(早く……楽にしてあげないと)
苦しそうにしているパチュリーを楽にするために
小悪魔は震える手で目の前のパチュリーの服を緩めた
(こ、こんなに……)
小悪魔が酷くなっている患部を覗くと
そこは既に凄い事になっていて
先のほうから滴り落ちていた
一瞬我を忘れたが、ハッとなると
(急がないと!)
小悪魔は震える肩を押さえながら患部に口付けをする
それと同時に少し苦い味が広がったので、少しだけ口を離した
「こ…こぁ……」
(パチュリー様…ん…今楽にしてあげますから……)
それと同時に意識が朦朧としているパチュリーが
自分の名前を呼んでくれた事に少しだけ喜ぶと
「んっ…んん~」
小悪魔は再び患部に口をつけて詰まっている物を吸い出し始めた
このような事をするのは始めてなのだが
今は緊急事態である
(パチュリー様……)
早くしないと、とんでもない事になりかねない
(今、楽にしてあげますから)
パチュリーが楽になるためなら
小悪魔は自分がどうなろうとも構わなかった
「んっ!?」
吸い出したものの味は小悪魔には苦かった
だが、それを吐き出している暇はない
「んっ…んむっ…」
目に涙を浮かべながら、それを飲み干し
「んっ!」
小悪魔は再び吸い出す作業に戻る
そのような作業が続けられた
そして、しばらくすると倒れていたパチュリーが幾分楽になったのか
小悪魔の隣に座り込み、呼吸を調えていた
「ありがとう……助かったわ、こあ」
「うぇぇ…パチュリー様ぁ…よかったぁ……」
パチュリーが緊急事態から脱した事で
小悪魔はボロボロに泣きながらパチュリーにしがみつく
「こあ、口元拭いてあげる」
その様子を見て、パチュリーが口元を自身の体液で汚している
小悪魔の口元を拭きながら、その頭を撫でた
「よかったです…パチュリー様が窒息死しなくて」
「危なかったわ、もう少しで自分が吐血した血で窒息死するところだったわ」
「もう!今度から、深夜に一人で本を読まないでください」
「ぜ、善処するわ」
「……心配したんですから」
「…むきゅ~」
苦しそうにしているパチュリーを楽にするために
小悪魔は震える手で目の前のパチュリーの服を緩めた
(こ、こんなに……)
小悪魔が酷くなっている患部を覗くと
そこは既に凄い事になっていて
先のほうから滴り落ちていた
一瞬我を忘れたが、ハッとなると
(急がないと!)
小悪魔は震える肩を押さえながら患部に口付けをする
それと同時に少し苦い味が広がったので、少しだけ口を離した
「こ…こぁ……」
(パチュリー様…ん…今楽にしてあげますから……)
それと同時に意識が朦朧としているパチュリーが
自分の名前を呼んでくれた事に少しだけ喜ぶと
「んっ…んん~」
小悪魔は再び患部に口をつけて詰まっている物を吸い出し始めた
このような事をするのは始めてなのだが
今は緊急事態である
(パチュリー様……)
早くしないと、とんでもない事になりかねない
(今、楽にしてあげますから)
パチュリーが楽になるためなら
小悪魔は自分がどうなろうとも構わなかった
「んっ!?」
吸い出したものの味は小悪魔には苦かった
だが、それを吐き出している暇はない
「んっ…んむっ…」
目に涙を浮かべながら、それを飲み干し
「んっ!」
小悪魔は再び吸い出す作業に戻る
そのような作業が続けられた
そして、しばらくすると倒れていたパチュリーが幾分楽になったのか
小悪魔の隣に座り込み、呼吸を調えていた
「ありがとう……助かったわ、こあ」
「うぇぇ…パチュリー様ぁ…よかったぁ……」
パチュリーが緊急事態から脱した事で
小悪魔はボロボロに泣きながらパチュリーにしがみつく
「こあ、口元拭いてあげる」
その様子を見て、パチュリーが口元を自身の体液で汚している
小悪魔の口元を拭きながら、その頭を撫でた
「よかったです…パチュリー様が窒息死しなくて」
「危なかったわ、もう少しで自分が吐血した血で窒息死するところだったわ」
「もう!今度から、深夜に一人で本を読まないでください」
「ぜ、善処するわ」
「……心配したんですから」
「…むきゅ~」
でも口だったのでむしろ喜んだw
けしからん!もっとやれ!!でしたがw
何気に笑えない事態と思うがスルーしたほうがいいのかな?