※サブタイトル『終わりに見えた紅い始まり』
~・・・・・・~
「ねぇ、××」
「はい、××××」
「ひとつ、頼みたいことがあるんだけど」
「・・・何ですか?」
「私を―――」
~メイド長~
紅魔館における使用人の朝は遅い。
だがメイド長の朝は早いからトントンだったりする。
妖精メイドの寝室は、階級が上がるごとに豪華になっていく。
分かりやすく言えば、平で雑魚寝だ。
ここは、そんな雑魚寝部屋の一つ、多数の妖精メイドがあられもない姿で眠りこけている。
そんな部屋に、メイド服の女性が入ってきた。
彼女は、この館のメイド長。
彼女は部屋の惨状に溜め息を吐いてから、大きく息を吸って、
「起きなさ~い!」
そう叫んだ。
喉から発せられた空気は空間や壁、メイド長の胸を揺らす。
そしてメイド達の脳も揺さぶった。
「はわっ!」
「あわわわわぁ!」
突然響いた叫び声にある者は壁に頭をぶつけある者は起き上がって仲間に躓く。
そんな新たな惨状を生み出しながらも、毎朝の日課に彼女達は起きようとしていた。
「ほんと、メイド長は凄いわね」
「・・・・・肺活量が?」
「そうじゃないでしょ」
そんな風に冗談を言い合いながら、彼女達はメイド服に着替えていく。
何時の間にか、メイド長の姿は消え、間髪入れずに別の部屋からまた起床を告げる叫び声が響いてきた。
「―――というわけで本日のシフトは以上」
大部屋に集められた妖精メイドに通達をして、メイド長は辺りを見回す。
「質問は?」
誰も手を挙げようとはしない。
それほど彼女が提示したシフトが最良だったから。
「それじゃあ、朝礼は以上、各自持ち場につくように」
「はい!」
元気の良い返事を聞きほんの一瞬微笑んで―――
彼女の姿は大部屋から消えていた。
「ほんと凄いですね、メイド長」
「・・・笑顔が?」
そんなメイド長の姿は、何時に間にか厨房へ。
「本日のメニューは・・・これかしら」
「はい、そうです」
厨房担当から渡された紙を見つめながら、彼女は眉に皺を寄せる。
その表情を伺いながら、厨房担当は内心緊張していた。
ほんの僅かでも何かがあれば訂正をする、それがこのメイド長だからだ。
「・・・問題無しね、後はよろしく」
「はいっ!」
だが今日は問題なかった。
緊張から解放されて、厨房担当はメイド長に頭を下げる。
その頭を上げた時には、
「・・・もう行っちゃった」
彼女の姿は既に無かった。
「ほんと、忙しいわね」
彼女自身のその言葉通り、メイド長としての仕事は忙しい。
元来ならやる気なんてない妖精メイドのまとめ役、館全体の統括、主の護衛エトセトラ、並みの存在ならすぐに音を上げるだろう。
それでも彼女が音を上げないのは、彼女が持つ能力故か。
『時間を操る程度の能力』、それがメイド長の持つ能力。
それは彼女が身につける懐中時計を媒介とした物。
このおかげで、彼女は殺人的なスケジュールに耐えられるのだ。
夜
普通のメイドであるならば、夜は休息の時間であろう。
だが、この館ではそんな“普通”など存在しない。
「お嬢様、お召し物です」
「・・・おはよう」
夜ではあるが、起床してきたレミリアの着替えを手伝う。
こういった時には能力を使わないメイド長であるが、慣れているのかその手つきは素早い。
あっという間に夜の王が君臨する。
「“朝ごはん”は?」
「・・・時間的には夕飯だと思いますけど」
「口答えしない」
いつものように軽口の応酬。
この二人、息が合う。
朝食もしくは夕食を済ませ、図書館へと向かったレミリアを見送りながらだがメイド長に休息はない。
お嬢様の前で粗相をしないように妖精メイドに気を配りながら侵入者が居ないかを確かめもする。
基本的に従者より強い主人なので軽めの確認ではあるが。
太陽が昇っているならまだしも沈んだ状況で吸血鬼の館に襲撃に来る輩など、よっぽどの馬鹿くらいだ。
「ここ、掃除が出来てないわよ」
「す、すみません!」
「そこ、休憩は良いけどさぼらない!」
「ひえぇっ!」
それらに気を配りながら廊下や窓の桟の埃、部下の動向を気にする辺り、全方向に目がついているかのようだ。
それも彼女が元来持つ能力のお陰ではあるが。
そうして夜は更けていく。
「紅茶を淹れてちょうだい」
「かしこまりました」
バルコニーで夜の一時を楽しむレミリアがそう呟くと、何時の間にか現われたメイド長が返事を返して何時の間にか去っていく。
数秒後。
レミリアが瞬きをした瞬間、テーブルに紅茶が現われた。
背後の気配を感じて満足げに微笑みながら彼女は紅茶に口をつける。
そしてほんの少し顔をしかめた。
「やっぱり、貴方の紅茶は微妙ね」
「ふえっ? す、すみません・・・」
恐縮そうにメイド長は頭を下げる。
その様子を、やはり微笑みながらレミリアは見つめる。
「やぁね、ここまで上達したんだから上出来だと思うわよ」
「・・・そうですか?」
「ええ、貴方らしい紅茶だと思うわ」
飲み干して、カップを置いたレミリアは告げる。
「貴方、最近休んでる?」
「・・・・・・・少しは」
「そんなんだから、紅茶が不味いのよ。もう良いわ、今日は休みなさい」
ぶっきらぼうな口調だが、優しさが隠せないその言葉。
メイド長は一度頭を下げて、その場から姿を消した。
「・・・・・・貴方まで、同じ運命を辿ってほしくはないのよ」
レミリアは、小さく呟いた。
「・・・東洋のお茶なら、得意なんだけどなぁ」
時計塔。
館の頂点とも言うべきその場所に、メイド長の姿はあった。
物憂げに、メイド服を風に揺らしている。
「ほんと、身に余る仕事よね」
物憂げに、憂鬱そうに、だがどこか楽しそうに。
その表情は・・・月の光でもよく分からない。
「・・・・・・はぁ」
一つ溜め息をついて、懐中時計を取り出す。
使い込まれたその時計は、変わることなく時を刻んでいた。
あの日からも、変わらず。
「魔理沙さんはもう来ない」
いつも強引に門を突破する黒白の魔法使い。
「霊夢さんをお嬢様が訪ねることも、もうない」
強いくせに鍛錬を嫌がる紅白の巫女。
「そして―――」
ナイフを操る、不思議なメイド。
「・・・・・・咲夜さん」
空を見上げて、メイド長はそう呟く。
特徴的な赤髪が、風に揺れた。
「これで、良かったんですか?」
現メイド長・紅美鈴は、先代メイド長・十六夜咲夜に訪ねた。
もう答える人も居ないその問い掛けは、月に吸い込まれて消えた。
~それはとある物語の終わり、とある物語の始まり~
人間という種族は、時の流れに逆らえない。
火力が信条の普通な魔法使い。
最強と謳われた紅白の巫女。
そして―――時を操る不思議なメイド。
「お嬢様、お召し物を」
「ありがとう、咲夜」
いつものように、レミリアの着替えを手伝うのは咲夜。
寝巻きを着替えさせ、いつもの服を着せようとする。
・・・その手から、するりと服が逃げた。
「あっ・・・・・・」
思わず呆ける咲夜。
床に落ちかけた服は、レミリアの手で落下を免れた。
「大丈夫かしら、咲夜」
「あ、すみません、ちょっと手が滑っただけです」
「そう・・・・・・それなら良いわ」
レミリアは咲夜に背を向けているから知らない。
咲夜の顔が、口惜しそうな表情に包まれていることに。
咲夜はレミリアの背中を見ていたから知らない。
レミリアの顔が、どこか達観した表情に包まれていることに。
「貴方・・・体の方は、どう?」
ここは大図書館。
薄暗い室内には二人の女性。
一人は寝巻きのような服装で本を読み、もう一人はメイド服を着込んで対面に座っている。
「・・・もう、ボロボロですね」
メイド服の女性―――十六夜咲夜の答えに、パチュリー・ノーレッジは溜め息を吐いた。
その姿は普段と変わらない。
何時もの姿―――数十年前から変わらないその姿は、能力の賜物。
みずからの“外見”の時を止めた姿。
「時を操る貴方でも、時の流れには勝てないのね」
だが、“外見”をどうこうしようと―――“内面”は、どうしようもない。
「それが、私達という種族です」
無感動に咲夜は答える。
その様子を見て、パチュリーはポツリと呟いた。
「・・・それが、貴方達なのね」
「ええ、これでも私は人間です」
ニコリと、咲夜は笑った。
儚げな笑いだった。
「それで咲夜・・・貴方が死んだら、この館はどうなると思う?」
オブラートも遠まわしも何の意味も持たない。
だからパチュリーは率直に聞いた。
「・・・恐らく、拡張された空間が一気に元に戻るかと」
紅魔館は、見た目に反して広い室内を誇る。
それは咲夜の能力により空間が拡張されて居るからである。
つまり、咲夜が死ねば―――
「今更、元に戻すわけにも行かないわよね」
「下手をすると、空間に歪が起きかねませんし」
手広くしすぎた。
便利な能力も、こうなってしまえば頭痛の種。
「パチュリー様、私が死んでも空間を拡張したままにする方法はあるのでしょうか」
「それは私より貴方がよく知ってそうだけど」
「・・・・・・私には、思いつきません」
空間の拡張ですら並大抵の能力では不可能だ。
それを固定したままにしておくなど、百年をゆうに生きる魔女でも不可能に近い。
「今の内に、空間を少しずつ戻しておくというのは?」
「この館に影響が出ない範囲では、私の寿命が持ちませんね」
あっさりと否定される案。
この程度の案など、既に咲夜の中では検討されつくしている。
それで困ったからこそ、彼女は主の友人に助力を求めたのだ。
「・・・一つだけ、思い出したわ」
「あるのですか!」
だからこそ、知識の魔女のその一言に咲夜は過敏に反応する。
対照的に、魔女は陰気に問いかける。
「咲夜・・・貴方は死んでもレミィに迷惑をかけたくないというの?」
「勿論です・・・お嬢様には今までも散々迷惑をかけてきましたから―――それに、私はもう我がままを言っちゃってますから」
それが咲夜の理由。
自分が死んでも主に迷惑をかけたくない、そんな忠誠心。
既に―――「人間のままで死にたい」と、我がままを言ってしまっている。
「覚悟は、あるのね」
「はい」
メイド長の真摯な目に、魔女は一つ溜め息を吐いてから話し始めた。
館の廊下を紅美鈴は歩いていた。
その手に握られているのは茶筒。
「今日も咲夜さん、疲れてるだろうなぁ」
何時もの能天気なその声に、隠し切れない不安の色。
それを自ら自覚しながらも、その色が顔にまで現われないように美鈴は気をつけていた。
そして、咲夜の部屋の前にたどり着く。
「・・・お嬢様?」
そこには館の主が居た。
「あら美鈴、今日も咲夜とお茶しに来たの?」
「は、はい、そうですけど・・・」
突然の遭遇に美鈴は口ごもる。別にやましいことなど何も無いというのに。
レミリアはその答えに満足したのか、「そう」とだけ呟いて立ち去ろうとする。
「咲夜さんに・・・用事でもあったんですか?」
「むしろ貴方にあったというべきかしら」
思わずかけた声に、返ってきた返事は予想外。
美鈴の頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ。
「・・・今回のことは、私の力によるものじゃない」
そんな美鈴に、レミリアは告げる。
「・・・・・・それってどういう―――」
「選ぶのは貴方、これは分岐点」
一方的に、告げる。
「―――後悔だけは、しないようにしなさい・・・どちらを選ぼうとも」
そしてレミリアは去っていく。
もう立ち止まりもしない。
「・・・・・・何なんだろ」
自らの雇い主の言葉に一抹どころではない不安を抱えながら、美鈴は部屋の扉を
ノックする。
「咲夜さん、入りますよ~」
そして、運命への分岐点は開かれる。
「あら、今日もよく分からないお茶を持ってきたの?」
「よく分からないって失礼ですよ」
ベッドに腰掛けたメイド長に挨拶をしながら、美鈴はキッチンへと向かう。
お茶の準備を始めた美鈴の後姿を、咲夜は見つめる。
「ほんとにそれ、体に良いんでしょうね」
「ここ最近、調子良いでしょ体、それが証明ですよ」
確かに美鈴の淹れるお茶を飲むと体の調子は良くなる。
そんなお茶を毎晩用意してくれるということは、美鈴もまた咲夜の体の調子に気がついているということ。
「美鈴・・・貴方、私の体についてどこまで知ってるの?」
それを確かめるために、咲夜は単刀直入に聞いた。
一瞬動きを止めて、美鈴は再起動する。
「何言ってるんですか咲夜さん、やだなぁ」
「真面目に答えなさい、どこまで知ってるの?」
それでも美鈴は答えない。
咲夜は溜め息を吐いて、自ら言った。
「あと一年・・・持たないでしょうね、この体」
「さ、咲夜さん!?」
思いがけない咲夜自身からの言葉に、美鈴は振り返る。
茶筒が床に落ちて、中身をぶちまけた。
慌ててそれを拾おうとする美鈴。
「それぐらい、分かってたんでしょ?」
その言葉に美鈴はグッと詰まる。
彼女の能力『気を遣う』というのは、こういった副産物があるのだ。
対象の気の流れを読み取る。
その副産物があれば―――人間の死期を読み取るなど、容易い。
「ねぇ、美鈴」
その言葉に彼女は手を止める。
「はい、咲夜さん」
「ひとつ、頼みたいことがあるんだけど」
嫌な予感しかしない。だから彼女は、務めて平静に応えた。
「・・・何ですか?」
「私を―――“食べて”、くれないかしら」
『つまり、能力を受け継いでしまえば良い』
知識の魔女はあっさりと言い切った。
それに咲夜が反論する前に、続ける。
『古来より、高い徳を持つ僧を食べると力が強くなる、という話があるわ』
つまり、パチュリーの言いたいことは、
『ならば、貴方が妖怪に食べられれば―――ここから先は、分かるわね』
そんなこと、よく分かっていた。
「な・・・な、何を言ってるんですか咲夜さん」
「私が死ねば、この館がおかしなことになるわ、それを防ぐための措置よ」
「いや、そんなことを言ってるんじゃなくて!」
慌てたように美鈴は立ち上がる。
その表紙に集めかけられていた茶葉が飛び散った。
「分からない? 空間を拡張したこの館、その拡張を行う私が死んでしまえば空間の歪みが―――」
「だからそういうことを言ってるんじゃないんです!!」
思わず、美鈴は大声を出した。
肩で息をする彼女に、咲夜は冷静に続ける。
「妖怪なら、“喰った”人間の能力を受け継げるんじゃない?」
「それは・・・それは、分かりませんよ?」
「大丈夫よ、パチュリー様のお墨付きだから」
心の中で妙な入れ知恵をした図書館の主に美鈴は悪態をつく。
ああそうだ、咲夜の言っていることは正しい。
妖怪というのは、時に“喰った”人間の能力や遺志、記憶を受け継いでしまうことがある。
だが、それが起こるには、つまり人間を“喰わなければ”ならない。
それはつまり―――
「そ、そんなの、私じゃなくてもっ!」
「あら、この館に貴方以上の適任は居ないと思うけど」
思い出してみれば、確かにそうだ。
妖怪というカテゴリーに属して、最も能力の受け継ぎに適した人間は・・・美鈴。
段々と、彼女の逃げ道はふさがれていく。
「何で・・・」
「・・・・・」
「何で・・・そんなことを言えるんですか!?」
逃げ道が無くなったから、美鈴はそう聞いた。
それを聞くということは、もう自分の選択を決めたようなもの。
そんな美鈴に、
「 」
咲夜は、自分の意思を告げた。
その日、紅魔館は僅かに“揺らいだ”。
その揺らぎを、館の主は自らの部屋で感じ取った。
「一つの物語の終わり・・・、」
目をつぶり、ベッドへと横たわる。
「そして、始まり」
~現在~
長い回想。
時々、疲れた時には過去を思い出していた。
「もう、一年」
たった一年、だが、十六夜咲夜という存在を“喰って”から、もう一年。
思い返してみれば、長いようで短かった。
「・・・・・・咲夜さん」
懐中時計に、美鈴は愛おしそうに語りかける。
ふと、彼女は知識の魔女の言葉を思い出す。
『意思に、乗り移られないようにしなさい』
“喰われたた”人間の強すぎる意思は、時に“喰った”存在を乗っ取る。
それでなくとも、意思が混在してしまう危険性は大きい。
だが、美鈴はそんなことにならなかった。
思い起こされるのは、いつもより紅かった部屋。
受け継いだのは、義理堅いまでの忠誠心と―――
「・・・私の命が終わるまで、一緒ですね、咲夜さん」
懐中時計は何も答えない。
何も答えないからこそ、美鈴は微笑む。
「さて、頑張りますか」
『十六夜咲夜』という存在を“喰った”ことを記憶する限り、
『紅美鈴』という存在が混沌とすることはないだろう。
~そして続く物語~
「起きなさ~い!」
「はうあっ!?」
「シフトは以上!」
「うん、良いレシピね」
「ありがとうございます!」
“遺志”を受け継いで、
紅き存在は今日も働き続ける。
それはこれからも続く、
“二人”の物語。
目から鱗って感じですね…
特に図書館なんかは被害が甚大だろうに・・・
今まで拡張してきた空間が閉じるわけだから、閉じる空間内にあるものは一点、もしくは線に収束を始めその空間の体積が0となった瞬間に空間内の質量数は無限大となるから極小のブラックホールを生成、不安定なブラックホールは即座に崩壊を始めエネルギーを当りに撒き散らして・・・
あれ?咲夜さんの死=幻想郷の崩壊ってか世界の滅亡っぽくね?
RYOさんの、今後の御活躍に祈りを込めて乾杯!
でも咲夜さんには普通に生きて寿命でお別れして欲しいなぁ・・・
現実的に考えると彼女らは人間なのでどうしようもない問題なのかもしれません・・・。
色々考えさせられます。
ある意味真逆だけど
>“喰われたた”
“喰われた”
いうのは初めてです。
読み応えもあり、とても面白い作品でした。
咲夜さんの思いってとても純粋で、そして重くもあるんじゃないかと思ったりしましたね…。
次回、楽しみですね。
とても良い作品でした。
美鈴が咲夜さんを食べると聞いて少しでも不謹慎なことを考えた自分が恥ずかしくなりました。
ぐっとくるお話でした
咲夜さんの死に関する話は数あれど、このような展開は初めて読みました。
とてもよかったと思います。
こういうシリアスなのは好きですね。
次回作も是非読ませていただきたいです。
よい物語をありがとうございました。
意外と良い評価で驚いていたりいなかったり。(自信作ではありましたが)
名前が無い程度の能力さん
有り得るかもしれない幕引き・・・なんですけど、あってほしくない幕引きでもあったり。
名前が無い程度の能力さん
・・・・・・咲夜の生死で地球がやばい(某光速のアレ風に)
私もそこまでは考えていませんでした。
シリアス大好きさん
ありがとうございます。私と気が合いそうな名前ですね。
名前が無い程度の能力さん
むしろ後書きで書いたとおりサザエさん時空で永遠に・・・
現実的な悲しみより非現実的な幸せの方が好きです。
霞と靄さん
種族の違いは決定的かつ非情です。
・・・それでも、バッドエンドでないのが救いと考えていたり。
名前が無い程度の能力さん
誤字報告ありがとうございます。
「霧雨魔理沙は此処に居る。」でしたっけ?
意思の受け継ぎ(というより乗っ取り?)云々はあのSSと似てしまいました。
煉獄さん
人間の思いは意外と純粋だったりします。
そこが「種族・人間」の強さであり弱さ。
名前が無い程度の能力さん
大丈夫です、書いていて私もそっちの意味に思えてきてなりませんでした。
「そこまでよ!」的展開ならここには書けないまでもハッピーエンドなのですが。
名前が無い程度の能力さん
ありがとうございます。グッと来ていただけたなら幸いです。
名前が無い程度の能力さん
それほどまでに衝撃を与えられたのなら作者としても本望です。
芳乃奈々樹
私も、こういったシリアスなのが大好きです。
こういう解釈も普通にありだと思いました。
親しい友人同士、先に逝く側の気持ち、後に残される側の気持ち…想いが同じなら不幸では無いのかも知れません
少し切さは感じはありますが、誰も悲しんでないお話大好きです。
その発想も面白いしキャラクター同士のやり取りに不覚にも感動した
しかし咲夜を喰った事をしっかりと覚えてる事で今の自分を保つってのは結構残酷だな……