Coolier - 新生・東方創想話

宿屋、⑨亭

2024/01/09 00:02:57
最終更新
サイズ
3.74KB
ページ数
1
閲覧数
606
評価数
1/9
POINT
460
Rate
9.70

分類タグ

「今度はいつ会えるの?」
「うーんいつかしらねぇ」
「でも、また必ずくるからね、その時には美味しいものとかもいーっぱい食べて見たいわね、旅館とかにも泊まってみたいかも。でも無理しなくていいからね。」
そうして彼女は消えてしまった。まるで春の雪の様に。

      ⑨亭
突如として霧の湖に現れた宿屋。⑨亭。
ここでは何があるのか。
それを探ってみようと思う。
おっと、自己紹介がまだだったね。
僕の名は森近霖之助。性別、男。趣味、読書、体にあるホクロの数、分らない。
して、⑨ということはあの氷精、チルノが経営しているのだろうか?
外観を見てみると、意外なことが分かった。
何とこの宿屋、窓が無い。
それにでかい。どれくらいっていうと、大体、紅魔館の⑨分の6位の大きさでかなりでかいことが分かる。
これは昨日の新聞で読み、写真でも見たのにでかい。
では、早速中に入ってみようと思う。
「こんにちはー」
だがしかし、返事は無かった。
「こんにちはー!」
少しおおきな声で言って見る。
だがしかし、返事は無かった。
「、、、」
何故、出て来ないのか?
僕は何で待っているんだ?
などと考えていると、
ドタドタドタ
という音が聞こえた。
いったい何だろう?
「あー忙しいあー忙しい」
と言って走っている一匹?の妖精がいた。
「ちょ、ちょっと!」
僕は咄嗟に声をかけた。がその妖精はこちらを向きながら去って行ってしまった。
何故遠ざかる?聞こえていなかったのか?
それよりも従業員は妖精なのか。
考えていても意味は無いな。入ってみよう。
靴はどうするんだ?と、思ったが、壁に「くつはここに!」と少し拙い字で書いてあった。 直に。
じゃあ進もう。
右と左に道があるが、どちらに進もうか。と、思った矢先に壁にまた拙い字で、「うけつけはこちら!←」と書いてある。
矢印の通りに左へ進もうか。
ん?階段?この上?
ひとまず登らない事には何も始まらない。
1段2段3段4段、、、と登って行き最後の一歩の所でがたがたがたーん!と豪快な音がひびいた。
これは、階段が全て斜めに!?
一体だれが?
「うしし、イタズラ成功!」
そこにはイタズラ兎の因幡てゐがいた。
何でここに?彼女も従業員か?
「あー!いた!」
「てゐ、何やってんの!戻るよ!」
気づけば鈴仙・うんたらかんたらがそこにいた。
どうやらただの宿泊客の様だ。
「うちのてゐがすみません。もう!行くよ!」
「いてててて!耳引っ張んなって!取れる!取れるって!耳取れたら血がどくどく出てくるって!痛い痛いいいいぃぃぃぃぃ!」
彼女たちは去って行った。
全く何だったんだ?
それにしてもどうしてだろう?こんなに斜めっていたら登れないじゃ無いか。
仕方なく僕は手すりを掴んで登った。
ようやく受付か。
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
受付嬢は大妖精の様だ。おそらくチルノとやらの友人だろう。
「1人です。」
「どのお部屋にするのかと、何泊しますか?」
おっと、部屋によって、値段と中身が全然違うのか。
うーむ、the ノーマル部屋、スイート部屋、改造部屋?などなどいろんな部屋があった。
「じゃあ、このtheノーマル部屋で1泊でお願いします。」
「かしこまりましたー!」
うん。なかなか良さそうな所だ。
部屋に移動した僕は中を色々確認した。
風呂、トイレ、洗面所付き、7畳もあって1LDK、お値段何と、1200銭。
なんかボッタくられてる? ちなみに今のお金だと240000くらいするぜ!by⑨なすお値段異常、にとりですな。
流石にこの金額でこの部屋はなぁ。
ちょっと主人呼ぼうか。ついでに探索もして来ようか。
10分後
これが主人の部屋か。
コンコン 「はいー!」←やす子風にby⑨なす
ガチャ 「なんかよう?」
やはり、主人はチルノだったか。
それよりも、「ここの宿の値段ちょっと高くないですか?」
自分で言っていて、卑しいな、と思うが、
道具を売るだけで稼げるわけがないだろう。仕方ない。
「そ、それはね、、、」チルノは恥ずかしげに話し始める。
去年の冬、レティ ホワイトロックと仲良く遊んでいたチルノ。
だが黒白のが素早いスピードで、レティの金をすったとのこと。
追いかけるも逆に返り討ちに遭ってしまう。
去年の冬は食べるものが少なく、チルノも貯金など無いし、ひもじい思いをしたそう。
だから今回こそは、美味しいご飯や、安全な旅館を作っておこう!とチルノは決意したので、ボッタくったそう。
流石に僕もここまで言われたら、仕方ないと思って、募金もした。
そしてレティが出てくる冬が来て、レティはとっても感動したそうな。
こんにちは⑨なすです。
今回は、感動ものを作りたかった。でもギャグも入れたかった。
ストーリー構成が下手くそでよく分からない所もあったと思います。
ここをこうしたらいいとかの訂正や、誤字、脱字をコメントなどで教えていただければ幸いです。
⑨なす
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.360簡易評価
1.無評価⑨なす削除
この場を借りて、自己紹介。
本名、教えられない。
⑨なすの由来、⑨チルノが好きだから。なすの由来はnsだから。
好きなもの、東方project、テトリス系、ホラー、らーめん、なす、ゲーム
嫌いなもの、夏、東方のことよく分からないのに知ったかぶるやつ。
東方で好きなキャラクター、チルノ、にとり、てゐ。
東方で好きな曲、bat apple!!、おてんば恋娘、芥川龍之介の河童、神々が恋した幻想郷
以上!
4.100あよ削除
⑨なす様、初めまして。あよです。
東方にハマって3年目の創作初心者ですが、初心者なりにこの作品を読んで感じたこと等述べさせていただきます。
まずその場で起きていることの説明がとても上手な方だなと思いました。あと流石に好きなキャラだけあってチルノの心情の解像度が高かったなぁというところです。
さりげなく行動から気持ちを想像させるあたり、とても読んでいて楽しかったです。
長文失礼いたしました。ありがとうございます。