朝、私は日課である鍛錬を終え縁側でぼーっとしていた、筈なんだけどなぁ
「ようむ!まだおわっとらんぞ!たつのじゃ!」
ちっこくなった師匠が吠えていた
「…師匠、そろそろ朝餉の支度をしたいのですが」
「だいじょうぶ!ゆゆこさまならば分かっていただけるはずじゃ」
「…あの、茶の間から呻き声がするのですが」
「もんどうむよう!」
「なんで~?」
始まりは昨日、師匠が久しぶりに来たときからだった
『…さて、庭の手入れがやっと終わった~』
『妖夢、お茶にしましょう、紫から羊羹もらったから』
『はい、幽々子様』
その時だった、後ろから師匠(小)に声を掛けられたのは
『ようむ、ひさしいのう』
『んむ?坊や、どこから来たの?というか何で私の名前を…』
『ぼうやとはシツレイな!ようむ、おぬしわしの顔をみわすれたか?』
目の前にいたのは銀髪の少年で、私の師匠とは思えなかったのだ
『えっと、ひょっとして、師匠?』
『そうじゃ!わしじゃ、こんぱくようきじゃ!』
信じられない、信じたくない、あの憧れの師匠が師匠(小)に、いや師匠(笑)かもしれない
『すみません、信じられません、師匠(笑)』
『(笑)って、ひどいぞ、ひどいぞようむ!うぇえぇんゆゆこさまぁ~』
『あらあら』
幽々子様に泣きつく師匠(笑)、ちょっと可愛いかも
『ううう、くやしいのう、くやしいのう』
『はいはい、良い子だから泣きやんでね、ようき』
そして今に至る
「…あの、師匠、そろそろ朝ご飯の支度をしなければ…」
「おおそうじゃな、おぬしがずっとたんれんをやっていたものだからつい」
いや、あなたが連れ出したんですけどね
「そうじゃ!きょうは何をつくるのじゃ?」
「頂き物の鯖を昨日から仕込んでいたので味噌煮です」
「おぉ、さばのみそにか、さばのみそになのか、ようむ」
「はい」
「わしもてつだうぞ」
師匠は満面の笑みを浮かべていた
「ありがとうございます、師匠」
あぁ、弟が居たらきっとこんな感じなんだろうな
私は小さくなった師匠と共に台所へ向かった
「ようむ!まだおわっとらんぞ!たつのじゃ!」
ちっこくなった師匠が吠えていた
「…師匠、そろそろ朝餉の支度をしたいのですが」
「だいじょうぶ!ゆゆこさまならば分かっていただけるはずじゃ」
「…あの、茶の間から呻き声がするのですが」
「もんどうむよう!」
「なんで~?」
始まりは昨日、師匠が久しぶりに来たときからだった
『…さて、庭の手入れがやっと終わった~』
『妖夢、お茶にしましょう、紫から羊羹もらったから』
『はい、幽々子様』
その時だった、後ろから師匠(小)に声を掛けられたのは
『ようむ、ひさしいのう』
『んむ?坊や、どこから来たの?というか何で私の名前を…』
『ぼうやとはシツレイな!ようむ、おぬしわしの顔をみわすれたか?』
目の前にいたのは銀髪の少年で、私の師匠とは思えなかったのだ
『えっと、ひょっとして、師匠?』
『そうじゃ!わしじゃ、こんぱくようきじゃ!』
信じられない、信じたくない、あの憧れの師匠が師匠(小)に、いや師匠(笑)かもしれない
『すみません、信じられません、師匠(笑)』
『(笑)って、ひどいぞ、ひどいぞようむ!うぇえぇんゆゆこさまぁ~』
『あらあら』
幽々子様に泣きつく師匠(笑)、ちょっと可愛いかも
『ううう、くやしいのう、くやしいのう』
『はいはい、良い子だから泣きやんでね、ようき』
そして今に至る
「…あの、師匠、そろそろ朝ご飯の支度をしなければ…」
「おおそうじゃな、おぬしがずっとたんれんをやっていたものだからつい」
いや、あなたが連れ出したんですけどね
「そうじゃ!きょうは何をつくるのじゃ?」
「頂き物の鯖を昨日から仕込んでいたので味噌煮です」
「おぉ、さばのみそにか、さばのみそになのか、ようむ」
「はい」
「わしもてつだうぞ」
師匠は満面の笑みを浮かべていた
「ありがとうございます、師匠」
あぁ、弟が居たらきっとこんな感じなんだろうな
私は小さくなった師匠と共に台所へ向かった
姉妖夢は続くべき。
いいぞもっとやれっていうかやってくださいおねがいします
ぜひ続編を見てみたいです。
ぜ〇まいざむらいみたいなのを想像して和みました。