音を立てて走ってくる来た
ドン!と音を立てて寝ているレティの部屋のドアを開いて
実に嬉しそうな笑顔でやってきたのは
「レティ!冬が来たから遊んで」
レティと遊ぶ事を楽しみにしていたチルノであった
季節はもうそろそろ冬
いい加減にレティも起きるであろうと
あんまり賢くない頭で、カレンダーを見ながら
レティが起きるであろう日を楽しみに待っていたのだ
そんな、嬉しそうなチルノに対してレティは優しい笑顔で
「むにゃむにゃ……」
幸せそうなまま眠っていた
その様子にチルノが少しだけむくれる
「レティ起きてよ」
寝ているレティを布団ごと揺さぶるが
チルノの小さな力ではレティを起こすに至らない
「ZZZ~ZZZ~」
「むぅ~」
全く起きる気配が無いレティにチルノが頬を膨らませて怒ると
「レティ起きろ!」
寝ているレティの御腹に向かって思いっきり飛び込んだ
「むにゃ……」
そしてチルノのボディプレスがレティの御腹に決まる直前
寝ていたレティの寝息が止まり
「……ん、ふっきん……」
「うわあ!?」
チルノに合わせる様にレティがブリッジの状態になり
腹筋の力でチルノを空中に跳ね飛ばす
そして、飛ばされて落下してくるチルノに対して
再び同じようにして空中に跳ね上げ続けて
かなりの高さまでチルノが空中に飛ばされると同時に
レティも空中に向かって飛び上がり
「み、身動きが取れない!?」
チルノの顎と足を両足で固め、その両腕をレティが固めた
「ん~……なんとか……」
そして、空中でその体を反転させて
「……スパーク」
(ぴちゅ~ん!)
ベッドの上にチルノをスタンプして
その残機を一つ奪い取った後
「むにゃむにゃ……ZZZ」
再びベッドの中で寝息を立て始めた
・・・
「レティ!」
暫くして、再びレティの部屋のドアを開く音がして
チルノが怒鳴り込んできた
「起きろ!ねぼすけレティ!」
「むにゃむにゃ」
「レティの攻撃のおかげで、中間地点の大ちゃんが居る森に戻されたんだからね」
おかげで、此処に来るまで少し時間がかかってしまったと
寝ているレティにチルノが怒りながら説明する
「もう、起きないと攻撃するからね!?」
「すぅ……すぅ……」
「むっき~!絶対にレティを叩き起こしてやる!」
怒るチルノと対照的に、先程と変わらず幸せそうに眠るレティ
それに対して、チルノは己の力を使って起こす事を決めると
「アイシクルフォール!」
「ふにゃ~……」
寝ているレティに対して、氷の弾幕を張る
その余波で辺りが凍りつくが、レティは起きる事は無く
ただ、寝返りを打つだけだった
「えい!」
「ん~……海~」
そんなレティの背中にチルノが飛び乗る
「ふっふっふ、今度は飛ばされないからね!?」
先程の二の轍は踏まないとばかりにレティに馬乗りになり
しっかり体を固定させて、揺さぶろうとした時だった
「……むにゃ…さー……フィン?」
「ひゃあ!?」
寝ていたはずのレティがチルノを乗せたまま寝返りを打ち
先程の弾幕で凍り付いている地面にチルノを落としてから
「…コールド~……」
寝ぼけた声で、地面に落ちたチルノをサーフィンの要領ですべり
「いんふぇる……」
「のおおおおおおっ!?」
高速でチルノを部屋の壁に叩き付けると
(ピチューン)
本日二回目の残機を奪って
「……ぐ~」
再びベッドの中で眠りに入った
・・・
それからまた暫くして
頭に痛そうなたんこぶを作ったチルノが
再びレティの部屋の中にやってきていた
「レティ!もうあたい全力で怒ってるんだからね!?」
「すぴー……すぴー」
初めの時よりも更に怒った様子のチルノがベッドの上のレティを指差して
「よーし、こうなったらあたいの『ちてきなせんりゃく』でレティを起こしてやる」
「すぴー……すぴー」
チルノが寝ているレティの頭の方に回り込んだ
「真正面から行くから反撃を受ける、だったら相手の頭を狙えば一撃のはず」
「むにゃむにゃ……(にへら~)」
今までは、レティを起こす為に真正面から突っ込んで痛い目にあった
そこで今度は掴まれないように頭からレティを起こす事にしたのだ
「ふっふっふ、これならレティも一発で目が覚めるはずあたいったら天才ね!」
「ん~……」
腕を組み、寝ているレティの頭方に回り込んだチルノが
勝利を確信した笑みで笑うと
「起きろレティ!ダイビングヘッドバット!」
「……てっ……とう…」
寝ているレティの頭めがけて飛び込み頭突きを敢行した
チルノの思いを込めた頭突きがレティに当たると思われた瞬間
「硬」
(ゴッ!)
「いった~!?」
飛び込んだチルノの頭に激痛が走る
つまりそれは、レティに頭突きが決まったのだが
チルノが痛みから気がついたら、ベッドから半身を起こして寝ぼけたレティが
逆立ち状態で上空にチルノと同じく頭突きで吹っ飛ばして居る所だった
「~~~ッ!?!?!?」
痛みで涙目のチルノが地面に落ちようとした時だった
「……きんにくの…」
「う、うわあ!?」
寝ぼけた声のレティがどうやってか寝床から飛び上がり
空中に居たチルノを掴むと、変形パイルドライバーの要領で固めて
「う、動けない!?だ、誰か!たっ、助け…」
「しかえし~……」
「うにゅ!?」
無慈悲な冬のねぼすけ者によって布団の上に頭から叩きつけられた
・・・
「……うぅ…コンテニュー……もうしたくない」
チルノが気絶から目を覚ますと
そこは、復活する場所である大妖精の家ではなく
レティのベッドの上で
「……むふ~……」
満足そうに寝ぼけたレティによって抱き枕にされている所であった
「レ~テ~ィ~!お~き~て~よ~」
チルノがじたばたと暴れるが
レティの万力のような腕の力はチルノを離してくれないし
起きる気配も見せてくれなかった
「うぅ~……うみゅ~」
やがて、チルノもじたばたするのに疲れて
動きを止めた時だった
「……ん~……ち…るの…ちゃん」
「レティ?」
突然レティに名前を呼ばれたのでチルノが振り向くと
「……むふ~」
「わっぷ!」
未だに寝ぼけているレティが嬉しそうな寝顔で
チルノに頬擦りしてきた
「うにゅうにゅ!?……レティ、寝ぼけて……むぎゅ!?」
チルノが最後の力を振り絞ってレティに反撃しようと振り向いた瞬間
寝ているレティの胸に抱き寄せられた
(む~……レティ…起きない……)
暫く怒っていたチルノだが、レティの抱擁を受けて
「……ふみゅ~」
そのまま優しい眠りに入っていった
木枯らしが吹いてくる
山の紅葉も既に終わりを迎えて
秋姉妹も秋のお別れ会も終って、炬燵を出し始めていた
「むにゃむにゃ……チルノちゃん……すぴ~」
「むにゃむにゃ……えへへ……レティ…すぴ~」
だが、冬が来るのはもうちょっとだけ後になりそうだった
秋姉妹もそろそろ仕事が終わりを向かえ
秋のお疲れ会を開き始めた頃
「むにゃむにゃ……」
冬の忘れ物事、レティ・ホワイトロックは
未だに部屋の中で幸せそうに惰眠を貪っていた
(どたどたどた)
そんな幸せそうなレティの部屋に向かって
何者かが盛大な音を立てて走ってくる来た
ドン!と音を立てて寝ているレティの部屋のドアを開いて
実に嬉しそうな笑顔でやってきたのは
「レティ!冬が来たから遊んで」
レティと遊ぶ事を楽しみにしていたチルノであった
季節はもうそろそろ冬
いい加減にレティも起きるであろうと
あんまり賢くない頭で、カレンダーを見ながら
レティが起きるであろう日を楽しみに待っていたのだ
そんな、嬉しそうなチルノに対してレティは優しい笑顔で
「むにゃむにゃ……」
幸せそうなまま眠っていた
その様子にチルノが少しだけむくれる
「レティ起きてよ」
寝ているレティを布団ごと揺さぶるが
チルノの小さな力ではレティを起こすに至らない
「ZZZ~ZZZ~」
「むぅ~」
全く起きる気配が無いレティにチルノが頬を膨らませて怒ると
「レティ起きろ!」
寝ているレティの御腹に向かって思いっきり飛び込んだ
「むにゃ……」
そしてチルノのボディプレスがレティの御腹に決まる直前
寝ていたレティの寝息が止まり
「……ん、ふっきん……」
「うわあ!?」
チルノに合わせる様にレティがブリッジの状態になり
腹筋の力でチルノを空中に跳ね飛ばす
そして、飛ばされて落下してくるチルノに対して
再び同じようにして空中に跳ね上げ続けて
かなりの高さまでチルノが空中に飛ばされると同時に
レティも空中に向かって飛び上がり
「み、身動きが取れない!?」
チルノの顎と足を両足で固め、その両腕をレティが固めた
「ん~……なんとか……」
そして、空中でその体を反転させて
「……スパーク」
(ぴちゅ~ん!)
ベッドの上にチルノをスタンプして
その残機を一つ奪い取った後
「むにゃむにゃ……ZZZ」
再びベッドの中で寝息を立て始めた
・・・
「レティ!」
暫くして、再びレティの部屋のドアを開く音がして
チルノが怒鳴り込んできた
「起きろ!ねぼすけレティ!」
「むにゃむにゃ」
「レティの攻撃のおかげで、中間地点の大ちゃんが居る森に戻されたんだからね」
おかげで、此処に来るまで少し時間がかかってしまったと
寝ているレティにチルノが怒りながら説明する
「もう、起きないと攻撃するからね!?」
「すぅ……すぅ……」
「むっき~!絶対にレティを叩き起こしてやる!」
怒るチルノと対照的に、先程と変わらず幸せそうに眠るレティ
それに対して、チルノは己の力を使って起こす事を決めると
「アイシクルフォール!」
「ふにゃ~……」
寝ているレティに対して、氷の弾幕を張る
その余波で辺りが凍りつくが、レティは起きる事は無く
ただ、寝返りを打つだけだった
「えい!」
「ん~……海~」
そんなレティの背中にチルノが飛び乗る
「ふっふっふ、今度は飛ばされないからね!?」
先程の二の轍は踏まないとばかりにレティに馬乗りになり
しっかり体を固定させて、揺さぶろうとした時だった
「……むにゃ…さー……フィン?」
「ひゃあ!?」
寝ていたはずのレティがチルノを乗せたまま寝返りを打ち
先程の弾幕で凍り付いている地面にチルノを落としてから
「…コールド~……」
寝ぼけた声で、地面に落ちたチルノをサーフィンの要領ですべり
「いんふぇる……」
「のおおおおおおっ!?」
高速でチルノを部屋の壁に叩き付けると
(ピチューン)
本日二回目の残機を奪って
「……ぐ~」
再びベッドの中で眠りに入った
・・・
それからまた暫くして
頭に痛そうなたんこぶを作ったチルノが
再びレティの部屋の中にやってきていた
「レティ!もうあたい全力で怒ってるんだからね!?」
「すぴー……すぴー」
初めの時よりも更に怒った様子のチルノがベッドの上のレティを指差して
「よーし、こうなったらあたいの『ちてきなせんりゃく』でレティを起こしてやる」
「すぴー……すぴー」
チルノが寝ているレティの頭の方に回り込んだ
「真正面から行くから反撃を受ける、だったら相手の頭を狙えば一撃のはず」
「むにゃむにゃ……(にへら~)」
今までは、レティを起こす為に真正面から突っ込んで痛い目にあった
そこで今度は掴まれないように頭からレティを起こす事にしたのだ
「ふっふっふ、これならレティも一発で目が覚めるはずあたいったら天才ね!」
「ん~……」
腕を組み、寝ているレティの頭方に回り込んだチルノが
勝利を確信した笑みで笑うと
「起きろレティ!ダイビングヘッドバット!」
「……てっ……とう…」
寝ているレティの頭めがけて飛び込み頭突きを敢行した
チルノの思いを込めた頭突きがレティに当たると思われた瞬間
「硬」
(ゴッ!)
「いった~!?」
飛び込んだチルノの頭に激痛が走る
つまりそれは、レティに頭突きが決まったのだが
チルノが痛みから気がついたら、ベッドから半身を起こして寝ぼけたレティが
逆立ち状態で上空にチルノと同じく頭突きで吹っ飛ばして居る所だった
「~~~ッ!?!?!?」
痛みで涙目のチルノが地面に落ちようとした時だった
「……きんにくの…」
「う、うわあ!?」
寝ぼけた声のレティがどうやってか寝床から飛び上がり
空中に居たチルノを掴むと、変形パイルドライバーの要領で固めて
「う、動けない!?だ、誰か!たっ、助け…」
「しかえし~……」
「うにゅ!?」
無慈悲な冬のねぼすけ者によって布団の上に頭から叩きつけられた
・・・
「……うぅ…コンテニュー……もうしたくない」
チルノが気絶から目を覚ますと
そこは、復活する場所である大妖精の家ではなく
レティのベッドの上で
「……むふ~……」
満足そうに寝ぼけたレティによって抱き枕にされている所であった
「レ~テ~ィ~!お~き~て~よ~」
チルノがじたばたと暴れるが
レティの万力のような腕の力はチルノを離してくれないし
起きる気配も見せてくれなかった
「うぅ~……うみゅ~」
やがて、チルノもじたばたするのに疲れて
動きを止めた時だった
「……ん~……ち…るの…ちゃん」
「レティ?」
突然レティに名前を呼ばれたのでチルノが振り向くと
「……むふ~」
「わっぷ!」
未だに寝ぼけているレティが嬉しそうな寝顔で
チルノに頬擦りしてきた
「うにゅうにゅ!?……レティ、寝ぼけて……むぎゅ!?」
チルノが最後の力を振り絞ってレティに反撃しようと振り向いた瞬間
寝ているレティの胸に抱き寄せられた
(む~……レティ…起きない……)
暫く怒っていたチルノだが、レティの抱擁を受けて
「……ふみゅ~」
そのまま優しい眠りに入っていった
木枯らしが吹いてくる
山の紅葉も既に終わりを迎えて
秋姉妹も秋のお別れ会も終って、炬燵を出し始めていた
「むにゃむにゃ……チルノちゃん……すぴ~」
「むにゃむにゃ……えへへ……レティ…すぴ~」
だが、冬が来るのはもうちょっとだけ後になりそうだった
トップアスリートてレヴェルじゃねぇぞw
すげぇトップアスリートwwwww
魔神さんとの対決マダカナァ
あきらめたらそこでs(ry