・・・。
あー、えー、皆さん、こんにちは。
名無しの本読み妖怪こと朱鷺子です。
えっと、とりあえず現状を説明しましょう。
霊夢さんに捕まりました、そして神社(賽銭箱前)に拉致られました。
きっと、前に背後から打ち落として服を破いてしまったから怒られるんでしょう。
兎にも角にもへるぷみぃです。
「・・・」
「・・・」
無言で向き合って早三十分・・・。
霊夢さんに変化は・・・頬が赤い・・・まさかっ!
「あ・・・あのー・・・」
「!」
うわっ、霊夢さんすっごい吃驚してる。
「な、何よ・・・」
「あのー・・・」
「早く言いなさいよ・・・まったく・・・」
「・・・じゃあ、聞かせて・・・貰いますよ?」
大きく息を吸って落ち着こう、私。
この推理は絶対じゃないしね。
よぅし、聞いてみよう!
「・・・風邪・・・引いてますか?・・・顔が少し赤いですよ・・・?」
「・・・」
うわ、痛っ!
無言で巫女ステッキ!?何故巫女ステッキで叩くの!!?
「あの・・・霊夢さん・・・痛いです・・・!」
「うるさい・・・馬鹿っ!」
・・・あれぇー?
何で?顔が赤いのに?風邪じゃ無いの?
ぅあーーっ!気になるよぉーーーっ!!
もう、こうなったら徹底的に調べてみるしかないっ!
「・・・ねぇ」
「はっ、はひぃっ!!?」
「・・・ご飯、食べてく?」
「・・・ふぇ?」
・・・Why?
何故?え?何で私?
「えっと・・・私・・・ですか?」
「あんた以外に誰が居るのよ」
「ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!!??」
「何よ・・・大きな声出しちゃって・・・」
ま、え、ちょ、何で?何故?Why?
あの恐ろしくも恐ろしい巫女が妖怪である私をご飯に誘う・・・なん・・・て・・・
「・・・あのー、お賽銭が・・・入ったのですか・・・?」
「ばっ!!例え入ってたとしてもあんた以外に誘う気なんて微塵もっ・・・・・・!!」
「?」
「微塵も・・・思ってないんだから・・・」
・・・えっと、これって俗に言う『つんでれ』ってやつですか?
ああもう、その場の勢いに任して誘ったのは良いけど・・・。
やっぱり本人を前にすると・・・やっぱり駄目だぁ・・・。
「えー・・・じゃあお言葉に甘えて・・・」
ッッッッーーーーーーーー!!!??
何で甘えちゃうのよー!断ってほし・・・でも・・・でも・・・ああああああああっ!!
「あのー、霊夢さん・・・?」
「な、何・・・?」
「本当に・・・良いんですか?」
「べっ、別に気にしなくても良いのよ、この位・・・」
ああもう絶対顔紅いよ、これ絶対赤くなってるって・・・。
でも・・・なんて言うか・・・えーっと・・・。
っと、とりあえず、母屋の方に向かわないと・・・。
「じゃ、じゃあ、着いて来て」
「あ、はい」
とにかく、案内しないと、うん、そう、落ち着こう。
深呼吸わんつー、すーはーすーはー。
・・・よし、これで大丈夫!・・・な筈・・・。
ああでもやっぱり駄目っぽい、何で誘っちゃったんだろう・・・。
もう少し時間を置いて・・・でもその少しが怖い・・・。
本当にもうどうしたら良いんだろう、誰か助けて・・・。
夕食時の博麗神社。
何時もならば、霊夢一人で黙々と食べているだけ。
しかし、今日は霊夢の他に、朱鷺子が居る。
霊夢は、少し顔を朱に染めているが、そんな事を気にせず、朱鷺子が話しかける。
この魚、美味しいですねとか、お味噌汁の出汁がしっかりと利いてるなど。
しかし、霊夢は適当な返事ばかり。
理由は簡単、ただ単に恥ずかしいだけ。
そんな霊夢が気になって、何で話してくれないのか気になった朱鷺子は、少しだけ尋ねてみた。
「あの、霊夢さん」
「・・・何よ?」
「いや、あの・・・何でお返事してくれないのかなーって・・・」
「・・・別に」
朱鷺子は気になって気になって仕方がない。
ふいとそっぽを向いた霊夢に近づく。
「な、何よ・・・」
「むー・・・」
「だから・・・その・・・えっと・・・」
「むむむー・・・」
ただじーっと見つめるだけ。
だがその行為が、霊夢をより苦しめる。
十秒、二十秒、三十秒・・・。
朱鷺子にはすごく短く、霊夢には途轍もなく長い。
「霊夢さん」
「・・・」
「何か言いたいなら、はっきりと言ってください」
「う・・・あ・・・その・・・」
言葉を濁し、少し俯く。
顔の朱が徐々に濃くなっていく。
「・・・なの」
「?」
「好き・・・なの・・・」
「えっと、何がですか?」
霊夢の目が、段々と潤んでいく。
少し顔を上げ、朱鷺子にグッと近づく。
「・・・・・・」
「・・・れ、霊夢さん?」
じっと睨む様に見つめ、言葉を放つ。
「私は――――」
ある秋晴れの昼下がり。
神社に、妖怪が飛んでくる。
その妖怪の顔はどこか嬉しそう。
神社の巫女も、その妖怪をみて、そっとやさしく微笑んだ。
そして、お互いの名前を呼び、手を繋ぐ。
ぎゅっと硬く、繋ぎあった。
あー、えー、皆さん、こんにちは。
名無しの本読み妖怪こと朱鷺子です。
えっと、とりあえず現状を説明しましょう。
霊夢さんに捕まりました、そして神社(賽銭箱前)に拉致られました。
きっと、前に背後から打ち落として服を破いてしまったから怒られるんでしょう。
兎にも角にもへるぷみぃです。
「・・・」
「・・・」
無言で向き合って早三十分・・・。
霊夢さんに変化は・・・頬が赤い・・・まさかっ!
「あ・・・あのー・・・」
「!」
うわっ、霊夢さんすっごい吃驚してる。
「な、何よ・・・」
「あのー・・・」
「早く言いなさいよ・・・まったく・・・」
「・・・じゃあ、聞かせて・・・貰いますよ?」
大きく息を吸って落ち着こう、私。
この推理は絶対じゃないしね。
よぅし、聞いてみよう!
「・・・風邪・・・引いてますか?・・・顔が少し赤いですよ・・・?」
「・・・」
うわ、痛っ!
無言で巫女ステッキ!?何故巫女ステッキで叩くの!!?
「あの・・・霊夢さん・・・痛いです・・・!」
「うるさい・・・馬鹿っ!」
・・・あれぇー?
何で?顔が赤いのに?風邪じゃ無いの?
ぅあーーっ!気になるよぉーーーっ!!
もう、こうなったら徹底的に調べてみるしかないっ!
「・・・ねぇ」
「はっ、はひぃっ!!?」
「・・・ご飯、食べてく?」
「・・・ふぇ?」
・・・Why?
何故?え?何で私?
「えっと・・・私・・・ですか?」
「あんた以外に誰が居るのよ」
「ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!!??」
「何よ・・・大きな声出しちゃって・・・」
ま、え、ちょ、何で?何故?Why?
あの恐ろしくも恐ろしい巫女が妖怪である私をご飯に誘う・・・なん・・・て・・・
「・・・あのー、お賽銭が・・・入ったのですか・・・?」
「ばっ!!例え入ってたとしてもあんた以外に誘う気なんて微塵もっ・・・・・・!!」
「?」
「微塵も・・・思ってないんだから・・・」
・・・えっと、これって俗に言う『つんでれ』ってやつですか?
ああもう、その場の勢いに任して誘ったのは良いけど・・・。
やっぱり本人を前にすると・・・やっぱり駄目だぁ・・・。
「えー・・・じゃあお言葉に甘えて・・・」
ッッッッーーーーーーーー!!!??
何で甘えちゃうのよー!断ってほし・・・でも・・・でも・・・ああああああああっ!!
「あのー、霊夢さん・・・?」
「な、何・・・?」
「本当に・・・良いんですか?」
「べっ、別に気にしなくても良いのよ、この位・・・」
ああもう絶対顔紅いよ、これ絶対赤くなってるって・・・。
でも・・・なんて言うか・・・えーっと・・・。
っと、とりあえず、母屋の方に向かわないと・・・。
「じゃ、じゃあ、着いて来て」
「あ、はい」
とにかく、案内しないと、うん、そう、落ち着こう。
深呼吸わんつー、すーはーすーはー。
・・・よし、これで大丈夫!・・・な筈・・・。
ああでもやっぱり駄目っぽい、何で誘っちゃったんだろう・・・。
もう少し時間を置いて・・・でもその少しが怖い・・・。
本当にもうどうしたら良いんだろう、誰か助けて・・・。
夕食時の博麗神社。
何時もならば、霊夢一人で黙々と食べているだけ。
しかし、今日は霊夢の他に、朱鷺子が居る。
霊夢は、少し顔を朱に染めているが、そんな事を気にせず、朱鷺子が話しかける。
この魚、美味しいですねとか、お味噌汁の出汁がしっかりと利いてるなど。
しかし、霊夢は適当な返事ばかり。
理由は簡単、ただ単に恥ずかしいだけ。
そんな霊夢が気になって、何で話してくれないのか気になった朱鷺子は、少しだけ尋ねてみた。
「あの、霊夢さん」
「・・・何よ?」
「いや、あの・・・何でお返事してくれないのかなーって・・・」
「・・・別に」
朱鷺子は気になって気になって仕方がない。
ふいとそっぽを向いた霊夢に近づく。
「な、何よ・・・」
「むー・・・」
「だから・・・その・・・えっと・・・」
「むむむー・・・」
ただじーっと見つめるだけ。
だがその行為が、霊夢をより苦しめる。
十秒、二十秒、三十秒・・・。
朱鷺子にはすごく短く、霊夢には途轍もなく長い。
「霊夢さん」
「・・・」
「何か言いたいなら、はっきりと言ってください」
「う・・・あ・・・その・・・」
言葉を濁し、少し俯く。
顔の朱が徐々に濃くなっていく。
「・・・なの」
「?」
「好き・・・なの・・・」
「えっと、何がですか?」
霊夢の目が、段々と潤んでいく。
少し顔を上げ、朱鷺子にグッと近づく。
「・・・・・・」
「・・・れ、霊夢さん?」
じっと睨む様に見つめ、言葉を放つ。
「私は――――」
ある秋晴れの昼下がり。
神社に、妖怪が飛んでくる。
その妖怪の顔はどこか嬉しそう。
神社の巫女も、その妖怪をみて、そっとやさしく微笑んだ。
そして、お互いの名前を呼び、手を繋ぐ。
ぎゅっと硬く、繋ぎあった。
ただ脈絡が無さすぎて、んん?ってなりました。そこだけもう少し練れば良いものになるかと。
偉そうに言いましたけど、つんでれいむが可愛いから良かった!良いもの見せて頂きました!これからも頑張って下さい!
いいぞもっとやれ!すいません、やってください(土下座
脈絡が無さすぎましたか、うーむ・・・
これの後のストーリー書こう、うん、書きます。
>奇声を発する程度の能力様
つんでれいむひゃっほい!
>3様
サイドストーリー的なもので良ければ・・・