プロローグ
「美鈴」
「はい?何ですかパチュリー様、こんな所に珍しい」
「これを」
「何ですかこれ?」
「あなたに力を与えてくれるペンダントよ」
「えぇっ!そんなもの貰ってもいいんですか!?」
「力が、欲しいんでしょ?」
「そりゃまぁ……」
「使い方はその内分かるわ」
「はぁ…」
「それじゃあ後でね」
「え!?ちょちょっ、パチュリー様~!?コレどうやって使うんですか~~!?」
第一話 ~襲撃!霧雨魔理沙!~
「よぉ~っす!」
「また来ましたね!!しかし今日は負けませんよ!!!」
~少女弾幕中~
「ははは、いつもの変わんないじゃないか、美鈴」
「……な、何で?」
「邪魔するぜ~」
「うぅぅ……、また怒られる……」
『美鈴、聞こえる?』
「ぱ、パチュリー様!?ど、どちらに」
『ここよ、あなたのペンダントからよ』
「これ!?ちょ、パチュリー様!酷いじゃないですか!全然力なんか出ませんでしたよ!」
『分かってないわね、これは変身ペンダントよ』
「変身!?」
第一話 完
第二話 ~身内!十六夜咲夜!~
「こらっ!美鈴!また魔理沙が突っ込んできたじゃない!」
「ご、ごめんなさい!!」
「今日は妹様のトコロに直行したからいいものの、大体あなたは……」
~少女説教中~
『美鈴……』
「な、何ですか」
『今よ、今変身しなさい』
「どぇ!?」
「人の話聞いてるの!?」
「ちょ、今めっちゃ怒られてますよ!?」
『いいからいいから』
「よかねぇ!」
「アンタさっきから何ぶつぶつと……」
「ええいっ!成る様に成れ!!変身!!!!!」
「きゃっ!?」
「……あ、あれ?」
「………」
「へ、変身!!」
「………」
『変身には手順が要るのよ』
「先に言って下さいよ!!」
「……美鈴」
「ごごごごごごごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
「紅茶淹れたから……、気持ちを落ち着けるにはこれが一番よ」
第二話 完
第三話 ~風雲!射命丸文!~
「……と言う訳なんですよ」
「ふーん、いやてっきり私はアンタが壊れたのかと……」
「壊れてませんよ!!」
「美鈴さ~ん」
「あ、こんにちわ小悪魔さん」
「こんにちわ~、パチュリー様がこれを参考にと~」
「変身ヒーロー図鑑?」
「また何でもあるのねぇ……」
「聞きましたよ美鈴さん、パチュリー様も人の悪い事を……」
『聞こえてるわよ、こぁ』
「ひゃあ!?」
「?どうしました、美鈴さん」
「い、いや小悪魔さん、あんまりパチュリー様の事は悪く言わない方が……」
「えぇ~?」
「まぁとりあえず読んでみなさいよ、コレ」
「は、はぁ…」
「ところで咲夜さん、こんな所で油売ってていいんですか?」
「今、丁度手が空いたトコだからいいの、魔理沙も地下に行ったしね」
~少女読書中~
「変身ヒーローって特典多過ぎやしませんか?」
「都合のいい所で敵さんが暴れてくれて、都合のいい敵しか出てこないんだもんね」
「美鈴さんが変身したらどんな格好になるんでしょう?やっぱり全身タイツですか?」
「美鈴の全身タイツ……」
「あ痛っ!?何でぶつんですか!?」
「何かムカついたのよ」
「凹凸が目立ちますモンね」
「呼ばれなくてもブブンと参上!!」
「あ、文さんこんにちわ」
「また性懲りもなく来たのね」
「こんにちわ~」
「何やら面白そうですね!是非とも取材を!!」
『美鈴、今よ変身しなさい』
「でぇ!?あ、文さんをやっつけるんですか」
「むむっ!?私と闘う気ですか?いいでしょう、受けて立ちますよ!」
「あの~すいません文さん、私のすぐそばに弾幕落としてもらっていいですか?」
「何故ですか?」
「ええ、ちょっとこちらに事情がありまして、どうも砂埃とか爆発が無いとダメみたいなんです」
「ちょっと美鈴、こんな門の前でやらないでよ、もうちょっと広い所でやりなさい」
「お掃除大変ですしね、でも不思議ですね~、本物だったら次の瞬間荒野に移動出来るのに」
「そんな訳なんで、文さん、ちょっと湖の前まで来てもらえますか?」
「はぁ……?いいですけど」
~少女移動中~
「じゃあいきますよ!!」
「はい、くれぐれも私に当てないようにお願いします」
「分かってますって!そぉれ!!」
「わぁ~結構な弾の数が出てますね」
「実力者だからねぇ、良い感じに砂埃も立ってきたじゃない」
「今だ!へんしっ……」
「みぎゃっ!?」
「あれ?何か声が」
「ち、チルノちゃんに当たっちゃいましたよ!今!」
「ぷしゅ~……」
「湖に真っ逆さま……」
「悠長に構えてる場合じゃありませんよ! 文さ~ん!ストップ~!スト~~ップ!!!」
『ちなみにあなたはヒロインだから、それじゃ変身出来ないわよ』
「マジですか!?」
第三話 完
第四話 ~休息!紅魔館!!~
「チルノちゃん、大丈夫?」
「いやぁ、ホントにごめんなさいね」
「う、うーん……」
「よかった、気が付いた」
「頭痛くない?」
「あ、あれ?あたいは……」
「大丈夫?」
「ぅう~、アタマが痛いよぉ……」
「あらあら可愛そうに、なでなで~… ああ、冷たくて気持ち良い~」
「こらこら、なに涼んでるのよ小悪魔」
「いや咲夜さん、ホントに涼しいんですよこの娘、私なんか膝枕してるからちょっと寒い位です」
「流石氷精ですね、どれ私も、なでなで~… ああ、これはいいですねぇ♪」
「う……それじゃあ私はどこを触れば……」
『後で私のトコにも通しといて』
「いや、モノとかじゃないんですから……」
「だ、だんだんアツくなってきたぁ……」
『それじゃあ美鈴、今こそアナタの秘密を教えるわ』
「このタイミングー!?」
「何、いきなり叫んでるのよ?」
~一方その頃~
「あははははははっ!!壊れないでねえぇ!!!」
「きょ、今日は随分と元気だな!?」
第四話 完
最終話 ~変身!紅美鈴!!~
「うぅ……酷い目にあったぜ」
「あ、魔理沙さん」
「これまた随分ボロボロですね?」
「あ~つ~い~!は~な~し~て~!!」
「ああ、ゴメンなさいチルノちゃん、立てる?」
「大丈夫よ!あたいはさいきょうなんだから!」
「よいしょっと、あ!魔理沙さん!!ここであったが百年目ですよ!!」
「何だか知らんが、さっき私が入ったときからエラく人が増えてないか?」
『美鈴、今よ、変身よ!』
「わっかりました!さっきの手順ですね!」
「おお!ついに変身ですね!」
「あの~すいません魔理沙さん」
「ん?ナンだ?」
「お前一体何者だ!!って言って貰えません?」
「ヤだよ、めんどくさい」
「否定された!?」
「面倒な変身ですね~」
「そ、そこを何とか!」
「えぇ~?」
「暴れるのはいいけど、向こうでやってね」
「何ですかこのグダグダ感……」
「大丈夫よ、初めからだから」
「おまえいったい何者だぁ!!」
「ふっ、知りたければ教えて上げるわ! ありがとうチルノちゃん!!」
「ある時は幻術使いのラサの娘!!」
「口上付きだ!?」
「……誰?」
「またある時はル○○リアの妹!!」
「これはまた危なそうなネタを……」
「またある時は無線でやたらことわざを語る女!!」
「あのダンボールの人の相方ですね~」
「またある時はリングリーダァの社長兼エース!!」
「そろそろネタ切れですね」
「キャラ的には達譜利子さんのが似合ってる気がするんだけどね」
「そしてまたある時は『私頑張ったからもういいよね…』の薄倖の少女!!」
「限界って事ね」
「果たしてその実体は!」
「いよいよですよ~!」
「めいりーん!フラーッシュ!!」
「そりゃ!通常弾!」
「きゃあ!?」
「ま、魔理沙さん!!変身シーンを中断するなんて何考えてるんですか~!?」
「うっとおしかったし、スキだらけだったから、いいかなぁって……」
「きゃあぁーっ!!ああああぁあ!!!」
「あれ?めーりん何で裸なの?」
「子供は見ちゃダメよ」
「コレはスクープです!!!」
『変身に失敗したわね、美鈴』
「わ、分かってるなら助けて下さーい!!!」
『ならコレを使いなさい』
「うわっ!?な、何か落ちてきた!」
「これは、クローゼット?」
『その中にあなたの衣装を入れてあるわ』
「こ、ここで着替えるんですか!?」
『女の子の変身シーンで、サービスショットがあるのは当たり前でしょう?』
「もも、も、もうこれは!!サービスを超えてます!!」
『もう押してるんだから、さっさと着替えなさい』
「わ、分かってますよ!!恥ずかしいぃぃ……」
「美鈴、私も手伝うわ」
「お、お願いしますぅ……」
「私もお手伝いします~」
「あ、結構種類があるのね」
「これ可愛い~!これ着て下さいこれ!!」
「そんなのいいからは、はは早く!!!」
「フィルムが幾らあっても足りませんね!!!」
~少女着替中~
「うぅ~……恥ずかしかったぁ……」
「流石の美鈴も、40デニールは厳しいのね」
「私、ブーツとかスキニーとかもダメなんですよ、鍛えるのちょっと考えようかなぁ……」
「ああ、生着替えシーンをこんなに収められるなんて……」
「でも美鈴さん、スタイルいいですもんね~」
「ねーねー、スタイルって何?」
『美鈴……』
「でもこの格好……」
「うん、ちょっとセンスがアレね」
「ふふふふ……明日の新聞は……ふふ、ふふふふふ……」
「スカートが短くて上のなんかぱっつんぱっつんですもんね」
『美鈴……聞こえる?』
「あ、はいはい何ですか?」
『そろそろ闘いなさい……』
「……っと、そうでしたね、目的を忘れるところでした」
『最後のセリフも忘れずにね』
「そう言えば途中でしたね、では改めて……」
「門と紅の戦士!!ホンメーリン!!! あなたの人生、変わるわよ?」
「やっと変身が終わったのね」
「ふふ、ふふふふ……」
「こあくまー、何かあやが怖い……」
「大丈夫ですよチルノちゃん、アレはいつもの文さんです」
「あ、あれ?魔理沙さんは?」
「そーいやクローゼットが出てきた辺りから見掛けないわね」
「ふふ………ふふふ……」
「こあくまー……」
「チルノちゃん、後であの人に大きな氷をぶつけてあげてね」
「……むぎゅぅ…」
「あ、魔理沙がクローゼットの下敷きに」
『勝ったわね』
「これで終わりー!?」
「とりあえず、助けましょうか」
「せーの、それっ!」
「ふふふ……ごふぅっ!?」
「咲夜さ~ん、怪我人一名追加で~す」
「はいはい、もう世話の焼ける……」
最終話 完
エピローグ
「結局アレは何だったんですか?」
「ノリと勢いよ」
「美鈴」
「はい?何ですかパチュリー様、こんな所に珍しい」
「これを」
「何ですかこれ?」
「あなたに力を与えてくれるペンダントよ」
「えぇっ!そんなもの貰ってもいいんですか!?」
「力が、欲しいんでしょ?」
「そりゃまぁ……」
「使い方はその内分かるわ」
「はぁ…」
「それじゃあ後でね」
「え!?ちょちょっ、パチュリー様~!?コレどうやって使うんですか~~!?」
第一話 ~襲撃!霧雨魔理沙!~
「よぉ~っす!」
「また来ましたね!!しかし今日は負けませんよ!!!」
~少女弾幕中~
「ははは、いつもの変わんないじゃないか、美鈴」
「……な、何で?」
「邪魔するぜ~」
「うぅぅ……、また怒られる……」
『美鈴、聞こえる?』
「ぱ、パチュリー様!?ど、どちらに」
『ここよ、あなたのペンダントからよ』
「これ!?ちょ、パチュリー様!酷いじゃないですか!全然力なんか出ませんでしたよ!」
『分かってないわね、これは変身ペンダントよ』
「変身!?」
第一話 完
第二話 ~身内!十六夜咲夜!~
「こらっ!美鈴!また魔理沙が突っ込んできたじゃない!」
「ご、ごめんなさい!!」
「今日は妹様のトコロに直行したからいいものの、大体あなたは……」
~少女説教中~
『美鈴……』
「な、何ですか」
『今よ、今変身しなさい』
「どぇ!?」
「人の話聞いてるの!?」
「ちょ、今めっちゃ怒られてますよ!?」
『いいからいいから』
「よかねぇ!」
「アンタさっきから何ぶつぶつと……」
「ええいっ!成る様に成れ!!変身!!!!!」
「きゃっ!?」
「……あ、あれ?」
「………」
「へ、変身!!」
「………」
『変身には手順が要るのよ』
「先に言って下さいよ!!」
「……美鈴」
「ごごごごごごごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
「紅茶淹れたから……、気持ちを落ち着けるにはこれが一番よ」
第二話 完
第三話 ~風雲!射命丸文!~
「……と言う訳なんですよ」
「ふーん、いやてっきり私はアンタが壊れたのかと……」
「壊れてませんよ!!」
「美鈴さ~ん」
「あ、こんにちわ小悪魔さん」
「こんにちわ~、パチュリー様がこれを参考にと~」
「変身ヒーロー図鑑?」
「また何でもあるのねぇ……」
「聞きましたよ美鈴さん、パチュリー様も人の悪い事を……」
『聞こえてるわよ、こぁ』
「ひゃあ!?」
「?どうしました、美鈴さん」
「い、いや小悪魔さん、あんまりパチュリー様の事は悪く言わない方が……」
「えぇ~?」
「まぁとりあえず読んでみなさいよ、コレ」
「は、はぁ…」
「ところで咲夜さん、こんな所で油売ってていいんですか?」
「今、丁度手が空いたトコだからいいの、魔理沙も地下に行ったしね」
~少女読書中~
「変身ヒーローって特典多過ぎやしませんか?」
「都合のいい所で敵さんが暴れてくれて、都合のいい敵しか出てこないんだもんね」
「美鈴さんが変身したらどんな格好になるんでしょう?やっぱり全身タイツですか?」
「美鈴の全身タイツ……」
「あ痛っ!?何でぶつんですか!?」
「何かムカついたのよ」
「凹凸が目立ちますモンね」
「呼ばれなくてもブブンと参上!!」
「あ、文さんこんにちわ」
「また性懲りもなく来たのね」
「こんにちわ~」
「何やら面白そうですね!是非とも取材を!!」
『美鈴、今よ変身しなさい』
「でぇ!?あ、文さんをやっつけるんですか」
「むむっ!?私と闘う気ですか?いいでしょう、受けて立ちますよ!」
「あの~すいません文さん、私のすぐそばに弾幕落としてもらっていいですか?」
「何故ですか?」
「ええ、ちょっとこちらに事情がありまして、どうも砂埃とか爆発が無いとダメみたいなんです」
「ちょっと美鈴、こんな門の前でやらないでよ、もうちょっと広い所でやりなさい」
「お掃除大変ですしね、でも不思議ですね~、本物だったら次の瞬間荒野に移動出来るのに」
「そんな訳なんで、文さん、ちょっと湖の前まで来てもらえますか?」
「はぁ……?いいですけど」
~少女移動中~
「じゃあいきますよ!!」
「はい、くれぐれも私に当てないようにお願いします」
「分かってますって!そぉれ!!」
「わぁ~結構な弾の数が出てますね」
「実力者だからねぇ、良い感じに砂埃も立ってきたじゃない」
「今だ!へんしっ……」
「みぎゃっ!?」
「あれ?何か声が」
「ち、チルノちゃんに当たっちゃいましたよ!今!」
「ぷしゅ~……」
「湖に真っ逆さま……」
「悠長に構えてる場合じゃありませんよ! 文さ~ん!ストップ~!スト~~ップ!!!」
『ちなみにあなたはヒロインだから、それじゃ変身出来ないわよ』
「マジですか!?」
第三話 完
第四話 ~休息!紅魔館!!~
「チルノちゃん、大丈夫?」
「いやぁ、ホントにごめんなさいね」
「う、うーん……」
「よかった、気が付いた」
「頭痛くない?」
「あ、あれ?あたいは……」
「大丈夫?」
「ぅう~、アタマが痛いよぉ……」
「あらあら可愛そうに、なでなで~… ああ、冷たくて気持ち良い~」
「こらこら、なに涼んでるのよ小悪魔」
「いや咲夜さん、ホントに涼しいんですよこの娘、私なんか膝枕してるからちょっと寒い位です」
「流石氷精ですね、どれ私も、なでなで~… ああ、これはいいですねぇ♪」
「う……それじゃあ私はどこを触れば……」
『後で私のトコにも通しといて』
「いや、モノとかじゃないんですから……」
「だ、だんだんアツくなってきたぁ……」
『それじゃあ美鈴、今こそアナタの秘密を教えるわ』
「このタイミングー!?」
「何、いきなり叫んでるのよ?」
~一方その頃~
「あははははははっ!!壊れないでねえぇ!!!」
「きょ、今日は随分と元気だな!?」
第四話 完
最終話 ~変身!紅美鈴!!~
「うぅ……酷い目にあったぜ」
「あ、魔理沙さん」
「これまた随分ボロボロですね?」
「あ~つ~い~!は~な~し~て~!!」
「ああ、ゴメンなさいチルノちゃん、立てる?」
「大丈夫よ!あたいはさいきょうなんだから!」
「よいしょっと、あ!魔理沙さん!!ここであったが百年目ですよ!!」
「何だか知らんが、さっき私が入ったときからエラく人が増えてないか?」
『美鈴、今よ、変身よ!』
「わっかりました!さっきの手順ですね!」
「おお!ついに変身ですね!」
「あの~すいません魔理沙さん」
「ん?ナンだ?」
「お前一体何者だ!!って言って貰えません?」
「ヤだよ、めんどくさい」
「否定された!?」
「面倒な変身ですね~」
「そ、そこを何とか!」
「えぇ~?」
「暴れるのはいいけど、向こうでやってね」
「何ですかこのグダグダ感……」
「大丈夫よ、初めからだから」
「おまえいったい何者だぁ!!」
「ふっ、知りたければ教えて上げるわ! ありがとうチルノちゃん!!」
「ある時は幻術使いのラサの娘!!」
「口上付きだ!?」
「……誰?」
「またある時はル○○リアの妹!!」
「これはまた危なそうなネタを……」
「またある時は無線でやたらことわざを語る女!!」
「あのダンボールの人の相方ですね~」
「またある時はリングリーダァの社長兼エース!!」
「そろそろネタ切れですね」
「キャラ的には達譜利子さんのが似合ってる気がするんだけどね」
「そしてまたある時は『私頑張ったからもういいよね…』の薄倖の少女!!」
「限界って事ね」
「果たしてその実体は!」
「いよいよですよ~!」
「めいりーん!フラーッシュ!!」
「そりゃ!通常弾!」
「きゃあ!?」
「ま、魔理沙さん!!変身シーンを中断するなんて何考えてるんですか~!?」
「うっとおしかったし、スキだらけだったから、いいかなぁって……」
「きゃあぁーっ!!ああああぁあ!!!」
「あれ?めーりん何で裸なの?」
「子供は見ちゃダメよ」
「コレはスクープです!!!」
『変身に失敗したわね、美鈴』
「わ、分かってるなら助けて下さーい!!!」
『ならコレを使いなさい』
「うわっ!?な、何か落ちてきた!」
「これは、クローゼット?」
『その中にあなたの衣装を入れてあるわ』
「こ、ここで着替えるんですか!?」
『女の子の変身シーンで、サービスショットがあるのは当たり前でしょう?』
「もも、も、もうこれは!!サービスを超えてます!!」
『もう押してるんだから、さっさと着替えなさい』
「わ、分かってますよ!!恥ずかしいぃぃ……」
「美鈴、私も手伝うわ」
「お、お願いしますぅ……」
「私もお手伝いします~」
「あ、結構種類があるのね」
「これ可愛い~!これ着て下さいこれ!!」
「そんなのいいからは、はは早く!!!」
「フィルムが幾らあっても足りませんね!!!」
~少女着替中~
「うぅ~……恥ずかしかったぁ……」
「流石の美鈴も、40デニールは厳しいのね」
「私、ブーツとかスキニーとかもダメなんですよ、鍛えるのちょっと考えようかなぁ……」
「ああ、生着替えシーンをこんなに収められるなんて……」
「でも美鈴さん、スタイルいいですもんね~」
「ねーねー、スタイルって何?」
『美鈴……』
「でもこの格好……」
「うん、ちょっとセンスがアレね」
「ふふふふ……明日の新聞は……ふふ、ふふふふふ……」
「スカートが短くて上のなんかぱっつんぱっつんですもんね」
『美鈴……聞こえる?』
「あ、はいはい何ですか?」
『そろそろ闘いなさい……』
「……っと、そうでしたね、目的を忘れるところでした」
『最後のセリフも忘れずにね』
「そう言えば途中でしたね、では改めて……」
「門と紅の戦士!!ホンメーリン!!! あなたの人生、変わるわよ?」
「やっと変身が終わったのね」
「ふふ、ふふふふ……」
「こあくまー、何かあやが怖い……」
「大丈夫ですよチルノちゃん、アレはいつもの文さんです」
「あ、あれ?魔理沙さんは?」
「そーいやクローゼットが出てきた辺りから見掛けないわね」
「ふふ………ふふふ……」
「こあくまー……」
「チルノちゃん、後であの人に大きな氷をぶつけてあげてね」
「……むぎゅぅ…」
「あ、魔理沙がクローゼットの下敷きに」
『勝ったわね』
「これで終わりー!?」
「とりあえず、助けましょうか」
「せーの、それっ!」
「ふふふ……ごふぅっ!?」
「咲夜さ~ん、怪我人一名追加で~す」
「はいはい、もう世話の焼ける……」
最終話 完
エピローグ
「結局アレは何だったんですか?」
「ノリと勢いよ」
台本形式だから読みにくい。
それ以外の感想が出てこない。
ギャグとしてはもうワンパンチ足りないかと思います。
ギャグにするにしても落ちも微妙だし…
セリフだけで多人数だすなら口調に特徴つけないと、読者が誰って思っちゃって、折角の流れが途切れちゃうと思うんですよ。ぐだぐだの原因かな。