「お嬢様、紅茶をお持ちしました」
「ああ、ありがとう咲夜」
「いえいえ、大した事ではありません。それよりお嬢様」
「ん?」
私は咲夜から受け取った紅茶を口に含みながらそう返した。
「えろいことしましょう」
吹いた。私の部屋が紅茶に染まった。
「なっ、なななな、何を言ってるんだお前はっ!」
ここは全年齢版だぞ! そんなにそういう描写がしたいなら夜のお伽話をしてこい! そう言い掛けて私は一体何を言っているんだろうか、と我に返り止めた。
「お嬢様、大丈夫ですか? 一体どうして……」
「お前が原因だよ、十六夜咲夜っ!」
「え、ただ単に私はお嬢様とえろいことを……」
「それが問題なのよっ!」
はぁ。何で私はこんなに疲れているんだろう。
「……お嬢様、何か勘違いなさってませんか?」
「むしろしてるとしたらお前だよ」
「いいですか、えろいこと、と言うのは」
一指し指をピン、と天井に向ける咲夜。
「身体の重なりです」
「私はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞ咲夜」
「身体の四肢を余すこと無く存分に使ってっ……」
「ほんのり頬を紅潮させるな」
嗚呼……! と今にもピンク色の妄想が浮かぶのではないかと言うような表情を浮かべる咲夜。ここは紅魔館であって桃魔館ではないぞ……。あとこんなタイトルの何かがあってもおかしくないのでは無いかと私は思う。よく知らないけど。
「そしてあんなことやこんなことも起こったりして……」
「もう付いていけない」
咲夜にも近頃の人間にも。何時の間にか吸血鬼の数歩前を歩いていってる気がする。
「と、いうことでお嬢様。えろいことしましょう」
「……もう好きにして」
なんかどうでもよくなってしまった。全年齢とかもう好きにすればいいよ咲夜!
「……それじゃあ、行きましょう。……お嬢様?」
そう言って半ば強制的に引きずられる私。というかこいつは本当に私を敬っているのか。主人を引きずるな……。
着いた先は大図書館。咲夜の手によって大きな扉が開けられる。そこには。
「レミィ、やっと来たの?」
「お嬢様、咲夜さん、遅いですよー!」
魔女と門番が居た。……は?
「ちょ、何で二人は居るの「当然でしょう? だって人数は多いほうが楽しいじゃない」
どうやらこの館でノーマルなのは私だけらしい。……こんな奴らを私はこの館に入れた覚えは無いっ!、無いはずだっ!
「お嬢様、それじゃあえろいことを始めましょうか」
ああ、とうとう始まるのか。グッバイ、私の色々。
そう言って咲夜、パチェ、中国(名前忘れた)の三人が手を掛けたのは一枚の大きな紙。……それをおもむろに広げだした。一体何を……?
「よし、それじゃあ始めましょうか」
咲夜の目線のその先。その紙には。
…………そこには赤・青・黄・緑、四色の丸印が描かれていた。
身体の重なり。
四肢を存分に使う。
あんなことやそんなこと、要するにアクシデント。
「お嬢様、えろいことしましょう」
「咲夜、いやこれえろいことちゃう」
「お嬢様、一体どうしたんですか?」
「これ『ツイスターゲーム』や」
え、と驚いたような表情を見せる咲夜。
「……だって、パチュリー様が」
「ちょ、馬鹿、咲夜っ!」
しー、と口の前に指を立てるパチェ。
「なるほど、ねー……。その様子をそこの水晶玉で見てたわけだ」
「ち、ちが、違うってレミィ落ち着きましょう」
「ええ。落ち着いてるわよ?」
嫌な笑みが自然と零れる。……さあ、パチュリー?
「『えろいこと』、しましょうか?」
翌日の文々。新聞によると、「紅魔館から謎の悲鳴、幻想郷中に響き渡る」との記事が。記者、射命丸文さんの考えによると、異変の可能性が非常に高いと思われる。皆さんも注意してほしい。
「ああ、ありがとう咲夜」
「いえいえ、大した事ではありません。それよりお嬢様」
「ん?」
私は咲夜から受け取った紅茶を口に含みながらそう返した。
「えろいことしましょう」
吹いた。私の部屋が紅茶に染まった。
「なっ、なななな、何を言ってるんだお前はっ!」
ここは全年齢版だぞ! そんなにそういう描写がしたいなら夜のお伽話をしてこい! そう言い掛けて私は一体何を言っているんだろうか、と我に返り止めた。
「お嬢様、大丈夫ですか? 一体どうして……」
「お前が原因だよ、十六夜咲夜っ!」
「え、ただ単に私はお嬢様とえろいことを……」
「それが問題なのよっ!」
はぁ。何で私はこんなに疲れているんだろう。
「……お嬢様、何か勘違いなさってませんか?」
「むしろしてるとしたらお前だよ」
「いいですか、えろいこと、と言うのは」
一指し指をピン、と天井に向ける咲夜。
「身体の重なりです」
「私はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞ咲夜」
「身体の四肢を余すこと無く存分に使ってっ……」
「ほんのり頬を紅潮させるな」
嗚呼……! と今にもピンク色の妄想が浮かぶのではないかと言うような表情を浮かべる咲夜。ここは紅魔館であって桃魔館ではないぞ……。あとこんなタイトルの何かがあってもおかしくないのでは無いかと私は思う。よく知らないけど。
「そしてあんなことやこんなことも起こったりして……」
「もう付いていけない」
咲夜にも近頃の人間にも。何時の間にか吸血鬼の数歩前を歩いていってる気がする。
「と、いうことでお嬢様。えろいことしましょう」
「……もう好きにして」
なんかどうでもよくなってしまった。全年齢とかもう好きにすればいいよ咲夜!
「……それじゃあ、行きましょう。……お嬢様?」
そう言って半ば強制的に引きずられる私。というかこいつは本当に私を敬っているのか。主人を引きずるな……。
着いた先は大図書館。咲夜の手によって大きな扉が開けられる。そこには。
「レミィ、やっと来たの?」
「お嬢様、咲夜さん、遅いですよー!」
魔女と門番が居た。……は?
「ちょ、何で二人は居るの「当然でしょう? だって人数は多いほうが楽しいじゃない」
どうやらこの館でノーマルなのは私だけらしい。……こんな奴らを私はこの館に入れた覚えは無いっ!、無いはずだっ!
「お嬢様、それじゃあえろいことを始めましょうか」
ああ、とうとう始まるのか。グッバイ、私の色々。
そう言って咲夜、パチェ、中国(名前忘れた)の三人が手を掛けたのは一枚の大きな紙。……それをおもむろに広げだした。一体何を……?
「よし、それじゃあ始めましょうか」
咲夜の目線のその先。その紙には。
…………そこには赤・青・黄・緑、四色の丸印が描かれていた。
身体の重なり。
四肢を存分に使う。
あんなことやそんなこと、要するにアクシデント。
「お嬢様、えろいことしましょう」
「咲夜、いやこれえろいことちゃう」
「お嬢様、一体どうしたんですか?」
「これ『ツイスターゲーム』や」
え、と驚いたような表情を見せる咲夜。
「……だって、パチュリー様が」
「ちょ、馬鹿、咲夜っ!」
しー、と口の前に指を立てるパチェ。
「なるほど、ねー……。その様子をそこの水晶玉で見てたわけだ」
「ち、ちが、違うってレミィ落ち着きましょう」
「ええ。落ち着いてるわよ?」
嫌な笑みが自然と零れる。……さあ、パチュリー?
「『えろいこと』、しましょうか?」
翌日の文々。新聞によると、「紅魔館から謎の悲鳴、幻想郷中に響き渡る」との記事が。記者、射命丸文さんの考えによると、異変の可能性が非常に高いと思われる。皆さんも注意してほしい。
よし!俺フランちゃんとえろいことしてく(グングニル
美鈴でいいじゃん
わざわざ反感買うようなことせんでも…