Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

悪魔とてんしが居る館 8

2010/05/03 07:40:04
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この作品は「悪魔とてんしが居る館 7」の続きとなっております。
まずはそちらを読むことをお勧めいたします。
















よし、完璧に昨日の傷も治ったわね、たいした傷じゃなかったけどね。
さて、今日もがんばるぞぉ♪
「おはよーございますー」
「おはよー昨日は楽しかったわー♪」
「あはは、そうですね、次も楽しみにしてますよ?」
「次は満月の夜に吸血鬼の恐ろしさを教えてあげるわ!」
「お二人ともやり過ぎないようにしてくださいね」
「わかってるわかってるって」
「天子もあの地震のスペカはダメよ?」
「えー……いや、ごめんなさいだからナイフ出さないで!」

目が怖いわメイド長!
でも外でなら全人類の緋想天使ってもいいわよね♪加減はするけど。

「皆さんおはようございますー」
「あ、美鈴、お久しぶりね」
「え!?夜は毎日いましたよ!」
「え?そうなの!?」
「そうなの!?じゃないですよ!ひどいなぁ天子さん」

しょうがないわよ、ご飯の時の記憶が薄いんだから。
病気かしら、これ、ちょうどご飯のときだけ記憶が無いのよね。

「それで何かあったのかしら?」
「あ、そうだった忘れるところでしたよ、外に魔理沙さんとアリスさんが来てるんですよ」
「あれ?今日は問答無用でマスタースパークじゃないの?」
「それがアリスさんがいるおかげでそうならずに済んでいます」
「へぇ、まあいいわ、どうせ図書館でしょう?入れていいわよ」
「分かりました~」

人形遣いと白黒か、一回戦ったことあるけど結構楽しかったわねぇ。
でもさすがに今日もやったら咲夜に怒られそうだからやめておきましょう。
というかパチェとフラン嬉しそうね。白黒人気ねぇまったく。

~~~~~~~~~~~
「よぉーパチュリー久しぶりだぜ☆」
「久しぶりね、あ、地震野郎だ」
「あ、人形野郎だ」
「あっはっは!おい天子、そのメイド服最高だぜ!」
「うるさいわね!ほっときなさいよ!」

まったく、メイド服着ててもいいじゃないの別に!ここで働いてるんだし!

「魔理沙、図書館では静かに」
「あいあい、お前いっつもそれじゃないか、楽しければいいんだぜ☆」
「魔理沙ー♪いらっしゃーい♪」

あ、フランだ、フランも白黒のこと好きだったわね。

「おぉフラン、元気にしてたか?っとこっちにでれるようになったのか、よかったよかった」
「うん♪天子に色々してもらって出れるようになったの♪」
「おぉ、天子もいいことするんだな、見直したぜ」
「何よ白黒、私が迷惑しかかけないやつみたいじゃない」
「暇で異変起こすやつに言われてもなぁ、あと魔理沙でいいぜ」
「私もアリスでいいわよ、天子」
「分かったわアリス」

ここに来てからいろんな人に名前で呼んでもらえるようになったわね。
これもここに来てよかった理由のひとつかしら♪

「そうそう、家でクッキー作ってきたのよ、食べる?」
「ありがと、もちろん頂くわ、小悪魔ー?お皿持ってきてー」
「はーい お待たせしましたー」
「ご苦労さん、あなたも一緒に話しましょう?」
「いいんですか?じゃあそうさせてもらいますね♪」

図書館に人が集まるなんて珍しいわね。
それにしても……このクッキー……おいしいいいいいいいいいい!!
咲夜の作るものとはちょっと違う、完璧じゃないところがまたたまらないわ!

「それで、今日は何の用?」
「それがな、この前ここで見つけた本に書いてあった魔法を使ってみたくてな、アリスとパチュリーに協力してもらおうと」
「なるほどねぇ、でもただじゃ協力しないわよ」
「フッフッフ……そういうと思ってこれを持ってきたぜ!」
「こ、これは……!」

魔理沙が出したのは……本?

「魔理沙これ全部持っていったの!?」
「いんや、これは半分だ、これでどうだパチュリー?」

半分って……どれだけ持って行ってるのよまったく。

「確かにこれ全部魔理沙さんが持っていった本ですね」
「えぇ、分かったわ、そこに置いておいて」
「それで魔理沙何の魔法をやるの?」
「それはやってからのお楽しみだぜ☆じゃあ準備手伝ってくれ」
「そう、じゃあ天子はちょっと本読んで待っててくれる?」
「分かったわ、終わったら呼んでね」

さ~て何の本読むかな~……ん?これは「お嬢様観察日記」?
えーとなになに?
~○月○日~
今日のお嬢様はお漏らししていた。
朝起こしに行ったら寝癖MAXで涙目になって
「しゃくやぁ~おもらししちゃったよぉ~」
ですって!思わず鼻血が出てしまったので時を止めて対処したわ。
すっごく可愛かった。
おぜう様愛してる!

~○月△日~
今日は妹様と2人でおやつのケーキを食べていた。
すると妹様が
「お姉さま苺食べないの?じゃあ私が食べるね♪」
と言って最後に取っておいてあったんであろう苺を食べてしまった。
その時のお嬢様の顔と言ったらもうたまらないわ!


……これは見てはいけないものだったようね、うん、私は何も見ていない。
ん?「妹様観察日記」?
絶対見ないわよ!別に中身が気になってなんか!

「天子ー?準備できたからこっちに来てー」
「はーい、今行くわー」

いったいどんな魔法なのかしら、楽しみね♪

「お、来たな、ちょっとそこの魔法陣の上に乗ってくれ」
「ん?私?いいわよ」
「よし乗ったな、アリス!パチュリー!いくぞ!」
「えぇ、いつでもいいわ」
「こっちもオッケーよ」

ん?あれ、なんか足元がすごく光って……

「きゃああああああああ!?」

~~~~~~~~~~~~~~
「うふふ、どうやら成功したようだな」
「あら、ちょっといいかもこれ……」
「そうね……」

ん~?いったい何が……?
私としたことが機を失うなんてね。
なんか頭とお尻がむずむずする気がするけど気のせいよね。

「おぉ、起きたか天子、似合ってるぜそれ」
「似合ってる?いったい何したのよ?」
「別に可愛いとか思ってないんだからね!」

なんかアリスが訳の分からないことを言って鏡を差し出してきたわね。
これでいったい何をしろと……えぇ!?
こ、この頭からぶら下がってる茶色いものはもしかして……犬耳!?
てことはお尻がむずむずするのはまさか……あぁ、やっぱりそうなのね……

「なんで犬耳と犬尻尾が生えてるのかしら?」
「さっきの魔法の効果だぜ☆」
「天子……かわいいよ♪」
「わぅ!?ち、ちょっとフラン抱きつかないで!」
「ふさふさだねぇ~♪」
「うぅぅ……」

フランに抱きつかれるのは嫌じゃないけど触られてると変な気持ちになっちゃうわねこれ。

「それで、これからどうするの?」
「別に大丈夫じゃないかしら?レミィも咲夜も犬は好きだし」
「そう、それならよかったわ」
「じゃあ私たちはこれで失礼させてもらうぜ、あ、これはお詫びだ」

ん?これは……何かの機械かしら?
開いたり閉じたりするわね。

「これは?」
「こーりんのところから持ってきた【けーたいでんわ】ってやつみたいだぜ」
「けーたいでんわってどうやって使うの?」
「今、それと同じやつを私、霊夢が持ってるんだ、そしてそれがあればどこにいても話せるってわけだぜ!」
「お~すごいわねぇそれ」
「使い方はこの紙に書いてある番号をそこに入力すればいいぜ」
「分かったわ、ありがとね魔理沙♪あとアリスもクッキーおいしかったわ、また作ってね♪」
「え、えぇ今度暇だったら作ってくるから、そんなに尻尾ぶんぶんしないの!」
「え?」

あ、しらないうちに尻尾振っちゃってたわね、感情がすぐ出ちゃうのかしら?

「それじゃね、天子、パチュリー、フラン」
「えぇ、また今度」
「じゃーねー魔理沙、アリスー♪」

さて、2人が帰ったわけだけども……これからどうしようかしら……
と、とりあえず早く治るように願うだけだわ!
どうもトイレットです。ちょっと次あげるのが遅くなっちゃったかな?
最初は魔理沙とアリスを含めてのんびりだらだらするはずだったのに天子がわんこに!
というわけで続きますw

これからもがんばっていきますよ!
トイレット
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
略されて、次は記憶の問題になってきたwwwwww

犬耳メイド服天子が凄いイラストで見たい!!!本気で見たい!!!
2.トイレット削除
>>一番様 
 ごめんよ、画力があれば描いてあげたいけどそんな画力無いんだ……
 誰か描いてー!(オイ
3.名前も無い程度の能力削除
ならば私が描こう!

↑ごめんなさい、嘘です。
犬天子見たいです!
でも日記の方がもっと見たいです!