Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

東方で遊戯王32 『仲間を信じ自分を信じ大きな壁に立ち向かう』

2009/07/23 23:49:15
最終更新
サイズ
43.05KB
ページ数
1

分類タグ


注意:前回の続きです。
   割と普通にデュエルします。ネタ成分低め。
   ルールが分かる方でないときついです。




















藍  「わたしはどうということはない。それより・・・・・・」

アリス「・・・・・・?」

霊夢 「ほら、アリス! なにやってんのよ。もう表彰式が始まるわよ!」

魔理沙「だそうだぜ。英雄の凱旋といこうじゃないか」

アリス「あっ、ちょっと! 腕を引っ張らないでよ」

輝夜 「ったく、あんたら何してんのよ。もうすでに、こっちは式の準備ができてるってのに」

鈴仙 「えー。テス、テス。ばっちりですね。こちらもOKです~」

永琳 「ささ、ではお二人とも。マイクの前へどうぞ」

魔理沙「おー」

霊夢 「きゃー! 魔理沙、かっこいいわぁ。イケメンよ!」

咲夜 「ちょっと霊夢・・・・・・あなた、飲むの早すぎよ」

パチェ「というか、もう帰っていいかしら?」

レミ 「そう言いなさんな。これから徹マンもあるっていうしね」

アリス「な、なんだかこうして改めて注目されると恥ずかしいわね」

文  「は~い、お二方。こっち向いて、チ~ズ♪」

魔理沙「だぜ♪」

アリス「ちょ、ちょっと魔理沙。あんまりはしゃがないでよ。
    わたし、こういう目立つ場所に立つのは苦手なのよ・・・・・・」

魔理沙「なーに言ってんだよ。さっきまで全員の目が注目されてたのに。
    こういうときは、素直に喜べばいいんだよ。童心にでも何でもかえってさ」

アリス「だ、だけどぉ・・・・・・」

輝夜 「おら、最後くらいしゃきっとしなさいよ。
    まったく、本当は、ここに立ってるのはわたしだったはずなのに。
    譲ってあげたんだから、堂々となさい」

魔理沙「自分で自分に賞状でも渡す気だったのか?」

輝夜 「ふん。でもまあ、めでたいことには変わらないわ。永琳、マイク貸して」

永琳 「どうぞ」

輝夜 「えー、それではこれより! 
    第一回チキチキ、デュエルモンスターズうんたらかんたら、表彰式を始めるわ!」

早苗 「最後の最後まで気合入ってますねぇ」

妹紅 「これ終わったら宴会だしね」

神奈子「宴会あるの? やっぱり諏訪子も連れてくればよかったわね」

にとり「てか、あんたらすでにしこたま飲んでたでしょうが・・・・・・」

輝夜 「今、ここに改めてキングとなった二人の名を宣言するわ!
    霧雨魔理沙と、アリス・マーガ・・・・・・?・・・・・・・・・・・・あれ?」

妖夢 「?」

鈴仙 「ひ、姫様? どうかされました?」

輝夜 「いや、急にマイクの調子が・・・・・・・・・・・・あれ? あれれ? 
    なんで音がでないの? あーもう。ちょっとー、えーりーん」

永琳 「うーん、わたしメカはあんまり詳しくないのよね」

咲夜 「だったらそんなもの使わないでよ」

文  「自称メカニックならここにいますけど?」

にとり「どうせ自称ですよ。ええーと、ちょっと見せてください」

鈴仙 「河童って機械もいじれるんですね。おそれいったわ」

妹紅 「暇なんだろ。ただ単に」

にとり「んんー、中身は特に問題無いですね。おかしいなぁ。
    この神社、ちゃんと電気通ってます?」

霊夢 「通ってるわけないでしょ」

永琳 「一応、その入ってる電池でいいはずなんだけど・・・・・・」

にとり「ですよねぇ。じゃあ、なんでだろ・・・・・・?」

闇紫 「・・・・・・・・・・・・チッ」



    *



レミ 「(? 紫・・・・・・?)」

妖夢 「あ、紫様。目を覚まされましたか。
    というか、デュエルが終わってからずっと倒れたままだったから、どうしたかと・・・・・・」

闇紫 「・・・・・・ああ、五月蝿い・・・・・・五月蝿い。五月蝿いわね、どいつもこいつも」

妖夢 「えっ? えっと、その・・・・・・・・・・・・・・・・・・きゃああっ!?」

永琳 「!?」

霊夢 「えっ!?」

魔理沙「・・・・・・な、なんだ!?」

パチェ「(ううっ! このすさまじい妖気の奔流は・・・・・・!?)」

アリス「(・・・・・・・・・・・・まさか、紫!?)」

幽々子「(出たわね・・・・・・ついに)」

闇紫 「粛正なる春の終わり。尚楚々として寂として、穢れなき言霊は葵の闇へとひた落ちる。
    たまゆらに煌く泡の如く、蒼き月明の幽世へと、続くその名は夢幻泡影。
    解脱も救済も欲すること叶わぬままに、浮世の狭間にて常闇に還らん・・・・・・」

闇紫 「初めまして、選ばれし〝五人の戦士〟よ。
    あなたたちの挑戦を、心より祝福します」

神奈子「(五人の・・・・・・戦士ですって?)」

にとり「き、急に何を言い始めたんですか、あの人は。
    どこからつっこんでいいやら・・・・・・」

レミ 「(あれは八雲紫・・・・・・なの? さっきまでとは、気配がまるで・・・・・・)」

鈴仙 「も、もう、大会のすべての対戦は終わりましたよ。
    まさか、負けたからっていちゃもんつけようってんじゃ・・・・・・」

輝夜「ああん、何なのよ? テロなの? テロリストだっていうの?」

闇紫 「テロリストとは、テロルに訴えて政治的目的を達成しようとする者。
    テロルはドイツ語で恐怖を意味し、英語読みではテラー、すなわち
    あらゆる暴力的手段を行使し、その脅威に訴えることで政治的に対立する者を威嚇することね。
    でも、残念ながらわたしには当てはまらない。
    ただ、滅茶苦茶にしてやりたいだけだからね」

咲夜 「滅茶苦茶って・・・・・・、あなたの言ってることが無茶苦茶じゃない」

文  「おうおう、なんですかなんですか~? 
    なんだかもうひと騒ぎありそうな感じじゃないですか。
    とりあえず、チーズっと♪」

にとり「こんな時にこのひとは・・・・・・。
    今はやばいですって。あの妖気、殺されるかもですよ」

文  「・・・・・・って、あやや?? 
    シャッターが押せない・・・・・・・・・・・・っ、きゃっ!?」

パチェ「(カメラが・・・・・・爆発した!?)」

闇紫 「商業主義の使い走りも同然の下僕どもが、断りもなくわたしにカメラを向けていいと思って?」

霊夢 「さては・・・・・・マイクを壊したのもあんたね!」

魔理沙「念動力かなんかの類か。いずれにせよ、はた迷惑だぜ」

闇紫 「五月蝿いのよ。寝起きの頭にピーチクパーチクと。
    というか、目障り。耳障り」

妹紅 「ったく。前からわけわからん奴だとは思ってたけど、いよいよもってわけわかんなくなってきたね」

輝夜 「ここにいる全員を敵にして、ただで済むと思ってるの?
    目的を言いなさい」

闇紫 「では一言だけ。・・・・・・コホン。
    これから発する声明は、いまだ事態を把握できていない、
    つまり己の置かれた立場を弁えない愚鈍な一部の人間ならび妖怪に発するものよ。
    全神経を鼓膜に掻き集めて聞きなさい」

永琳「ずいぶんと独断的ですね。
   まるで自分と対等の存在などいないとでも言いたげなものいいだわ」

アリス「(確かに・・・・・・表情こそいつもと変わらないうすら笑いだけど、どことなく雰囲気が違う。
    いつもの紫はどちらかというと対話を好み、ユーモアを交えることで相手の思考を翻弄するけど・・・・・・・・・・・・。
    今のあいつの物言いは、極めて独断的だわ。
    まるで、相手との関わりを拒絶しているような・・・・・・)」

闇紫 「今より数刻後、わたしはこの幻想郷を跡形も無く破壊します。
    塵一つ残さず確実に殲滅するから、逃げ場も隠れるところも皆無よ。ご安心を」

パチェ「!?」

魔理沙「はぁ!? なに言って・・・・・・」

霊夢 「ちょっと紫、冗談よしてよ。なんで、いきなりあんたがそんなことしなきゃ・・・・・・」

闇紫 「言ったはずよ。鼓膜に全神経を使えと。あなたも愚鈍な一部であることを自覚することね」

早苗 「まさか、本気・・・・・・なんですか?」

闇紫 「抵抗するか、逃亡するかは自由よ。
    まあ、あなたたちは自力で幻想郷から外に出る術など知らないでしょうけどね」

妖夢 「うう・・・・・・あいたたた」

幽々子「妖夢、大丈夫? まあ、大丈夫よね」

妖夢 「いやまあ、大丈夫ですけれど・・・・・・・・・・・・しかし、いったいどうされたのです、紫様は?
    まるで、人が変わられたような・・・・・・」

幽々子「変わったのよ。あそこにいるのは、紫であって、さっきまでの紫とは違う。それだけのこと」

妖夢 「ええっ? それって、どういう・・・・・・」

レミ 「・・・・・・幻想郷を破壊だなんて、そんなこと本当にできると思ってるのか?」

闇紫 「できるじゃなくて、これからするのよ。
    確実に。100%、ね。
    なんならあなたの住まいがある湖から、丸ごと異次元の彼方へ消し去ってあげましょうか?」

パチェ「本気・・・・・・みたいね。
    もとより、あいつの能力を考えれば、幻想郷を潰すくらいは造作も無いこと・・・・・・」

霊夢 「ふざけないで! そんなこと、わたしがさせないわ。
    トチ狂った妖怪は、わたしが退治する!」

魔理沙「及ばずながら、わたしも力を貸すぜ。
    せっかくのいい気分に水をさされちゃ、さすがに黙ってられん」

闇紫 「はいはい。短慮。浅薄。総じて、気が早いのね。
    あなたたち一人を消すのに、わたしには小指一本動かす労力すら必要無いのよ。
    大人しく、人の話は最後まで傾聴していていただきたいわ」

アリス「(もはや完全な脅迫・・・・・・でも、今の紫には有無を言わせない圧倒的な迫力がある)」

アリス「(もしかして、これが本当の紫の中の闇なの・・・・・・?
    さっきのデュエルで倒したと思ったのは、内側から漏れたごく一部の断片に過ぎないと・・・・・・)」

輝夜 「・・・・・・言うだけ言って御覧なさい。最後まで」

闇紫 「宇宙のチリに等しきあなたたち有象無象に、一度だけ・・・・・・チャンスをあげる。
    デュエルモンスターズでね」

レミ 「!?」

咲夜 「・・・・・・デュエルモンスターズでですって?」

鈴仙 「それで勝てば、大人しく引き下がるってこと?
    ずいぶんまわりくどいことしたがるんですね。カードゲームでだなんて」

闇紫 「あなたたちにとって、最も可能性のある方法を進呈したまでよ。
    弾幕にせよ、殺し合いにせよ、いざ勝負となればいずれもあなたたちの瞬殺で終わってしまう。
    一瞬でカタがついてもらっては困るのよ。わたしの心を鎮めるにはね・・・・・・」

文  「ここにいる全員と一人一人デュエルするというんですか?」

闇紫 「ハッ! そんなわけないでしょう。
    雑魚といくら戯れても時間の無駄。
    わたしと闘えるのは、わたしを満足させるに相応しい力を持つ、5人のデュエリストだけよ」

永琳 「5人・・・・・・?」

闇紫 「案内してあげるわ。あなたたち妖怪、人間。幻想郷の全ての命運を賭けた舞台へと・・・・・・ね」



    *


  ________6:14 闇次元





アリス「(・・・・・・・・・・・・!?)」

アリス「(・・・・・・何? ここ・・・・・・。真っ暗で、何も見えない・・・・・・)」

魔理沙「アリス・・・・・・アリスだな?」

アリス「魔理沙! よかった、無事だったのね。
    でも、ここはいったい・・・・・・」

魔理沙「さあな。いきなり紫の奴が爆発みたいに光って、次に気づいたらこれだ。
    まったくあいつは、やる事が派手というか、いきなりというか・・・・・・」

輝夜 「あっ! あなたたち!」

アリス「輝夜っ。
    他の選手は? 誰もいないの?」

輝夜 「ご覧の通りよ。永琳も、うどんげもいないみたい。
    こう暗くては、探しようもないし・・・・・・」

魔理沙「いや、暗いのとはちょっと違うんじゃないか? 
    現にわたしたち同士はしっかり見えてるだろ」

アリス「あ、そっか」

レミ 「・・・・・・それに地面の感触もある。
    どうやら背景が黒いだけで、光が無いわけではないようね」

魔理沙「おお、レミリア。お前も無事だったか」

レミ 「ふん、このわたしがおいそれとやられるわけがないわ」

アリス「(レミリアの言うとおり、どうやらここは空間自体がこういう色調みたい。
    視認できるのは、わたしたちのお互いの姿だけで、あとは影さえあるかわからないぐらい真っ暗。
    ここが、紫の言った舞台なのかしら・・・・・・)」

輝夜 「いるのはこの四人だけ、か。でも、だとしてもおかしいわね。
    紫は、5人を選んで案内するみたいなことを言ってたけど・・・・・・」

霊夢 「う、うーん・・・・・・・・・・・・まさかこんなに早くPT2が出るなんて・・・・・・ムニャムニャ」

魔理沙「って、霊夢じゃないか。足元で寝てりゃ気づかないぜ。ほら、起きろって」

霊夢 「せっかくダースで買って転売しようとしてたのに・・・・・・・・・・・・って、ん?
    魔理沙・・・・・・? どうしたの、わたしたち・・・・・・」

アリス「悪夢から醒めたみたいね」

魔理沙「悪夢ってか現実だけどな」

輝夜 「どうやらあの一瞬で、わたしたちだけがここに飛ばされたらしいわね。
    それだけは断言できそうだわ」

レミ 「ふん、もう一つ確かなことがあるわ。
    それは、こんな真似をした元凶に直接訊くのが一番早いってことよ。
    ・・・・・・いるんでしょ、八雲紫!? そろそろ出てきたらどうかしら?」

闇紫 「ふふふ・・・・・・」

アリス「(・・・・・・紫!)」

闇紫 「選ばれし5人の戦士よ。わたしの闇次元、〝八雲の巣〟へようこそ。
    あなたたちの挑戦を、心より祝福します」

魔理沙「ああん、挑戦だと? お前が勝手に連れてきたんじゃないか」

輝夜 「だいたい、5人って。どういう基準なのよ。なんでこんなチビ巫女までいるわけ?」

霊夢 「なんでチビなのよ」

闇紫 「なに、簡単な理屈よ。ここへ来れるのは、ある一定以上の精神の強さを持った者のみ。
    どう? 好きでしょう? わかりやすい理屈は」

魔理沙「さっぱりわからんぜ。わざわざへんぴな異次元まで連れてこられる理由とかもな。
    だいたい、なんでわたし達だけなんだ?」

闇紫 「残りの奴らのためにやってあげたのよ。
    他の奴がいると、心音が耳障りでしかたないじゃない。
    思わず止めたくなっちゃうからねぇ」

輝夜 「・・・・・・凶暴な奴ね。まさか、ここまで強引な事をするとは思っていなかったけど。
    いったい、あなたの本当の目的は何?」

闇紫 「無知白痴は自己責任よ。あとは勝手においおい理解しなさい」

レミ 「フン、どうでもいいね。これから死ぬ奴の思惑なんて。
    いずれにせよ、お前叩きのめすことに異存は無いからね」

霊夢 「同感。こんな場所、いるだけで胸がムカムカするもの」

輝夜 「わたしが先にいくわ。よくも最後の最後で、大会を滅茶苦茶にしてくれたわね。
    最後の最後まで、かもしれないけど」

闇紫 「まずは、あなた? 鼻息は結構だけれど、足りないわね」

魔理沙「足りない?」

輝夜 「ぎぎぎ、なんだか凄く馬鹿にされた気がするわ」

アリス「・・・・・・足りないって、どういう意味?」

闇紫 「頭数のことよ。このわたし相手に、一人で挑む気? 
    いくらわたしでも、明らかな自殺行為とわかってそれを見過ごすわけにはいかないじゃない。
    最低でも二人同時にかかってきなさい」

レミ 「!?」

霊夢 「なんですって・・・・・・!」

魔理沙「まさか、そのためにわざわざ5人も連れてきたってのか」

闇紫 「そうよ。何の為に1対5にしてあげたと思っているの。
    力無き者達には、庇いあい、団結する権利が与えられる。
    言い訳には聞いてやらないから、存分に使うがいいわ。チームプレイという武器をね」

レミ 「・・・・・・・・・・・・へぇ、このわたしに向かって、力無き者、ね」

アリス「レミリア・・・・・・!?」

レミ 「あなたたちは下がってなさい。
    今まで、こともあろうにこのわたしを侮辱する愚か者には、一人残らず灰となる報いを与えてきたわ。
    一切の例外無くね」

闇紫 「ふふふ・・・・・・決まりね。記念すべき五百年ぶりの供物は、あなたたち二人。
    盛大に喰らい尽くしてあげましょう。前に進み出なさい」

輝夜 「この永遠の不死の体を前に、言ってくれるじゃない。
    レミリアじゃないけど、ここまで挑発された以上、それなりの報いは受けてもらうわ」

アリス「・・・・・・待って、二人とも! 事情もなにもわからないうちに闘うなんて・・・・・・」

レミ 「口が過ぎるわね、アリス・マーガトロイド。
    いつもはどうか知らないけど、今のあいつは話が通じる相手じゃない。
    甘い考えしかできない腰抜けは引っ込んでなさい」

闇紫 「ああ、そうだわ。報い、で思い出したのだけれど。
    舞台に上がっている以上、言うまでも無いことでしょうけど・・・・・・・・・・・・
    あなたたちのライフポイントが0になった時は、当然ペナルティを受けてもらうわ。
    最低でも死以上のものをね」

輝夜 「ふふふっ、死ですって? それこそ冗談にもならないわね。
    やれるものなら是非やってほしいものだわ。
    前からずっと思ってたのよ。いっぺん死んでみたいってね」

闇紫 「・・・・・・くだらない望みね。
    生きるだの、死ぬだの。そんな矮小な次元でしか世界観を構築できない。
    そんな低次元な世界の全てが、どうしようもなくわたしの平穏を掻き乱す。
    あなたたちを、わたしの世界へ引き上げてあげる。そして真理を目の当たりにするといい。
    戻りたくとも、二度と元の次元へは戻れないから・・・・・・」

アリス「(なんなの、紫のこの声・・・・・・・・・・・・抑揚が無く、口説とも愚痴ともあるいは呪詛ともつかない、
    一種の荒廃した調子を漂わせている・・・・・・)」

レミ 「いい加減前置きはいいわ。とっととケシズミにしてやるから、かかってきな」

魔理沙「ちょっと待った。この空間には、わたしたち以外何も無いじゃないか。
    デッキは一応持ってるが、どうやってデュエルするんだよ」

霊夢 「そうよね。せめて、テーブルぐらいないと」

闇紫 「この闇次元〝八雲の巣〟は、わたしの臓腑の中も同然。全てがわたしの思うが侭になる。
    特別大サービスよ。あなたたちの左腕を見なさい」

アリス「(!? ・・・・・・これは、原作バトルシティのデュエルディスク!?
    まさか、本物!?)」

魔理沙「うおおお、マジかよ! 
    カード入れたら、ほんとにモンスターがでてくんのか?」

霊夢 「やあああん、なにこれ! 最高に興奮してきたんだけど!」

輝夜 「モノホンのデュエルディスクなんて、技術的にあと50年はかかると思ってたのに・・・・・・」

レミ 「粋な真似をしてくれるじゃない。
    でも・・・・・・・・・・・・これだけじゃないんだろ?」

闇紫 「鋭い、と言いたい所だけど、そこまで考えが及んで及第点ね。
    あなたはこの現状が、浮かれてられない状況であることを認識している。
    極めて理性的で、尊敬に値すると言えるでしょう。
    その例に漏れた他の者どもは、己を恥じるがいい」

輝夜 「・・・・・・カチンときたわ。いちいち人を馬鹿にしていないと生きていけないのかしら」

アリス「それより、浮かれてられないっていうのは、まさか・・・・・・」

霊夢 「え? どういうこと?」

レミ 「すぐにわかるわ。デュエルを始めればね」

輝夜 「だったら、今すぐやればいい。全てデュエルで解決するわ。
    デッキをデュエルディスクにセットよ!」

闇紫 「そしてわたしも・・・・・・ふふふ」

魔理沙「(くっ、奴がデッキをセットしただけで・・・・・・・・・・・・なんだ、このかつてない圧倒的な妖気は。
    まるで、空間全体、いや次元そのものがあいつの妖気みたいだ・・・・・・)」

アリス「(今の紫からは、さっき闘った時よりはるかに強烈な邪気が漂っている・・・・・・・・・・・・
    普段のあいつからは、考えられないくらいに)」

アリス「(藍がわたしに言ったこと、紫を救って欲しいという言葉の意味。今ようやくわかったわ。
    何かに操られているのか、とりつかれているのか、いずれにせよ、あの紫は正常な状態じゃない。
    だったら、この最後のデュエルで、今度こそ、紫を・・・・・・)」

アリス「(お願い・・・・・・・・・・・・藍、わたしに力を貸して!!)」

闇紫 「一次元でしか生きる術を持たぬ痴れ者ども・・・・・・・・・・・・
    九次元的無限大と、八次元的無限小の狭間に落ちるがいい!!」



    *




<1対2変則デュエルオリジナルルール>


・ライフポイントは全員が8000。

・1巡目のターン、全てのプレイヤーは攻撃ができない。

・先攻は1人のチームが得る。

・プレイヤー1人につき、場、デッキ、エクストラデッキは一つずつ。同じチームは墓地を共有する。

・LPが0になった者、デッキからドローができなくなった者は続行不能とし、ゲームから退場する。退場したプレイヤーに代わり、リザーバーがデュエルに加わる。参加できるリザーバーが存在しない状態で、同チームのプレイヤー全員のLPが0となった時、そのチームの敗北となる。

・ゲームから退場したプレイヤーのデッキ、エクストラデッキは消滅する。手札、及び場のカードは全て墓地に送る。墓地・除外ゾーンのカードはそのまま残り、後続のプレイヤーが使用することができる。

・基本的に、カードテキストの『相手』は『相手チームのプレイヤー全て』とし、『自分』は『自分のチームのプレイヤー全てにする。また、『お互い』は『全員』とする。

・リザーバーが新しくデュエルに加わったとき、その者はデッキからカードを5枚ドローする。次にそのプレイヤーのターンが来るまで、相手はそのプレイヤーに攻撃できない。

・一度ゲームから退場したプレイヤーは、二度と参加することはできない。

・同一タイミングでチェーンする時、現ターンの者に次いで、次にターンが回ってくる順に優先権が与えられる。

・プレイヤーが特殊勝利条件、あるいは特殊敗北条件を満たした時、そのプレイヤー側のチームの勝利でデュエルは終了する。

・他は通常のデュエルと同じ。

・同じチームで手札の確認はできず、相談も不可。






               闇紫【Paradigm Shift】LP8000 



                      VS



 輝夜【七宝オニキスの禍】LP8000            レミリア【神の火を制御せよ】LP8000 

               霊夢【セイブ・ザ・レイム】LP8000

 魔理沙【光は闇を突き穿つ】LP8000           アリス【ジ・エンド・オブ・アリス】LP8000 





      順番:闇紫→レミリア→輝夜





闇紫 「先攻はわたしよ。
    普通考えてとてつもないビハインドなのだから、これぐらいの権利は当然与えられるわ」

輝夜 「結局は何もかも自分の好きなように決めるんじゃない。
    いいわ。ならこっちは、デュエルディスクからカードを5枚ドローよ!」

霊夢 「うっはwww輝夜、決まってるわ。ドローのポーズ」

魔理沙「デュエルディスクは誰もがの夢だしなぁ。張り切る気もわかるぜ」

闇紫 「ふふっ、肩肘張っているのがまるわかりよ。
    自ら虚勢だと言い張っているようなものだわ」

輝夜 「(くっ・・・・・・! わたしが震えるなんて。いったい、この空間は・・・・・・)」

輝夜 「武者震いならぬ、武者肩肘よ。
    それに、早くこのディスクを使ってみたくてうずうずしてるの。
    さっさとそっちのターンを済ましてほしいものだわ」

闇紫 「では・・・・・・・・・・・・ドロー」

闇紫 「手札を5枚捨て・・・・・・永続魔法を発動するわ。
    スカル・ベース、スカブ・スカーナイト、大洪水、栄誉の贄、メモリースナッチャーを墓地に送る」

レミ 「(5枚!? いきなり・・・・・・)」

アリス「(発動にそんなコストを要求する永続魔法なんて・・・・・・いったい)」

闇紫 「守護神の宝札よ。デッキから、2枚ドロー」


《守護神(しゅごしん)の宝札(ほうさつ)》
永続魔法(アニメオリカ)
手札を5枚捨てる事で発動する。
発動時に、デッキからカードを2枚ドローする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のドローフェイズの終了時にデッキからカードを1枚ドローする。


魔理沙「な、何だ!? あのカードは!」

霊夢 「あんなカード・・・・・・見たことないわ!」

輝夜 「・・・・・・あ、あれはまさか!」

アリス「輝夜、知っているの?」

輝夜 「ちょっと以前に見たことがあるわ。
    ニコニコ動画で遊戯王のアニメシリーズを全話視聴した時に」

アリス「(ニートのうえにニコ厨だったの・・・・・・)」

魔理沙「そのアニメに出てきたってことか?」

輝夜 「ええ。でもあまりに強力過ぎる能力だから、OCG化はされなかった・・・・・・」

霊夢 「なのになぜ、あいつはそのカードを持っているの?」

レミ 「・・・・・・そうか。あいつの能力・・・・・・」

闇紫 「正、解。及第点だけどね。
    この異次元空間では、わたしの境界を操る能力は100%以上の力を発揮できる。
    アニメとOCGの境界をいじくるくらい造作も無いわ」

霊夢 「そんな・・・・・・! 
    作品の中にしか存在しないカードなんて、インチキじゃない!」

闇紫 「どうせなら、存在そのものがインチキぐらい言ってほしいものね。
    いずれにせよ、わたしに勝利しないことにはこの空間から出ることは叶わない。
    ま、仮に脱出できたところで、幻想郷そのものが消えてしまうのだから帰る場所もないわけだけど」

魔理沙「こいつ、本気かよ・・・・・・。
    マジで幻想郷を消滅させる気なのか」

アリス「信じられない・・・・・・紫・・・・・・」

闇紫 「あなたたちがわたしという個に対して、どういった理解をしていたかなんて興味は無いわ。
    わたしの興味は、この地獄の釜の底で、どれだけあなたたちが面白おかしく踊ってくれるか、
    ただそれだけなのよ」

闇紫  「全てのプレイヤーは、第1ターンには攻撃ができない。1枚伏せて、ターン終了よ」



闇紫 LP8000:手札1:守護神、伏せ1
レミ LP8000:手札5:無し
輝夜 LP8000:手札5:無し



レミ 「(OCGには存在しないカード・・・・・・。
    チッ、勝手がわからない分、対処がしにくいわね。でも・・・・・・)」

レミ 「フッ、相手が何だろうとねぇ。
    わたしの紅き波動に貫けないものは無いんだよ! ドロー!!」

アリス「(なんて研ぎ澄まされた殺気・・・・・・!)」

霊夢 「レミリア・・・・・・気合じゃ負けてないわ!」

レミ 「スタンバイ、メインフェイズ。
    モンスターを裏守備でセット。リバースカードを1枚伏せて、ターン終了だ」

輝夜 「まさかレミリア、あなたとタッグを組むことになるとは思わなかったわ。
    でも、あいつはわたしの獲物。余計な手出しはあまりしないでほしいわね」

レミ 「フン、どう考えてもこっちのセリフね。
    紫ごとき、わたし一人で十分。お前はただそこに突っ立ってればいいわ」

輝夜 「そうもいかないわ。
    わたしにも、譲れない心情ってものがあるのよ! ドロー!」

輝夜 「宝玉獣、サファイアペガサスを召喚するわ!」


《宝玉獣(ほうぎょくじゅう) サファイア・ペガサス/Crystal Beast Sapphire Pegasus》 †
効果モンスター
星4/風属性/獣族/攻1800/守1200
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分の手札・デッキ・墓地から「宝玉獣」と名のついたモンスター1体を
永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。


霊夢 「きゃっ! ほんとに出てきた。カードから、モンスターが・・・・・・!」

アリス「凄い・・・・・・本物みたい」

魔理沙「うっは。チャダルヌークかよ」

輝夜 「やっぱりわたしの宝玉獣は、ソリッドビジョンになっても美しいわね!
    サファイアペガサスの誘発効果発動! 
    デッキから、ルビーカーバンクルを宝玉状態にして魔法・罠ゾーンに置くわ。
    ターンエンドよ!」



闇紫 LP8000:手札1:守護神、伏せ1
レミ LP8000:手札4:裏守備、伏せ1
輝夜 LP8000:手札5:サファイア、ルビー(宝玉)



闇紫 「ああ・・・・・・やっぱりあなたたち、なかなかに美味しそう。
    前菜にするのがもったいないくらいだわ。
    でも恐れないで。ゆっくり味わってあげるから・・・・・・」

闇紫 「わたしのドローフェイズ。守護神の宝札の効果で、2枚のカードをドローする」

魔理沙「2枚だとっ?」

輝夜 「(守護神の宝札か。あれが場にある限り、毎ターン2枚ドローすることができるってわけね)」

闇紫 「ふっふふふふふ・・・・・・・・・・・・カオス・コアを召喚」


《カオス・コア》 †
効果モンスター(アニメオリカ)
星3/闇属性/悪魔族/攻0/守0
表側攻撃表示のこのカードが相手モンスターに攻撃されたとき、
デッキ及び手札の「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」を任意の枚数墓地に送り、
その数だけこのカードにカウンターを乗せることができる。
このカードに乗ったカウンターを1つ取り除く事で、
このカードの戦闘ダメージを1度だけ0にする事が出来る。


アリス「(あのカードも・・・・・・見たこと無いわね)」

レミ 「(やはり、OCG化されていないモンスターか・・・・・・)」

霊夢 「攻守0・・・・・・どんな能力があるのかしら。見当もつかないわ」

魔理沙「いや・・・・・・それはテキスト見ればわかるだろ」

闇紫 「1枚伏せて、ターンエンドよ」



闇紫 LP8000:手札1:カオス・コア、守護神、伏せ2
レミ LP8000:手札4:裏守備、伏せ1
輝夜 LP8000:手札5:サファイア、ルビー(宝玉)



レミ 「(奴の狙い・・・・・・ただの時間稼ぎじゃないわね。
    狙いはデッキの幻魔を墓地に送る事、か。
    ということは、奴のデッキは藍と同じ三幻魔の可能性が高いわね)」

レミ 「(でも・・・・・・三幻魔を墓地に送ったところで、蘇生させることはできないはず・・・・・・
    なら・・・・・・ククク、攻撃しない手はないわ)」

レミ 「わたしのターン、ドローだ。場のニュートを反転召喚」


《ニュート/Slate Warrior》 †
効果モンスター
星4/風属性/悪魔族/攻1900/守 400
リバース:このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
このカードを戦闘で破壊したモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。


レミ 「リバース効果発動。このカードの攻守を500上昇させる。
    さらにクリッターを召喚」


《クリッター/Sangan》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。


レミ 「ニュートで、カオス・コアに攻撃! スカーレット・シュート!」

闇紫 「この瞬間・・・・・・カオス・コアの誘発効果発動。
    カオス・コアは、デッキの幻魔を墓地に送ることで、その枚数だけ相手の攻撃を防ぐことができるわ。
    わたしは神炎皇ウリア、降雷皇ハモン、幻魔皇ラビエルをそれぞれ1枚墓地に送る。
    そして乗せられたカウンターを1つ取り除き、ニュートの攻撃を無効化するわよ」

レミ 「まだクリッターがいる。いきなさい、クリッター」

闇紫 「ふふふ・・・・・・カオス・コアは、あと二回、攻撃を無効にできる。その攻撃も無効よ」

レミ 「姑息なのは相変わらずね。ターン終了」



闇紫 LP8000:手札1:カオス・コア(カウンター1)、守護神、伏せ2
レミ LP8000:手札4:ニュート(攻2400守900)、クリッター、伏せ1
輝夜 LP8000:手札5:サファイア、ルビー(宝玉)



輝夜 「お次はわたしのターンよ! ドロー!」

輝夜 「手札から、トパーズ・タイガーを召喚するわ!」


《宝玉獣(ほうぎょくじゅう) トパーズ・タイガー/Crystal Beast Topaz Tiger》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1600/守1000
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、
ダメージステップの間攻撃力が400ポイントアップする。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして
自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。


輝夜 「カオス・コアに乗っているカウンターは、あと1つ。この攻撃でそれも無くなるわ。
    サファイア・ペガサスで攻撃! そして裸になったところを、トパーズ・タイガーで再度攻撃よ!」

闇紫  LP8000→6000

霊夢 「やった! 輝夜たちが先制したわ!」

輝夜 「いきなりクリーンヒットね。ターン終了よ」



闇紫 LP6000:手札1:守護神、伏せ2
レミ LP8000:手札4:ニュート、クリッター、伏せ1
輝夜 LP8000:手札5:サファイア、トパーズ、ルビー(宝玉)



闇紫 「わたしのターン・・・・・・2枚ドロー」

闇紫 「度し難い。度し難いわ。
    後先も一度しかない、せっかくの決定的な攻撃の機会を、あの程度のもので済ますなんて。
    どうやらわたしを相手にしているのがどういうことか、愚かにもまだよくわかっていないようね」

闇紫 「魔法カードを発動します。マジック・クロニクル」


《マジック・クロニクル/Spell Chronicle》 †
永続魔法(アニメ準拠)
デッキからカードを5枚選択し、ゲームから除外する。
相手が魔法カードを発動する度に、
このカードにクロニクルカウンターを1つ置く(最大二つまで)。
このカードのクロニクルカウンターを2つ取り除く事で、
このカードの効果でゲームから除外したカードの中から1枚を相手が選択し、
自分の手札に加える。
このカードがフィールド上から離れた時、
このカードの効果でゲームから除外されているカード1枚につき、
自分は500ポイントダメージを受ける。


闇紫 「当然これもアニメ仕様よ。発動時、デッキから5枚のカードを選択して除外する。わたしが選ぶのは・・・・・・この5枚」


    つ  ニーベルングの指輪

       スパイダー・エッグ

       アストラルシフト

       テラ・フォーミング

       幻魔の扉


レミ 「(くっ・・・・・・奴が除外したカードの詳細がわからない。
    せめて、どれが危険なカードなのかわかれば・・・・・・)」

闇紫 「このターンでほんの・・・・・・ほんの少しだけ、垣間見せてあげる。
    そして知りなさい。常闇の深遠を・・・・・・。
    リバースカードオープン、輪廻独断」


《輪廻独断(りんねどくだん)》 †
永続罠(アニメオリカ)
発動時に1種類の種族を宣言する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いの墓地のモンスターは全て自分が宣言した種族になる。


アリス「(輪廻独断・・・・・・!)」

闇紫 「互いの墓地のモンスターは、全てわたしが宣言した種族となる。悪魔族を宣言するわ。
    そして魔法カード発動・・・・・・アエトニクスの炎」


《アエトニクスの炎(ほのお)》 †
通常魔法(アニメオリカ)
フィールド上の悪魔族・炎属性以外のモンスターを全て破壊し、
自分の墓地から悪魔族・炎属性のモンスターを1体特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。


闇紫 「アエトニクスの業火は、全ての生ける魂を焼き払う。
    フィールドのモンスターを全て破壊するわ」

レミ 「(何!?)」

輝夜 「全てですって!? くっ・・・・・・! 宝玉獣の誘発効果発動!
    サファイアペガサス、トパーズタイガーは、破壊された時宝玉となり場に残る!」

レミ 「クリッターの誘発効果も発動するわ。
    デッキから、仮面呪術師カースド・ギュラを手札に加える」

闇紫 「アエトニクスの炎にはまだ効果があるわ。
    破壊したのち、墓地の悪魔族・炎属性モンスターを特殊召喚する。
    スカル・ベースを特殊召喚」


《スカル・ベース》 †
効果モンスター(アニメオリカ)
星1/炎属性/アンデット族/攻800/守800
このカードをリリースしてアドバンス召喚をした場合、
デッキからカードを1枚ドローする。


霊夢 「えっ!? あれはアンデット族じゃ・・・・・・」

魔理沙「輪廻独断の効果だ。墓地の種族を悪魔族としたことで、条件を満たしたんだな」

闇紫 「挨拶代わりよ、受け取りなさい。
    スカル・ベースをリリース・・・・・・・・・・・・現れよ、暗黒の召喚神」


《暗黒(あんこく)の召喚神(しょうかんしん)》 †
効果モンスター(アニメオリカ)
星6/闇属性/悪魔族/攻0/守0
このカードをリリースすることで、
自分の墓地から「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」を
それぞれ1体ずつ召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果を使用したターン、自分はバトルフェイズを行うことができない。


アリス「(!? この邪悪な気は・・・・・・)
    危ないわ! レミリア、輝夜!」

レミ 「なに?」

輝夜 「(あのモンスターは、たしか・・・・・・・・・・・・・・・・・・思い出した! くっ、やばいわ!)」

闇紫 「今更気づくなんて。つくづく救えない奴らよ。
    スカルベースの効果にチェーンして、暗黒の召喚神の起動効果を発動・・・・・・」

闇紫 「このカードをリリースすることで、墓地の三幻魔を無条件で特殊召喚できる。
    我が心の闇よ、秘めた想いを、今解き放つがいい。
    括目しなさい。これが、本物の幻魔の力・・・・・・・・・・・・。
    墓地より蘇れ、神炎皇ウリア。降雷皇ハモン。そして・・・・・・幻魔皇、ラビエル」


《神炎皇(しんえんおう)ウリア/Uria, Lord of Searing Flames》 †
効果モンスター(アニメ準拠)
星10/炎属性/炎族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する罠カード3枚を墓地に送った場合に特殊召喚する。
このカードがこの方法で特殊召喚された場合、
相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
この効果の発動に対して魔法・罠カードを発動する事はできない。
このカードの攻撃力・守備力は自分の墓地の罠カード1枚につき
1000ポイントアップする。
手札の罠カードを1枚墓地に送る事で、
このカードを自分の墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたターン、自分のフィールド上に他のモンスターがいる場合
このカードは攻撃宣言ができない。
このカードは罠の効果を受けない。
また、相手の魔法カードの効果は発動されたターンしか受けつけない。


《降雷皇(こうらいおう)ハモン/Hamon, Lord of Striking Thunder》 †
効果モンスター(アニメ準拠)
星10/光属性/雷族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する魔法カード3枚を墓地に送った場合に特殊召喚する。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
このカードが自分フィールド上に表側守備表示で存在する場合、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
守備表示で存在するこのカードが破壊されたターン、
コントローラーの受ける全てのダメージを0にする。
このカードは罠の効果を受けない。
また、相手の魔法カードの効果は発動されたターンしか受けつけない。


《幻魔皇(げんまおう)ラビエル/Raviel, Lord of Phantasms》 †
効果モンスター(アニメ準拠)
星10/闇属性/悪魔族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター3体をリリースした場合に特殊召喚する。
相手がモンスターを召喚・特殊召喚する度に自分フィールド上に「幻魔トークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守1000)を1体特殊召喚する。
このトークンは攻撃宣言を行う事ができない。
自分フィールド上のモンスターを2体までリリースする事で、
このターンのエンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は
生け贄に捧げたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。
このカードは罠の効果を受けない。
また、相手の魔法カードの効果は発動されたターンしか受けつけない。


レミ&輝夜「!?」

アリス「(さ、三幻魔・・・・・・)」

闇紫 「奪いましょう、その身の希望を。
    与えましょう、その身に絶望を。幻魔の名の下に・・・・・・」

魔理沙「馬鹿な・・・・・・! 召喚条件を無視・・・・・・しかも三体同時だと!?」

霊夢 「は、ははは・・・・・・・・・・・・そんな、嘘でしょ」

闇紫 「さらに深い絶望を与えてあげましょうか。この幻魔はアニメの能力を受け継いでいる。
    トラップは効かず、魔法効果は1ターンしか受けつけない。
    大会であなたたちが使っていた貧弱なまがい物とは、天地の能力差があるわ」

レミ 「(くっ、仕様もアニメと同じとは・・・・・・)」

輝夜 「(あの攻撃力に耐性つきなんて、ほとんど無敵じゃない・・・・・・それが三体・・・・・・)」

闇紫 「言ったわよね? これはただの挨拶代わりだと。
    そろいも揃って顔面蒼白にしてまで喜んでくれるなんて、挨拶した甲斐があるというものだわ」

闇紫 「さあ、苦悶に叫びをあげなさい。恐怖に涙を流しなさい。
    涙は血となり、その血は地底の神々の呼び水となる。
    心配はいらない。あなた達が消えたところで、この幻想郷の前では限りなく些細なこと・・・・・・。
    幻想郷は、数多のどんな神々よりも寛容なのですから・・・・・・」



    *



  ________同刻 博麗神社境内


咲夜 「・・・・・・・・・・・・お嬢様! どこへ行かれたのです、お嬢様!」

永琳 「どう、うどんげ? 消えた姫達は見つかった?」

鈴仙 「いえ・・・・・・神社のまわり、境内・・・・・・周辺は部下の兎も使って徹底的に調べましたが、痕跡ひとつ・・・・・・」

早苗 「いったいどういうことなんでしょう。
    急に閃光が走ったと思ったら、紫さん達の姿が無くなって・・・・・・」

妹紅 「消えたってことは無いと思うけどな、あの一瞬で。
    しかしとんでもない奴ね。負けた腹いせに神隠しってわけかしら」

文  「となると・・・・・・やっぱりコレかしら」

にとり「コレっぽいですね」

パチェ「(・・・・・・・・・・・・閃光の直後、紫がいた場所に発生した、この黒い球体・・・・・・。
    神社の拝殿をすっぽり覆い隠すくらいの大きさだし、
    順当に考えれば、彼女たちはこの中に捕らえられたと考える方が妥当ね)」

鈴仙 「でも、いったいなんなんです、これ?
    触ろうとしてもすり抜けちゃうし・・・・・・」

神奈子「まるで影が丸く形を成したみたいね。
    こちら側からは、どうあっても干渉できそうにないみたい」

咲夜 「だからって、ただ黙って待ってろって言うの?
    そんなこと、できるわけがないじゃない!」

永琳 「落ち着きなさい。あなたも一介の従者なら、主を信じるのも務めの一つ。
    とりあえず、話してもらおうかしら。八雲藍。
    いったい、これはどういうことなのか」

藍  「・・・・・・」

萃香 「あれ~? 何でわたしには訊いてくれないの~?」

鈴仙 「酔っ払いだからですよ」

永琳 「お願い。教えてくれない? 紫に何があったの?
    さっきの彼女は、妖気の質から何から、全てがいつもと違っていた。あれは尋常じゃないわ。
    今回の事はひょっとしたら、消えた人たちだけでなく、
    幻想郷そのものの危機に関わる事態かもしれない。
    あなただってそんなこと決して望んでいないことは、今までの態度を見ればわかるわ。
    だから・・・・・・」

藍  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれは・・・・・・あの方は、
    紫様であって紫様ではない・・・・・・・・・・・・・・・・・・と、言いたいところなんですが、
    正真正銘紫様本人です」

妖夢 「そんな・・・・・・・・・・・・紫様が、紫様の意思でやってるってことですか?
    幻想郷を破壊するっていうのも・・・・・・・・・・・・どういうことなんです、幽々子様!?」

幽々子「その娘が言ったことは事実よ。
    そして操られているわけでも、人格が変わったわけでもない。
    紫は、紫の望むべきことをやっているだけ」

早苗 「今更、幻想郷の何が気に喰わないっていうんです。
    あの方は今まで、何百年もここで暮らしてきたんでしょ?」

藍  「気に喰わない? まったく逆です。
    誰にも気取られまいとしておられましたが、紫様は・・・・・・
    この地上の誰よりも幻想郷を愛し、いついかなるときでも、幻想郷の未来を憂いておられます。
    紫様ほど幻想郷に真摯に向かい合っているお方は、この世にいない。
    わたしは、そう断言できます」

咲夜 「あいつが・・・・・・?? 信じられないわね」

文  「うーん、というか、想像しにくいですねぇ・・・・・・
    いっつも薄気味悪く微笑ってるイメージしかないんですが」

藍  「現に紫様は、わたしが知る限りでも数百年、幾度と無く幻想郷が崩壊するほどの危機を解決してきました。
    あなたたちを含む、ほとんどの住人は、博麗大結界を守護し、異変を解決するのは
    代々博麗の巫女の務めだと思っているでしょうが、あくまでそれは目に見える表層での事態に過ぎません。
    この幻想郷と外の世界は、常に針の上に立つような危うい均衡の下にあります。
    特に博麗大結界は、ふとした現象で真実と幻想とのバランスが崩れてしまう。
    その度に微妙な修復が必要となります。
    紫様は幻想郷が生まれいづる瞬間から、境界の管理者として身を窶してきました。
    博麗の巫女達の認知できない裏側の部分で、紫様は幻想郷を維持するために
    人知れず奔走されてきたのです」

にとり「あの人が、そんなことを・・・・・・」

鈴仙 「でも、だったら余計におかしいわ。
    今あいつのしようとしているのは、まったく正反対のことじゃない」

藍  「・・・・・・・・・・・・世界の屋台骨を、たった一人で支え続けるということは、並大抵のことではありません。
    いくら強大な力を持っていたとしても、紫様1人で幻想郷の隅々まで気を回すのが負担でないはずがない。
    肉体的な疲労を緩和させるため、紫様は自ずと睡眠時間を増やし、
    冬には冬眠するようになったそうです・・・・・・」

パチェ「(紫の冬眠には、そんな理由があったの・・・・・・)」

藍  「しかし・・・・・・精神の負担はそうもいかない。
    心の疲労、すなわちストレスとは本来、十分な時間を経過させ、
    じっくり待つしか、癒す手立ては無いのです。
    しかし、立て続けに起こる異変とそれに伴う苦難は、
    決して紫様の心に安寧をもたらす時間を与えませんでした。
    結界の能力が無いわたしには、所詮できる手助けなど高が知れている。
    紫様のお心を和らげる術など持たなかった。
    そして本人の知らぬ無意識下で、心労は少しずつ蓄積され、紫様のお心を苛んでいったのです。
    そして、ある時・・・・・・・・・・・・紫様はあのような邪悪な気を発現しました。
    今まで張り詰めていたものが、ぷちりと切れたように。
    まるで性格が逆転したように、破壊衝動を力に変えて行使するようになったのです」

妹紅 「なんだか、聞いてりゃそう難しい話でもないような気がするんだけど。
    ようは、ストレスが溜まりすぎて爆発したってことだろ?」

藍  「端的に言えば間違いではありません。しかし、問題はその規模です。
    性格が180度変わってしまうほどの心労というものが、想像できますか?
    紫様の苦しみが、理解できますか? 
    心の病とは、自分以外の誰にも理解することはできません。
    絶対にしてはならないことを、ためらいなく真っ先に実行してしまうほどの価値観の変容。
    憤りに我を忘れているのではなく、今まで張り詰めていた何かが切れるとき、
    大切なものを、自分の手で破壊したいという衝動が生まれる。
    紫様は、これを〝心の闇〟と呼んでいました」

早苗 「心の、闇・・・・・・」

藍  「いつしか紫様は、自らに巣食う心の闇の存在を自覚するようになっていました。
    しかし、自覚していても決して制御できるものではなかった。
    いつか爆発するとわかっていても、自分ではどうすることもできなかったのです」

妖夢 「待ってください。さっき、ある時って言いましたよね。
    じゃあ、以前にも似たようなことはあったということですか?」

藍  「わたしが知る限り、およそ九百五十年前にわたしが紫様に仕えはじめてから、二回。
    同じような事態がありました。
    当時は比較的のどかで、博麗の巫女も優秀だったため、二回ともたいした被害にはなりませんでした。
    しかし、今回については・・・・・・紫様も以前から危惧されていました。
    自分の中で積もり続ける心の闇の容量が、比較にならないほど増殖してきたのを、自覚しておられたのです」

文  「それは、なんでまた・・・・・・。
    何か紫さんを困らせることがあったのかしら?」

藍  「近年、スペルカードルールが生まれたのは僥倖でした。
    いかに強力な妖怪でも、相手が死ぬほどの攻撃ができない以上、出力できる力はセーブされる。
    強すぎる魔力は次元に歪みを生みます。
    バランスが大幅に崩れるようなことが起こらなくなった以上、大結界の均衡は比較的安定し、
    紫様の負担も少なからず軽減されるだろうと、わたしはそう思いました。
    しかし、異変についてはそうもいかなかった。
    むしろ数が減るどころか、立て続けに発生するようになったのです。
    一番最近なのは、地下から大量の怨霊が噴出してきた事件ですが・・・・・・」

神奈子「ギク」

にとり「ん? どうかしました?」

鈴仙 「というか、ここにいる全員がなんらかの原因で関わってそうな気がするんですけど・・・・・・」

藍  「とにかく・・・・・・近頃のごたごたの裏でも、紫様は崩れかかった均衡を正そうと、
    ご自身の無理を考えずに東奔西走なさっていました。
    内に蓄積される闇を構わずに・・・・・・」

永琳 「なるほど・・・・・・相応の事情があったということですね。
    しかし解せないのは、それが今の状況とどう繋がっているのかということです。
    紫は姫様方を、おそらくはどこかの異次元空間へと連れ去った。
    いったいなぜ、そんなことを? 
    幻想郷を破壊するのが目的なら、他の行動は全て余計でしかないはずでは?」

藍  「・・・・・・彼女達は今、紫様とデュエルをしているでしょう」

咲夜 「なんですって!?」

早苗 「デュエルって・・・・・・いったいなぜ・・・・・・」

藍  「そもそも今の紫様の目的は、幻想郷の破壊ではありません。
    澱み溜まった心の闇を解消させることにあるのです」

妖夢 「それって要は、たまったストレスを吐き出してすっきりさせるってことですか?」

藍  「端的に言えば。よって幻想郷の破壊は、その為の手段の一つに過ぎません。
    方法としてはどんなことでも構わないのです。だから・・・・・・」

パチェ「同じ手段の一つとして、デュエルモンスターズを選んだ・・・・・・というわけね」

藍  「・・・・・・はい」

鈴仙 「??? それって、どういう意味です?」

藍  「紫様は、こうなるずっと以前から考えておいででした。
    自分がまた闇に堕ちた時、どうすれば被害を最小限に抑えられるのか・・・・・・。
    以前のように弾幕で闘ったら、猛威を増した心の闇には、絶対に誰も勝てはしない。
    誰もわたしを止めることはできない・・・・・・と」

にとり「そりゃまた随分な自信というか、なんというか・・・・・・」

藍  「なればこそ、紫様はデュエルモンスターズを選んだのです。
    自分の暴走を止められる可能性がある唯一の競技、それがデュエルモンスターズだったのです・・・・・・」



















                              To be continued・・・・・・
と、いうわけで超展開です。

三十二話となります。ありがとうございましたm(_ _)m
ついにやってきたラストバトル、今回はその導入編です。
いろいろとつっこみどころは多々あると思いますが、とりあえず説明できるところだけしていこうと思います。


【ゆかりんのデッキについて】
まんまですが、名付けて〝鬼畜アニメオリカデッキ〟です。
ゆかりんの〝境界を操る程度の能力〟というとんでもない能力を、遊戯王で再現するならば・・・・・・と考えた時、結局彼女に一番相応しいのはこれなんじゃないかと思います。
まさにゆかりんのみ許されたデッキといえるでしょう。
同様に、禁止カードデッキや東方遊戯王のカードを使うということも考えたのですが、前者だとイマイチ派手さに欠けるし、後者だとネタに走ってしまいそうになるので諦めました。
ラストなんで好き放題やらせてもらいますが、許してやってください( ノ∀`)

で、このラスボスデッキ。そのほとんどがOCGに存在しないアニメオリジナルのカード、あるいはアニメに準拠した仕様のカードとなっています。
歴代の遊戯王、GX、5'ds全てから、鬼畜なカードを優先して使っていく予定です。
当然の如く反則デッキなので、良い子も悪い子も絶対真似はしないでくださいw

オリカのテキストについて・・・・・・なるべく出典時の効果を忠実に再現していますが、一部曖昧なカードはこちらの憶測と都合で変えさせてもらってます。
(ちなみに三幻魔は初回登場時の仕様になってます)
なので、この辺に対する突っ込みはご了承願いますorz

【闇紫について】
心の闇に囚われたゆかりんという設定です。
外見上の変化は特にありませんが、常に邪悪な気を垂れ流しています。
遊戯王原作のように、人格が交代したわけではありません。なので、厳密に言うと性格も変わってはいません。記憶もそのままです。
ただし文中で藍様が言っていたように、心の闇に犯されたことによって価値観がひっくり返っています。
価値観がひっくり返るということは、行動原理もひっくり返るということです。
殺傷力抜群のゆかりんにご期待ください。

【今後について】
あと二回に分けて投稿する予定です。
今回は導入編ということで短いですが、次からはみっちりデュエルしていきます。
本来、話の展開上区切りがついてない部分で分割するのはよろしくないのですが、その分早めに投稿するということで見逃してください。
次回は一週間以内にうp予定です。

【前回二週間以内で確実に投稿できるとかいいつつ、結局三週間近く(ry】
熱出して寝込んでました。すいませんorz
クラミ痔あ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
アニメオリジナル鬼畜デッキだと・・・
遊戯王ニ次創作物でも姿を見せなかったデッキがついに
どこまで出してくるか気になるところですね
がんばってください
2.名前が無い程度の能力削除
召喚条件を無視できても、蘇生制限は別のお話だと聞いた覚えがあるのですが、アニメでできたのなら、できるのでしょうね。というか、三幻魔は、通常召喚以外なら、なんででも召喚できるようにも読み取れるのですが……。アニメってすごい。
アメルダが使ってたカードですね。あれは鬼畜です。しかし、それでも、紫の持つハンデに比べたら軽いもんです。単純に考えて、一人につき2000ダメージを与えるとして、4人で終わる勝負です。まぁ、地縛神ウィラコチャラスカのアニメ版とかでライフ1にしそうですが。
3.名前が無い程度の能力削除
まさかのアニメカードデッキとは、構築が読めない分展開が非常に気になります。
続きを期待してます。
4.名前が無い程度の能力削除
ルールがゴドウィン戦みたいなのじゃなくて少し安心。
アリスのデッキにまさかのサバティエルとかないかなー。
5.名前が無い程度の能力削除
なんという先が気になる展開。
続きに期待大です。
しかし、ここにきてとんでもないデッキを使いますねえ…。
6.名前が無い程度の能力削除
アニメ準拠だとほんと効果とか酷いですよね
サウザントアイズサクリファイスとか勝てねぇ
7.名前が無い程度の能力削除
アニメオリジナルってことは、
あの伝説のバーサーk(ry
8.名前が無い程度の能力削除
懐かしいカードが沢山出てきて面白いですね~
あと幻魔の扉って発動したプレイヤーが負けたら・・・
次回も楽しみに待ってます。
9.名前が無い程度の能力削除
最初の頃に最後はダークネスのデッキを紫が使いそうだなぁって思ってたからなんか、はいはいゆかりんゆかりんっておもってしまう・・・
まぁ、強大な敵とか面白いので期待
10.名前が無い程度の能力削除
これはアニメ観てた自分からしたら魂が震えるような展開
続きが気になりすぎる…
ところで霊夢って永続罠中心なデッキ持ってましたっけ
11.名前が無い程度の能力削除
鬼畜といえばマルタン(ユベル)の最速エグゾとかオレイカルコスとか邪神ゲーとかか?
R仕様の邪神とかターンジャンプ→召喚時計とかもかなり鬼畜ですしね。
未だ出てこない自爆神とかOCG化決定したダークシンクロとかもいるしネタには苦労しなさそうです。
12.名前が無い程度の能力削除
フィールド魔法、スピードワールド!セットオン!

あのカードがOCG化するついでにダークチューナーも…
そして鬼畜自縛神も!?

気になるわァ
13.名前が無い程度の能力削除
アエトニクスの炎についてなのですが
悪魔族・炎族以外って事はお嬢様のクリッターは破壊されないのでは?
14.名前が無い程度の能力削除
悪魔族かつ炎属性以外だから間違ってはいないかと
15.名前が無い程度の能力削除
アニメ準拠ということは地縛神も鬼畜性能になってるってことですよね
まだ登場してないのでちょっと楽しみにしたりしてます

続きも待ってますよ!!
16.名前が無い程度の能力削除
ゆかりんがどこぞの千里眼に影響されてる……!
17.名前が無い程度の能力削除
緊迫の展開ッ…だというのに…

ごめんなさい最初に「闇紫」を「間柴」って読み違えたが最後もー眉毛の太いボクサーと戦ってるイメージしかうああああ
18.名前が無い程度の能力削除
↑「闇柴」と読み違えてゆかりん服のしばわんこが出ちゃった自分よりは良いかと