Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

スペルカード=ご飯粒理論

2010/04/24 19:22:56
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もぐもぐ……


「いやあ、悪いわね早苗。こんなに山菜とか貰っちゃって」
「いえいえ、良いんですよ。流石にこの量は私たちだけでは食べきれないですし」
「お茶と白いご飯、そして山菜の天ぷら……まさしく至福のひと時ね!」
「あ、霊夢さん。ほっぺたにご飯粒ついてますよ」


ぱしゃっ! ぱしゃっ!


「なにやつ!」
「ご飯時にいきなりやって来て、問答無用で撮影とは感心しませんね、文さん」
「はァぁ……フゥゥ……」


がたがたっ!


「ちょっ、いきなり上がり込んできて何のつもり!?」
「文さんも天ぷら欲しいんですか?」
「……撮ラセロ……」
「えっ?」
「ダンマク……撮ラセろ……」
「どうしたの文、あんたおかしいわよ」
「目付きが尋常じゃないですよ。何があったんです?」
「シュ……シュザイ……」


ぱしゃっ! じー……ぱしゃっ! ぱしゃっ!


「落ち着きなさい、文! それはただの箪笥よ!」
「hgr89g8ぎうhぐおぴぴ……」
「今度は木彫りの熊の置き物を撮り始めましたよ」
「ybぎゅ……7897987……姫海棠……北海道ほたて」
「ちょっと、文! 聞こえてないの?」
「ぶぶぶぶんんんんぶぶんんままままるるるるるししししんぶぶぶぶんんんん」
「……仕方ないわね。早苗、二人で取り押さえましょ。話はそれからよ」
「了解です!」
「放せッ! 何なんですかこの箪笥は!? カメラで撮ったのに消えないなんておかしいぢゃないかッ」


――ひと悶着――


「……す、すいません……お二人にはみっともない所を見せてしまいました」
「正気に戻ったかしら? 一体どうしちゃったのよ」
「取材がうまく行かないんです。あとちょっとの所で、いつも撮り損ねてしまって」
「それで憂さ晴らしに、そこら辺のものを手当たり次第に撮っていたというわけですか?」
「モルダー……じゃなかった、文。あんた疲れてるのよ」
「自分が好きで始めたことでも、義務のように感じてしまうと急に辛くなるものです。
 すこし新聞から距離を置いて、冷却期間をとってみては?」


じーっ……


「どうしたの? そんなに熱心にご飯粒を睨んだりして」
「いま思ったんですけど、弾幕……スペルカードって足の裏に付いたご飯粒みたいですよね!」
「???」
「その心は?」

「取ったところで食べられないけど、取っておかないと落ち着かない!」

「なるほどー……文に座布団一枚!」
「上手いこと言いますね、文さん!」


ぱしゃぱしゃっ!


「ご飯を撮影したりして、今度はなに?」
「……おかしい……」
「何がです?」
「お二人とも、おかしいとは思いませんか。ご飯粒=弾幕をカメラで撮ったのに、消えないなんて」

「早苗、永遠亭に連絡してちょうだい。これは強制入院させるしかないわ」
「わかりました! 症状はどう説明しましょうか?」
「ワーカーホリックでよろしく」
撮影失敗!

……ダブルスポイラー、なんとか古明地姉妹まで辿り着きましたが……
ぴちゅーん! ぴちゅーん! ぴちゅーん!

どないせえっちゅーんじゃ……

まあ、気長に楽しむものですから何も急ぐことはないのですが、やっぱり先のステージとか
気になっちゃうのが人情というものでs(ぴちゅーん)
しかばね
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
山田君座布団弾幕一枚アゲテー
2.名前が無い程度の能力削除
>>「~取っておかないと落ち着かない!」
メチャクチャ解ります…………!ww
同じLvで「没我の愛」から追われる身として。(^_^;
3.奇声を発する程度の能力削除
モルダーに不覚にも吹いたwwwww
が、頑張ってください…
4.名前が無い程度の能力削除
つ「座布団」
お気持ちお察しします……w
5.名前が無い程度の能力削除
君はひとりじゃないっ!
6.名前が無い程度の能力削除
モルダーwwwww
ちくしょう、笑いがとまらん。
なんて破壊力だよ!!!
7.名前が無い程度の能力削除
北海道ほたてでふいたw
あなたの作品はいつも最高ですw
8.名前が無い程度の能力削除
ひめかいどうと読むのですね。今日知りました。
DSむずかしすぎて、ボクも射命丸の気分ですよ。
9.とーなす削除
ムムーーンンササイイドドヘヘ(ry
DSは恐るべき中毒性ありますからね。あんなに難しいのに、どうしてかやめられない。
そして適度に冷却期間置くと、何故か一発で取れてしまったり。

北海道はたてめちゃくちゃ噴いたwwwww