部屋の中は非常に騒がしかった。
「魔理沙!今日は私の家に来るって言ってたから迎えに来たらなんでパチュリーがいるのよ!」
「魔理沙、何で図書館で魔法教わるとか言ってたから迎えに来たのにアリスがいるの?」
「ちょ、引っ張るんじゃないぜ!」
両手に花とはまさにこの状況だが、その花は中央の魔理沙の上で引っ張り合っている。
まるで綱引きのような状態。
両手を引っ張る魔法使いの表情は真剣で、打って変わって魔理沙の表情は呆れたといった様子。
そして、その時だった。
「あっ!」
アリスが声をあげると、急に後方へと尻餅をつく。
よく見ると、魔理沙の腕から先が、日本刀で切られたようにすぱっと切れている。
痛みなんて全く無いけど、綺麗に切れている、血も出ていない。
それをみて、そこにいた全員が焦るのは言うまでもない。
「え、あ…。ご、ごめんなさい…」
「とりあえず、医者のところに行くのよ」
「アリス、気にするな。とりあえず永琳のところに行ってくるぜ」
アリスから取れた腕を貰い、そのまま箒に跨って永遠亭に向かった。
私もついて行くわと、アリスとパチュリーも魔理沙の後を追った。
永遠亭。
急いで三人は永琳の元へと駆け寄る。
「永琳!腕が取れたんだ!!」
「ねぇ、治るの!?助けてあげて!!」
「あなたの医療の腕なら何とかしてあげられるでしょう?」
医療室で、薬品の研究をしていた永琳は、いきなりのことで驚くも、笑顔で答える。
「そんなの簡単よ。ちょっと腕を貸しなさい」
魔理沙は素直に腕を永琳に渡すと、永琳は魔理沙の切れた部分にそれを合わせる。
そして、きゅっきゅと、擦りつけるように一ひねり、二ひねりする。
するとどう言うことだろうか、腕が何事も無かったように元に戻っている。
「さすが永琳だぜ!助かった!」
「あぁ、よかったわ、魔理沙!」
「月の技術は恐ろしいわね」
そうして、図書館で三人とも仲良く魔法について語り合いましたとさ。
おしまい。
「魔理沙!今日は私の家に来るって言ってたから迎えに来たらなんでパチュリーがいるのよ!」
「魔理沙、何で図書館で魔法教わるとか言ってたから迎えに来たのにアリスがいるの?」
「ちょ、引っ張るんじゃないぜ!」
両手に花とはまさにこの状況だが、その花は中央の魔理沙の上で引っ張り合っている。
まるで綱引きのような状態。
両手を引っ張る魔法使いの表情は真剣で、打って変わって魔理沙の表情は呆れたといった様子。
そして、その時だった。
「あっ!」
アリスが声をあげると、急に後方へと尻餅をつく。
よく見ると、魔理沙の腕から先が、日本刀で切られたようにすぱっと切れている。
痛みなんて全く無いけど、綺麗に切れている、血も出ていない。
それをみて、そこにいた全員が焦るのは言うまでもない。
「え、あ…。ご、ごめんなさい…」
「とりあえず、医者のところに行くのよ」
「アリス、気にするな。とりあえず永琳のところに行ってくるぜ」
アリスから取れた腕を貰い、そのまま箒に跨って永遠亭に向かった。
私もついて行くわと、アリスとパチュリーも魔理沙の後を追った。
永遠亭。
急いで三人は永琳の元へと駆け寄る。
「永琳!腕が取れたんだ!!」
「ねぇ、治るの!?助けてあげて!!」
「あなたの医療の腕なら何とかしてあげられるでしょう?」
医療室で、薬品の研究をしていた永琳は、いきなりのことで驚くも、笑顔で答える。
「そんなの簡単よ。ちょっと腕を貸しなさい」
魔理沙は素直に腕を永琳に渡すと、永琳は魔理沙の切れた部分にそれを合わせる。
そして、きゅっきゅと、擦りつけるように一ひねり、二ひねりする。
するとどう言うことだろうか、腕が何事も無かったように元に戻っている。
「さすが永琳だぜ!助かった!」
「あぁ、よかったわ、魔理沙!」
「月の技術は恐ろしいわね」
そうして、図書館で三人とも仲良く魔法について語り合いましたとさ。
おしまい。
……え?大岡裁きと違う?
もしや、腕が取れて、その腕がロケットパンチさながらに飛ばせるようになるかと思ったのにwwwww