Coolier - 新生・東方創想話

いちまんかいめのくちづけを

2010/04/25 00:51:39
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「虎丸……また宝塔を無くしたんですか?」
「な……ナズっ」
「いい加減貴女のドジっぷりにはお仕置きが必要の様です。そこに直りなさい
 あと誰も居ない場所でナズだなんて呼ばないように言ったはずですよ」
「ご……ごめん…なさ…ナズーリン……様……」
「目を閉じて歯を食いしばりなさい」
「ん……っ」
「いいかい?これは君が悪いんだよ。
 君が物を無くすたびに迷惑するのはこの私
 今後こういう事の無いように、今日は徹底的にやりますよ」
「ん……っはぷ……っ……ん……」
「……まだ足りません。謝罪も贖罪も。
 今晩は寝かさないので、そのつもりで
 まったく君は……私にこういう事をさせたいが為にわざと無くしてるんじゃないかい?」
「ん……っはぁ……っそ……そんな……事は……」
「謝罪が足りないといったはずです」
「ご……ごめんな……さ……」
「宜しい、それじゃ寝床に向かおうか」
「今日も……この私を……いっぱい叱って下さい……ナズーリン様……」
「まったく君は」


「魔理沙、そうやって何の連絡も無しに私の家に来ないよういったはずだけど」
「ああそういうなアリス。私だって私なりに覚悟を決めてきたんだ」
「覚悟?齢13の貴女に決められる覚悟なんてどれだけ矮小なのかこの前思い知ったんじゃなかったの?」
「ば……バカにすんなっ!この前は確かに不覚を取ったが……」
「いいわ、じゃあキスしてみなさい」
「…………ッッ!!!」
「ほれ見なさい、あんたの覚悟なんてそんな物なのよ。
 お子様は帰りなさい。安心しなさい、私だって貴女が成長するのを待つことぐらい吝かではないわ」
「……バカにすんなッッ!!!私だってな……私だってな………!!」
ボフッという音とともに、2人の人間の影が重なった。
そしてその影はやがて顔の突起物で繋がり一つとなった。
「ん……っぷぅ………っ」
「んん……っ!っぷはぁ……」
「あら、やけに上手いじゃない、霊夢とでも練習してきたのかしら?」
「アリス、それ以上言うと流石の私でも怒るぜ」
「あら、貴女を怒らせるのは怖いわね。どうなっちゃうのかしら」
「それを今から、実践する所だぜ」
「待ってたわ。魔理沙」
「んっ……」


「映姫様、今日は大事なお話があって参りました」
「小町ではないですか、何ですか畏まって」
「四季映姫・ヤマザナドゥ様の不肖の部下、この小野塚 小町
 本日私、貴女の唇を奪いたく参上致しました」
「ななななななっっ!何を冗談をっっ!!!!!!
 じょ、冗談はツインテールだけにしなさいっっ!!!!」
「映姫さま、私たちの関係、いい加減白黒をつけるべきでは、ないでしょうか」
「こ、小町っっ!本気なのですかっっ!?貴女、もしかして酔っぱらって……」
「映姫様!!」
「……ビクッ」
「私の目を見て下さい。これが生半可な気持ちに見えますか、酔いどれの目に見えますか」
映姫は小町の目を見た。その瞳は、仕事中のどんな瞳よりも、凛々しく、覚悟と責任を伴っているように、見えた
「貴女は勘違いしておられる。
 私がどれだけ貴女の部下としての立場に甘える事を苦しんできたか
 もっと貴女の苦労を分かち合いたい。そのためなら職すら辞しましょう」
「小町……貴女……」
「残念ですが、今日の私は止まりそうにありません。
 明日の業務に支障をきたそうと、関係ありません
 繰り返します。
 本日、この小野塚小町、貴女の唇を奪いに参りました」
「やっっ……あの、小町、私たち……その……同じ職場ですし……そもそもっっ!女同士ですし……」
「その程度の障壁が私たちの距離を阻もう物なら、どんな手を使ってでも貴女を引き寄せてみましょう」
「あ……っあう………」
「映姫様、睡眠時間を奪うことをお許し下さい。
 ですがもう止まることは出来ないのです」
「私の力で寝室までの距離を無くしました。もうここは寝室です」
「こ……こま…………っ」
「お休みなさいはまだ早いだろう、映姫
 朝までの魔法を掛けた。
 今晩だけ、私はお前の王子様だ。プリンセス」


「リグル……私たち、その、まだ早いと思うの」
「何を言うんだミスティア、もう一糸まとわぬ姿になってしまったではないか
 それとも……私の事……嫌いになった……?」
「そそそ、そんな事ないよっ!
 あのね……その……怖いの
 貴女が眩しすぎて、貴女がいなくなっちゃったら、きっと私は暗闇で迷子になってしまう
 それが………怖いの………」
「ミスティア……
 そうか。君がそういうのなら仕方ない」
「リグル……ごめんね…………え?」
カチンという音と共に、ミスティアの目の前が急に暗闇に包まれた。
しかしそれは、リグルが居なくなったからでは、なかった。
リグルの不慣れなくちづけ。
ミスティアの瞳に映るわリグルだった。
「なら暗闇に目を慣らせばよいよ。
 毎日こうやって、少しずつ、少しずつ、一緒になっていこう
 えへへ、ごめんね。私もはじめてなんだ。キスって、難しいね」
「リグル………リグルぅぅぅ」
「うん、ずっと一緒だよ、ミスティア」


「………んっ!これで王手!」
「っふぁ~、にとりさん、相変わらず強いですねえ、完敗です」
「ふふっ、よーし椛、10連敗したら何でも言うこと聞くって言ったよねー」
「ぐぅっ……仕方ありません、私も天狗の端くれです、なんでも言うこと聞きましょう」
「よっしゃよく言った!私と付き合え!」
「もちろんでs……ってえぇ!?」
「あれー何でも言うこと聞くんじゃなかったのー?」
「いやそれは勿論なんですがあのそのですね私も嬉しいんですがそのそのにとりさん?」
「椛、頭から湯気でてるよ」
「っもうっっ!あなたのせいです!!!!」
「ほーう?私のせいなのかい?
 それなら責任を取らなきゃねぇ」
「や……誰か来ちゃいますし!あのその!」
「ああそれなら心配いらないよ、勝負の邪魔されちゃ困るから、
 この滝全体を不可視にしてるんだ。誰も入ってきやしない」
「や……あの……その……」
「あれれ?負けたら何でも言うこと聞くんじゃないのかい?」
「んもう!!聞きますよ!!!!!!!!!!」


「夜まで待っても、いいのよ」
「待つな」
「……で?」
「はい?」
「怪談のネタは?」
「うーん、500年以上生き続けた少女と永遠の巫女の恋愛話」
「怪談?」
「あら、夏ばてには一番じゃないの」
「仕方無いわねぇ」
「あら霊夢、意外と乗り気なのね」
「あんたとなら私も吝かじゃないわよ」
「あら嬉しい。貴女とのキスなら、私の500年なんてちっぽけなものなのよ」
「という、夢を見たのよ」
「あらメリー、私たちをハブにしてキスとはやるわねあの子達も。
 本当のちゅっちゅという物を見せてあげましょう」
「んもう、蓮子ったら、キスっていうものは数じゃないでしょう?」
「いいのよ、そんなこと関係なく、私がしたいんだから」
「うふふ、いいのよ蓮子。きてちょうだい」
「メリー…」









けーね「という歴史だったモサ…」
れお会長
http://blog.goo.ne.jp/reokaityou
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コメント



0.920簡易評価
1.100奇声を発する程度の能力削除
ラストwwwww
チュッチュは良いものだ!!!!
3.100名前が無い程度の能力削除
ちゅっちゅ!
5.100名前が無い程度の能力削除
後書きwww
8.90名前が無い程度の能力削除
酒の勢い故致し方なし
もっとやれ
12.100名前が無い程度の能力削除
いかん! これは秘封の罠だ!
ちゅっちゅ
14.90ぺ・四潤削除
もう作者はアル中になれ。
初っ端のナズ星の続きをよろしく。
15.100蕪城削除
めーさく!
めーさくはないのか!
16.100名前が無い程度の能力削除
くっそおぉぉぉぉぇおあぉぉ!!

めーさく無かったorz
20.100名前が無い程度の能力削除
ナズ星の続きを欲求する
orz
22.80コチドリ削除
子チドリ 「うわーん、ママー! 歯が、歯がズキズキするよぅ、とってもイタイよぅ」
チドリ子 「全くこの子ったら。だからあれほど甘い物ばっかり食べちゃいけませんって言ったでしょ」
子チドリ 「だってだってれおかいちょうが、『ただでいいからたんとおあがり』って言ったんだもん」チドリ子 「あら、そうなの。ならあなたの歯の治療費は、れお会長様に請求すればイイのね」

と言う訳で、お代は次回作ということでひとつ。
24.100名前が無い程度の能力削除
レミ咲は!?ゆかゆゆは!!?
さとヤマはーー!!?
25.100名前が無い程度の能力削除
小町がイケメン過ぎて吹いたWWWW
26.100名前が無い程度の能力削除
小町が男前すぎるぜ…。

蓮メリちゅっちゅ(^q^)
27.100名前が無い程度の能力削除
モサ!?
29.無評価名前が無い程度の能力削除
5kbがこんなに長く感じたのは始めてだ
今、布団の中からこの感想を書いている。身体が妙な動きをしているのは間違いなくこの作品のせい
何故、この作品を開いてしまったのだろう、もの凄く居たたまれない気持ちでいっぱいだ
今の俺では点数をつけることは出来ない
この得体の知れない感情を整理できた時にまた来ます
30.80名前が無い程度の能力削除
そう、あなたは少し甘すぎる
一つ一つの話をもっと深く掘り下げ、投稿する
それが今のあなたに積める善こ…ん…で……チュパっ……もう、王子様ったら……/////
35.70ずわいがに削除
けーねwww「モサ」でめっちゃワロタwwwwわwww