動かない大図書館こと、パチュリー・ノーレッジは悩んでいた
どうすればあの黒白に自分の愛情を伝えられるのか
この魔女、魔法の事に関しては饒舌に語れるが
恋愛のことに関しては全く舌が回らない
百年生きていて恋の一つや二つしたこともあろうという者もいるかもしれないが
残念なことに今までは本が恋人で良かったのである
パチュリーは悩んだ
どうにかしてこの心を伝えるかを
しかし、どうにも思いつかない
仕方ないからこの館の完全なメイド長の咲夜に聞いてみた
「ねえ、咲夜」
「何でしょうか、パチュリー様」
「愛を伝えるにはどうすればいいと思う?」
メイド長はいきなりの恋愛相談に少し面喰ったようだったが
さすがは瀟洒すぐに持ち直して
「自分の気持ちをそのまま、という答えでは不服でしょうか?」
まるで雷に打たれたようだった
そうか、長く愛を語る必要は無い
自分の気持ちを伝えればいいのだ
「ありがとう咲夜」
と言うと咲夜は笑いながら、どういたしましてと言った
パチュリーは自室で手紙を書いていた
言葉にするのは気恥ずかしいので文字にして
言葉は本を調に調べて選んだ
最高の一言
翌日、魔理沙に手紙が届いた
「おや、パチュリーから手紙とは珍しい」
手に取り中身を見る
そこにつづられた言葉は
『や ら な い か』
後日談として一応、魔理沙に会えたから結果オーライにしておこうと
黒コゲの大図書館は語ったそうな
どうすればあの黒白に自分の愛情を伝えられるのか
この魔女、魔法の事に関しては饒舌に語れるが
恋愛のことに関しては全く舌が回らない
百年生きていて恋の一つや二つしたこともあろうという者もいるかもしれないが
残念なことに今までは本が恋人で良かったのである
パチュリーは悩んだ
どうにかしてこの心を伝えるかを
しかし、どうにも思いつかない
仕方ないからこの館の完全なメイド長の咲夜に聞いてみた
「ねえ、咲夜」
「何でしょうか、パチュリー様」
「愛を伝えるにはどうすればいいと思う?」
メイド長はいきなりの恋愛相談に少し面喰ったようだったが
さすがは瀟洒すぐに持ち直して
「自分の気持ちをそのまま、という答えでは不服でしょうか?」
まるで雷に打たれたようだった
そうか、長く愛を語る必要は無い
自分の気持ちを伝えればいいのだ
「ありがとう咲夜」
と言うと咲夜は笑いながら、どういたしましてと言った
パチュリーは自室で手紙を書いていた
言葉にするのは気恥ずかしいので文字にして
言葉は本を調に調べて選んだ
最高の一言
翌日、魔理沙に手紙が届いた
「おや、パチュリーから手紙とは珍しい」
手に取り中身を見る
そこにつづられた言葉は
『や ら な い か』
後日談として一応、魔理沙に会えたから結果オーライにしておこうと
黒コゲの大図書館は語ったそうな
良いですね
短いながらもパチュマリ堪能しました
こんなパチュリー先生かなり嫌いじゃないです。
因みに手紙の文面に真っ赤になったり、魔砲放ってから「その……もうちょっと段階を踏んでからだな……」と小声でもにょもにょする乙女な嫁魔理沙さんを想像するのが玄人(ではない)
ひとつだけ疑問があるとすれば E
これどうやったら(妹様を愛す)の略になるんだよッ!
Eの読みは「いー」
>>5様
すいません、「え」で思いつかなかったので仕方なかったのです。
Eは「エロくて」でいいじゃまいか