この作品は作品集33「ばーじょんあっぷ」の設定を受け継いでいます。
あ、どうもパチュリー・ノーレッジです。皆さん聞いてください、朝起きたら小悪魔が、小悪魔が……
赤い眼鏡をかけてモヒカン姿になっていたんです!
何を言っているんだと思われますが本当の事です。私自身初めて見たときは、まだ寝ぼけているんだと思いました。
でも、あんな姿のまま「おはようございますパチュリー様」って普通に言うですよ! ちゃんと仕事もこなすし、お世話もしてくれるですよ!
「ゴホッゴホッゴホッ!!」
「まあ、大丈夫ですかパチュリー様。すぐに喉にいいお茶を用意しますね」
ね? 普通でしょ? 姿以外は普通なんです。新手の嫌がらせでしょうか?
前にセン○リーノ、セント○ーノと踊っているのがうっとうしくて禁止した事への仕返しかしら?
それとも、クビにするようなそぶりを見せて楽しんでた事に対する復讐かしら?
原因がまったく思いつかないわけでして……
「パチュリー様どうぞ、お茶です」
「ありがとう。ところで小悪魔……」
お茶を持ってきた小悪魔に意を決して聞こうとしたその時!
ガッシャーーーン!!!
「パチュリー! また本を借りてくぜ!」
天窓を突き破り、白黒ネズミこと魔理沙が現れたわ。
「その前に本を返しなさい! というか貸す許可を出した覚えはないわよ!」
今日こそは倒してやると意気込みながら身構えた私の前に、静かに小悪魔が割り込んできた。
「小悪魔? 危ないから……」
さがってなさい。と言おうとした時だった。小悪魔は自分のモヒカンへと手を添え、
「こあっ!」
という掛け声とともに手を前へと伸ばした。すると、すると……
モヒカンが回転しながら飛んでいった!!!!
あまりの事に唖然と立ち尽くしたわ。それは魔理沙も同じだったみたい。飛んでくるモヒカンを見たまま固まっていたわ。
我に返った時にはもう手遅れ、モヒカンは魔理沙の周囲を何度も往復すると、元あった位置、小悪魔の頭の上に戻ってきた。
それと同時に、魔理沙のホウキと服が細かく切り裂かれたわ。
「きっ……きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ああ、魔理沙も女らしい悲鳴をあげるのねと感心しながら、落下してくる魔理沙を助けようとした時だった。
一瞬、そう一瞬の間に咲夜が現れ、魔理沙を抱きかかえた。
「魔理沙、今日は寝かせないわよ」
そんな言葉を残して咲夜は魔理沙と共に消え去っていた。そうか、ここの咲夜は咲マリだったのか……
「散らかっちゃいましたので、お掃除しますね」
怒涛の出来事に傍観していた私は小悪魔の言葉で気を取り戻した。そして、問いただすことにした。
「小悪魔……その格好はなんなのかしら?」
「モデルチェンジですよ」
振り返り微笑む小悪魔。
「こあ2Duoからこあi7にモデルチェンジしたんですよ。より強く、より速くなりましたから、魔理沙さんにも負けませんよ」
そう言い残して、小悪魔は歩いていった。
小悪魔、セブンはセブンだけど、セブン違いよそれ。はぁ……本気で新しい娘を召還しようかなぁ。
あ、どうもパチュリー・ノーレッジです。皆さん聞いてください、朝起きたら小悪魔が、小悪魔が……
赤い眼鏡をかけてモヒカン姿になっていたんです!
何を言っているんだと思われますが本当の事です。私自身初めて見たときは、まだ寝ぼけているんだと思いました。
でも、あんな姿のまま「おはようございますパチュリー様」って普通に言うですよ! ちゃんと仕事もこなすし、お世話もしてくれるですよ!
「ゴホッゴホッゴホッ!!」
「まあ、大丈夫ですかパチュリー様。すぐに喉にいいお茶を用意しますね」
ね? 普通でしょ? 姿以外は普通なんです。新手の嫌がらせでしょうか?
前にセン○リーノ、セント○ーノと踊っているのがうっとうしくて禁止した事への仕返しかしら?
それとも、クビにするようなそぶりを見せて楽しんでた事に対する復讐かしら?
原因がまったく思いつかないわけでして……
「パチュリー様どうぞ、お茶です」
「ありがとう。ところで小悪魔……」
お茶を持ってきた小悪魔に意を決して聞こうとしたその時!
ガッシャーーーン!!!
「パチュリー! また本を借りてくぜ!」
天窓を突き破り、白黒ネズミこと魔理沙が現れたわ。
「その前に本を返しなさい! というか貸す許可を出した覚えはないわよ!」
今日こそは倒してやると意気込みながら身構えた私の前に、静かに小悪魔が割り込んできた。
「小悪魔? 危ないから……」
さがってなさい。と言おうとした時だった。小悪魔は自分のモヒカンへと手を添え、
「こあっ!」
という掛け声とともに手を前へと伸ばした。すると、すると……
モヒカンが回転しながら飛んでいった!!!!
あまりの事に唖然と立ち尽くしたわ。それは魔理沙も同じだったみたい。飛んでくるモヒカンを見たまま固まっていたわ。
我に返った時にはもう手遅れ、モヒカンは魔理沙の周囲を何度も往復すると、元あった位置、小悪魔の頭の上に戻ってきた。
それと同時に、魔理沙のホウキと服が細かく切り裂かれたわ。
「きっ……きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ああ、魔理沙も女らしい悲鳴をあげるのねと感心しながら、落下してくる魔理沙を助けようとした時だった。
一瞬、そう一瞬の間に咲夜が現れ、魔理沙を抱きかかえた。
「魔理沙、今日は寝かせないわよ」
そんな言葉を残して咲夜は魔理沙と共に消え去っていた。そうか、ここの咲夜は咲マリだったのか……
「散らかっちゃいましたので、お掃除しますね」
怒涛の出来事に傍観していた私は小悪魔の言葉で気を取り戻した。そして、問いただすことにした。
「小悪魔……その格好はなんなのかしら?」
「モデルチェンジですよ」
振り返り微笑む小悪魔。
「こあ2Duoからこあi7にモデルチェンジしたんですよ。より強く、より速くなりましたから、魔理沙さんにも負けませんよ」
そう言い残して、小悪魔は歩いていった。
小悪魔、セブンはセブンだけど、セブン違いよそれ。はぁ……本気で新しい娘を召還しようかなぁ。
しかしそうか咲マリだったか…見なくなって久しい…
魔界に帰るんですね分かります
で、翌日には「帰ってきた小悪魔」がいつもどおりに…
間違いなくメタルマックス厨なのだと確認できた