※ストーリーせい丸投げです。
それでもよろしければ、神奈Chang!信者への階段を上ってください。
「ジメジメやだ~よ~」
「ジメジメやだ~よ~」
「雨が降っても~必ずやるんだ~」
「ビチビチビチビチビチビ」
「傘の中に二人だけ」
「濡れちゃったのね、心まで」
「「天然パーマはちぢれるよ♪」」
料理のコーナーで、タ○リ専用七輪が出てくるような番組で作られた替え歌を、二人は歌っていた。
ちなみに外は快晴、雨の気配なんて皆無と言っていいほどに晴れ渡っていた。
もしかしたらこの歌は、雨乞いなのかもしれない。
それにしては、二人はいい笑顔で声を揃えて笑っていた。
その笑顔は、思わず鴉天狗が写真に収めておきたいほどだ。
「浦和、(南)浦和、北浦和」
「東浦和、西浦和」
「武蔵浦和、中浦和」
「「浦和は7つの駅がある♪」」
第一回なんとか賞である曲(替え歌)を熱唱する二人。
片や掃除の手も休め縁側に座り、方や神であることを忘れ、風祝りの膝に座っていた。
彼女達は外の世界からやってきた東風谷 早苗と、守矢 諏訪子という。
幻想郷へ来たのがついこの間のような、しかしもうすでに一年以上の月日は流れていた。
「諏訪子様」
「なに~?」
「最近重たくなられました?」
「ズガンッ! 早苗~それは乙女には死刑宣告と一緒だよ……」
「冗談ですよーじょーだん」
あははーうふふーと笑いあう二人だが、その目にはなにやら不思議な光りが燈っていた。
実は歌っている最中から、二人の視線は一箇所に集中していたのだ。
その視線の先にあるもの。それは……一人の少女。
「わぁわぁ! ほらおっきぃはしらだよ~ひゃぶっ!」
「私昨日まで、神奈子様ってぐーたら神だと少しだけ思ってました」
「私も、夜のお供にしか役に立たないと思っていたよ」
推定年齢8歳の神奈子の姿が、そこにあった。
実際に8歳な訳がないが、見た目年齢、口調、精神年齢がどうみても一桁なのだ。
あんなに立派だったお胸様も、咲夜サイズを通り越して、チルノサイズになっている。
そんな少女が、早苗のお古の巫女服を身に纏い、見事に裾を自分でふんで顔面スライディングを決めていた。
両手はパーで、バンザイポーズ、というよりも大の字といったほうが正しいだろうか。
ついでに言っておくと、ふんどしだった。
何にしても、とても痛そうではあったのだが……
「いひゃいよ~……おはなをじめんにぶつけたよ~……」
「……諏訪子様」
「うん、早苗。言わずとも分かってる」
「「我が生涯に一片の悔い無し!!」」
そも、何故早苗がロリータボディに目覚めたのか。
では無い、どうして神奈子が少女の姿になってしまったのか。
それは半刻ほど前に遡る。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ふ~んふふ~ん♪ お、これこれ」
ごそごそと、何かを探る音が、早苗の部屋から聞こえてきた。
続いて小気味いい着替えの音がする。
健康男子ならばこの音だけで致すことが出来るだろう。何をとは言わないが。
「うーん……肩幅がきついか。あと胸も」
またごそごそと、空き巣に間違えられるだろう音が部屋に響く。
時々聞こえる女性の声からは、どこか真剣であることが伺える。
「な、早苗こんな黒スケスケ……ごほん。イケナイ下着を持っていただなんて。没収ね」
「なにこのピンクの丸い……没収」
「懐かしいわ。このリボン私があげたものじゃないか。また昔みたいにポニーテールにしてくれないかな」
「……私がしてみようか。いやまて折角だからサイドに……」
ごそごそから遠慮がない、がさごそへと音が変化してから暫くたったその時。
ゆっくりと誰かが部屋の前を通りかかる気配がした。
大きな二つの目が、部屋の扉を見つめる。
まるで扉の向こうが透けて見えているかのように。
「あれ、帽子がずれた。よいしょっとこれでOKろけろ~♪」
気配が通り過ぎると、部屋の中で何かが落ちる音がした。
それは人が尻餅をついたような、ぽふんとした音だった。
「早く着替えよう。決意したんだ私は……私はこれ以上ババァなんて呼ばせない!」
どこからか「よく言った同士よ!」という声が3人分くらい聞こえてきたが、幻聴だろうか。
意を決したのか、部屋からは何かを漁る音はなくなった。
変わりに鼻歌がリズムよく鳴り響いている。
それに混じって、廊下から一定のリズムを刻むドラムの音が聞こえてきた。
「いーざすーすーめーやーきっちん~、めーざーすーわー私の~部屋♪」
ガラ……パシン。
一度開いた扉は、僅か0.5秒で閉められた。
懸命な判断だったと思う。
「……今おおきなメロンが二個、肌色の木になって……いやいや気のせいですよね?」
答えてくれる戦友はここには居なかった。南無~。
がさがさがさ! どたばしんきゃぁいった~いがしゃん!
・
・
・
し~ん……
「……い、いざ進めや奇珍。目指すは蛇我異喪~」
ガラ…パシン。
もう一度開かれた扉は、0.25秒で閉められた。
懸命な判断だったと思う。
「……ツインテールの神奈……少女が今部屋の中に居なかった? 断じて神奈子様ではない誰かですよね?」
答えてくれる兄弟は居なかった。
変わりに、扉が部屋の中からゆっくりと開かれた。
隙間だけできてから、5秒、6秒……
ぴょこっと覗かせたのは、髪の毛を後ろ気味に頭の両横で結んだ頭。
その苦笑いを浮かべた顔に、早苗は悲しいかな、見覚えがある。
「さ、早苗?」
「……」
「えっと、きゃぴりん♪」
「無理」
「うわぁぁぁぁぁん早苗に無理って言われたぁぁぁ諏訪子ぉぉぉぉ!」
早苗の部屋から勢い良く飛び出す謎のおば……少女K。
たまたま通りかかった諏訪子にすがりつくその姿は、決して神のものではなかった。
その姿はまるで、言うのが心苦しいが……はぁ……乙女の姿だった。
「神奈子……」
「諏訪子~。早苗が私の姿を見てひどい事を……」
「無理」
「はぅぁ!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「そしてショックを受けた神奈子様は、何故か急に神々しい お姿になられたのでした」
「あぁ神奈子かわいいよ神奈子。ツインテールがまた可愛さを引き立たしてるよ」
「諏訪子様、鼻血の出しすぎで妙に冷静になった私が思うにですね」
「大丈夫だと早苗。言わなくても分かっているさ」
「ですよね。やっぱりこれは異変……」
「すわこおねえちゃん~、さなえおかあさん~こっちにきていっしょにあそぼうよ~」
「……」
「……」
「「神奈ちゃん萌え!!!!!11!1!!1!!」」
数年後、13歳ほどの背丈でバスト90cmまで成長した神奈子が神として崇められるが、それはまた別の話。
それでもよろしければ、神奈Chang!信者への階段を上ってください。
「ジメジメやだ~よ~」
「ジメジメやだ~よ~」
「雨が降っても~必ずやるんだ~」
「ビチビチビチビチビチビ」
「傘の中に二人だけ」
「濡れちゃったのね、心まで」
「「天然パーマはちぢれるよ♪」」
料理のコーナーで、タ○リ専用七輪が出てくるような番組で作られた替え歌を、二人は歌っていた。
ちなみに外は快晴、雨の気配なんて皆無と言っていいほどに晴れ渡っていた。
もしかしたらこの歌は、雨乞いなのかもしれない。
それにしては、二人はいい笑顔で声を揃えて笑っていた。
その笑顔は、思わず鴉天狗が写真に収めておきたいほどだ。
「浦和、(南)浦和、北浦和」
「東浦和、西浦和」
「武蔵浦和、中浦和」
「「浦和は7つの駅がある♪」」
第一回なんとか賞である曲(替え歌)を熱唱する二人。
片や掃除の手も休め縁側に座り、方や神であることを忘れ、風祝りの膝に座っていた。
彼女達は外の世界からやってきた東風谷 早苗と、守矢 諏訪子という。
幻想郷へ来たのがついこの間のような、しかしもうすでに一年以上の月日は流れていた。
「諏訪子様」
「なに~?」
「最近重たくなられました?」
「ズガンッ! 早苗~それは乙女には死刑宣告と一緒だよ……」
「冗談ですよーじょーだん」
あははーうふふーと笑いあう二人だが、その目にはなにやら不思議な光りが燈っていた。
実は歌っている最中から、二人の視線は一箇所に集中していたのだ。
その視線の先にあるもの。それは……一人の少女。
「わぁわぁ! ほらおっきぃはしらだよ~ひゃぶっ!」
「私昨日まで、神奈子様ってぐーたら神だと少しだけ思ってました」
「私も、夜のお供にしか役に立たないと思っていたよ」
推定年齢8歳の神奈子の姿が、そこにあった。
実際に8歳な訳がないが、見た目年齢、口調、精神年齢がどうみても一桁なのだ。
あんなに立派だったお胸様も、咲夜サイズを通り越して、チルノサイズになっている。
そんな少女が、早苗のお古の巫女服を身に纏い、見事に裾を自分でふんで顔面スライディングを決めていた。
両手はパーで、バンザイポーズ、というよりも大の字といったほうが正しいだろうか。
ついでに言っておくと、ふんどしだった。
何にしても、とても痛そうではあったのだが……
「いひゃいよ~……おはなをじめんにぶつけたよ~……」
「……諏訪子様」
「うん、早苗。言わずとも分かってる」
「「我が生涯に一片の悔い無し!!」」
そも、何故早苗がロリータボディに目覚めたのか。
では無い、どうして神奈子が少女の姿になってしまったのか。
それは半刻ほど前に遡る。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ふ~んふふ~ん♪ お、これこれ」
ごそごそと、何かを探る音が、早苗の部屋から聞こえてきた。
続いて小気味いい着替えの音がする。
健康男子ならばこの音だけで致すことが出来るだろう。何をとは言わないが。
「うーん……肩幅がきついか。あと胸も」
またごそごそと、空き巣に間違えられるだろう音が部屋に響く。
時々聞こえる女性の声からは、どこか真剣であることが伺える。
「な、早苗こんな黒スケスケ……ごほん。イケナイ下着を持っていただなんて。没収ね」
「なにこのピンクの丸い……没収」
「懐かしいわ。このリボン私があげたものじゃないか。また昔みたいにポニーテールにしてくれないかな」
「……私がしてみようか。いやまて折角だからサイドに……」
ごそごそから遠慮がない、がさごそへと音が変化してから暫くたったその時。
ゆっくりと誰かが部屋の前を通りかかる気配がした。
大きな二つの目が、部屋の扉を見つめる。
まるで扉の向こうが透けて見えているかのように。
「あれ、帽子がずれた。よいしょっとこれでOKろけろ~♪」
気配が通り過ぎると、部屋の中で何かが落ちる音がした。
それは人が尻餅をついたような、ぽふんとした音だった。
「早く着替えよう。決意したんだ私は……私はこれ以上ババァなんて呼ばせない!」
どこからか「よく言った同士よ!」という声が3人分くらい聞こえてきたが、幻聴だろうか。
意を決したのか、部屋からは何かを漁る音はなくなった。
変わりに鼻歌がリズムよく鳴り響いている。
それに混じって、廊下から一定のリズムを刻むドラムの音が聞こえてきた。
「いーざすーすーめーやーきっちん~、めーざーすーわー私の~部屋♪」
ガラ……パシン。
一度開いた扉は、僅か0.5秒で閉められた。
懸命な判断だったと思う。
「……今おおきなメロンが二個、肌色の木になって……いやいや気のせいですよね?」
答えてくれる戦友はここには居なかった。南無~。
がさがさがさ! どたばしんきゃぁいった~いがしゃん!
・
・
・
し~ん……
「……い、いざ進めや奇珍。目指すは蛇我異喪~」
ガラ…パシン。
もう一度開かれた扉は、0.25秒で閉められた。
懸命な判断だったと思う。
「……ツインテールの神奈……少女が今部屋の中に居なかった? 断じて神奈子様ではない誰かですよね?」
答えてくれる兄弟は居なかった。
変わりに、扉が部屋の中からゆっくりと開かれた。
隙間だけできてから、5秒、6秒……
ぴょこっと覗かせたのは、髪の毛を後ろ気味に頭の両横で結んだ頭。
その苦笑いを浮かべた顔に、早苗は悲しいかな、見覚えがある。
「さ、早苗?」
「……」
「えっと、きゃぴりん♪」
「無理」
「うわぁぁぁぁぁん早苗に無理って言われたぁぁぁ諏訪子ぉぉぉぉ!」
早苗の部屋から勢い良く飛び出す謎のおば……少女K。
たまたま通りかかった諏訪子にすがりつくその姿は、決して神のものではなかった。
その姿はまるで、言うのが心苦しいが……はぁ……乙女の姿だった。
「神奈子……」
「諏訪子~。早苗が私の姿を見てひどい事を……」
「無理」
「はぅぁ!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「そしてショックを受けた神奈子様は、何故か急に
「あぁ神奈子かわいいよ神奈子。ツインテールがまた可愛さを引き立たしてるよ」
「諏訪子様、鼻血の出しすぎで妙に冷静になった私が思うにですね」
「大丈夫だと早苗。言わなくても分かっているさ」
「ですよね。やっぱりこれは異変……」
「すわこおねえちゃん~、さなえおかあさん~こっちにきていっしょにあそぼうよ~」
「……」
「……」
「「神奈ちゃん萌え!!!!!11!1!!1!!」」
数年後、13歳ほどの背丈でバスト90cmまで成長した神奈子が神として崇められるが、それはまた別の話。
我が生涯に一片の悔い無し!
また、会いましょう!
我が生涯に一片の悔い無し!
>何で書かされたから仕方なくみたいなこと言うかなー
そこに我らの友情が あ る か ら さ
君にもいるだろう、何でも話せる友人がさ。にこにこわらいながら、しゃーないなーと言い合える友人がさ。
>神奈ちゃん~
神奈ちゃんじゃないよ「神奈Chang!」だよ! 口にするときも独特なニュアンスだよ!
>やっぱり後書きが蛇足に感じます。
誤解の無いように書いておくけど、我は神奈Chang!の事スキだよ? ちゃんとかわいいって言ってるじゃないすかーやだなー神奈Chang萌え!!!
まあそこはいいとして、話の流れが急すぎて置いてきぼり感だけが否めないのですが。
自分も話の展開が急に感じました。後書きは仕方なく書きたくない作品を書いたみたいに捉えられたりしますので一つの意見として聞いておいてください。
ですよねー。これに関しては申し訳ないです。
ハイスピードにこそ描写はしっかりと書かないといけないと痛感しました。
日々精進します!
>神奈子様に信仰を!
神奈Chang!萌え!!と毎日さけべばいいとおもうの。
神奈Chang!萌え!!
あとがきは本当に失敗したと反省しております。
心の心境も入れておくと、「よし我に任せろ!れっつごー人口呼吸ーむちゅー♪(某ドラマCD)」くらいの勢いでデスネ……失敗したんですねorz
日々精進!!