Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

門番と図書館の逆襲1

2007/10/24 22:08:16
最終更新
サイズ
5.61KB
ページ数
1

分類タグ


 開幕さよなら紅魔の門番
『マスタースパーク』



「あばよ~中国~」
「私の名前は……紅…美鈴…げふっ」




 目の前に珍しいものがあれば
『ブレイジングスター』



「もってくぜ~」
「持ってかないで~……げほげほ…ごほっ」





 霧雨魔理沙は今日も今日とて
 紅魔館で好き勝手していた
 それにより、困ったと言う人がでてくるが
「……高威力の弾幕とその機動性…」
「それに、悪知恵が働きます…」
「……後、恋ドロボウです!」
 今、この魔法図書館では
 被害に遭いつづけ己の立場が
 著しく低下した人達が集まっていた
「……紫もやしって何よ…魔理沙の馬鹿」
「……私は中国じゃないもん…紅美鈴だもん…」
「パチュリー様を奪った、魔理沙が憎い…」


 上からパチュリー、美鈴、小悪魔、の順番である
 彼女達の名誉のため言っておくが
 彼女達はけして弱くない
 一騎当千の兵である
 しかし
「……パチュリー様…また本を買う費用… 
 消えました…」
「シクシク……」
「門番長…断食何日目ですか?」
「……4日…いや、水含まないなら
 7日かな?」
 霧雨魔理沙という人物によって
 その立場はほとんどなくなっていた


 この霧雨魔理沙という魔女は自分がよければ
 それで良い、と言う考えの持ち主でもある
 本人曰く
「借りてるだけだぜ?100年ぐらいな!」
 しれっとそう言いのける辺り大物だ
 現に、この紅魔館の主であるレミリア、その妹である
 フランドールなども彼女と戦い負けている
 だが、彼女達は楽しんでいる節があった

 今この場に居るのは
「……これ以上は…深刻な問題になるわ…」
「…もう……咲夜さんからのお仕置きは嫌ですよ…」
「魔理沙が悪い、魔理沙が悪い!主(パチュリー)
 を奪った魔理沙が憎い!」
 生活に直に魔理沙が密着している方々である
 パチュリーは己の人生である本を
 小悪魔は己の愛する人を
 美鈴は
「私は本気で生活かかっています!」
 かれこれ1週間はまともに食べていなく
 しかも、休みも取れなかった
(さすがにやりすぎたと咲夜も思ったのだろう
 今日は休みだ)
「しかし、何かいい案はないの?二人とも」
「う~ん…なかなか」
「(魔理沙が)死ね死ね死ね死ね死ね…「小悪魔落ち着いて」
 はっ、スイマセン!パチュリー様!」
 トリップしている小悪魔にパチュリーがいい加減
 ストップ入れる
 小悪魔は止まったがいい案は出てこない
「…このままじゃ三人とも、肩身が狭い思いを続けないといけないわ」
「私は……なんかもう誰も気にしなくなっちゃって
 …部下からも信頼がなくなりましたよ」
(本当はすごい信頼があります、裏では生写真が高値で取引されて
 いて、それは全て謎の覆面メイド長が買い取っていっているらしい)
「小悪魔は?」
「私は……言えませんが迷惑しています」
(パチュリー様との平和なひと時返せ!うわーん)


 話し合いの中でとつぶやいた美鈴の一言
「魔理沙さんもこの苦しみが分かればいいんです」
 小悪魔の一言
「そうです!大切なものを取られる気持ちがあの人には分からないんです」
 パチュリー自身の
「そして帰ってこない物の大きさを知ればいいんだわ!」
 
 彼女らがしゃべった言葉
 それがこの場でそろった
「……むっ!」
「どうしたんですか?パチュリー様?」
「何かいい案でも?」
「ええ、案が浮かんだわ」
 パチュリーが自分の考えを頭の中で要約する
「つまり、魔理沙の大切なもの、もしくは、人を奪えば
 そしてそれが帰らなければ…」
「なるほど!魔理沙に分からせる事が出来るというわけですね!」
 美鈴が手を叩く
「でも……パチュリー様…」
「なに美鈴?」
「……魔理沙さんの大切なものって…」
 それが問題だった
 彼女が持っている蒐集物は誰も手が出せない
 部屋に入れないからだ…
 彼女が持っている八卦炉も
 彼女が手放す事はない
 寝る時も枕代わりにしているほどだ
「それに…魔理沙さんの大切な人って……」
「…皆さん強いですからね…」
 小悪魔もそれに答える
 この霧雨魔理沙の大切な人といえば
「霊夢、アリス、レミィ……」
「…パチュリー様もですよ…」
「そっ、そう?」
「……パチュリー様は私のものです!(そうですよ)」
「…小悪魔…台詞逆……」
「はっ!……こっ、こあ~」
 小悪魔は恥ずかしくなって机の下に隠れた
 それをおいておいて
「もう少し、考えて見ましょうよ……魔理沙さんの
 奪っていった物を手に入れる事が出来ないんですか?」
「無理よ……前に行ったけど喘息が再発したわ」
「そんなに酷いんですか……」
 ほんとに霧雨亭の中は地獄だぜ!
「……人は…」
「紅魔館で暴れたら誰が責任取るの?」
「…無理ですね」
「つまり、魔理沙の大切な人で」
「あんまり強くなく」
「「取られた事で悔しがるような人」」
 パチュリーと美鈴がため息をつく
「駄目ですね…」
「そうね…」
 この案も駄目かと思った時
「いえ……居ますよ」
 スペルカード発動
 小悪魔の復活
 特殊召還
 こあーがパチュリーの前で自爆した後に
 特殊な条件下で復活
「小悪魔!それはだれ!」
「香霖堂の店主です」

 その言葉に美鈴とパチュリーはうなずく
「確かに…面識があるし」
「余り強くないですね」
 一歩前進した
「次の問題は……」
「どう奪うかですね…」
 魔理沙のことだ、しばらくすれば
 紅魔館に攻撃をしてくるだろう
 小悪魔とパチュリーは悩んだ
「うかつに奪えませんしね…」
「ここで暴れられたら……元も子もないし」
 そこで
「いえ……方法があります」
 美鈴がしゃべった
「「えっ?」」
「一ついい案があります……魔理沙さんが
 反省しつつ…香霖堂の店主を奪う方法が」
 その言葉にパチュリーと小悪魔が
 興味を示す
「その方法はなに?美鈴」
「教えてください!この図書館に平穏と
 私の楽園を!」
 その方法を話す
 その話を聞いた二人がその発想に驚き
 そして確信を抱く
(((やれる!)))
「頼んだわよ…美鈴」
「お願いします……」
「見ていてください!この紅美鈴の計略を」


 そしてその作戦のための下準備が始まる
「ねえねえレミィ?」
「なに?パチェ」
「実は……」

「美鈴」
「あっ、咲夜さん」
「……香霖堂の店主に話しをつけてきたわ…」
「ありがとうございます」
「でも……ほんとにやるの?」
「……魔理沙さんにわからせてやります…
 奪われる辛さを……」
「美鈴……ところでなに盗まれたの?」
「咲夜さんが作ってくれたコッペパン『うまいのか?』
 って理由で食べられたんですよ!?
 許せません…絶対に……」
 美鈴は怒っていたのだ
 密かに……





 そして計画が完成した
 後は魔理沙がやってくるのを待つだけとなった
 この作品しばらく続きます
 誤字脱字、苦情などお書きください
 香霖堂に神様の番外編は、消させて貰いました
 この場を借りて謝ります
 
脇役
コメント



1.名無し妖怪削除
これはなかなか良いですね。続きが楽しみです。
2.野上 勇削除
果たして如何なる計略だろう…
続編期待してます。
3.名無し妖怪削除
こいつぁ続きが楽しみだ
どのキャラもいいんだけど、小悪魔が特になんともいえない

番外編は消されてしまいましたか、残念
4.名無し妖怪削除
期待してるぜ
5.名無し妖怪削除
>謎の覆面メイド長
謎じゃNEEEEEEEEEE!!

続きに期待
6.名無し妖怪削除
台詞主体で読み難いって致命的だとオモ
7.名有り妖怪削除
謎のメイド・・・                 ハッ!夢子さんのこt(バカジャネーノ