「なんだかんだで早苗と会ってもうすぐ一年かぁ……」
「そうですね……」
「最初はエイリアンだと勘違いして近づいたのよね?」
「も、もう……その話は忘れてください……」
「あはは、ゴメンゴメン」
「でもそのおかげでこうしていられるんですよね……」
「そうね……思えば、色々なところにまわったわね」
「私が案内をしたときもあれば、案内されたときもあり」
「早苗は今の幻想郷にきてまだ新しいけどね」
「そういうぬえも、地上のことについてはまだ新しいほうですよね」
「まぁ、そうだけど」
「いつか、外の世界も案内してあげたいです」
「そのうち、行く機会が会ったらよろしく」
「ふふ……そうですね……私、ぬえと出会えたのは運命だと思うんですよ」
「運命?」
「そう。でなければ、外の人間と地底の妖怪とはくっつきませんよ」
「……それもそうね」
「ぬえ、私、貴女に出会えて、本当によかったです」
「……私も、早苗とこうしていられて、悪いと思ったことは一度も無いわ」
「もう……素直じゃないですね」
「……性格なんだから、仕方ないじゃない」
「それでは、その性格を今だけ捨てて、私に素直になってください」
「……へ?」
「ほら、早く!」
「も、もう…………早苗に出会えて、……本当によかったわ。も、もう、これ以上に無いぐらいに………幸せよ」
「……顔、真っ赤ですね」
「な、さ、早苗が言い出したんでしょう!?そ、それに、早苗こそ真っ赤じゃない……」
「そ、そりゃああんなに言われたら恥ずかしくもなりますよ……」
「……早苗から言い出したくせに」
「……それもそうですね。あ、ぬえ」
「ん?」
ハムッ
「……え?」
「口元に、ご飯がついてましたよ」
「い、いや……手でやれば……」
「子供っぽいですね」
「う、うるさいわね……」
「……キスじゃなくて、残念でしたか?」
「は!?んなわけない…わ……」
チュッ
「……へ?」
「今度は、しっかりとキス、です」
「さ、早苗……!!」
「嫌、でしたか……?」
「い……!……嫌…じゃないわ……」
「では嬉しかったですか?」
「う……うん……」
「顔、本当に真っ赤ですね」
「お互い様じゃない……」
「ふふ……そうですね」
乗った!!
さなぬえ!ちゅっちゅ!イチャイチャ!ちゅっちゅ!
>>華彩神護様
同志現る!
さぁ!さなぬえワールドへようこそ!
>>3様
涼しくなるにはさなぬえをもっと増やすことです。
え?増えるともっと暑くなるんじゃないかって?
ソンナコトナイヨ?フフフフフ………………