明け方。
目が覚めると、体が動かないことに気づいた。
すわ金縛りか、と思ったが、布団の中では自由に動ける。手足は動くし寝返りもできる。
しかし、万年床から出ようとすると、全く動けない。
いったいどういうことだろう、とぼんやりした視界と頭で考えていると、ふと、気付いた。
ぼくは、布団から出ることを恐れている。
今恐怖に体が蝕まれているわけではないけれど、残響のような曖昧な感覚が体の芯を震わせている。
じりじりと。
じりじりと、喉が痛む。
まるで、起きる一瞬前まで叫び続けていたように。
じくじくと。
じくじくと、背中を言い様のない悪寒が染み渡る。
さっきまで部屋中に叫び声が充満していたかのように、耳鳴りがする。
さっきまで目を一杯に開き、涙を流していたかのように目が腫れ、顔もむくんでいる。鼻づまりもひどい。
その恐怖の源が何なのか、ぼくは一切覚えていない。
ぼくは一体何に恐怖していたのか、そう思っただけで背筋が凍った。
上しか見えない。
恐ろしくて横も見えない。
鏡の中から、人形の目から、視線を感じる。
親しんだ環境にすら、恐怖してしまう。
その恐怖は、何だったのだろう。
ソレを思い出したら、精神が無事ではなくなってしまいそうな気がして、ぼくはしばらくの間、冷や汗と脂汗の冷たさを感じながら、万年床でじっとしていた。
結局、昼前まで布団の中で過ごしてしまった。
気分転換に、先日魔理沙から貰った洋菓子の残りを、朝食兼昼食の後で食べきった。
八卦炉で調理したそうだが、そのせいか少し焦げ臭かった。味はとても良かったのだが。
あともう少し、お茶に合うようにしてほしいものだが。
口をゆすぎながら思い出した。
そういえば、外来人がよく来るようになってから、変な幽霊が来るようになったのだ。
どういう訳か、曖昧な理由で誰かを襲ったり、取り憑いたりするのだ。
おまけに、妙な信仰や土着の儀式も入ってきているらしい。
博霊、洩矢神社の巫女や神がそう愚痴っていたが、こういうことじゃないかな、と勝手に結論付けた。
外来人から外の話を聞くのはとても嬉しいことなのだが、こういうことがあるのは少し憂鬱だった。
この朝の一件の原因が外からのものなのかは判らないが、暫定的にそう結論付けるとしよう。
午前中商品の整理ができなかったし、昼過ぎには魔理沙が来る予定なのだ。
今日も香霖堂は、忙しい。
目が覚めると、体が動かないことに気づいた。
すわ金縛りか、と思ったが、布団の中では自由に動ける。手足は動くし寝返りもできる。
しかし、万年床から出ようとすると、全く動けない。
いったいどういうことだろう、とぼんやりした視界と頭で考えていると、ふと、気付いた。
ぼくは、布団から出ることを恐れている。
今恐怖に体が蝕まれているわけではないけれど、残響のような曖昧な感覚が体の芯を震わせている。
じりじりと。
じりじりと、喉が痛む。
まるで、起きる一瞬前まで叫び続けていたように。
じくじくと。
じくじくと、背中を言い様のない悪寒が染み渡る。
さっきまで部屋中に叫び声が充満していたかのように、耳鳴りがする。
さっきまで目を一杯に開き、涙を流していたかのように目が腫れ、顔もむくんでいる。鼻づまりもひどい。
その恐怖の源が何なのか、ぼくは一切覚えていない。
ぼくは一体何に恐怖していたのか、そう思っただけで背筋が凍った。
上しか見えない。
恐ろしくて横も見えない。
鏡の中から、人形の目から、視線を感じる。
親しんだ環境にすら、恐怖してしまう。
その恐怖は、何だったのだろう。
ソレを思い出したら、精神が無事ではなくなってしまいそうな気がして、ぼくはしばらくの間、冷や汗と脂汗の冷たさを感じながら、万年床でじっとしていた。
結局、昼前まで布団の中で過ごしてしまった。
気分転換に、先日魔理沙から貰った洋菓子の残りを、朝食兼昼食の後で食べきった。
八卦炉で調理したそうだが、そのせいか少し焦げ臭かった。味はとても良かったのだが。
あともう少し、お茶に合うようにしてほしいものだが。
口をゆすぎながら思い出した。
そういえば、外来人がよく来るようになってから、変な幽霊が来るようになったのだ。
どういう訳か、曖昧な理由で誰かを襲ったり、取り憑いたりするのだ。
おまけに、妙な信仰や土着の儀式も入ってきているらしい。
博霊、洩矢神社の巫女や神がそう愚痴っていたが、こういうことじゃないかな、と勝手に結論付けた。
外来人から外の話を聞くのはとても嬉しいことなのだが、こういうことがあるのは少し憂鬱だった。
この朝の一件の原因が外からのものなのかは判らないが、暫定的にそう結論付けるとしよう。
午前中商品の整理ができなかったし、昼過ぎには魔理沙が来る予定なのだ。
今日も香霖堂は、忙しい。
これでは、良し悪しの評価は点けられませんよ、太宰先生。
『起承転結』っていう言葉ぐらいはご存知ですよね?太宰さん。
井の中の蛙が大海を知るまえって、こんな感じなんですかね。
だが雰囲気はかなり好きだ
とりあえず次もがんばって
チョコならチョコでそうわかるように作中で説明しなよ太宰先生よ
そしてそんな消極的な姿勢で作ったモノは確実に続かないし、ろくでもない出来だと言うことを理解しなさい。
反感を買うあとがきのテンプレしか出てこない思考レベルで、自分が面白い作品が書けると思っているなど失笑モノです。
しかも「いたしかたなく」という感じでニコニコではなくこっちに投稿している様な言い訳までして、好感を得てもらえるとお思いですか?
あとがきと作品は別に考えるべきかもしれませんが、同じ文章である以上、あとがきの痛々しい人は、やっぱり作品も痛々しいのだなとより確信を深くするに至りました。
それでは読者は次回を見ようとしません
ニコニコで投稿しても同じです
また携帯からだとどうしても一話が少なくなるのでパソコンからの投稿をオススメします
また本編とは関係ないのですが、文芸部のくだりはナルシストに見えるので、控えないと皮肉られたりしますよ
あと言い訳まみれの後書きは百害あって一利無しかと。
他の人が言ってるから私は何も言いません♪
そこの表現にしても、何だかダブツく描写ばかり。作者が思いついた恐怖を説明する単文を前後の文章を無視してそのまま並べたようで、読んでいて突っかかりました。
実はただ字数を稼ぎたかっただけじゃないか?と変に勘ぐりたくなったくらいです。
書き出しの読みやすさはとても大事です。あんまり勿体つけたような文章では、それ以降読み続ける気力は呆気なく削がれてしまいます。
残り三分の一にしても、「霖之助がチョコを食べた」と「幻想郷に変な幽霊が現れるようになった」というだけ。
小説以前にこれはもうただの情報の羅列ですよね。チョコに至っては何故かタグで補足というよく分からないことになっていますし。
何も物語が動いてないのに、こんなとこで区切られては面白くも何ともありません。
これから面白くなるんだとお考えでしたら、そこまでやらなくてはいけません。
一回で終われないほどの大作だと思おうにも、第一回目からこの短さと中身の無さでは……。
習作だと言えば何をやっても許されるものではありません。
いい加減な態度で練習したところで、技術は向上しませんし、そこでいざ本番に取り組んでも出来上がるのはいい加減な作品だけです。
いやもっとはっきり言えば、絵が書けないし動画の制作技術もないし面倒くさいから、文字だけで許される場所に投稿しよう。しかもこれは自分が本気で作ろうと思ってるものじゃなくて、練習を兼ねているからつまらなくても仕方がない。
そう言い訳しながらその実、延々練習だけに励んでいるフリをして、自分の実力が知れる本番から極力回り道をしている。
そんな作者の本音が誰の目からも明らかです。
習作だと言い訳をしたところで、今現在下されている多数の評価が、あなたの腕前と作品制作姿勢の甘さの現実だと受け入れるべきです。
ましてや出来てもいない作品の草案を太宰だ何だと評されたから何だと言うんです?
この作品を読んだ身としては、ご友人が大いなる皮肉を言ったとしか思えません。